JPH05502059A - ポリ(アリールエーテルケトン)表面の金属被覆 - Google Patents

ポリ(アリールエーテルケトン)表面の金属被覆

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JPH05502059A
JPH05502059A JP3500467A JP50046790A JPH05502059A JP H05502059 A JPH05502059 A JP H05502059A JP 3500467 A JP3500467 A JP 3500467A JP 50046790 A JP50046790 A JP 50046790A JP H05502059 A JPH05502059 A JP H05502059A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ(アリールエーテルケトン)組成物からなる表面を金属で被覆する 方法、および金属でメッキされたポリ(アリールエーテルケトン)組成物からな る表面をもつ物品に関する。
ポリ(アリールエーテルケトン)は、射出成形、押し出し等様々な溶融加工技術 により種々の物品を製作するに有用な高性能エンジニアリングポリマーである。
ある用途では金属がポリ(アリールエーテルケトン)表面に被覆されることが望 ましい。例えば、ポリ(アリールエーテルケトン)の成形コネクターに金属被覆 し、速算コネクターを製造することが望ましい。一般に、高分子表面を金属被覆 する従来の方法では、特にポリ(アリールエーテルケトン)がガラスまたは鉱物 充填剤をほとんど含まない場合、金属と表面の間の結合強度が商品としては不十 分であるポリ(アリールエーテルケトン)メッキ表面が得られる。
発明の概要 本発明の一つの要旨は、 (a)表面を膨潤させるに充分な時間にわたって表面を膨潤剤で処理し、 (b)膨潤剤を除去し、 (C)処理した表面をエツチングし、 (d)エツチングした表面に金属をメッキすることを含んでなるポリ(アリール エーテルケトン)組成物からなる表面を金属でメッキする方法に存する。
本発明の別な要旨は、実質的にガラスおよび/または鉱物充填剤を含まないポリ (アリールエーテルケトン)組成物からなる表面を持ち、表面とメッキされた金 属被覆との間の結合強度が少なくとも直線インチあたり少なくとも約3ポンド( pli)である該表面上のメッキされた金属被覆を持つ物品に存する。好ましい 態様では、異なった量のカラスおよび/または鉱物充填剤を含むポリ(アリール エーテルケトン)からなる表面を持つ物品は、金属と表面との間の結合強度が特 定の最小値を満足するメッキされた金属被覆を持つ。
本発明の方法は複雑な形態の物品、または閉塞孔、キャビティおよび高アスペク ト比チャネルを有する物品、例えば、チューブ、バイブおよびコネクターの無電 解メッキに特に有利である。すべてのエツチング、処理およびメッキは部品を完 全に覆うことのできる液体で行われるため、メッキは部品のすべての領域に行う ことができる。
マスキング、または光照射感受性触媒系を使用すれば、メッキは選択的または完 全的であり、無電解工程で電導性薄膜を施した後、電解メッキを組み合わせるこ とにより厚みおよび被覆組成を特定の用途に向けて変えることができる。
発明の詳細な説明 本発明によりメッキされる表面はポリ(アリールエーテルケトン)組成物からな る。ポリ(アリールエーテルケトン)は耐薬品性、誘電特性、高い融点およびガ ラス転移点等の優れた特性、優れた伸びおよび強度特性を持つ既知の熱可塑性ポ リマーである。その結果、本ポリマーは多様な用途を持ち、かつ様々な形態の物 品とし、または物品に被覆されてポリ(アリールエーテルケトン)の表面を具備 することができる。「ポリ(アリールエーテルケトン)」という用語は、ここで はポリ(アリールチオエーテルケトン)も含んで使用ポリ(アリールエーテルケ トン)は一般式:%式% を持つ。ここでArおよびAr’は、その少なくとも一つがポリマー骨格の一部 を形成するジアリールエーテル結合を含む芳香族残基であり、ArおよびAr’ は共に芳香族炭素原子を介してカルボニル基に共有結合している。
好ましくはArおよびAr’はフェニレン、ならびにナフタレンおよびビフェニ レン等の多核芳香族残基から独立的に選ばれる。多核芳香族残基という用語は、 少なくとも二つの芳香族環を含む芳香族残基を意味して使用される。環は縮合し てもよく、直接結合または結合基で結合されてもよい。この様な結合基には例え ばカルボニル、エーテル、スルフォン、スルフィド、アミド、イミド、アゾ、キ ノキサリン、ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベノキサゾール、アルキ レン、パーフルオロアルキレン等が含まれる。例えば、その開示が本明細書に引 用される米国特許第4,868,271号〔ダール(Dahl)ら〕参照。上に 述べた様、ArおよびAr’の少なくとも一つはジアリールエーテルまたはチオ エーテル結合を含む。
フェニレンおよび多核芳香族残基は芳香環上に置換基を有することができる。こ れらの置換基は重合反応を著しい程度で阻害もしくは妨害してはならない。この ような置換基には例えばフェニル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アルキル、2− アルキニル等が含まれる。
代表的なポリ(アリールエーテルケトン)およびその製造方法は、例えばそれぞ れの開示が本明細書に引用される米国特許第3,953.400号(ダール)、 第3.956.240号(ダールら)、第4、247.682号(ダール)、第 4.320.224号〔ローズ(Rose))、第4.709.007号〔ジャ ンソンズ(J ansons)ら〕、第4.826.947号(シャンソンズら )、第4.820.792号〔タウル(Tovle))および第4.841,0 13号(タウル);ヨーロッパ特許出願第315.441号(タウルら);およ び国際特許出願WO3904848号(タウル)に見いだされる。
以下の繰り返し単位(所定ポリマーを特定する最も簡単な繰り返し単位)を持つ ポリ(アリールエーテルケトン):繰り返し単位: および を持つコポリマー、繰り返し単位: を持つコポリマー、繰り返し単位: および を持つコポリマー、繰り返し単位: を持つコポリマーが好ましい。
ポリ(アリールエーテルケトン)組成物は色素、安定化剤、充填剤、強化材、架 橋剤等の様々な添加剤を含むことができる。例えば組成物はガラス繊維を含んで もよい。しかしながらいくつかの先行技術方法と異なり、本発明により処理され た組成物ではポリ(アリールエーテルケトン)表面とメッキ金属との間で強い結 合を得るために実質量のガラスおよび/または鉱物充填剤を含む必要はない。
高いレベルのガラス充填剤は機械的性質を低下させ得るため、高度にガラスを充 填したポリ(アリールエーテルケトン)組成物でつくられた物品はきわめて脆く 、耐衝撃性に劣りかつ特定の用途に対する充分な伸びを欠くこともある。さらに 充填剤粒子を複雑な成形物中に均一に分散させることは、不可能でないにしても しばしば困難である。鋳型に流し込む間に樹脂が充填剤と分離する、「繊維ずれ 」として知られている現象が生じる。その際、このようにして樹脂が豊富になっ た領域でメッキの付着性が悪くなりメッキ破損を生じる。
したがって、好ましい態様では表面は本質的にポリ(アリールエーテルケトン) からなる。メッキされた金属とポリ(了り−ルエーテルケトン)表面との間の付 着性を改善するための添加剤は必要でない。しかしながらガラス充填剤が存在し 、ガラスの一部をエツチングすることは、ポリ(アリールエーテルケトン)と金 属との間の結合強度が、本発明の方法を使用する非充填ポリマーと金属との間の 結合強度よりも高い結果となることが見いだされている。別の好ましい態様では ポリ(アリールエーテルケトン)と、カルボキシル化ポリマー、エポキシ樹脂、 フッ素化エラストマーを含むフッ素化ポリマー、グリシジルエステルコポリマー 、液晶ポリマー、フェノール−アルデヒド樹脂、ポリ(アミドイミド)、ポリ( アミド)、ポリ(ベンゾビスチアゾール)、ポリ(ベンズイミダゾール)、ポリ (カーボネート)、ポリエステル、ポリ(エーテルイミド)、ポリ(エーテルケ トン)、ポリ(エーテルスルフォン)、ポリ(イミド)、ポリ(フェニレンオキ シド)、ポリ(フェニレンスルフィド)、ポリ (シロキサン)、ポリ(スルフ ォン)等を含む他のポリマーとのブレンドが、本発明によってメッキされる物品 を調製するのに採用される。
特に好ましいブレンドはポリ(アリールエーテルケトン)と、ポリ(エーテルイ ミド)、プロピレン−テトラフルオロエチレンコポリマー、ポリ(エーテルスル フォン)またはポリ(フェニレンスルフィド)とのブレンドである。好ましくは ブレンドは少なくとも約50重量%のポリ(アリールエーテルケトン)を含む。
ポリ(アリールエーテルケトン)組成物はかなり少量のポリテトラフルオロエチ レン等の不相溶性ポリマーを含んでもよい。
上に述べたように、ポリ(アリールエーテルケトン)組成物からなる表面は複合 物品の表面層であってもよく、またその表面はポリ(アリールエーテルケトン) 組成物からつくられた物品の表面であることもできる。ポリ(アリールエーテル ケトン)は、例えば押し出し、射出成形および他の溶融加工技術により容易に物 品とすることができる溶融加工可能なポリマーである。コネクターの様な複雑な 形態の物品を本発明によってメッキすることができる。
本発明の方法の他の利点は、物品がメッキされた後も引っ張り強度、伸びおよび 耐衝撃強度等の物理的性質が保持されることである。
ある先行技術工程は、生産効率を悪くする結果となるポリマー中の微細なひびを もたらす。
物品を形成後、ポリマーを約150〜300℃、好ましくは約200〜250℃ の温度で約5〜500分間、好ましくは約30〜180分間加熱してアニーリン グすることが好ましい。この様にしてポリマーをアニーリングすることは、物品 を形成する間に付与されるポリマー中の応力を減少させ、ポリマーの結晶性を増 加させる。
本発明により、最初、表面は膨潤剤で処理される。使用される膨潤剤は通常、ポ リ(アリールエーテルケトン)に対する溶剤である液体である。ポリ(アリール エーテルケトン)は化学的に安定なポリマーであるが、強酸、超酸、および他の 溶剤に可溶である。ポリ(アリールエーテルケトン)の合成に関する上記米国特 許に開示される様なポリマーを調製するのに使用される溶剤を、本発明の方法に おける膨潤剤として使用することができる。使用することのできる強酸には例え ば濃硫酸(好ましくは少なくとも70重量%の硫酸を含む水溶液)、およびそれ と混合物の重量に対して50重量%以下の量の燐酸との混合物、フッ化水素酸、 クロロスルフォン酸等が含まれる。使用することのできる超酸には、例えばフル オロ硫酸、トリフルオロメタンスルフォン酸等のトリフルオロアルカンスルフォ ン酸、およびそれと五フッ化アンチモン、タンタル、またはニオブとの混合物、 および五フッ化アンチモン、ヒ素、タンタル、ニオブ、および/またはホウ素と フッ化水素との混合物が含まれる。他の溶剤には例えば、好ましくはその開示が 本明細書に引用される米国特許第4.709,007号に開示される溶剤などの 、好ましくは希釈剤を含むルイス酸−ルイス塩基複合体、ジフェニルスルフォン 、N−メチル力プロラクタムおよびポリ(アリールエーテルケトン)を溶解でき る任意の他の溶剤が含まれる。室温で溶剤である強酸および酸混合物を使用する ことが好ましい。ジフェニルスルフォンおよびN−メチルカプロラクタム等の他 の溶剤は、カラス転移温度Tgと溶融温度Tmの間の高い温度で使用してもよい が、この様な条件下では部分的に変形および収縮する結果になり得る。
表面は膨潤剤と任意の都合のよい方法で接触することにより、膨潤剤で処理され る。例えば、物品は(または少なくともメ・ツキされるその表面は)膨潤剤に浸 漬される。スプレー等の他の技法も必要あれば使用される。通常、表面は膨潤剤 と約0.1〜60分間、好ましくは約0,5〜10分間、最も好ましくは約1〜 4分間、接触する。膨潤剤による処理は通常、室温で行われる。必要あればより 高い温度が使用され、例えばジフェニルスルフォンの様に高い融点を持つ膨潤剤 が使用される場合はより高い温度が要求される。
膨潤剤処理に続いて膨潤剤が除去される。例えばそれは、随意には熱を加えて溶 剤を蒸発させることにより除去される。膨潤剤を除去する好ましい方法は、ポリ (アリールエーテルケトン)の溶剤でなく、膨潤剤と相溶性のある、好ましくは 混合できる液体を、膨潤した表面に施すことである。液体は任意の好都合な方法 で適用することができる。典型的には液体は、膨潤した表面を液体に浸漬するこ とによって適用される。液体は表面と約0.1〜30分間、好ましくは約0.5 〜10分間、最も好ましくは約1〜4分間接触する。
膨潤剤の除去を行うに必要な時間は使用された膨潤剤の性質と、その除去のため に使われた液体の性質に依存する。通常、膨潤剤を除去するに必要な時間は、膨 潤剤が表面と接触した時間の長さと、表面が膨潤した程度に依存して変化する。
・膨潤剤がエツチング溶液の液体と相溶性があるならば、膨潤剤を下記のエツチ ング工程に供する前に除去する必要はない。この様な場合には膨潤剤は表面から 除去され、表面は単一工程でエツチングされる。
如何なる理論にも制約されるつもりはないが、表面を膨潤剤で処理し次いで膨潤 剤を除去すると表面を充分に粗くし、メッキされた金属の付着を改善すると考え られる。好ましい態様では、例えば濃硫酸が膨潤剤として使用された場合、表面 は粗くなると同時に化学的に変性される。硫酸が膨潤剤として使用された場合、 表面の酸素含有量が増加することが見いだされた。酸素含有量が増加するとポリ (アリールエーテルケトン)表面とメッキ金属との間の結合強度が改善されると 、理解されているわけではないが考えられる。
処理された表面は、表面を酸化性エツチング剤溶液に暴露することによりエツチ ングされる。エツチング剤溶液は好ましくはCr″′8または過マンガン酸また は過硫酸イオンを邑む溶液である1、歪の溶液はまた、硫酸、燐酸、界面活性剤 、4安定化剤等を告んてもよい3、好まし7い丁・ソ壬ニゲ剤はり1′1ム酸お よび硫酸の溶液下ある1、典型(的な市販エツチング剤はマサチュセッツ州ニュ ートン(Newton)のシブレイ社(Shipley Coa+pany I nc、 )から入手できるEMC−1540およびサーキュポシット(C1rc uposit、登録商標)MLB21.3、カリフォルニア州オレンジ(Ora nge)の○M!インク商標)およびサーキットプレブ(C1rcui tpr ep、登録商標)203ネート等の界面活性剤が、表面の均一なエツチングを保 証するために加えられる。エツチング剤溶液の濃度はCrO3として加えられる クロム成分で広い範囲で変化し、重量で約100グラム/リツター(g/l)〜 飽和、好ましくは約200〜600g、/1、最も好ましくは約300〜500 g/lである。酸成分は約100〜500g/l、より好ましくは約200〜4 00g/lである。好ましい組成物は約400〜450g/]の、例えば−42 0g/lのCrO3、および約250へ・350 g 7’ 1 iハ、例えば 300g・1の+(2S O4を菖有する、−。
通量゛6表面は上・・・チシグ剤溶液に約1〜60分間、k(ましくは約5〜3 0分間、最も好ましくは約10〜20分間暴露される。エツチング工程が行われ る温度は典型的には約70〜85℃であるが、使用するエツチング剤の組成によ ってはより高い、またはより低い温度も使用することができる。
エツチング工程に続き、過剰のクロムを、例えば亜硫酸水素ナトリウム等の中和 剤、またはヒドラジンまたはンユウ酸等の還元剤で処理することにより除去する ことができる。
表面のポリ(アリールエーテルケトン)組成物が実質量の、例えば組成物の重量 に対して約5重量%以上のガラスおよび/または鉱物充填剤を含む場合、以下に 説明する様に、もし必要ならば表面はガラスまたは鉱物充填剤をエツチングする および/または除去するためにさらにエツチング工程に供される。ガラスのエツ チングは表面を酸性フッ化物溶液に、例えばリッター当り300〜350グラム のフッ化水素アンモニウムと5,5〜6.5重量%の硫酸よりなる溶液に4〜1 0分間浸漬することにより行われる。すべての露出したガラスおよび鉱物充填剤 の完全な溶解は、硫酸の25%水溶液に10〜・30分間さらし浸漬することに 4.り完了I・得る3、ついでエツチングされた樹脂は表面を触媒的にする既知 の手段により、金属メッキ用に調製される。それらは洗浄すること、触媒促進剤 を適用すること、塩化スズ水溶液を用いて感応化すること、および次いで塩化パ ラジウムにより活性化することである。一方、シブレー(S hipley)の 米国特許第3,911,920号に記載されているコロイド状パラジウムとスズ イオンの分散液、またはゼブリスキー(Zebliskいの米国特許第3.67 2.938号に記載されている貴金属、スズ(II)イオンおよび陰イオンの可 溶性複合物等の単−浴がこの様な目的のために採用される。次いで、表面は無電 解メッキによって金属薄膜でメッキされる。活性化およびメッキ組成、および銅 金属無電解沈着の方法は、それぞれの開示が本明細書に引用される米国特許第2 ,874.072号、第3.011..920号、第3.075,855号、第 3,095.309号、第3.672.938号および第3.736.1.56 号に記載されている。プラスチック物品を金属処理する別の方法は真空蒸着およ びスバタリング、炎およびア・りど、ア゛−1金属箔の溶融ラニネー7・・(ン おまび金属粉末との焼結である。チューブ、バイブおよびコネクター等の閉塞孔 、キャビティおよび高アスペクト比チャネルを含む複雑な形状の物品には、真空 蒸着およびスプレーコーティング技術はこれらの物品を完全には金属で被覆する ことができなだめ、しばしば不適当である。
さらに、これらの工程の被覆速度は余りにも遅く、1〜3ミクロンより大きい厚 みの経済的に受容できる沈着を行うことはできない。
箔の溶融ラミネーションおよび金属粉末焼結は通常、両面プリント配線基板で要 請される様な縁上、または表裏面の間の通過穴上に金属処理が要請されない平面 基板にのみ適当である。
「メッキ金属被覆」という用語は、ここでは無電解メッキ法によりポリ(アリー ルエーテルケトン)表面上に沈着している被覆を意味する1、物品には最初の無 電解メッキ層の上にさらに金属層があってもよい5、 無電解ゾ・・iキ工程の後、物品は第二のアーーー〜す、・グ王程に付さ第1る 4、好1(くは物品はこの第一のアニーリング■稈て約100〜:300℃、好 ましくは約150〜250℃の温度に加熱される。物品は約30〜500分間、 好ましくは約200〜300分間アニーリングされる。この第二のアユ−リング 工程は表面とメッキ金属被覆との間の結合強度を改善する。これはポリマーと金 属の間の界面での水含有量を減少させるためであると考えられる。別法では、例 えば電解メッキにより更に金属層が施された後、物品はこのアユ−リング工程に 付される。
直線インチ当り少なくとも約3ポンド(pli) (直線センチメータ当り0. 5キログラム(kg/1cm)] 、好ましくは少なくとも約4pli(0,7 kg/1cm)、より好ましくは少なくとも約5 pli (0,9kg/1c m)最も好ましくは少なくとも約6 pli (1,1kg/1cm)の、ポリ (アリールエーテルケトン)とメッキ金属との間の結合強度を持つ金属被覆でメ ッキされた、ポリ(アリールエーテルケトン)からなり、実質的にガラスおよび /または鉱物充填剤のない表面を持つ新規な物へ 質的にポリ(アリールエーテルケトン)、またはポリ(アリールエーテルケトン )と、カルボキシル化ポリマー、エポキシ樹脂、フッ素化ポリマー、フッ素化エ ラストマー、グリシジルエステルコポリマー、サーモトロピック液晶ポリマー、 フェノールアルデヒド樹脂、ポリ(アミドイミド)、ポリ(アミド)、ポリ(ベ ンゾビスチアゾール)、ポリ (カーボネート)、ポリエステル、ポリ(エーテ ルイミド)、ポリ(エーテルケトン)、ポリ(エーテルスルフォン)、ポリ(イ ミド)ポリ(フェニレンオキシド)、ポリ(フェニレンスルフィド)、ポリ(シ ロキサン)およびポリ(スルフォン)からなる群から選ばれたポリマーとのブレ ンドからなる。
本発明の一つの好ましい態様において、物品は、少なくとも約3p1.i (’ 、 0 、5 kg/1.cm)、好ましくは少なくとも約4pli (0,7 kg/lc口)、より好ましくは少なくとも約5pli (0,9kg/lc圓 )、最も好ましくは少なくとも約6pli(1、l kg/1cm)の表面と金 属との間の結合強度を持つ金属でメッキされたポリ(アリールエーテルケトン) から本質的になる表面を持つ。
ポリ(アリールエーテルケトン)組成物からなる表面上に金属がメ・Iヤ、さ’ t’1.. ”’(”、’、’ (’ ” ’111・1−発明の物品では、ポ リ(アリール丁8−チル′アトン)組成物中のガラスおよび/または鉱物充填剤 の量(ポリマーと充填剤の合計重量に対して)と、表面と金属被覆との間の結合 強度との間には関係がある。物品が約5重量%以下のガラスおよび/または鉱物 充填剤を含む組成物からなる表面を持つ場合、表面と金属被覆との間の結合強度 は少なくとも約4pli (0,7kg/1cm)、好ましくは少なくとも約5 pli (Q、 9kg/1cm)である。物品が約10重量%以下のガラスお よび/または鉱物充填剤を含む組成物からなる表面を持つ場合、表面と金属被覆 との間の結合強度は少なくとも約5pli (0,9kg/1cm)、好ましく は少なくとも約6 pli (1、1kg/1cm)である。物品が約20重量 %以下のガラスおよび/または鉱物充填剤を含む組成物からなる表面を持つ場合 、表面と金属被覆との間の結合強度は少なくとも約7 pli (1、3kg/ lam)、好ましくは少なくとも約8 pli (1,4kg/1c11)であ る。物品が約30重量%以下のガラスおよび/または鉱物充填剤を含むポリ(ア リールエーテルケトン)組成物からなる表面を持つ場合、表面と金属被覆との間 の結合強度は少なくとも約9 pl i (1,、6kg/1affl)、軒、 L(くは少なくとも約10 pli (1、8kg/lam)である。
以下の実施例は本発明の物品と方法を説明する。実施例中、以下のポリマーを使 用した。
PEK:繰り返し単位 を持つポリマー。
PEEK:繰り返し単位 を持つポリマー。
PEKEKK:繰り返し単位 を持つポリマー。
PEKI:繰り返し単位 を持つポリマー。
アフラス(Aflas、登録商標):旭硝子製プロピレンーテトラフルオロエチ レンエラストマーコポリマー。
ウルテム(U item、登録商標)2300:マサチュセッツ州ビッツフィー ルド(P 1ttsfield)のGEプラスチックス社から入手できる、30 重量%のガラス繊維を含むポリエーテルイミド。
第1表に記されたガラス繊維または他のポリマーを随意に含むポリ(アリールエ ーテルケトン)樹脂試料を3X3X0.10インチ(7,6X7.6X0.25 インチ)の試験ブラックに射出成形した。
これらのブラックを次いで完全に結晶化するおよび/または成形応力を除去する ため250℃で3時間アニーリングした。
B、メッキ用表面を調製するための基本手順次いで、ブラックを濃硫酸(VWR サイエンティフィック、A。
C1S試薬)中で3.5分間浸漬および撹はんした。ブラックが固着し、引き離 す時に変形するので、相互に接触しないよう注意した。
次いでブラックを室温で5分間、水道水ですすいだ。次いで、20Qmlの濃硫 酸を水道水1リツトルと混合した混合液中に溶解した366グラムの三酸化クロ ム〔「ベーカー・アナライズド(BakerAnalyzed、登録商標)」試 薬〕からなるクロム酸溶液中でエツチングを行った。エツチング工程は75〜8 5℃で20分間行った。試料を次いでクロム酸浴から取り出し、過剰のクロム酸 を除去するため水道水に浸漬し、水道水中で15分間すすいだ。次いで、1リツ トルの水道水に溶解した150グラムの亜硫酸水素ナトリウム〔「ベーカー・ア ナライズド」試薬〕からなる溶液中に試料を浸漬した。
試料を次いで15分間、水道水ですすいだ。
C,ガラスエツチング工程 テフロン(登録商標)ビーカー中、150グラムのフッ化水素アンモニウムを0 .4リツターの脱イオン水に溶解してガラスエツチング溶液を調製した。この溶 液に25m1の濃硫酸を撹はんしながらゆっくりと加えた。脱イオン水で最終容 積を0.5リツターとした。
第1表に記す様に、ガラス繊維を含む選ばれた樹脂複合物をこの溶液に浸漬し、 10分間撹はんし、次いで濃硫酸の25%脱イオン水溶液中で30分間浸漬およ び撹はんした。次いで試料を水道水で10分間すすいだ。
D、無電解ニッケル コネティカット州06516、ウエストヘヴン(West Haven)のエン トン社(Enthone Incorporated)から入手できる工業的工 程を用いて無電解ニッケルメッキを行った。まず、試料をエントン促進剤392 3の10容量%脱イオン水溶液中に3分間入れた。次いで試料を水道水で2分間 、および脱イオン水で2分間洗浄した。
次いで試料をエントン活性化剤444溶液(1,5容量%の444.25容量% の分析試薬級塩酸および73.5容量%の脱イオン水)中に3分間入れた。次い で試料を水道水で2分間、脱イオン水で2分間洗浄した。試料を次いでエントン 促進剤860(脱イオン水中10容量%)に3分間浸漬した。次いで試料を水道 水で2分間、脱イオン水で2分間洗浄した。標準取扱指針に従って調合したエン トンNi−423洛中で試料を80℃、pH5,0で6分間浸漬および撹はんし て無電解ニッケルメッキを行った。次いで試料を温水道水ですすぎ、風乾した。
さらにメッキの付着を改良するためアニーリングを200℃で5時間行った。
ASTM 8533 90度剥離試験により付着を測定するため、次いで各試料 上に0.0 O15インチ(0,0038cm)の銅を電解メッキした。エント ン810洗浄剤(水道水リッター当り120グラム)溶液に75℃で5分間浸漬 することによって電解メッキのために無電解ニッケルを洗浄および活性化した。
次いで試料を熱水道水で30秒間、冷水道水で30秒間、および脱イオン水で5 〜10秒間すすいだ。試料を次いで硫酸の10%脱イオン水溶液中に35℃で2 分間浸漬した。試料を取り出し15秒間水切りし、直ちに光沢酸銅電解メッキス トライク浴中に入れ、10アンペア/平方フイート(0,011A/cm2)で 2分間メッキした。
1332リツターの濃硫酸を3Iルソターの脱イオン水に溶解した溶液に255 グラムの硫酸銅〔硫酸銅(n)、精製結晶、ノ\ンコ(B anco、登録商標 )、アンダーソンラボラロリーズ社(A ndersonLaboratori es I nc、 ))を溶解してストライク浴を調製した。0゜55m1の塩 酸(36,5−38%、ベーカー・アナライズド試薬)をこの溶液に加えた。さ らにエントン添加剤HT−1(30ml)、HT−2(6ml)およびHT 3  (0,14,ml)を加え、最後に脱イオン水を加え全容積を6リツターとし た。
次いで試料を光沢酸銅メッキ浴中、35アンペア/平方フイート(0,038A /cm2)で50分間メッキシタ。
このメッキ浴は3リツターの脱イオン水に0.666リツトルの濃硫酸を溶解し た溶液に510グラムの硫酸銅を溶解することによって調製した。0.66m1 の塩酸をこの溶液に加えた。さらにエントン添加剤HT−1(30ml)、HT −2(6ml)およびHT−3(0、14m1)を加え、最後に脱イオン水を加 え全容積を6リツターとした。
双方の電解メッキ浴を室温で窒素気泡撹はん下に操作した。メッキ後、試料を水 道水で約1分間洗浄し、次いて風乾した。
付着の品質をASTM B533 に規定された90度剥離試験で測定した。そ の結果を第1表に示す。
実施例9 無電解銅の付着を測定するため、実施例9の試料を上記工程A、BおよびCに従 って調製した。次いで工程Eを行った。
E、無電解銅メッキ カリフォルニア州オレンジのOMIインターナショナル社(I nternat ional Corporation)から入手できる工業的工程を使用した。
エツチングされた試料をプレディップ(P redip) CP 3023の標 準溶液に5分間浸漬し、次いでキャタリスト(Catalyst)CP3316 の標準溶液に5分間浸漬した。試料を水道水で90秒、次いで脱イオン水で90 秒すすいだ。次いで促進剤CP4044に5分間浸漬した。試料を水道水で90 秒、次いて脱イオン水て90秒すすいだ。次いで一定速度で撹はんしながら室温 で40分間、新鮮な無電解銅浴CP5501中に浸漬した。さらに水道水で1分 間すすいだ。
次に試料を硫酸の10%脱イオン水溶液に35℃で2分間浸漬した。試料を取り 出し15秒間水切りし、直ちに窒素気泡撹はん下、室温で50分間35アンペア /平方フイート(0、038A/cm2)で上記光沢酸銅メッキ洛中に入れた。
試料をメッキ後水道水で約1分間洗浄し、次いで風乾した。
試料を次いで200℃で5時間アニーリングした。冷却し試料のメッキ付着をA STM B533の90度剥離テストで試験した。
その結果を第1表に示す。
第1表 第1表(続き) 1)膨潤剤としてトリフルオロ酢酸とメチレンクロライドの1・1混合物を使用 した。
2)PEKI樹脂の無定型(非結晶性)ブラックを、その材料のガラス転移温度 以下である200℃の成形温度を使用して調製した。残存応力を除くため試料を 150℃で2時間アニーリングした。メッキ後、150℃で5時間アニーリング した。
3)以下の工程でPEKI樹脂の半結晶性ブラックを調製した。PEKI樹脂の 無定型(非結晶性)ブラックを、材料のガラス転移温度以下である成形温度20 0℃を使用して調製した。結晶化を誘導し残存応力を除くため、プレス成形にか けている間に試料を240℃で1.5時間アニーリングした。メッキ後、200 ℃で5時間アニーリングした。
4)ポリマー試料は80重量%のPEEKと20重量%のAflasとのブレン ドであった。
5)ポリマー試料は80重量%のPEEKと20重量%のUltemとのブレン ドであった。
6)銅で無電解メッキされた試料9を除き、全ての試料はニッケルで無電解メッ キした。
実施例39−44(比較) 実施例40〜43の場合にポリマーを膨潤剤と接触する工程を省き、実施例44 の場合にポリマーエツチング工程を省いた他は上記と同様にポリマー試料を処理 した。ポリマー表面と金属の間の結合の剥離強さを各試料につき測定した。その 結果を第2表に記す。
比較例45 上記と同様にガラス充填剤を含まないPEKEKK試料を調製し、先行技術の方 法に従って発煙硫酸(18−24%ベーカー・アナライズド試薬)中で1分間処 理した。処理された試料を上記通り無電解メッキした。PEKEKK表面と金属 の間の結合強度を上記通り測定し、2.4pli (0,43kg/線cm)の 値が得られた。
比較例46 混合液の合計容積に対し73容量%のN、N−ジメチルホルムアミドと7容量% の水を含む混合液を硫酸の代わりに使用し、浸漬時間を2分とした以外は、上記 と同様にガラス充填剤を含まないPEKEKK試料を処理した。この混合液はP EKEKKの表面を膨潤しなかった。クロム酸エツチング時間は5分であった。
処理した試料を上記と同様に無電解メッキした。無電解メッキは試料に付着せず 、表面の50%でふくれが生じた。
第2表 国際調査報告 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)表面を膨潤するに充分な時間、膨潤剤で表面を処理し、(b)膨潤剤 を除去し、 (c)処理された表面をエッチングし、(d)エッチングされた表面に金属を沈 着することを含んでなるポリ(アリールエーテルケトン)組成物からなる表面を 金属で被覆する方法
  2. 2.該膨潤剤が、硫酸、およびそれと混合物の重量に対し50重量%以下の燐酸 との混合物、フッ化水素酸、クロロスルフォン酸、フルオロ硫酸、トリフルオロ アルカンスルフォン酸、およびそれと五フッ化アンチモン、タンタルまたはニオ ブとの混合物、および五フッ化アンチモン、ヒ素、タンタル、ニオブおよび/ま たはホウ素とフッ化水素との混合物、希釈液中のルイス酸一ルイス塩基複合体、 ジフェニルスルフォンおよびN−メチルカプロラクタムからなる群より選ばれる 請求項1記載の方法。
  3. 3.ポリ(アリールエーテルケトン)組成物が繰り返し単位:▲数式、化学式、 表等があります▼ を持つポリマー、または繰り返し単位:▲数式、化学式、表等があります▼ を持つポリマーを含んでなる請求項1または請求項2記載の方法。
  4. 4.表面が(i)ポリ(アリールエーテルケトン)および(ii)色素、安定化 剤、充填剤および好ましくはガラス繊維または鉱物粒子である強化材よりなる群 より選ばれた一つまたはそれ以上の添加剤を含んでなるポリ(アリールエーテル ケトン)組成物からなる請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 5.工程(b)および工程(c)が単一工程として行われる請求項1〜4のいず れか一つに記載の方法。
  6. 6.金属が金、銀、銅、ニッケル、スズまたはパラジウムである請求項1〜5の いずれか一つに記載の方法。
  7. 7.工程(d)の後、表面を電解メッキする工程をさらに含んでなる請求項1〜 6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 8.物品が(i)約20重量%(ポリマーと充填剤の合計重量に対して)以下の ガラスおよび/または鉱物充填剤を含むポリ(アリールエーテルケトン)組成物 からなる表面と、(ii)表面と金属被覆との間の結合強度が少なくとも約7p li(1.3kg/1cm)である表面上のメッキ金属被覆を持ち、好ましくは 物品が(i)約10重量%(ポリマーと充填剤の合計重量に対して)以下のガラ スおよび/または鉱物充填剤を含むポリ(アリールエーテルケトン)組成物から なる表面と、 (ii)表面と金属被覆との間の結合強度が少なくとも約5pli(0.9kg /1cm)である表面上のメッキ金属被覆を持つ、請求項1〜7のいずれか一つ に記載の方法で調製された物品。
  9. 9.物品が(i)約5重量%(ポリマーと充填剤の合計重量に対して)以下のガ ラスおよび/または鉱物充填剤を含むポリ(アリールエーテルケトン)組成物か らなる表面と、(ii)表面と金属被覆との間の結合強度が少なくとも約4pl i(0.7kg/1cm)である表面上のメッキ金属被覆を持ち、好ましくは物 品は(i)実質的にガラスおよび/または鉱物充填剤を含まないポリ(アリール エーテルケトン)組成物からなる表面と、(ii)表面と金属被覆との間の結合 強度が少なくとも約3pli(0.5kg/1cm)である表面上のメッキ金属 被覆を持つ、請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法で調製された物品。
  10. 10.物品が電気コネクターである請求項8または請求項9記載の物品。
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