JPH0550136U - ビス止め部防水構造 - Google Patents

ビス止め部防水構造

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Publication number
JPH0550136U
JPH0550136U JP10265591U JP10265591U JPH0550136U JP H0550136 U JPH0550136 U JP H0550136U JP 10265591 U JP10265591 U JP 10265591U JP 10265591 U JP10265591 U JP 10265591U JP H0550136 U JPH0550136 U JP H0550136U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
rib
seat surface
waterproof structure
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP10265591U
Other languages
English (en)
Inventor
健次 高木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビス止め部の防水構造をより簡素化するもの
である。 【構成】 ビス座面5a上には、ビス穴5bの周囲を取
り囲むように円環状に上記ビス座面5a位置より高くし
てなるリブ5cと、その外周部に溝部5dとが樹脂ケー
ス5に一体的に形成されている。ビス穴5bにビス1を
挿入し、シャーシビス止め部2とで締めつけると、リブ
5cはビス1のビス頭1aにより徐々につぶされてい
き、ビス1がビス座面5aに達した時ビス1は止まる。
このときビス1のビス頭1aには、変形したリブ5cよ
り常に押圧される力がかかっているため、ビス頭1aと
リブ5cは密着した状態となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防水仕様のヘッドホンステレオ等の樹脂ケースにおいて、ビス止め部 防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の防水仕様ヘッドホンステレオタイプのカセットテープレコーダーにおけ るビス止め部防水構造の断面図を図2に示す。
【0003】 ビス1をシャーシビス止め部2にネジ込み、樹脂ケース3を締めつけた時、ビ ス座面3aの凹凸、及びビス1のビス頭1aの傾き等によりどうしてもビス頭1 aとビス座面3aとの間にすき間が出来る傾向にあった。
【0004】 そこでビス止め部を防水構造にしようとする時には、ビス頭1aとビス座面3 aとの間にクッション性のある、例えばナイロン性等のワッシャ4やゴム製の0 リングを挟んで防水構造としていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のビス止め部において防水構造とするためには、ビス1とビ ス座面3aとの間にワッシャ4やゴム製の0リングを挟んでいたので、部品点数 の増加、生産工程の複雑化、及びコストアップの要因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題の解決を目的としてなされたもので、樹脂ケースのビス穴周 囲のビス座面上に、上記ビス穴を取り囲むように上記ビス座面位置より高くして リブを円環状に形成するとともに、そのリブ外周部に溝部を形成し、上記リブは ビスの締結時、弾性変形によりビス頭を密着するようになるものである。
【0007】
【作用】
本考案のビス止め部防水構造は、上記で示すような構造になっているので、ビ ス締めした時、リブは溝部に逃げながら変形していくが、そのためリブは元の形 状に戻ろうとしてビスのビス頭に弾性的に密着し、この間の防水作用をなす。
【0008】
【実施例】
以下、本考案のビス止め部防水構造の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案のビス止め部防水構造の断面図である。
【0010】 尚、図1において、図2と同じ符号は図2と同じ部分を示す。
【0011】 樹脂ケース5はビス座面5a、該ビス座面5a上にビス穴5bの周囲を取り囲 むように上記ビス座面5a位置より高くして円環状に設けたリブ5cと、その外 周部に溝部5dとを一体的に形成してなるものである。
【0012】 上記構造の樹脂ケース5のビス穴5bにビス1を挿入し、シャーシビス止め部 2とで締めつけると、ビス座面5aの位置より高くしたリブ5cはビス1のビス 頭1aにより徐々につぶされていく。
【0013】 そしてリブ5cのつぶされて変形した部分は溝部5dに逃げていきビス1のビ ス頭1aがビス座面5aに達した時ビス1は止まる。このときビス1には、変形 したリブ5cが元の形状に戻ろうとする弾性回復力Pと樹脂ケース5におけるリ ブ5c周辺のたわみによる反力Mの合成力がリブ5cを通してビス頭1aを常に 押圧するようにかかっている。
【0014】 従って、ビス頭1aとリブ5cは常に密着しているため、ビス1と樹脂ケース 5の間から侵入した水はその部分で防水されることになる。
【0015】 また副次的にはビス1がゆるむのを防止する役目もしている。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案のビス止め部防水構造によれば、防水作用をなすリブ穴周 囲に円環状に設けられたリブと溝部がともに樹脂ケースと一体的に形成されてい るので、従来のように防水構造とするためにワッシャや0リング等の部品を別に 用意する必要がない。
【0017】 従って部品点数の削減、製造工程数の削減が可能となり、よってコストダウン も計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例におけるビス止め部防水構造を
示す断面図。
【図2】従来のビス止め部防水構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 ビス 1a ビス頭 2 シャーシビス止め部 5 樹脂ケース 5a ビス座面 5b ビス穴 5c リブ 5d 溝部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂ケースのビス穴周囲のビス座面上
    に、上記ビス穴を取り囲むように上記ビス座面位置より
    高くしてリブを円環状に形成するとともに、そのリブ外
    周部に溝部を形成し、上記リブはビスの締結時、弾性変
    形によりビス頭を密着することを特徴とするビス止め部
    防水構造。
JP10265591U 1991-12-13 1991-12-13 ビス止め部防水構造 Pending JPH0550136U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231089A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Nitto Denko Corp 通気ユニット
WO2019016844A1 (ja) * 2017-07-18 2019-01-24 三菱電機株式会社 締結部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012231089A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Nitto Denko Corp 通気ユニット
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