JPH05500969A - テトラ―アザ大環状化合物、それらの調製法およびそれらの磁気共鳴画像形成での使用 - Google Patents

テトラ―アザ大環状化合物、それらの調製法およびそれらの磁気共鳴画像形成での使用

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JPH05500969A JP3507518A JP50751891A JPH05500969A JP H05500969 A JPH05500969 A JP H05500969A JP 3507518 A JP3507518 A JP 3507518A JP 50751891 A JP50751891 A JP 50751891A JP H05500969 A JPH05500969 A JP H05500969A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テトラ−アザ大環状化合物、それらの調製法およびそれらの磁気共鳴画像形成で の使用 発明の分野 本発明はテトラアザ大環状化合物、それらの金属錯体、それらの調製法、および それらの磁気共鳴画像形成での使用に関する。
発明の背景 プロトン核磁気共鳴(NMR)は、化学分析の手段として広範囲に用いられてい る。近年、画像形成技法としての使用、特に人体の検査における使用も増加して きており、他の画像形成法に比して多くの利点がある〔例えばアンドリュー・イ ー・アール(Andrew、 E、R,) 、Ace。
Chem、、 Res、 16.114−122 (1983)を参照されたい 〕。
効果的なNMR画像形成のためには、常磁性剤、更に一般的にはコントラスト剤 として知られているものを用いて、この手法の感度を増大させ且つ画像形成時間 を減少させるのか通常は望ましい。多くの常磁性剤が利用できる〔例えば、プラ ッシュ・アール・シー(Brasch。
R,C,) 、 Radiology 147.781−788 (1983) を参照されたい〕。
近年多くの注目を集めているコントラスト剤は、ガドリニウムであり、これは著 しくおおきな磁気モーメントを有し、これは効率的に磁気核を緩和する。しかし ながら、ガドリニウムを用いる際の主な問題点は動物に対するその毒性であり、 これを減少させるためにガドリニウムはジエチレントリアミン五酢酸(DTPA )(例えば、ワインマン、エイチ・ジエイ(Weinmann、 H,J、)ら 、Am。
J、 Roentgenology、 142.619−624 (1984) を参照されたい〕、テトラアザシクロドデカン四酢酸(DOTA)〔ブスクエッ ト、ジェイ・シー(、Bousquet、 J、C,)ら、Radiology 、 166、693−698 (1988))および他のポリアミン〔例えば、 米国特許第4.639.365号明細書を参照されたい〕のような多くの存機分 子と錯体を形成した。これらの中てGd−DTPAが、現在臨床的に使用されて いる既知の常磁性コントラスト剤の最良のものと思われるが、Gd−DOTAは 試験管内での安定性がGd−DTPAよりも次数で5だけ大きく、これも臨床的 に有用なコントラスト剤となりうることが最近示唆されている〔ブスクエット、 ジエイ・シー(Bousquet。
J、 C,)ら、(1988) 、同上〕。
Gd−DTPAおよびGd−DOTAの成功にも拘らず、用途か限定されている 場合があり〔例えば、アドザムリ (Adzamli)ら、J、 Med、 C hem、 32. 139−144 (1989)を参照されたい〕、シかも生 体内で安定なままでありながらプロトン緩和時間を良好に増大させ且つ広浅な用 途でコントラストを増大させるのに好適な投与量では毒性が低いコントラスト剤 が一般に必要とされている。特に、脳のようなある種の器官および他の組織また は病変部であってGd−DTPAまたはGd−DOTAのような薬剤に特に影響 を受けやすくないものの画像形成に用いることもてきるコントラスト剤が必要と されている。そのような場合には、満足に画像形成するには多量のGd−DTP AまたはGd−DOTAを必要とする場合かあり、毒性が問題となり始め、結果 としてこの薬剤は診断上最早有用ではなくなる。
様々な環構造および/または環置換基を用いたNMR画像形成で改良されたDO TA類似体を提供する多くの試みが報告されている〔例えば欧州特許第3053 20号、352218号、355097号、365412号および391766 号明細書、および国際特許WO39100557およびWO39105802号 明細書を参照されたい〕。
少なくとも1個のホスフィン酸側鎖を有する新規な種類のテトラアザ大環状化合 物であって、ガドリニウムのような元素と極めて安定な錯体を形成することがで きるものを見出した。この種類の化合物は、ガドリニウムと錯体形成すると、プ ロトン緩和時間も増大するので、NMR診断技法で有用である。これらの化合物 は優れた金属結合特性と有利な溶解度特性を有し、多種多様なNMR画像形成の 用途に用いられる。
本発明の一つの態様によれば、式(1)〔式中、Alk’、Alk”、Alk” およびAlk’は同一または異なるものであることができ、それぞれ1個以上の 所望により置換されたC1−、アルキル基によって所望により置換されたCl− 4アルキレン鎖であり、R1、R2、R3およびR4は同一または異なるもので あることができ、それぞれ水素原子または基AlkR’であり、但しAlkは所 望により置換された直鎖または分岐状CI−aアルキル基であり、R5は水素原 子であるかまたは一〇O□H,−CONR’ R” (但し、RsおよびR7は 同一または異なるものであることかでき、それぞれ水素原子であるかまたはC1 −6アルキル基である)または−P (X”)(X2R” ’)R” 基(但L 、XlおよびX2は同一または異なるものであることができ、それぞれ酸素また は硫黄原子であり、R1は水素原子またはアルキル基であり、Rsは脂肪族、芳 香族またはへテロ芳香族基である)であり、但しR1、R2、R3およびR4の 少な(とも2個は基−AlkP(X”)(X” R” )R” であるかまたは R1、R2、R3およびR4の一つは基−A1kP (X”)(X” R” ) R”であり且つ残りの基R1、R1、R2およびR4の少なくとも一つは基−A lkco、Hまたは−A1kCONR@R’である〕を有する化合物またはその 塩の金属錯体であって、核磁気共鳴画像形成のコントラスト剤として用いられる ものが提供される。
式(1)(および、適宜本明細書中の下記の式)は関連した化合物の全ての立体 異性体であってそれらの混合物を包含するものを含むことを意味するものである ことが理解されるであろう。
「核磁気共鳴」という用語は、以後NMRと略する。
式(1)の化合物におけるAlk’5Alk”、Alk’およびAlk’はそれ ぞれ所望により1個以上のC1−6アルキル(例えば、メチルまたはエチル)基 によって置換され、所望により1個以上の基、例えば1個以上のヒドロキシ基に よって置換された鎖−CH,、(CHI )t 、(CH2)2または−(CH 2)。
であることができる。置換されたAlk’ 、Alk”、Alk”およびAlk ’tillの例には、−CH,−CH(CH2)−1 −CH,−C(CH,)、−または −CH,−CH(CH20H)−が挙げられる。
本発明により使用される化合物において、R@ 、R7およびRsて表されるア ルキル基は直鎖または分技鎖状基であることかでき、例えばCl−eアルキル基 、例えばメチル、エチル、n−プロピルまたはi−プロピル基であることができ る。
基C0NR’ R7か式(1)の化合物に存在するときには、例えば、−CON H2、−CONHCH2、−CON (CH,’)! 、−CONHCH,CH ,またはCON (CH2CHs )2であることができる。
式(1)の化合物中のAlkは、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プ ロピル、n−ブチル、S−ブチルまたはt−ブチル基であることができる。この ような基は、例えば以下に記載されるような1個以上の原子または基によって置 換されていてもよい。特定の置換基は、例えば1個以上のハロゲン原子、例えば フッ素または塩素原子、またはヒドロキシまたはフェニル基を含む。
したがって、基A 1 kR’の特定の例には、−CH2CO2H,−CH2C H2H,、−CH,C0NHCH,、−CH,CON (CH3) 2、−CH 2CH(OH)CH,、−CH2CH2CH,、−CH2CH2CH,−フェニ ルおよび−CH2P (X’ )(X2 R” ’)R” 、特に−CHI P  (0)(X2H)R”が挙げられる。
式(1)の化合物における基R1が脂肪族基であるときには、これは例えば所望 により置換された直鎖または分枝鎖状アルキル、アルケニル、アルキニル、アル コキシまたはアルキルチオ基であって、所望により1個以上のへテロ原子か間に 入ったもの、或いはシクロアルキルまたはシクロアルケニル基であることができ る。R9が芳香族基であるときには、これは例えばアリールまたはアラールキル 基であることかできる。R9によって表わされるヘテロ芳香族基には、ヘテロア リールおよびヘテロアラールキル基が挙げられる。
したかって、例えばR9は、所望により置換されたC +−+。アルキル(例え ば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、S−ブチルま たはt−ブチルのようなC1−6アルキル)、C,、。アルケニル(例えば、エ デン、プロペン、1−ブテン、2−ブテンまたは2−メチルプロペンのようなC z−sアルケニル)、C2−7゜アルキニル(例えば、エチン、プロピン、■− ブチンまたは2−ブチンのようなC24アルキニル)、C+−+。アルコキシ( 例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ 、S−ブトキンまたはt−ブトキシのようなC1−6アルコキシ)またはC1− 1゜アルキルチオ(例えば、メチルチオ、エチルチオ、n−プロビルチす、i− プロピルチオ、n−ブチルチオ、S−ブチルチオまたはt−ブチルチオのような C1−、アルキルチオ)基であって、−0−1−8−または−NR10(但し、 Rloは水素原子またはC1−6アルキル基である)から選択された1個以上の へテロ原子を所望により間に入れたもの、例えばアルコキシアルキル(例えばメ トキシメチル)、アルキルチオアルキル(例えばメチルチオメチル)またはアル コキシアルコキシまたはアルキルチオアルコキシ(例えばメトキシメトキシまた はメチルチオメトキシ)基であるか、或いはC3−。
シクロアルキル(例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまた はシクロヘキシル)またはC,、(例えば、シクロブテン、シクロペンテン、シ クロヘキセン、シクロへキサジエン)基であってもよい。
Reがアリール基であるときには、これは例えば所望により置換されたフェニル またはナフル基のような所望により置換されたC 6−1アリール基であっても よい。
R11がアラールキル基であるときには、これは例えば所望により置換されたC い、□アルC1−6アルキル基、例えばベンジルまたはフェネチルのようなフェ ンC1−6アルキル基であってもよい。
R9かへテロアリール基であるときには、これは例えば−〇−1−NH−または −8−から選択される1個以上のへテロ原子を含む所望により置換されたC4− 1゜ヘテロアリール基、例えばピリジル、フラニルまたはチェニル基であること かできる。
R9がへテロアラールキル基であるときには、これは例えば−〇−1−NH−ま たは−S−から選択される1個以上のへテロ原子を含む所望により置換された0 4−1゜ヘテロアルC1−、アルキル基、例えばチェニルCI−6アルキル(例 えば、チェニルメチル)またはピリジルCI−6アルキル(例えば、ピリジルメ チル)基であることかできる。
式(1)の化合物における(例えば、存在する場合にはAlkおよびReにおけ る)アルキル、アルコキシ、アリール、アラールキル、ヘテロアリールまたはへ テロアラールキル基土に存在することができる任意の置換基は、ハロゲン原子、 例えば塩素、臭素、フッ素またはヨウ素原子、或いはヒドロキシル、cl−@ア ルキル(例えばメチル、エチル)、トリハロメチル(例えば、トリフルオロメチ ル)、C1−、アルコキシ(例えば、メトキシまたはエトキシ)、C+−sアル キルチオ(例えば、メチルチオ)、ヒドロキシCI4アルキル(例えば、ヒドロ キシメチルまたはヒドロキシプロピル)、ポリヒドロキシC+−sアルキル、ア ミノ(−NH2)、置換アミノ(例えば、NR目R”、但しR”は水素原子また はC1−、アルキル基であり、R”はCI−@アルキル基、例えばメチルアミノ またはジメチルアミノ)、ニトロ、シアノ、カルボニル、−CONR’ R7( 例えば、 C0NH2)、Sow NReR7(例えば、Sow NH2) 、 アリール(例えば、フェニル)またはC8−、シクロアルキル(例えば、シクロ プロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル)基から選択さ れる1個以上の基を包含する。
式(1)の化合物の金属錯体は、金属が原子番号21〜29.42.43.44 または75の遷移金属であるか、原子番号か57〜70のランタニドであるか、 原子番号か5.13.31.49および81を有する■族元素であり、且つ一般 的には2価または3価の陽性であり、且つ配位数か6以上、具体的には8である 錯体を包含する。
このような金属の例には、マンガン、鉄、テルビウム、ユーロピウム、ジスプロ シウム、スカンジウム、ガドリニウム、ガリウムおよびインジウムが挙げられる 。式(1)の化合物の塩またはその金属錯体には、無機または有機塩基との塩、 例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、例えばリチウム、ナトリウム、 カリウム、マグネシウムまたはカルシウム塩;アミン塩、例えば−級、二級また は三級アミンからの塩、例えばエタノールアミン、ジェタノールアミン、モルホ リン、グルカミン、N−メチルグルカミンまたはN、N−ジメチルグルカミン塩 :およびアミノ酸塩、例えばリシン、アルギニンおよびオルニチン塩か挙げられ る。
式(1)の特に有用な化合物は、Alk’、Alk”、Alk”およびArk’ がそれぞれ−(CH=)2−鎖であるものである。
式(1)の化合物のもう一つの有用な群は、R1、R”、R’およびR4がそれ ぞれ基 −A1kP (X”)(X” R” )R’ 、特に基−AIkP (0)(X 2H)R’ 、具体的には−A 1 kP (0) (0’H) R’であるも のである。この種類の特に有用な化合物は、R1、R1、R2およびR4かそれ ぞれ基−CHz P (0)(OH)R’であるものである。この種類の化合物 のもう一つの重要な群は、R9がアルキル基、特にメチル基、または所望により 置換されたフェニル基であるものである。
もう一つの好ましい群では、基R1、R2およびR3のそれぞれか例えば基−A lkP (X”)(X” Re)R”であり、R4か水素原子または基−Alk 、−A1kCO□Hまたは−A 1 kcONR’ R7となることができる。
したがって、例えば基R1、R2およびR3はそれぞれ基−CH2P (0)( OR” )R’ 、具体的には−C82P (0)(OH)R” 、例えばR9 がアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−ブロビル、n−ブチ ル、S−ブチルまたはt−ブチル基、またはベンジル基のようなアラールキル基 、または所望により置換されたフェニル基であり、R4か水素原子であるかまた は基−cH,CH(OH)CH,、−CH* Co、Hまたは−CH2CONR ” R7、具体的には一〇H2C0NHz 、 CH2C0NHCHIまたは− CH2CON (CH3)!であることができるものである。
更にもう一つの好ましい群では、基R1、R1およびR3はそれぞれ基−A1k P (S)(OR”)R勝、例えば−Al kP (S)(OH)R” 、例え ば−CH2F (S)(OH)R”であってR1がアルキル基例えばメチル基ま たは所望により置換されたフェニル基であるものであることができ、R4は水素 原子または基Alk例えば−CH,CH(OH)CH,、AlkCO,H例えば −CHI Cot HまたはA1kCONR@R’例えば−CHt CON R ’ R7、例えば−CH2CONH2、−CH2C0NHCH2または−CH2 CON (CHI )!であることができる。
本発明により用いられる化合物の一つの群は、式(1)の化合物の金属錯体てあ って、Alk’ 、Alk”、Ark”、Alk’、R’、R2、R’およびR 4が式(1)について定義された通りてあり、但し基−A1kP (X’ )( X” R” )R” の少なくとも1つにおける基R11が式(1)について定 義された通りであって、未置換アルキルまたはアルコキシ基以外の基であるもの である。
本発明により用いられる化合物の更に有用な群は、式(1)の化合物およびその 塩のガドリニウム錯体である。
下記の式(Ia)〜(IC)は、本発明によって用いられる化合物の各種の好ま しい群を画定する。式(1)についての基R1〜R5およびAlkのそれぞれに ついての前記の詳細な定義もこれらの式に適合することが理解されるてあろう。
本発明により用いられる化合物の特に有用な群は、式〔式中、R+、Rzおよび R1は同一または異なるものであることかでき、それぞれ基 −A1kP (X”)(X2R” )R’であり、R4は水素原子または基−A  1 k、 −A l kcO2H。
−AlkCONR’ R7または −A1kP (X”) (X2 R” >R’ (但し、Alk、XI 、)( ! 、R@ 、RT 、R@およびR’は前記に定義の通りである)である〕を 存する化合物およびその塩の金属錯体である。
式(1a)の化合物において、基 −A1kP (X”)(X2 R” ’)R”は、存在するときには好ましくは 基−A1kP (0)(OH)R’ 、具体的にはCH2F (0)(OH)R ’であって、特にR・は脂肪族またはアリール基、例えば所望により置換された アルキルまたはフェニル基であるものである。
式(la)の化合物の有用な群は、式(lb)〔式中、Alkは式(1)につい て定義された通りであり、それぞれ(7)R’基は−P (0)(X” R”  )R9基(但し、X”、R”およびR9は前記に定義された通りである〕、およ び金属錯体および/またはその塩を有する。
式(1b)の特に有用な化合物は、Alkが−CH,−であるものである。式( lb)の化合物であって、R5が基−P (0)(X” H)R・、特に基−P  (0)(OH)R”であってR9が脂肪族またはアリール基、特に所望により 置換されたアルキルまたはフェニル基であるもの、例えば基 −P Co)(OH)CH,または −P(0)(OH)Ph(但し、phはフェニルまたは置換フェニル)であるも の、および金属錯体および/またはその塩が特に有用である。この種の化合物で あってAlkか−CH2−であるものも重要である。
式(1b)の化合物のがトリニウム錯体が特に有用である。
本発明により用いるのに特に有用な化合物は、式(IC)を存する化合物および その塩の金属錯体である。
式(lc)の化合物およびその塩のガドリニウム錯体が特に有用な化合物である 。
式(1)の化合物の金属錯体は、従来のNMR法および装置を用いて使用するこ とができる(例えば、エイチ・ジエイ・ヴアイ:/7:/ (Hj、 Wein mann )ら、Am、 J。
Roentgenology、同上、および米国特許第4374360号、43 98148号、4409550号、4425547号、4442404号および 4450408号明細書を参照されたい)。
式(1)の化合物は、例えば本明細書に記載の好適な金属と錯体形成することに よってNMR画像形成に用いられるコントラスト剤の調製に用いることができる 。本発明のもう一つの態様によれば、NMR画像形成用のコントラスト剤の調製 に用いられる式(1)の化合物またはその塩が提供される。
式(,1)の化合物およびその塩の金属錯体は、通常は最初に標準的な方法を用 いて動物、例えばヒト被験者に投与する用途に配合することができる。したかっ て、本発明のもう一つの態様によれば、NMR画像形成用のコントラスト剤とし て用いられる式(1)の化合物または塩の金属錯体と薬学上受容可能なキャリヤ ーとを含んで成る薬学組成物が提供される。
好適な配合物には、経口または非経口投与に適したもの、例えば注射または輸液 によるものが挙げられ、式(1)の化合物およびその塩の金属錯体の液体製剤、 例えば油性または水性ビヒクル中の溶液、懸濁液、エマルジョンまたはシロップ の形態を採ることができ、懸濁剤、安定剤および/または分散剤のような配合剤 を含むことかできる。或いは、金属錯体は、使用前に滅菌発熱性物質非含有水ま たは等張食塩水のような好適なビヒクルで再構成するための粉末の形態であって もよい。
本発明の更にもう一つの態様では、式(1)の化合物またはその塩の金属錯体を 用いてNMR画像形成に用いられる薬学組成物が調製される。
標準的方法は、選択された配合により本発明による組成物の調製に用いることが できる。
式(1)の化合物またはその塩の金属錯体は、画像形成を行う標的の性状によっ て任意の好適な投与法で投与することかできる。したがって、本発明のもう一つ の態様によれば、式(1)の化合物またはその塩の金属錯体の有効量を動物被検 体に投与することから成る、前記の被検体のNMRコントラストを増大させる方 法が提供される。
一般的には、本発明による錯体は、o、oot〜5ミリモル/kgの量で投与す ることができる。
ある種の式(1)の化合物は新規であり且つ本発明の別の態様を形成する。した がって本発明のもう一つの態様によれば、式(2) 〔式中、Alk’ 、Alk” 、Alk”およびAlk’は同一または異なる ものであることができ、それぞれ1個以上の所望により置換されたC1−、アル キル基によって所望により置換されたC2−4アルキレン鎖であり、R1、R2 、R2およびR4は同一または異なるものであることができ、それぞれ水素原子 または基A1kR5(但し、Alkは所望により置換された直鎖または分岐状の 01−、アルキル基であり且つRMは水素原子であるかまたは−Co2H1−C ONR” R” であり、R″およびR7は同一または異なることができ、それ ぞれ水素原子であるかまたはC+−eアルキル基である)または−P (X’  )(X” R” )R”基(但し、XIおよびXIは同一または異なるものであ ることかでき、それぞれ酸素または硫黄原子であり、R8は水素原子またはアル キル基であり、Rffは脂肪族、芳香族またはへテロ芳香族基である)であり、 但し、R1、R1、R2およびR4の内の少なくとも2つは基 −A1kP (X’ )(X” R” )R”であるかまたはR1、R2、R3 およびR4の1つが基−A 1 kP (X’ )(X” R” )R” であ り残りの基R1、R2、RffおよびR4の少なくとも1つが基−A1kC02 Hまたは−A1 kcONR” R7であり、且つ基−A1kP (X’ )( XI R” )R”の少なくとも1つにおけるR9か脂肪族、芳香族またはへテ ロ芳香族基であるが、R1、R2、R3およびR4が同じものであるときには未 置換アルキルまたはアルコキシ基ではない〕を存する化合物およびその金属錯体 および/または塩が提供される。
式(2)の化合物の特に有用な群は、式(2a)〔式中、R1、R1およびR3 は同一または異なるものであることかでき、それぞれ基 AlkP (X’ )(X” R” )R’ ”?:’あり、R4は水素原子で あるかまたは基−Alk、−AI kco□Hまたは−A1kCONR@R’  (但し、Alk、X’。
XI 、RQ 、R7、R1およびR11は前記に定義した通りである)である か、またはR4は基 −AIkP (X”) (X2R” )R” (但し、Alk。
XI 、XI 、RQおよびR’は前記に定義した通りであり、但しR9は未置 換アルキル基ではない)である〕およびその塩を有する。
式(2a)の化合物の有用な群は、R1、R2、Rj及びR4がそれぞれ基−, lkP (X’ )(X2R” )R”でありR9がアリール基であるものであ る。この種の特定の化合物は、−CH,P (0)(OH)R’であって、RQ がアリール基であるものである。R9によって表わされるアリール基には、所望 により置換されたフェニルまたはナフチル基のようなC,−。アリール基か挙げ られる。所望による置換基は前記のものでよく且つ詳細には1個以上のハロゲン 原子例えば塩素、臭素、フッ素またはヨウ素原子、メチル基のようなC1−、ア ルキル基、トリフルオロメチル基のようなトリハロメチル基、またはカルボキシ ル基でよい。
式(2a)の化合物のもう一つの有用な群は、R1,R2およびR3がそれぞれ 基 −A1kP (X’ ) (X” R”)R” (但し、Alk。
XI 、XI 、R1およびR9は前記に定義した通りである)であり、R4か 水素原子であるかまたは基−Alk、−AlkCO,Hまたは−A 1 kcO NR@ R?であるものである。詳細には、R4は基 −CH,CH(○H)CH2、 CH2C0□H,−CH,C0NH,、−CH2CONHCH3または −CH,CON (CH3)2てよい。
式(2)の化合物は、優れた金属結合特性を有し、特にガドリニウムのような金 属と安定な錯体を形成する。これらの化合物は良好な溶解特性を有し、ガドリニ ウムのような金属と錯体形成したときにはNMR画像形成におけるコントラスト 剤として特に有用である。コントラスト剤として用いられるかかる錯体の適合性 は、最初は、たとえば第1図に関して以下に記載される標準的方法を用いて、試 験動物で決定することかできる。
コントラスト剤として用いられる式(1)の化合物に関して前記のような各種の 好ましい態様は、前記の式(2)の化合物にも適合することか理解されるであろ う。
式(1)の化合物は、下記の方法によって調製することができる。特に定義しな いかぎり、各種の基AlkおよびAlk’−Alk’ 、X’ 、X2およびR I 、 R9は、以下の記載に表われるときには、前記の意味を有するものと理 解すべきである。下記の方法は、式(2)の化合物の調製にも明らかに適用され る。
本発明により用いられる金属錯体は、式(1)の化合物またはその塩を金属塩( 例えば、硝酸塩、塩化物のようなハロゲン化物、酢酸塩、炭酸塩または硫酸塩) または金属酸化物と反応させることによって調製することができる。
反応は、適当な溶媒、例えば水性または非水性溶媒(例えばアセトニトリル、ア セトン、プロピレンカーボネート、ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホ キシド)中て0°C−100°Cの任意の好適な温度、例えば10°C〜85° Cて行うことかできる。
式(1)の化合物の塩は、適当な溶媒、例えば前記のような水性または非水性溶 媒中で、0°c−ioooCの任意の好適な温度で、式(1)の化合物を塩基と 反応させることによって調製することができる。
式(1)において1個以上のR1、R2、R3及びR4かそれぞれ基Al kP  (X’ )(X2H)R”である化合物は、式(1)においてR’ 、R”  、R’およびR4の1つ以上がそれぞれ基 AlkP (X”)(X” R” )R’ (但し、Rsはアルキル基)である 対応する化合物を、酸、例えば塩酸のような無機酸で高温、例えば還流温度で処 理することによる相互変換によって、または塩基、例えば水酸化カリウムのよう な無機塩基で処理することによって調製することができる。
式(1)においてR1、R2、R3及びR4がそれぞれ基A1kP (X’ > (X” R” )R@ (但し、R8はアルキル基)である化合物は、式(2) の化合物を、ホルムアルデヒド、バラホルムアルデヒドまたはアルデヒドRCH ○(但し、RはC1−5基である)の存在下にて、ホスフィン R’ P (X’ Alk’ )(X” R” ’)(但し、R8は前記定義の 通りてあり、Alk’はアルキル基、例えばメチルまたはエチル基である)と反 応させることによって調製することができる。
反応は、溶媒、例えばエーテルのような有機溶媒、例えばテトラヒドロフランの ような環状エーテル中で、高温例えば還流温度で行うことができる。
式(1)の化合物であって、R1、R2、R3およびR4の少なくとも1個が基 AlkP (X’ )(X2R@)R’ではないものを調製することが所望なと きには、これは最初に式(3)の化合物またはその前駆体を適当なアミン保護基 (2個以上の場合もある)、例えばp−トルエンスルホニル基を用いて従来の実 施法にしたがって選択的にN−保護することによって行うことかできる(例えば 、国際特許WO39101476号明細書を参照されたい)。生成する式(3) のNが保護された化合物を次に試薬R’AlkD(但し、R5は基−P (X’  )(X2 R” )R9以外のものであり、Dはハロゲン、例えば塩素、原子 のような置換可能な基であるかまたはスルホニルオキシ基、例えばメタンスルホ ニルオキシ基である)と、塩基、例えばアルカリ金属炭酸塩例えば炭酸カリウム またはセシウムのような無機塩基の存在下で、水、またはアミド、たとえばジメ チルホルムアミドのような有機溶媒のような溶媒中で、高温で反応させることが できる(この反応では、R’A1kDに含まれる任意の−Co、H基をエステル 例えばメチルエステルとして保護する必要がある場合かあり、所望の反応を完了 した後、例えば硫酸のような酸を用いて加水分解することによって酸を再生させ ることかできる)。R’A1kDとの反応の後に、生成する式(3)の誘導体形 成した化合物を通常の方法を用いて脱保護した後、更に前記のようなホスフィン R” P (X’ Alk”)(X” R” )と反応させて、所望の式(1) の化合物を得ることができる。
別の態様では、式(3)の化合物を前記のホスフィンR” P (X’ Alk ” )(X” R” )と反応させて、例えば(ジクロロメタンのような溶媒中 でたとえばアルミナを用いて)クロマトグラフィによって所望のニーまたは三− 置換生成物を単離することができる。次に、二または三置換生成物を前記のよう な試薬R’A1kDと反応させて、所望の式(1)の生成物を得ることができる 。
式(1)の化合物であって、R1、Rz 、R2及びR4の1または2個が水素 原子であるものが所望な場合には、これは、前記のような式(3)のNが保護さ れた中間体を用い、これをホスフィン R” P (X’ Alk”)(X” R” )と反応させた後、脱保護して適 当な−N−H化合物を生成させることによって得ることかできる。
式(3)の中間体は、既知化合物であるかまたは既知化合物の調製に用いたのと 類似の方法によって調製することかできる。
図面の説明 第1図は、ラットの腿の領域に肉腫細胞を接種したものでの例2の錯体を用いて 行った画像形成の研究の結果を示している。
図において、Aは錯体を投与する前の肉腫(矢印)の画像であり、Bは投与後の 画像であり、CはAとBから得られる差画像であって、肉腫をはっきりと示して いる。
画像はO,Xミリモル/kgの錯体の投与量を用いて65MHz (1,5Te s Ia)で得た。
急性毒性 本発明に用いられる錯体は、画像形成投与量では実質的に無毒である。したがっ て、例えば例2の錯体をマウスに12ミリモル/kg体重まで静脈内に単回投与 したときに、死亡例はなかった。
下記の例は、本発明により用いられる化合物の調製を示すものである。
例! 式1 (c)の化合物および対応するテトラエチルエステルの調製 (a) l、4.7.10−テトラアザシクロドデカン(0,5g)を乾燥した テトラヒドロフラン(30ml)に溶解したものに、ジェトキシメチルホスフィ ン(2,37g)とパラホルムアルデヒド(1,13g)を加え、混合物を加熱 還流して、水を共沸により除去した(ソックスレー、3Aシーブ)。18時間後 に、溶媒を減圧下で除去し、残渣をアルミナ上でクロマトグラフィトよッテ精製 (0296CH,OH/CH,CI! )し、淡黄色オイル<948mg)、R fo、5 (5%MeOH/CH! CI : A1’= O−)を得た。
δp (CDCIs)51.6,51.8.51.9゜(ジアステレオ異性体) δc (CDCIs ) 13. 44(d、JCP9 tHz、PCH3)。
16.42 (CHs )、54.18 (CHt N環)。
54.30 (d、Jc、110Hz、CHt P)。
59.82 (CH,O)。δ、(CDC1,)。
1.31 (12H,t、CHi CHI)。
1、 57 (12H,d、J=13. 7Hz、CH3P)。
2、 64 3. 07 (24H,mul t、、CHz N)。
4、 07 (8H,dq、CH20)。
m/e (d、c、t、)652 (M”)。
533 (M” PC,H,02) 。
(b) (a)で調製したテトラエステル(11’5mg)を塩故(6M、20 m1)に溶解したものを36時間加熱還流(100’C)した。溶媒を留去して 真空下で乾燥(40’C,0,01mmHg) した後、式1 (b)の化合物 をガラス状フオームとして得た。
δ(Dz 0)41.03゜ δc (D、O)14.86 (d、J、、94Hz。
CH,P)、50.70 (CH,N)。
51.64 (d、Jcpl l 8.3Hz、CH2)。
δH(D、 O) 1. 41.(12H,d、J=14.1 Hz、CH3P )。
3、 37 (24H,B r、 CH2N)。
m/e(ネガティブFAB、 グリセロール)540”(M”″)、539(M ″″−1)。
538(M″″−2)。
例2 式(lc)の化合物のがトリニウム錯体の調製例1 (b)で調製したテトラホ スフィン酸(400mg)をミリキュー (MilliQ)水(10m1) ニ 溶解したものに酸化がトリニウム(133mg)を加え、懸濁液を70°Cで2 時間加熱した。溶媒を除去した後、式1 (b)の化合物のガドリニウム錯体を 無色ガラスとして得た、m/e(ネガティブFAB、 グリセロール)696. 694,693,692,691゜化合物(D)の合成のための反応上程図(A )の合成 1.4,7.10−テトラ−アザシクロドデカン(1g、5.8ミリモル)を乾 燥テトラヒドロフラン(50cm3)中でアルゴン雰囲気下で攪拌した。これに パラホルムアルデヒド(0,6g)とメチルジエトキシホスフイン(2,6g) を加えた。混合物をモレキュラーシーブ上で還流下にて約18時間加熱したとこ ろ、不透明な溶液を得た。この溶液を濾過し、溶媒を真空下にて留去した。生成 物をアルミナを用いてジクロロメタンから4%メタノール−ジクロロメタン間で のグラディエンドを溶離剤として用いてカラムクロマトグラフィによって精’H NMR(δCDC13): 9H(t、0−CH2−CH3)1.4ppm 、 9H(d、P−C旦s)1.53ppm、22H(幅広いm、C旦、−C旦、お よびm/z553 (100,M” +1)、425 (89゜M” −P ( 0)(QC2Hs )(CH3))。
(B)の合成 メチルアミン塩酸塩(13,5g)を、1.2−ジクロロエタン(150cm’ )と水酸化ナトリウム(水25cm3中16g)の攪拌溶液に加えた。氷/塩/ エタノール浴を用いて、混合物を−lO℃に冷却した。■、2−ジクロロメタン (25cm’)中ブロモアセチルプロミド(31,5g)を溶液の温度を−lO °Cより低く保持する速度でこの溶液に加えた。添加の後、混合物を室温まで加 温し、在線層を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を真空下にて蒸発させ 、淡褐色固形物を得た。生成物は昇華(25°C10、05mmHg)により白 色結晶として単離した。
’HNMR(δCDC1,); 3H(d、H−N−C旦3 )2.87ppm  、28 (s、Br−CHz )3.9ppm、IH(幅広いS、旦−N)6 .6ppm。
(C)の合成 化合物(A)(0,1g)および炭酸カリウム(0゛、03g、1.8xlO− ’モルを無水ジメチルホルムアミド(5cm3)中でアルゴン雰囲気下で攪拌し た。
これに、化合物B (0,03g、1.8X10−’モル)を加え、混合物80 °Cで約16時間加熱して、不透明な溶液を得た。溶媒を蒸発させ、残渣のマス をジクロロメタン中に再溶解させ、濾過して透明な溶液を得た。溶媒を蒸発させ 、粗生成物をアルミナを用いてカラムクロマトグラフィて溶離剤としてジクロロ メタンから2%メタノール−ジクロロメタンまでのグラディエンドで精製した(  Rを生成物=0.6.10%メタノール−ジクロロメタン)。 ’HNMR( δCDC1,):CH,−CH2およびN−CH2およびN−CH3’)中心は 2.85ppm、6H(q、P−0−CH2)中心は4.06ppm、IH(幅 広いs、 N一旦) 8. 2ppm。
m/z604 (100,M” +1)、12.5゜(D)の合成 化合物C(0,05g、5.9X10−’モル)をKOH/820で処理し、共 鳴を構成した反応混合物の’HNMRスペクトルはエタノールおよび加水分解生 成物りに対応する、 ’HNMR(δD20) : 9 H(d。
式(1)の化合物であって、R1、R2およびR3がそれぞれCH,P (0) (OH)CH,であり、R4が−CH2CH(OH)CH,または CH2CH2CHz OHであるものを、プロピレンオキシドまたはエチレンオ キシドを化合物(B)の代わりに用いたことを除いて化合物(A)から化合物( D)までと同様の方法で調製した。
例4 1.4,7.10−テトラ−アザシクロドデカン(0,5g)を乾燥テトラヒド ロフラン(30cm)中でアルゴン雰囲気下にて攪拌した。これにパラホルムア ルデヒド(0,5g)およびフェニルジメトキシホスフィン(2,5g)を加え 、混合物をモレキュラーシーブ上で還流下にて16時間加熱して黄色の不透明溶 液を得た。
この溶液を濾過して、溶媒を真空下にて蒸発させた。粗生成物をアルミナを用い てカラムクロマトグラフィで溶離剤としてジクロロメタンから2%メタノールー ジクロロメタンまでのグラディエンドで精製した(R,生成物=0.63.10 %メタノール−ジクロロメタン)。
’HNMR(δCDC1,): 168 (幅広いm。
911m、8H(m、Ph)7.75pl)m、M/z845(too、 M”  +1) (F)の合成 化合物(E)(0,05g)を塩酸(6M)と共に110°C16時間加熱し、 溶媒を真空で蒸発乾固した。
’HNMR(δ、D、O):24H(幅広いm)中心は3.5ppm、20H( 幅広いm)中心は24 ppm 。
”P−(IH)NMR: (幅広い)21.5ppm。
HOCH,P (0)(CH)(CH2)2 NHCOPhの合成 N−ヘンズアミドアリルアミン(7,47g)と次亜リン酸(8,66g、50 96溶液)をジオキサン(100ml)に溶解したものにt−ブチルペルオキシ ド(0,4g)を加え、混合物を18時間加熱還流した。溶媒を減圧下にて除去 し、残渣の’HNMR分析を行ったところ、オレフィンの共鳴は消失した。残渣 をジオキサン(50ml)に再溶解し、バラホルムアルデヒド(25g)を加え 、混合物72時間還流加熱した。溶媒を除去した後、残渣をシリカ上でクロマト グラフィを行い(溶離剤7゜%CH2Cl□、25%メタノール、5%NH,O H)、表記の酸のアンモニウム塩を淡黄色ガラス状結晶として生成した:δp( D20) +41. lppm ;δc (]:)20)170.04 (CO NH)、134.0(Cs H5CC0); 132.28,128.98゜1 27.22 (CH)、59.73 (PCH20H,d。
Jcp99Hz); 41.01 (CONHCHz ):(D20)7.79  (2H,dd、オルトArH)。
7.57 (4H,mu I t、NHCO+AZrH);3.81 (2H, d、J=6Hz、PCHz OH);3.71 (2H,t、J=6.9Hz、 CHx NC0) 。
1.8 (4H,mu 1 t、PCHt CH2)。
蒸溜水(50ml)中の中間体(5g)にダウエックス(Dowex)強酸イオ ン交換樹脂(30g、H”型)を加え、濾過した後濾液を減圧下で蒸発させ、残 渣をトリエチルオルトホルメート(25ml)で処理し、混合物をアルゴン下に て90°Cて96時間加熱した。HC(OEt)zを減圧下にて除去した後、残 渣をシリカ上でクロマトグラフィを行い(CH2C1z = 5〜lO%メタノ ールグラディエント)、所望なアルコールエステルと混合オルトホルメートエス テルとの混合物を得た。この混合物をエタノール(50ml、1ml、濃HC1 )で処理した後、還流温度で加熱(36時間)し、蒸発させた後、前記と同様に クロマトグラフィ精製したところ、淡黄色オイルとして表記アルコールエステル を得た(4g)。m/e(d、 c、i、 ) 286 (M“十l)。
δp (CDCIs ) 53.7ppm−δ、(CDC1,)7.71 (2 H,dd、オルト、CH)。
7、 25 (3H,mul t、芳香族CH)。
6.85 (IH,brt、NHCO)。
4.05 (IH,brs、OH)。
3.81 (2H,dq、CH20) 。
3.70 (LH,br、d、CH20H):3.31 (2H,t、HNCH 2) 。
1.75 (4H,mu 1 t、PCH2CH2);1、 05 (3H,t 、 CHs )。
δ。(CDCL /CD、CO□D)168.56(CONH)132.98  (cs H5C○)。
131.11,127.82,126.58 (CH)+56、+ 6 (PC H,OH,d、Jc、=90H2);20.33 (CH2); 1.5.37  (CH3)。
MsOCHz P (0)(OE t)(CHz )、NHCOPh中間体2  (0,57g)を乾燥テトラヒドロフラン(50ml)に懸濁したものに0°C てトリエチルアミン(1g)およびメタンスルホニルクロリド(1,14g)を アルゴン下にて加えた)。2時間攪拌した後、エタノール(5ml)を加え、混 合物を0°Cで20分間攪拌し、溶媒を減圧下にて除去し、残渣を酢酸エチル( 30ml)に吸収させ、濾過し、蒸発させると、残渣を得て、これをシリカゲル 上でクロマトグラフィを行い(2〜596メCH2Cl2)364 (M” + 1)。
δp (CDCI x ) 45. 96ppm 0δc (CDCIs )1 68.6 (NHCO);134.0 (CH,HICCO);131.4゜1 28.4,129.3 (CH); 37.6 (OSOt CHs ); 24.0 (PCH,CH2,d、JPC=100H2);21.2 (CH2 )、15.4 (CHり。
の調製 1.4,7.10−テトラアザシクロドデカン(0,16g)を乾燥ジメチルホ ルムアミド(25ml)に溶解したものに、60°Cで炭酸カリウム(0,13 g)を加え、中間体3 (0,167g)をジメチルホルムアミド(15ml) に溶解したものをN2下にて2時間(0M300)を行ったところ、反応は進行 しておらず、溶媒を減圧下にて除去した。粗製残渣をジクロロメタン(30ml )に再溶解し、濾過し、CM−300カラム上(0M300 hp l c)。
δ、(CDCl2)1.3゜(3H,t、Jニア6H2,0CH2CH3)。
1.97 (5H,mu 1 t、CHz CH2N+NH)。
2.64−2.94 (20H,mult、CH2P)。
3.55 (2H,dt、C0NHCH2)、4.06(2H,dq、0CH2 )、7.38−7.47 (3H。
mult、アリールCH)、7.93 (2H,dd、オルトCH)、8.55  (IH,t、C0NH)。
m/e (c、i、)440 (M” +1)394 (M″″−−CH2P  (0)(OEt)CH,であるものの調製例1の化合物(0,015g)を乾燥 ジメチルホルムアミド(1ml)に溶解したものに、炭酸カリウム(16mg) およびMsOCH= P (OE t)2 CHz(25mg)をN2下で加え た。80°Cで16時間加熱した後、t、1.C,(A12C)s)およびhp lc分析(0M300)ではそれ以上反応か起こらなかったことを示し゛ていた 。減圧下にて溶媒を除去した後、残渣をジクロロメタンで処理しく10m1)、 濾過し、蒸発させると、残渣を得て、これをアルミナ上でクロマトグラフィによ って精製しく溶離剤0〜2%メタノール/CH,Cl2)、無色オイル状の表記 のテトラエステル(l1mg)を得た。R,(CM300.hplc)4.6分 。δ、(CDC13)1.30 (12H,t。
J=7.2.CH,CH2)、1.49 (9H,d+d十d、PCH3)、1 .80−3.70 (30H。
mu 1 t、、br、、CHz N+CHz P+CHz C)4.05 ( 8H,dq、0CHs )、7.39 (3H。
mu l t、アリールCH)、7.92 (2H,dd、オルトCH)、8. 35 (IH,br、NHCO)。
m/e (c、i、)800 (M” +1)。
(b)のテトラエステルの加水分解(6モル塩酸、11(9H,d)、1.55 −1.85 (4H,m)。
2.6−3.7 (30H,m)、7.35 (2H,d)。
8.35 (2H,d)。
要 約 書 式(1) 〔式中、Alk’、Alk”、Alk”およびAlk’は同一または異なるもの であることができ、それぞれ1個以上の所望により置換されたC3−、アルキル 基によって所望により置換されたC3−4アルキレン鎖てあり、RI 、 R2 、R3およびR4は同一または異なるものであることかでき、それぞれ水素原子 または基A l kR’であり、但しAlkは所望により置換された直鎖または 分枝状C1−、アルキル基であり、R5は水素原子であるかまたは−CO2H, C0NR@R7(但し、R6およびR7は同一または異なるものであることかて き、それぞれ水素原子であるかまたはCl−sアルキル基である)または−P  (X”)(X” R”)R’基(但し、X′およびX2は同一または異なるもの であることができ、それぞれ酸素または硫黄原子であり、R8は水素原子または アルキル基であり、R9は脂肪族、芳香族またはへ7口芳香族基である)であり 、但しR’ 、R1、R3およびR4の少なくとも2個は基−A1kP(X”) (X2R” )R” であるか、tたはR’ 、R”、R3およびR4の−っは 基−A1kP (X’ )(X” R’ )R’であり且つ残りの基R1、R2 、R1およびR4の少なくとも一つは基−AlkcOzHまたは−A1kCON R@R7である〕を存するテトラ−アザ大環状化合物またはその塩の金属錯体て あって、核磁気共鳴画像形成のコントラスト剤として用いられるものか記載され ている。
国際調査報告 tctmpc+nsaり10一+警mff+t1mlHM?lI’11.ra、 ++フRcへQ+国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、Alk1、Alk2、Alk 3およびAlk4は同一または異なるものであることができ、それぞれ1個以上 の所望により置換されたC1−6アルキル基によって所望により置換されたC1 −4アルキレン鎖であり、R1、R2、R3およびR4は同一または異なるもの であることができ、それぞれ水素原子または基AlkR5であり、但しAlkは 所望により置換された直鎖または分枝状C1−6アルキル基であり、R5は水素 原子であるかまたは−CO2H、−CONR6R7(但し、R6およびR7は同 一または異なるものであることができ、それぞれ水素原子であるかまたはC1− 6アルキル基である)または−P(X1)(X2R8)R9基(但し、X1およ びX2は同一または異なるものであることができ、それぞれ酸素または硫黄原子 であり、R8は水素原子またはアルキル基であり、R9は脂肪族、芳香族または ヘテロ芳香族基である)であり、但しR1、R2、R3およびR4の少なくとも 2個は基 −AlkP(X1)(X2R8)R9であるかまたはR1、R2、R3およびR 4の一つは基−AlkP(X1)(X2R8)R9であり且つ残りの基R1、R 2、R3およびR4の少なくとも一つは基−AlkCO2Hまたは−AlkCO NR6R7である〕を有する化合物またはその塩の金属錯体であって、核磁気共 鳴画像形成のコントラスト剤として用いられるもの。
  2. 2.金属がガドリニウムである、請求項1に記載の核磁気共鳴画像形成のコント ラスト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  3. 3.Alk1、Alk2、Alk2およびAlk4がそれぞれ−(CH2)2− 鎖である、請求項1または2に記載の核磁気共鳴画像形成用のコントラスト剤と して用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  4. 4.R1、R2、R3およびR4がそれぞれ基−AlkP(X1)(X2R8) R9である、先行の請求項のいずれかに記載の核磁気共鳴画像形成用のコントラ スト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  5. 5.基R1、R2およびR3のそれぞれが例えば基−AlkP(X1)(X2R 8)R9であり、R4が水素原子または基−Alk、−AlkCO2Hまたは− AlkCONR6R7である、請求項1〜3に記載の核磁気共鳴画像形成用のコ ントラスト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  6. 6.基−AlkP(X1)(X2R8)R9がAlkP(O)(OH)R9であ る、請求項4または請求項5に記載の核磁気共鳴画像形成用のコントラスト剤と して用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  7. 7.基−AlkP(O)(OH)R9がCH2P(O)(OH)R9である、請 求項6に記載の核磁気共鳴画像形成用のコントラスト剤として用いられる式(1 )の化合物またはその塩の金属錯体。
  8. 8.R9が所望により置換されたアルキル基である、請求項6に記載の核磁気共 鳴画像形成用のコントラスト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩 の金属錯体。
  9. 9.R9がアリール基である、請求項6に記載の核磁気共鳴画像形成用のコント ラスト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  10. 10.R9が所望により置換されたフェニルまたはナフチル基である、請求項9 に記載の核磁気共鳴画像形成用のコントラスト剤として用いられる式(1)の化 合物またはその塩の金属錯体。
  11. 11.R9が1個以上のハロゲン原子、またはヒドロキシル、C1−6アルキル 、トリハロメチル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ヒドロキシC 1−6アルキル、ポリヒドロキシC1−6アルキル、アミノ〔−NH2〕、置換 アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシル、−CONR6R7、−SO2NR6R 7、アリールまたはC3−3シクロアルキル基から選択される基によって所望に より置換されたフェニル基である、請求項10に記載の核磁気共鳴画像形成用の コントラスト剤として用いられる式(1)の化合物またはその塩の金属錯体。
  12. 12.核磁気共鳴画像形成用のコントラスト剤として用いられる式(Ic) ▲数式、化学式、表等があります▼(Ic)の化合物またはその塩の金属錯体。
  13. 13.式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)〔式中、Alk1、Alk2、AIk 3およびAlk4は同一または異なるものであることができ、それぞれ1個以上 の所望により置換されたC1−6アルキル基によって所望により置換されたC1 −4アルキレン鎖であり、R1、R2、R3およびR4は同一または異なるもの であることができ、それぞれ水素原子または基AlkR5(但し、Alkは所望 により置換された直鎖または分枝状のC1−6アルキル基であり且つR5は水素 原子であるかまたは−CO2H、−CONR6R7であり、R6およびR7は同 一または異なることができ、それぞれ水素原子であるかまたはC1−6アルキル 基である)または−P(X1)(X2R8)R9基(但し、X1およびX2は同 一または異なるものであることができ、それぞれ酸素または硫黄原子であり、R 8は水素原子またはアルキル基であり、R9は脂肪族、芳香族またはヘテロ芳香 族基である)であり、但し、R1、R2、R3およびR4の内の少なくとも2つ は基−AlkP(X1)(X2R8)R9であるかまたはR1、R2、R3およ びR4の1つが基−AlkP(X1)(X2R8)R9であり残りの基R1、R 2、R3およびR4の少なくとも1つが基−AlkCO2Hまたは−AlkCO NR6R7であり、且つ基−AlkP(X1)(X2R8)R9の少なくとも1 つにおけるR9が脂肪族、芳香族またはヘテロ芳香族基であるが、R1、R2、 R3およびR4が同じものであるときには未置換アルキルまたはアルコキシ基で はない〕を有する化合物およびその金属体および/または塩。
  14. 14.Alk1、Alk2、Alk3及びAlk4がそれぞれ−(CH2)2− 鎖である、請求項13に記載の化合物。
  15. 15.R1、R2、R2およびR4がそれぞれ基−AlkP(X1)(X2R8 )R9である、請求項13または14に記載の化合物。
  16. 16.R1、R2およびR3のそれぞれが例えば基−AlkP(X1)(X2R 8)R9であり、R4が水素原子または基−Alk、−AlkCO2Hまたは− AlkCONR6R7である、請求項l3または14に記載の化合物。
  17. 17.−AlkP(X1)(X2R8)R9がAlkP(O)(OH)R9であ る、請求項15または請求項16に記載の化合物。
  18. 18.−AlkP(O)(OH)R9がCH2P(O)(OH)R9である、請 求項17に記載の化合物。
  19. 19.R9がアリール基である、請求項13〜18のいずれかに記載の化合物。
  20. 20.R9が所望により置換されたフェニルまたはナフチル基である、請求項1 9に記載の化合物。
  21. 21.R9が1個以上のハロゲン原子、またはヒドロキシル、C1−6アルキル 、トリハロメチル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ヒドロキシC 1−6アルキル、ポリヒドロキシC1−6アルキル、アミノ〔−NH2〕、置換 アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシル、−CONR6R7、−SO2NR6R 7、アリールまたはC3−8シクロアルキル基から選択される基によって所望に より置換されたフェニル基である、請求項20に記載の化合物。
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