JPH0549651U - 注出容器 - Google Patents

注出容器

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JPH0549651U JP9929091U JP9929091U JPH0549651U JP H0549651 U JPH0549651 U JP H0549651U JP 9929091 U JP9929091 U JP 9929091U JP 9929091 U JP9929091 U JP 9929091U JP H0549651 U JPH0549651 U JP H0549651U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】片手で容易に内容物を手の平に受けることがで
きる注出容器を提供する。 【構成】 ボトル容器1の蓋体2に注出ノズル3を設け
るとともにこの注出ノズル3の外側に可動管4をスライ
ド自在に外嵌し、前記ボトル容器1内にポンプ部5を内
装して、可動管4の上下動によりポンプ部5を作動可能
とする一方、前記蓋体2に湾曲したレバー6を揺動自在
に立設し、このレバー6の先端の下方に前記注出ノズル
3の先端部を位置せしめる一方、前記レバー6の下動時
にレバー6の下面で前記可動管4を押圧して、前記注出
ノズル3の先端部から内容物を注出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は注出容器に係り、特に、据え置き型の容器であって簡単な操作で内容 物を外部に注出させる注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用風呂場に置いて使用する大型のシャンプー容器が種々提供されて いる。
【0003】 この容器は図7に示すように、シリンダ31内にピストン32を設けるととも に、このピストン32を上下動させる作動管33をシリンダ31外に延出し、こ の作動管33の上端に押圧部34を設けるとともに作動管33に連通したノズル 35を設けてなるポンプ部36を容器37の口部38に設けたものである。 そ して、前記押圧部34の押し下げによって前記ピストン32を押し下げ、これに よってシリンダ内圧力を上げて前記作動管33内の内容物39を上昇させ、前記 ノズル35から内容物39を外部に注出させるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記した従来のものにおいては、一方の手で押圧部を押しつつ、他 方の手をノズル35の下にかざして、注出される内容物を受けなければならない ため両方の手が必要となり、風呂場内でシャンプーを使用する場合等では無理な 姿勢を強いられることとなる。
【0005】 また、両手がふさがるため他の動作ができないという問題がある。例えば、シ ャンプーで洗髪をした後は手を濯ぎ、洗剤分をなくした手でリンスを使用したり 、同時にシャワーの操作等をしたいが、これらの操作は困難である。また、赤子 を入浴させる場合には必ず片手がふさがるため、ボディシャンプー等を手に取る ことができないという問題がある。
【0006】 本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、片手で容易に手の平へ内容物を注 出することができるようにした注出容器を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のような構成とした。 即ち、ボトル容器1の蓋体2に注出ノズル3を設けるとともにこの注出ノズル 3の外側に可動管4をスライド自在に外嵌する。
【0008】 そして、前記ボトル容器1内に前記注出ノズル3へ内容物を送給すべきポンプ 部5を内装するとともに、このポンプ部5に前記可動管4及び注出ノズル3を接 続して、可動管4の上下動によりポンプ部5を作動可能とする。
【0009】 一方、前記蓋体2に湾曲したレバー6を揺動自在に立設し、このレバー6の先 端の下方に前記注出ノズル3の先端部を位置せしめる一方、前記レバー6の下動 時にレバー6の下面で前記可動管4を押圧して、前記注出ノズル3の先端部から 内容物を注出するよう構成した。
【0010】 その他の構成として、ボトル容器1の蓋体2に伸縮自在の柔軟性チューブから なる注出ノズル3を設けるとともにこの注出ノズル3の外側に可動管4をスライ ド自在に外嵌する。
【0011】 そして、前記ボトル容器1内に前記注出ノズル3へ内容物を送給すべきポンプ 部5を内装するとともに、このポンプ部5に前記可動管4及び注出ノズル3を接 続して、可動管4の上下動によりポンプ部5を作動可能とする一方、前記ボトル 容器1にレバー6を揺動自在に設ける。
【0012】 このレバー6に前記注出ノズル3を一体に添わせて設け、前記レバー20を下 動させこのレバー6の下面で前記可動管4を押圧することにより、前記注出ノズ ル3の先端部から内容物を注出するよう構成した。
【0013】
【作用】
親指をレバー6の上面に当て、これと同時に同じ手の手のひらを注出ノズル先 端の下方にかざす。
【0014】 この状態でレバーを押し下げるとレバー6の下面で前記可動管4が押圧され可 動管4が下動する。これにより内容物が注出ノズル3へ送給される。 そして内容物はノズル先端の下方に位置する手の平へ落下する。これにより片 手で内容物の注出と受け取りとを同時に行うことができる。
【0015】 またその他の構成では、レバーを押し下げるとレバー6の下面で前記可動管4 が押圧され可動管4が下動するのは同様であるが、内容物はレバー6の先端に位 置する注出ノズル3の口部から注出される このように、内容物はノズル先端の下方に位置する手の平へ落下する。これに より片手で内容物の注出を行うことができる。
【0016】 内容物としては液体は勿論、泡沫、乳液等種々のものを使用できる。
【0017】
【実施例1】 本考案の実施例1を図1ないし図3に基づいて説明する。 ボトル容器1は合成樹脂、ガラス、金属等で形成されており、その口筒部1a には蓋体2が螺合されている。蓋体2の中央には注出ノズル3が固定されている 。この注出ノズル3は管部3aの先端を湾曲させたものであり、管部3aの途中 からフランジ3bを延出してこのフランジ3bの下縁を蓋体2に嵌合してある。 このフランジ3bには切欠部3cが2箇所設けられている。
【0018】 前記注出ノズル3の外側には可動管4がスライド自在に外嵌されている。この 可動管4は下部にフランジ4aが設けられており、装着状態では抜けないように なっている。また可動管4の上方は前記切欠部3cに内嵌する部分4aを除き切 欠されている。これにより可動管4は注出ノズル3の周囲において上下動自在に 支持されている。
【0019】 前記ボトル容器1内には前記注出ノズル3へ内容物を送給すべきポンプ部5が 内装されている。このポンプ部5はシリンダ5aの内部にピストン5bを内装し たもので、このピストン5bの中心に孔部が設けられている。そしてこの孔部は 前記注出ノズル3に連通している。
【0020】 一方、シリンダの底部側には吸い上げパイプ5cが取り付けられ、その取り付 け部に逆止弁としてのボール弁が設けられている。このボール弁はパイプ5cの 基部に形成されたボールベット5d上にボール5eを載せたものである。なお、 ボール5eの上方にはボール押さえ5fが設けられている。これにより前記ボー ル5eの外れが防止できるようになっている。
【0021】 前記ピストン5bはコイルスプリング5gで上方に付勢されており、前記可動 管4の下動により下方に移動するようになっている。 一方、前記蓋体2の一端縁にはヒンジ部2a、2aが突設されており、このヒ ンジ部2a、2a間に湾曲したレバー6が揺動自在に軸止されている。
【0022】 このレバー6の先端は前記注出ノズル3の先端部方向に湾曲させてあり、レバ ー先端の下方に前記注出ノズル3の先端部を位置せしめてある。 前記した構成において、内容物を注出する際には図3に示すように、片手の親 指をレバー6の先端上に置き、手の平部分を前記注出ノズル3の先端部の下方に 置く。そしてこの状態でレバー6を押し下げるとレバー6の下面で前記可動管4 の上端が押圧され可動管4が下動する。
【0023】 これにより内容物が注出ノズル3へ送給され、ノズル先端の下方に位置する手 の平へ落下する。これにより片手で内容物の注出と受け取りとを同時に行うこと ができる。
【0024】
【実施例2】 実施例2を図4ないし図6により説明する。 ボトル容器1には蓋体2としてのキャップが螺合されている。 この蓋体2には伸縮自在の柔軟性チューブからなる注出ノズル3が貫通して設け られている。
【0025】 前記ボトル容器1内には前記注出ノズル3に連通し、この注出ノズル3へ内容 物を送給するポンプ部5が内装されている。また、注出ノズル3の外側には可動 管4が上下スライド自在に設けられている。そして可動管4の上下動によりポン プ部5を作動可能とする一方、このポンプ部5及び可動管4の構成と作用は前記 実施例1と同様のため省略する。
【0026】 前記ボトル容器1の肩部には支持棒20が立設されている。この支持棒20の 上端には軸受け21が設けられている。そして、この軸受け21にレバー6が揺 動自在に軸止されている。このレバー6の下面は前記可動管4に当接してこれを 下動させることができるようになっている。
【0027】 前記レバー6の下側には前記注出ノズル3が一体に添わせて設けられており、 その吐出口3tはレバー6の先端部分に位置している。なお、このレバー6の形 状は図6に示すように直線的でも良いし図1のように湾曲させてもよい。
【0028】 前記した構成において、レバー6を矢示F方向に下動させるとレバー6の下面 で前記可動管4が押圧され、可動管4が下動する。するとポンプ部5を作動し、 前記注出ノズル3を通って吐出口3tから内容物が吐出する。
【0029】 前記吐出口3tは注出ノズル3の先端部分に位置しているため、図6に示すよ うに、片手の親指でレバー6を押し、同じ手の手の平で内容物を受けることがで きる。
【0030】 このように、いずれの実施例においても片手で内容物を注出して受けることが できるため、赤子を入浴させる場合でも片方の手で赤子を確実に固定した上で、 もう一方の手でボディシャンプー等を手に取ることができ、極めて便利である。
【0031】
【考案の効果】
本考案によれば、手の甲でレバーを押し下げると、作動管が降下してシリンダ 内のピストンが降下し、レバーの上方で開口させた注出ノズルから内容物がレバ ーに位置する手の平へ落下するように構成したので、注出操作と内容物の受け取 りとを片手で行うことができ、無理な姿勢をとることなく内容物を取り出すこと ができる。
【0032】 また、片手が空くこととなるから他の動作、例えば、シャンプーで洗髪をした 後、手を濯ぎ、洗剤分をなくした手でリンスを使用したり、シャワーの操作等を する場合において特に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図、
【図2】本考案の一実施例を示す断面図、
【図3】本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図、
【図4】本考案の実施例2を示す断面図、
【図5】本考案の実施例2を示す断面図、
【図6】本考案の実施例2を示す使用状態の斜視図、
【図7】従来の注出容器の内部構造を示す側面図。
【符号の説明】
1 ボトル容器、 2 蓋体、 3 注出ノズル、 4 可動管、 5 ポンプ部、 6 レバー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル容器の蓋体に注出ノズルを設けると
    ともにこの注出ノズルの外側に可動管をスライド自在に
    外嵌し、前記ボトル容器内に前記注出ノズルへ内容物を
    送給すべきポンプ部を内装するとともに、このポンプ部
    に前記可動管及び注出ノズルを接続して、可動管の上下
    動によりポンプ部を作動可能とする一方、前記蓋体に湾
    曲したレバーを揺動自在に立設し、このレバーの先端の
    下方に前記注出ノズルの先端部を位置せしめる一方、前
    記レバーの下動時にレバーの下面で前記可動管を押圧し
    て、前記注出ノズルの先端部から内容物を注出するよう
    構成したことを特徴とする注出容器。
  2. 【請求項2】ボトル容器の蓋体に伸縮自在の柔軟性チュ
    ーブからなる注出ノズルを設けるとともにこの注出ノズ
    ルの外側に可動管をスライド自在に外嵌し、前記ボトル
    容器内に前記注出ノズルへ内容物を送給すべきポンプ部
    を内装するとともに、このポンプ部に前記可動管及び注
    出ノズルを接続して、可動管の上下動によりポンプ部を
    作動可能とする一方、前記蓋体にレバーを揺動自在に設
    け、このレバーに前記注出ノズルを一体に添わせて設
    け、前記レバーを下動させこのレバーの下面で前記可動
    管を押圧することにより、前記注出ノズルの先端部から
    内容物を注出するよう構成したことを特徴とする注出容
    器。
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