JPH0536855Y2 - - Google Patents

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JPH0536855Y2
JPH0536855Y2 JP1986124473U JP12447386U JPH0536855Y2 JP H0536855 Y2 JPH0536855 Y2 JP H0536855Y2 JP 1986124473 U JP1986124473 U JP 1986124473U JP 12447386 U JP12447386 U JP 12447386U JP H0536855 Y2 JPH0536855 Y2 JP H0536855Y2
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JP
Japan
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hand
discharge pipe
nozzle
cylinder
container
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JP1986124473U
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JPS6332180U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シヤンプー、リンス等の容器に設け
られ、容器内の液体を手押し操作により一定量吐
出させる手押しポンプに関する。
[従来の技術] 従来、シヤンプーやリンスの容器に手押しポン
プが取付けられたものがある。この手押しポンプ
は、容器のキヤツプから容器内へ挿入されるよう
に縦に取付けられ、立設されたシリンダ内には吐
出管の下端に連結されたピストンが上下摺動可能
に連結され、シリンダから上方へ突出した吐出管
の上部にはほぼ水平にノズル管が接続された構造
である。そして、吐出管の上端部を押し下げるこ
とによりシリンダ内に溜つた内容物が吐出管から
ノズル管に押し出され、ノズル管の先端から内容
物が吐出される。
[考案が解決しようとする問題点] したがつて、この種の手押しポンプを備えたシ
ヤンプー容器等から内容物を出す場合、一方の手
で吐出管を押し下げ、他方の手でノズル管から吐
出する内容物を受けなければならず、必ず、両手
を使用する必要がある。ところで、洗髪するとき
など、片手で髪、タオル、手おけ、シヤワーなど
を持つた状態でシヤンプー液を髪に着けたいとき
があり、上記のようなポンプでは他方の片手のみ
で手押しポンプを操作し且つシヤンプー液を手で
受けなければならず、このような使い方は不可能
であり、片手で操作でき且つ内容物をその手で受
けられる手押しポンプが要望されていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記の点に着目してなされたもの
で、片手で操作でき且つその片手で吐出物を受け
ることができ、シヤンプー容器などに便利に使用
し得る手押しポンプを提供するものであり、以下
のように構成される。
すなわち、本考案の手押しポンプは、シリンダ
が容器の上部に縦に装着され、該シリンダ内に嵌
挿されたピストンに連結され上方へ突出した吐出
管を有する手押しポンプにおいて、 該吐出管の上端に、平坦な上面を有し、前記ピ
ストンと吐出管を押し下げて容器内の液体を吐出
させる押え部が取着され、 前記押え部の上面より下方で、前記吐出管に一
端が連結されたノズル管を、前記押え部の上面に
手の甲が乗せられた手の側面を迂回して曲折さ
せ、手の平側にまで延出し、更に、押え部に向け
て昇り傾斜に曲折させ、且つノズル管の他端のノ
ズル口を略下向きに前記押え部に向かつて開口配
置させて構成される。
[作用] したがつて、押え部上に手のひらを上にした状
態の手を置き、押え部を押えて吐出管、ピストン
を押し下げれば、容器内の液体を操作した手のひ
ら上に押し出すことができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は容器1に装着された手押しポンプの正
面図を示し、この手押しポンプはキヤツプ2に設
けた孔から容器1内に縦に嵌挿される。手押しポ
ンプは、シリンダ3、シリンダ3の下部に接続さ
れたチユーブ13、シリンダ3の上部に嵌着され
たシリンダキヤツプ4、シリンダキヤツプ4の中
央孔から上方へ突出した吐出管5、吐出管5の上
端に接続されたノズル管6を備えて構成される。
第2図の断面図に示すように、シリンダ3内に
はピストン7が嵌挿され、ロツド8がピストン7
の中央を貫通してシリンダ3内の中央に縦に配設
される。ロツド8の上端に大径上端部が設けら
れ、ポンプを操作しない状態では、ピストン7が
コイルばね9により上方へ付勢されることによ
り、ピストン7はロツド8の大径上端部に押し付
けられ、ロツド8が貫通するピストン7の孔は完
全に閉鎖される。シリンダ3の下部におけるロツ
ド8の下端部には鋼球を弁体とする逆止片10が
形成され、この逆止片10はシリンダ3内の圧力
が容器1内の圧力より低下したときに開き、シリ
ンダ3内の圧力上昇により閉鎖する。吐出管5の
下端部はピストン7の上部に嵌挿され、ロツド8
の大径上端部はこの吐出管5内に挿入される。し
たがつて、吐出管5の押し下げによつてピストン
7が押し下げられ、ピストン7の中央孔とロツド
8の小径部との隙間が吐出管5の内側に開口し、
これによりシリンダ3内と吐出管5内が連通状態
となる。さらに、吐出管5の上部には逆止弁11
が設けられ、吐出管5内の圧力が大気圧より低下
した場合、逆止片11は閉鎖し、上昇したとき開
放する。吐出管5の上端には横方向にノズル管6
が連結される。また、このノズル管6と吐出管5
の連結箇所外部には平坦な上面を有する円盤形の
押え部12が取付けられている。ノズル管6は、
押え部12の内部で吐出管5の先端に一端が連結
され、押え部12の平坦な上面より下方で外部に
出てそこから水平横方向にのび、押え部12に手
の甲が乗せられた手の側面を迂回して上方へ曲折
し、手の平側にまで延出して再び押え部12の上
方位置へ戻るよう略コの字状に曲折して形成され
ている。また、ノズル管6他端のノズル口6aは
略下向きに押え部12に向かつて開口配置され、
しかもノズル管6は、押え部12に向けて昇り斜
面に曲折させ、ノズル口6aからの液体のたれ落
ちを少なくしている。
このように構成された手押しポンプは例えばシ
ヤンプーの容器に適用され、第4図に示すよう
に、手のひらを上にした状態でノズル管6を手の
側面から迂回させ、片手を押え部12の平坦な上
面に置き、そして、手の甲で押え部12を押えて
押し下げるように使用される。そして、ポンプの
動作により容器1内のシヤンプー液は吐出管5と
ノズル管6を通り、ノズル口6aから手のひらの
上に吐出される。すなわち、押え部12が押し下
げられると、第3図に示すように吐出管5がコイ
ルばね9の付勢力に抗してピストン7を押し下げ
る。このとき、シリンダ3内に溜つていたシヤン
プー液は、圧力上昇に伴ないピストン7の中央孔
から吐出管5内に上り、上部の逆止弁11を通つ
てノズル管6に入り、ノズル口6から下方へ吐出
され、押え部12の上にある手のひらの上に流れ
落ちる。したがつて、手のひらで受けたシヤンプ
ー液はそのまま髪に着けて洗髪することができ、
他方の手でシヤワー、手おけ、タオルなどを持つ
たままでも、片手でシヤンプー液を押し出し且つ
これを受けて便利に使用することができる。
一方、液体の押し出しを終り、吐出管5つまり
ピストン7がコイルばね9の付勢力により上昇す
る際にはシリンダ3内が負圧になり、下部の逆止
弁10が開いて容器1内の液体がチユーブ13を
通つてシリンダ3内に吸引される。
なお、ノズル管6は、押え部12上に置いた手
のひらの上方にノズル口6aを位置させる形状で
あれば、略コ字状に限らず、略半円形など、種々
の形状とすることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の手押しポンプに
よれば、シリンダが容器の上部に縦に装着され、
該シリンダ内に嵌挿されたピストンに連結され上
方へ突出した吐出管を有する手押しポンプにおい
て、 該吐出管の上端に、平坦な上面を有し、前記ピ
ストンと吐出管を押し下げて容器内の液体を吐出
させる押え部が取着され、 前記押え部の上面より下方で、前記吐出管に一
端が連結されたノズル管を、前記押え部の上面に
手の甲が乗せられた手の側面を迂回して曲折さ
せ、手の平側にまで延出し、更に、押え部に向け
て昇り傾斜に曲折させ、且つノズル管の他端のノ
ズル口を略下向きに前記押え部に向かつて開口配
置させて構成した。よつて、平坦な押え部上に手
の平を上にした状態の手が、ノズル管によつて邪
魔されずに自然に置くことができ、押え部を軽く
手の甲で押えて吐出管、ピストンを押し下げれ
ば、容器内の液体を操作した手のひらの上に押し
出すことができ、シヤンプー容器などにこの手押
しポンプを適用すれば、片手のみの操作でその手
のひらの上にシヤンプー液を出すことができ、洗
髪などの際、一方の手が自由に使えるため、非常
に便利となる。
また、ノズル管内に溜つた液体は容器に戻り、
ノズル口から垂れ落ちることが少ない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は手押しポ
ンプの正面図、第2図は同拡大断面図、第3図は
押し出し操作時の同断面図、第4図は使用状態を
示す斜視図である。 1……容器、3……シリンダ、5……吐出管、
6……ノズル管、6a……ノズル口、7……ピス
トン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダが容器の上部に縦に装着され、該シリ
    ンダ内に嵌挿されたピストンに連結され上方へ突
    出した吐出管を有する手押しポンプにおいて、 該吐出管の上端に、平坦な上面を有し、前記ピ
    ストンと吐出管を押し下げて容器内の液体を吐出
    させる押え部が取着され、 前記押え部の上面より下方で、前記吐出管に一
    端が連結されたノズル管を、前記押え部の上面に
    手の甲が乗せられた手の側面を迂回して曲折さ
    せ、手の平側にまで延出し、更に、押え部に向け
    て昇り傾斜に曲折させ、且つノズル管の他端のノ
    ズル口を略下向きに前記押え部に向かつて開口配
    置させたことを特徴とする手押しポンプ。
JP1986124473U 1986-08-13 1986-08-13 Expired - Lifetime JPH0536855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124473U JPH0536855Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124473U JPH0536855Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332180U JPS6332180U (ja) 1988-03-02
JPH0536855Y2 true JPH0536855Y2 (ja) 1993-09-17

Family

ID=31016518

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JP1986124473U Expired - Lifetime JPH0536855Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3057642B2 (ja) * 1989-07-18 2000-07-04 株式会社ブリヂストン 帯状袋体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55134986U (ja) * 1979-03-16 1980-09-25
JPS58149372U (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 花王株式会社 デイスペンサ−

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JPS6332180U (ja) 1988-03-02

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