JP2566859Y2 - 注出容器 - Google Patents

注出容器

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JP2566859Y2
JP2566859Y2 JP1991099290U JP9929091U JP2566859Y2 JP 2566859 Y2 JP2566859 Y2 JP 2566859Y2 JP 1991099290 U JP1991099290 U JP 1991099290U JP 9929091 U JP9929091 U JP 9929091U JP 2566859 Y2 JP2566859 Y2 JP 2566859Y2
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nozzle
lever
tip
movable tube
dispensing
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JP1991099290U
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啓光 荒木
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は注出容器に係り、特に、
据え置き型の容器であって簡単な操作で内容物を外部に
注出させる注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用風呂場に置いて使用する大
型のシャンプー容器が種々提供されている。
【0003】この容器は図7に示すように、シリンダ3
1内にピストン32を設けるとともに、このピストン3
2を上下動させる作動管33をシリンダ31外に延出
し、この作動管33の上端に押圧部34を設けるととも
に作動管33に連通したノズル35を設けてなるポンプ
部36を容器37の口部38に設けたものである。 そ
して、前記押圧部34の押し下げによって前記ピストン
32を押し下げ、これによってシリンダ内圧力を上げて
前記作動管33内の内容物39を上昇させ、前記ノズル
35から内容物39を外部に注出させるようになってい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来のものにおいては、一方の手で押圧部を押しつつ、他
方の手をノズル35の下にかざして、注出される内容物
を受けなければならないため両方の手が必要となり、風
呂場内でシャンプーを使用する場合等では無理な姿勢を
強いられることとなる。
【0005】また、両手がふさがるため他の動作ができ
ないという問題がある。例えば、シャンプーで洗髪をし
た後は手を濯ぎ、洗剤分をなくした手でリンスを使用し
たり、同時にシャワーの操作等をしたいが、これらの操
作は困難である。また、赤子を入浴させる場合には必ず
片手がふさがるため、ボディシャンプー等を手に取るこ
とができないという問題がある。
【0006】本考案は前記事項に鑑みてなされたもの
で、片手で容易に手の平へ内容物を注出することができ
るようにした注出容器を提供することを技術的課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は前記技術的課題
を解決するために、以下のような構成とした。即ち、ボ
トル容器1の蓋体2に注出ノズル3を設けるとともにこ
の注出ノズル3の外側に可動管4をスライド自在に外嵌
する。
【0008】そして、前記ボトル容器1内に前記注出ノ
ズル3へ内容物を送給すべきポンプ部5を内装するとと
もに、このポンプ部5に前記可動管4及び注出ノズル3
を接続して、可動管4の上下動によりポンプ部5を作動
可能とする。
【0009】一方、前記蓋体2に湾曲したレバー6を揺
動自在に立設し、このレバー6の先端の下方に前記注出
ノズル3の先端部を位置せしめる一方、前記レバー6の
下動時にレバー6の下面で前記可動管4を押圧して、前
記注出ノズル3の先端部から内容物を注出するよう構成
した。
【0010】その他の構成として、ボトル容器1の蓋体
2に伸縮自在の柔軟性チューブからなる注出ノズル3を
設けるとともにこの注出ノズル3の外側に可動管4をス
ライド自在に外嵌する。
【0011】そして、前記ボトル容器1内に前記注出ノ
ズル3へ内容物を送給すべきポンプ部5を内装するとと
もに、このポンプ部5に前記可動管4及び注出ノズル3
を接続して、可動管4の上下動によりポンプ部5を作動
可能とする一方、前記ボトル容器1にレバー6を揺動自
在に設ける。
【0012】このレバー6に前記注出ノズル3を一体に
添わせて設け、前記レバー20を下動させこのレバー6
の下面で前記可動管4を押圧することにより、前記注出
ノズル3の先端部から内容物を注出するよう構成した。
【0013】
【作用】親指をレバー6の上面に当て、これと同時に同
じ手の手のひらを注出ノズル先端の下方にかざす。
【0014】この状態でレバーを押し下げるとレバー6
の下面で前記可動管4が押圧され可動管4が下動する。
これにより内容物が注出ノズル3へ送給される。そして
内容物はノズル先端の下方に位置する手の平へ落下す
る。これにより片手で内容物の注出と受け取りとを同時
に行うことができる。
【0015】またその他の構成では、レバーを押し下げ
るとレバー6の下面で前記可動管4が押圧され可動管4
が下動するのは同様であるが、内容物はレバー6の先端
に位置する注出ノズル3の口部から注出されるこのよう
に、内容物はノズル先端の下方に位置する手の平へ落下
する。これにより片手で内容物の注出を行うことができ
る。
【0016】内容物としては液体は勿論、泡沫、乳液等
種々のものを使用できる。
【0017】
【実施例1】本考案の実施例1を図1ないし図3に基づ
いて説明する。ボトル容器1は合成樹脂、ガラス、金属
等で形成されており、その口筒部1aには蓋体2が螺合
されている。蓋体2の中央には注出ノズル3が固定され
ている。この注出ノズル3は管部3aの先端を湾曲させ
たものであり、管部3aの途中からフランジ3bを延出
してこのフランジ3bの下縁を蓋体2に嵌合してある。
このフランジ3bには切欠部3cが2箇所設けられてい
る。
【0018】前記注出ノズル3の外側には可動管4がス
ライド自在に外嵌されている。この可動管4は下部にフ
ランジ4aが設けられており、装着状態では抜けないよ
うになっている。また可動管4の上方は前記切欠部3c
に内嵌する部分4aを除き切欠されている。これにより
可動管4は注出ノズル3の周囲において上下動自在に支
持されている。
【0019】前記ボトル容器1内には前記注出ノズル3
へ内容物を送給すべきポンプ部5が内装されている。こ
のポンプ部5はシリンダ5aの内部にピストン5bを内
装したもので、このピストン5bの中心に孔部が設けら
れている。そしてこの孔部は前記注出ノズル3に連通し
ている。
【0020】一方、シリンダの底部側には吸い上げパイ
プ5cが取り付けられ、その取り付け部に逆止弁として
のボール弁が設けられている。このボール弁はパイプ5
cの基部に形成されたボールベット5d上にボール5e
を載せたものである。なお、ボール5eの上方にはボー
ル押さえ5fが設けられている。これにより前記ボール
5eの外れが防止できるようになっている。
【0021】前記ピストン5bはコイルスプリング5g
で上方に付勢されており、前記可動管4の下動により下
方に移動するようになっている。一方、前記蓋体2の一
端縁にはヒンジ部2a、2aが突設されており、このヒ
ンジ部2a、2a間に湾曲したレバー6が揺動自在に軸
止されている。
【0022】このレバー6の先端は前記注出ノズル3の
先端部方向に湾曲させてあり、レバー先端の下方に前記
注出ノズル3の先端部を位置せしめてある。前記した構
成において、内容物を注出する際には図3に示すよう
に、片手の親指をレバー6の先端上に置き、手の平部分
を前記注出ノズル3の先端部の下方に置く。そしてこの
状態でレバー6を押し下げるとレバー6の下面で前記可
動管4の上端が押圧され可動管4が下動する。
【0023】これにより内容物が注出ノズル3へ送給さ
れ、ノズル先端の下方に位置する手の平へ落下する。こ
れにより片手で内容物の注出と受け取りとを同時に行う
ことができる。
【0024】
【実施例2】実施例2を図4ないし図6により説明す
る。ボトル容器1には蓋体2としてのキャップが螺合さ
れている。この蓋体2には伸縮自在の柔軟性チューブか
らなる注出ノズル3が貫通して設けられている。
【0025】前記ボトル容器1内には前記注出ノズル3
に連通し、この注出ノズル3へ内容物を送給するポンプ
部5が内装されている。また、注出ノズル3の外側には
可動管4が上下スライド自在に設けられている。そして
可動管4の上下動によりポンプ部5を作動可能とする
このポンプ部5及び可動管4の構成と作用は前記実施例
1と同様のため省略する。
【0026】前記ボトル容器1の肩部には支持棒20が
立設されている。この支持棒20の上端には軸受け21
が設けられている。そして、この軸受け21にレバー6
が揺動自在に軸止されている。このレバー6の下面は前
記可動管4に当接してこれを下動させることができるよ
うになっている。
【0027】前記レバー6の下側には前記注出ノズル3
が一体に添わせて設けられており、その吐出口3tはレ
バー6の先端部分に位置している。なお、このレバー6
の形状は図6に示すように直線的でも良いし図1のよう
に湾曲させてもよい。
【0028】前記した構成において、レバー6を矢示F
方向に下動させるとレバー6の下面で前記可動管4が押
圧され、可動管4が下動する。するとポンプ部5を作動
し、前記注出ノズル3を通って吐出口3tから内容物が
吐出する。
【0029】前記吐出口3tは注出ノズル3の先端部分
に位置しているため、図6に示すように、片手の親指で
レバー6を押し、同じ手の手の平で内容物を受けること
ができる。
【0030】このように、いずれの実施例においても片
手で内容物を注出して受けることができるため、赤子を
入浴させる場合でも片方の手で赤子を確実に固定した上
で、もう一方の手でボディシャンプー等を手に取ること
ができ、極めて便利である。
【0031】
【考案の効果】本考案によれば、片手の親指でレバーを
押し下げると、作動管が下降してシリンダ内のピストン
下降し、レバーの方で開口させた注出ノズルから内
容物がレバーに位置する手の平へ落下するように構成し
たので、注出操作と内容物の受け取りとを片手で行うこ
とができ、無理な姿勢をとることなく内容物を取り出す
ことができる。
【0032】また、片手が空くこととなるから他の動
作、例えば、シャンプーで洗髪をした後、手を濯ぎ、洗
剤分をなくした手でリンスを使用したり、シャワーの操
作等をする場合において特に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図、
【図2】本考案の一実施例を示す断面図、
【図3】本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図、
【図4】本考案の実施例2を示す断面図、
【図5】本考案の実施例2を示す断面図、
【図6】本考案の実施例2を示す使用状態の斜視図、
【図7】従来の注出容器の内部構造を示す側面図。
【符号の説明】
1 ボトル容器、 2 蓋体、 3 注出ノズル、 4 可動管、 5 ポンプ部、 6 レバー。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトル容器の蓋体に注出ノズルを設けると
    ともにこの注出ノズルの外側に可動管をスライド自在に
    外嵌し、前記ボトル容器内に前記注出ノズルへ内容物を
    送給すべきポンプ部を内装するとともに、このポンプ部
    に前記可動管及び注出ノズルを接続して、可動管の上下
    動によりポンプ部を作動可能とする一方、前記蓋体に湾
    曲したレバーを揺動自在に立設し、このレバーの先端の
    下方に前記注出ノズルの先端部を位置せしめる一方、前
    記レバーの下動時にレバーの下面で前記可動管を押圧し
    て、前記注出ノズルの先端部から内容物を注出するよう
    構成したことを特徴とする注出容器。
  2. 【請求項2】ボトル容器の蓋体に伸縮自在の柔軟性チュ
    ーブからなる注出ノズルを設けるとともにこの注出ノズ
    ルの外側に可動管をスライド自在に外嵌し、前記ボトル
    容器内に前記注出ノズルへ内容物を送給すべきポンプ部
    を内装するとともに、このポンプ部に前記可動管及び注
    出ノズルを接続して、可動管の上下動によりポンプ部を
    作動可能とする一方、前記ボトル容器にレバーを揺動自
    在に設け、このレバーに前記注出ノズルを一体に添わせ
    て設け、前記レバーを下動させこのレバーの下面で前記
    可動管を押圧することにより、前記注出ノズルの先端部
    から内容物を注出するよう構成したことを特徴とする注
    出容器。
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JPH0549651U JPH0549651U (ja) 1993-06-29
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