JPH054956Y2 - - Google Patents

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JPH054956Y2
JPH054956Y2 JP12838287U JP12838287U JPH054956Y2 JP H054956 Y2 JPH054956 Y2 JP H054956Y2 JP 12838287 U JP12838287 U JP 12838287U JP 12838287 U JP12838287 U JP 12838287U JP H054956 Y2 JPH054956 Y2 JP H054956Y2
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mold
rubber
molded
rubber cylinder
cylinder
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、成形ゴム型を改良した乾式冷間静水
圧加圧装置に係り、セラミツクスや粉末冶金等の
分野で利用される。
(従来の技術) 超硬、セラミツクス等の粉末を加圧、圧縮成形
する技術として、予め圧力容器内に組込まれた成
形ゴム型を介して圧力媒体により等方的に加圧成
形する乾式冷間静水圧加圧装置があり、例えば特
開昭49−22670号公報、実公昭53−32911号公報等
で知られている(以下、この加圧成形法を乾式
CIPと略称する場合がある)。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の乾式CIPは、粉末(被成形体)の充填、
加圧、成形品取出しが液体(圧力媒体)に触れる
ことなく行え、自動化が容易となる等の利点があ
るも、成形ゴム型が単層構造であつたため次の問
題点がある。
;成形ゴム型は繰り返して加圧成形に使用され
るため、内径の変形又は傷が発生する。
このため、成形ゴム型の交換が必要となり単
層構造のため小さな傷でもゴム型全体を交換す
る必要があり、コスト高であつた。
;粉末充填部の径が圧力容器の使用可能な径に
比べて小さいものにおいて、多くの種類がある
場合、単層構造の成形ゴム型ではその都度、ゴ
ム全体を作成する必要があつた。
;成形ゴム型は、引張り強さ、伸び、引裂強さ
が高くて、物性的に優れたゴムが使用される
が、このゴムは価格が高くなり、前記,の
不具合点を増長する傾向があつた。
本考案は、成形ゴム型を複数層とすることによ
つて、前述問題点を解消し、併せて内層側ゴム筒
型の弾性復元力を大きくすることにより、サイク
ルタイムを短縮したことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、筒状の加圧ゴム型とこの内側の成形
ゴム型とを組合せたゴム型を、圧力容器内に備
え、前記加圧ゴム型の外周面と圧力容器の内周面
との〓間に圧力媒体を供給することで成形ゴム型
内の被成形体を等方的に加圧成形する乾式冷間静
水圧加圧装置において、叙述の目的を達成するた
めの手段として、以下の技術的手段を講じたので
ある。
すなわち、本考案は、成形ゴム型6が、被成形
体13に接する内側ゴム筒型7と、該内側ゴム筒
型7の外周側に接する外側ゴム筒型8と、の複数
層からなり、内側ゴム筒型7と外側ゴム筒型8と
が互いに筒軸方向に挿脱自在として組合されてお
り、内側ゴム筒型7が外側ゴム筒型8に対して薄
肉でかつゴム硬度を高くしていることを特徴とす
るものである。
(作用) セラミツクス、超硬等の粉末よりなる被成形体
13は成形ゴム型6の内側ゴム筒型7内に充填さ
れて、該成形ゴム型6とこの外側の加圧ゴム型1
2とを組合せたゴム型が圧力容器1内に組込ま
れ、加圧ゴム型12の外周面と圧力容器1の内周
面との〓間に供給した水その他の液体よりなる圧
力媒体によつて、通常1000Kg・f/cm2以上の等方
的圧力を加えて圧縮成形される。
加圧成形後には、圧力媒体を減圧すると成形ゴ
ム型6と加圧ゴム型12はともに弾性復元力で旧
位に戻るが、このとき、成形ゴム型6を構成する
内側ゴム筒型7は外側ゴム筒型8に対して硬度が
大きいことから、復原時間が短くなる。
また、種類が異なる被成形体13を得るには、
内側ゴム筒型7を外側ゴム筒型8より引抜き、種
類(形状、粉末)が異なる内側ゴム筒型7のみを
交換し、外側ゴム筒型8に組付ける。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図及び第2図において、1は圧力容器で、
円筒形状とされて上下に開口部2,3を有する。
4は上蓋で、上開口部2に挿脱自在に嵌合さ
れ、上蓋4Aと外蓋4Bとの組合せ構造である。
5は下蓋で、下開口部3に挿脱自在に嵌合さ
れ、上蓋4Aと外蓋4Bとの組合せ構造である。
6は成形ゴム型であり、内側ゴム筒型7と外側
ゴム筒型8とを筒軸心方向に挿脱自在に組合せて
なる。
内側ゴム筒型7と外側ゴム筒型8は前者が後者
に対して肉厚が薄くされ、しかも、ゴム硬度は、
前者が高く(大きく)、後者が低く(小さく)さ
れている。
具体的には、内側ゴム筒型7はウレタン、ニト
リルブタジエン等よりなり、その硬度はHs70°〜
90°とされ、外側ゴム筒型8はHs50°〜80°のクロ
ロプレン等で作成されている。
なお、成形ゴム型のコスト比は製造方法により
異なるがおよそウレタンを10としたとき、ニトル
ブタジエンは8、クロロプレンは5である。
10,11は金属パンチであり、内側ゴム筒型
7の成形室7Aの上下を施蓋している。
12は筒状の加圧ゴム型で、この加圧ゴム型1
2の内側に前記成形ゴム型6が組合されてゴム型
とされていて、加圧ゴム型12の外周面と圧力容
器1の内周面との間には圧媒供給用の〓間を有し
ている。13は被成形体であり、セラミツクス、
粉末冶金等である。
被成形体13に接する内側ゴム筒型7と外側ゴ
ム筒型8とを組合せて複数層構造としてなるが、
内側ゴム筒型7はその外周形状を、外側ゴム筒型
8の内周形状と同じとされ、成形室7Aの形状が
異なるものを用意しておき(第3図参照)、内外
ゴム筒型7,8のうち、外側ゴム筒型8を共通と
し、内側ゴム筒型7を交換可能とされている。
第4図を参照すると、14はプレスフレーム
で、プレス軸力を担持するものであり、上蓋4側
および下蓋5側に対して係脱自在となる方形開口
部14Aを有している。
また、15は下蓋5側の昇降用シリンダ装置、
16はバツクアツプシリンダ、17はベースフレ
ームであり、上蓋4はそのパンチ部分4Cが昇降
シリンダ装置で昇降自在とされている。
上記実施例において、上蓋4側のパンチ部分を
上昇させた状態で、成形ゴム型6に被成形体を供
給して充填し、金属パンチ10で施蓋し、更に、
パンチ部分4Cを挿嵌し、プレスフレーム14を
係合させる。
この状態が第4図に示されており、水その他の
液体を供給し、加圧ゴム型12の外周域に、等方
的圧力(例えば500〜1000Kg・f/cm2)を作用さ
せ、成形ゴム型6を介して被成形体13を加圧
し、圧縮成形する。
加圧成形後は、減圧させると、成形ゴム型6は
その弾性力で旧位に復元するが、このとき、内側
ゴム筒型7の硬度が大きいことから、復元時間が
短くなり、ここに、生産サイクルタイムが早くで
きる。
減圧後、下蓋5側に成形品を載置して下開口部
3より取出す。
成形品の形状を変えたいときには、外側ゴム筒
型8より内側ゴム筒型7を引抜き、成形室7Aの
形状が異なる内側ゴム筒型7と交換して外側ゴム
筒型8に挿入する。
また、成形室7Aが損傷したり、変形したりし
たときは、新しい内側ゴム筒型7と交換するが、
この内側ゴム筒型7は、ゴム材料が高価であつて
も、肉厚が薄いことから、ゴム型全体を交換する
ものに比べて安価となる。
(考案の効果) 本考案は、以上の通りであり、成形ゴム型が、
被成形体に接する内側ゴム筒型とこの型の外周側
に接する外側ゴム筒型との複数層からなり、内外
ゴム筒型が筒軸方向に挿脱自在として組合されて
いるので、内側ゴム筒型が損傷したり、変形した
りしても、このゴム筒型だけを交換すれば足り
る。
又、形状の異なる内側ゴム筒型との交換もでき
て、外側ゴム筒型はそのまま利用できるので、異
種成形品を製造するにも経済的である。
更に、内側ゴム筒型が外側ゴム筒型に対して薄
肉でかつゴム硬度が大きいことから、材料コスト
が高い内側ゴム筒型は必要最少限に抑えることが
できる。
又、内側ゴム筒型はゴム硬度が大であるので、
成形後の減圧時に、旧位に復元する時間が早くな
り、ここに、生産サイクルタイムを大幅に短縮で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示し、第1図は立面
断面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図
は内側ゴム筒型の断面図、第4図は全体の概略立
面断面図である。 1……圧力容器、4……上蓋、5……下蓋、6
……成形ゴム型、7……内側ゴム筒型、8……外
側ゴム筒型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の加圧ゴム型12とこの内側の成形ゴム型
    6とを組合せてなるゴム型を、圧力容器1内に備
    え、前記加圧ゴム型12の外周面と圧力容器1の
    内周面との〓間に圧力媒体を供給することで成形
    ゴム型6内の被成形体13を等方的に加圧成形す
    る乾式冷間静水圧加圧装置において、 成形ゴム型6が被成形体13に接する内側ゴム
    筒型7と、該内側ゴム筒型7の外周側に接する外
    側ゴム筒型8と、の複数層からなり、内側ゴム筒
    型7と外側ゴム筒型8とが互いに筒軸方向に挿脱
    自在として組合されており、内側ゴム筒型7が外
    側ゴム筒型8に対して薄肉でかつゴム硬度を高く
    していることを特徴とする乾式冷間静水加圧装
    置。
JP12838287U 1987-08-22 1987-08-22 Expired - Lifetime JPH054956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12838287U JPH054956Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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JP12838287U JPH054956Y2 (ja) 1987-08-22 1987-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6433394U JPS6433394U (ja) 1989-03-01
JPH054956Y2 true JPH054956Y2 (ja) 1993-02-08

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