JPH0335517Y2 - - Google Patents

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JPH0335517Y2
JPH0335517Y2 JP10364187U JP10364187U JPH0335517Y2 JP H0335517 Y2 JPH0335517 Y2 JP H0335517Y2 JP 10364187 U JP10364187 U JP 10364187U JP 10364187 U JP10364187 U JP 10364187U JP H0335517 Y2 JPH0335517 Y2 JP H0335517Y2
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lid
molding
mold
molded
rubber mold
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加圧ゴム型を介して成形ゴム型内に
充填された粉末材料を加圧成形するための乾式冷
間静水圧加圧装置に係り、特に軸方向に作用する
加圧荷重をダミー筒で担持するようにしたものに
関する。
(従来の技術) 冷間静水圧加圧成形法は別名をラバープレス法
と呼ばれ、成形用金型の代わりに成形ゴム型を使
用し、該ゴム型内に粉末の被加工物を封入し、該
ゴム型を成形容器に収納して超高圧を加えて加圧
成形するものである。
この冷間静水圧加圧成形法は大別すると乾式と
湿式とに分けられ、乾式法は、あらかじめ成形容
器内に組込まれた加圧ゴム型を介して成形ゴム型
内の粉末材料を加圧成形する方法であり、液体に
直接ふれることなく粉末の充填、加圧、成形品の
取出しを自動化でき、湿式法より成形時間が短縮
できる利点があり、多量生産に適する。
第3図から第5図を参照して乾式法の従来例を
概説する。
第3図は従来例の1であり、筒状成形容器1の
上部開口部には圧媒供給孔2を有する上蓋3が挿
嵌され、銅パツキン4、Uパツキン5を介してシ
ールされている。
成形容器1の下開口部にはリング形状とされた
下外蓋6が挿嵌され、銅パツキン7でシールされ
ているとともに、下外蓋6の開口部8には下中蓋
9が挿嵌されてここに、外蓋と中蓋9で下蓋10
が構成されている。
下中蓋9上に、筒状の成形ゴム型11が支持さ
れているとともに、該成形ゴム型11に上下の各
成形ゴム型12,13が装着され、粉体の挿入、
成形体の取出時には下中蓋9とともに降下可能と
されている。
成形ゴム型11の外周には筒状の加圧ゴム型1
4が套嵌されて下外蓋6に支持され、該加圧ゴム
型14の上端には成形ゴム上型15を有するとと
もに、更に、倒立コツプ形状の加圧ゴム型16が
外周に套嵌されている。
加圧ゴム型16の外周には、多数の通孔17を
有する金属製ダミー筒18が套嵌されており、該
ダミー筒18は押え板19を介して上蓋3に取付
けられている。
なお、20はプレスフレームである。
第4図、第5図に示した従来例の2は、クロス
ヘツド21に成形容器1が取付けられ、その内部
に第5図で示す如く成形ゴム型11およびダミー
筒18が設けられ、上蓋3には上パンチ22が、
下蓋10には下パンチ23が設けられてプレスフ
レーム20で圧力を受け、下蓋10はクロスヘツ
ド21を介してバツクアツプシリンダ24で、下
パンチ23は昇降シリンダ25で圧力を受け成形
体の軸方向寸法を固定した構造である。なお、第
5図で、26はパツキン受けである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例の1は、成形ゴム型11,12,13を
介してこの中の粉体等は、径方向および軸方向の
加圧力を受けて成形されることになり、軸方向に
収縮した成形体が圧媒の減圧時に、成形ゴム型1
1,12,13の復元で引張られ、胴割れ現象を
起こすおそれがあつた。
従来例の2は、成形体の胴割れ現象は起らない
けれども、別途に、バツクアツプシリンダ24が
必要となることから、コスト高となつていた。
本考案は、特に、従来例の1の技術を改善して
成形用上金型およびダミー筒を上蓋とは縁を切
り、下外蓋から自立支持されて、ダミー筒自体で
軸方向の荷重を担持させて、成形体が軸方向に圧
縮されないようにして胴割れ現象を防止したこと
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述目的を達成するために講じた技術
的手段の特徴とするところは、筒状成形容器1の
内部に成形ゴム型11が設けられ、前記成形容器
1の上部開口には上蓋3が、下部開口には下外蓋
6と下中蓋9とからなる下蓋10が設けられ、下
外蓋6に対して下中蓋9が容器軸方向に挿脱自在
とされており、前記成形ゴム型11と成形容器1
との間に、成形ゴム型11を径方向から加圧する
ための加圧ゴム型14,16が設けられ、該加圧
ゴム型14,16の外周にダミー筒18が套嵌さ
れている乾式冷間静水圧加圧装置において、 成形ゴム型11は下中蓋9に支持されており、
ダミー筒18はその下端部が下外蓋6に支持され
て自立されており、ダミー筒18の上端部は上蓋
3より離されている成形用上金型29を有してお
り、軸方向の加圧荷重がダミー筒18で担持され
ている点にある。
(作用) 本考案によれば、筒状成形容器1の内部に設け
られた成形ゴム型11の粉体は、圧媒の供給と昇
圧によつて加圧ゴム型14,16により静水圧を
受け、径方向内方へと加圧される。
このとき、軸方向の加圧荷重はダミー筒18で
担持し、成形ゴム型11は径方向にみに加圧さ
れ、ここに、成形体は軸方向には収縮されない。
成形体の取出しはプレスフレーム20と上・下
蓋3,10の係合を解除せしめてから、下蓋10
の中蓋9を成形容器1から抜取ることによつてな
される。
(実施例) 以下、第1・2図を参照して本考案の実施例を
詳述する。
なお、本考案は第3図で示した従来例の1の改
良であることから、改良点を主に説明し、共通部
分は共通符号で示している。
下蓋10の中蓋9上には成形用下金型27が載
置されているとともに筒状の成形ゴム型11が支
持されており、粉体の供給及び成形体の取出しを
可能にすべく下中蓋9とともに成形容器1に対し
て挿脱自在(昇降自在)である。
成形ゴム型11の外周には内外二重の加圧ゴム
型14,16が設けられ、加圧ゴム型14,16
はいずれも下蓋10の外蓋6に支持されている。
多数の通孔17を有する金属製のダミー筒18
は第2図に示す如く外加圧ゴム型16に凹凸部2
8により係合されて下外蓋6に下端が支持されて
自立されており、このダミー筒18は成形用上金
型29がその上端部に取付けられ、しかも、成形
用上金型29は上蓋3とは離反されて縁切りさ
れ、この成形用上金型29に内外二重の加圧ゴム
型14,16および成形ゴム型11が段部を介し
て係合されている。
なお、第2図で示すごとく下外蓋6はオーリン
グ30および銅パツキン7を介してシールされて
いる。
ここに、本実施例ではダミー筒18鉢、加圧用
ゴム型14,16および成形用上金型29に下外
蓋6から自立支持されており、上蓋3とは縁を切
つた状態であることから、軸方向に作用する静水
圧ダミー筒18で受けもつこととなり、内部の成
形用ゴム型11は径方向にのみ加圧され、成形体
は軸方向に収縮することはない。
(考案の効果) 本考案によれば、筒状成形容器1の内部に成形
ゴム型11が設けられ、前記成形容器1の上部開
口には上蓋3が、下部開口には下外蓋6と下中蓋
9とからなる下蓋10が設けられ、下外蓋6に対
して下中蓋9が容器軸方向に挿脱自在とされてお
り、前記成形ゴム型11と成形容器1との間に、
成形ゴム型11を径方向から加圧するための加圧
ゴム型14,16が設けられ、該加圧ゴム型1
4,16の外周にダミー筒18が套嵌されている
乾式冷間静水圧加圧装置において、 成形ゴム型11は下中蓋9に支持されており、
ダミー筒18はその下端部が下外蓋6に支持され
て自立されており、ダミー筒18の上端部は上蓋
3より離されている成形用上金型29を有してお
り、軸方向の加圧荷重がダミー筒18で担持され
ているので、次の利点がある。
すなわち、軸方向に作用する荷重はダミー筒1
8で受けもち、内部の成形ゴム型11は径方向の
みの加圧となり、ここに、成形体の軸方向の収縮
はく、従つて、減圧時に成形ゴム型11の復元に
よつて成形体の胴割れ現象を招くことはない。
また、従来例の2の如くバツクアツプシリンダ
24を必要とせずに軸方向を一定に保つて成形す
ることができるし、従来例の1におけるダミー筒
18、加圧ゴム型14,16及び成形用ゴム型1
1,12,13を取替えることによつて事済む構
造の簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例と従来例の2例を示し、
第1図は本案実施例の立面断面図、第2図は第1
図A部の拡大図、第3図は従来例の1の立面断面
図、第4図は従来例の2の立面図、第5図は第4
図の要部断面図である。 1……成形容器、3……上蓋、6……下外蓋、
9……下中蓋、10……下蓋、11……成形ゴム
型、14,16……加圧ゴム型、18……ダミー
筒、29……成形用上金型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状成形容器1の内部に成形ゴム型11が設け
    られ、前記成形容器1の上部開口には上蓋3が、
    下部開口には下外蓋6と下中蓋9とからなる下蓋
    10が設けられ、下外蓋6に対して下中蓋9が容
    器軸方向に挿脱自在とされており、前記成形ゴム
    型11と成形容器1との間に、成形ゴム型11を
    径方向から加圧するための加圧ゴム型14,16
    が設けられ、該加圧ゴム型14,16の外周にダ
    ミー筒18が套嵌されている乾式冷間静水圧加圧
    装置において、 成形ゴム型11は下中蓋9に支持されており、
    ダミー筒18はその下端部が下外蓋6に支持され
    て自立されており、ダミー筒18の上端部は上蓋
    3より離されている成形用上金型29を有してお
    り、軸方向の加圧荷重がダミー筒18で担持され
    ていることを特徴とする乾式冷間静水圧加圧装
    置。
JP10364187U 1987-07-06 1987-07-06 Expired JPH0335517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364187U JPH0335517Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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JP10364187U JPH0335517Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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Publication Number Publication Date
JPS6410397U JPS6410397U (ja) 1989-01-19
JPH0335517Y2 true JPH0335517Y2 (ja) 1991-07-26

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