JPH0428715Y2 - - Google Patents

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JPH0428715Y2
JPH0428715Y2 JP1986123783U JP12378386U JPH0428715Y2 JP H0428715 Y2 JPH0428715 Y2 JP H0428715Y2 JP 1986123783 U JP1986123783 U JP 1986123783U JP 12378386 U JP12378386 U JP 12378386U JP H0428715 Y2 JPH0428715 Y2 JP H0428715Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、湿式冷間等方圧加圧装置から、乾式
冷間等方圧加圧装置に容易に変更することができ
る冷間等方圧加圧成形装置に関する。
(従来の技術) 従来、粉末材料の超高圧等方圧加圧成形法とし
て、湿式冷間等方圧加圧成形法(以下、冷間等方
圧加圧成形をCIPという。)がある。
この方法は、第3図のように、粉末材料36が
内部に充填密封された成形ゴム型32を、下蓋3
4が嵌着されかつ圧媒液体が満された成形容器3
1内に設置し、該容器31に上蓋33を嵌着して
密閉した後、成形容器31内に圧媒液体を高圧充
填して、成形ゴム型32内部の粉末材料36を等
方向に加圧成形する方法である。同図において、
35は下蓋34に開設された圧媒注入口、37は
上蓋33を成形容器31に着脱自在に嵌着するた
めの昇降シリンダ、38は成形容器31の保持
筒、39a,39bはパツキン、40は成形容器
31の軸方向力を担持するためのプレスフレーム
であつて、上蓋33および下蓋34が嵌着された
成形容器31を挿脱自在に保持する。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、湿式CIP法は、成形に際して成形ゴム
型を密閉しなければならず、粉末材料の成形ゴム
型への充填および成形品の同ゴム型からの取出し
が面倒なこと、及びゴム型外部に付着した粉末材
料が圧媒液体中に混入して高圧機器を損傷する恐
れがあることから、乾式CIP法が注目されてい
る。
この乾式CIP法は、予め成形容器内に組込まれ
た加圧ゴム型を介して成形ゴム型内の粉末材料を
加圧成形する方法であり、成形ゴム型が圧媒液体
に直接触れないため、成形ゴム型を密封する必要
がなく、粉末材料の成形ゴム型内への充填および
成形品の該ゴム型からの取出しを容易に行うこと
ができ、湿式法より成形時間が短縮でき、多量生
産に適する利点がある。
かかる乾式CIP法のもつ利点から、近年湿式法
から乾式法への転換が図られている。
しかし、乾式CIP装置は高価なことから簡単に
は買い替えることができず、従来の湿式CIP装置
を改造して、乾式CIP装置に転用する方策が望ま
れている。
本考案はかかる要望に応えるものであつて、湿
式CIP装置から乾式CIP装置へ容易に変更できる
CIP装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために講じられた本考案の
特徴とするところは、筒状成形容器1の内部に成
形ゴム型2が設けられ、成形容器1の上部開口お
よび下部開口に上蓋3および下蓋4が着脱自在に
設けられ、該下蓋4に成形容器1の内部に連通す
る圧媒注入口8が設けられたCIP装置において、
前記成形ゴム型2は上部が開口した成形凹部11
を備えると共にその上端周縁部が成形容器1の内
周面に液密かつ軸方向に摺動自在に嵌着されたリ
ング状のゴム型サポート14の上端周縁部に付設
され、前記ゴム型サポート14は圧媒注入前に成
形ゴム型2を成形容器1の上部に保持するための
保持台21に載置されている点にある。
(作用) 本考案によれば、成形ゴム型2の上端周縁部が
成形容器1の内周面に液密かつ軸方向に摺動自在
に嵌着されたリング状のゴム型サポート14の上
端周縁部に付設されているので、下蓋4から成形
容器1内に注入された圧媒液体は、成形ゴム型2
の上部へ回り込むことがなく、成形凹部11に圧
媒液体が浸入することがない。従つて、上蓋3を
開いて成形凹部11に粉末材料を成形容器1の上
部開口より投入充填することができる。この際、
ゴム型サポート14は圧媒注入前に成形ゴム型2
を成形容器1の上部に保持するための保持台21
に載置されているので、粉末材料の成形ゴム型へ
の投入や成形後の成形品の取り出しが容易であ
り、作業性が良好である。
また、成形容器1内に注入充填された圧媒液体
は、成形ゴム型2の下面及び側面に圧力を及ぼし
て、成形凹部11の内部に充填された粉末材料1
8を等方的に加圧成形する。
加圧成形後、成形凹部11内の成形品は、圧媒
液体と接しないから、上蓋3を開けて容易に取出
すことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本考案の第1実施例に係る乾式CIP装
置であり、筒状成形容器1の内部に成形ゴム型2
が設けられ、成形容器1の上部開口および下部開
口に上蓋3および下蓋4が着脱自在に設けられて
おり、上蓋3および下蓋4が嵌着された成形容器
1は、該容器1に対して挿脱自在とされたプレス
フレーム5によつて担持されている。尚、成形容
器1は保持筒6を介して図示省略の固定フレーム
に固定されており、上蓋3は、昇降シリンダ7に
よつて、成形容器1の上部開口に嵌脱自在とされ
ている。8は下蓋4に開設された圧媒注入口、9
は下蓋4の上部外周に嵌着されてパツキンであ
る。
以上説明した基本的構成は、以下説明する成形
ゴム型2を除いて、第3図に示した従来の湿式
CIP装置と同様である。
前記成形ゴム型2は、上部が開口されかつ底部
が加圧ゴム壁12で形成された成形凹部11を備
えている。13は成形凹部11,11の分離壁部
である。該成形ゴム型2はその上端周縁部がリン
グ状のゴム型サポート14の上端周縁部に付設さ
れている。前記ゴム型サポート14には、成形容
器1の内周面に液密かつ軸方向に摺動自在に嵌着
するシール部15が形成されている。そして、該
シール部15は、ゴム型サポート14の外周段部
に設けられたパツキン16がシールサポート17
によつて保持された構成とされている。
前記成形凹部11には粉末材料18を直接充填
してもよく、また任意断面を有する補助ゴム型1
9を介して充填してもよい。
成形容器1内において、下蓋4には前記成形ゴ
ム型2の加圧ゴム壁12と下蓋4に開設された圧
媒注入口8とを連通状態で保持する保持台21が
載置されている。該保持台21は、円筒状のライ
ナ本体22と、該ライナ本体22の上端に適宜数
立設された支持台23とで構成され、支持台23
はスプリングによつて伸縮自在に上方へ付勢され
ている。そして、該支持台23の上端面にゴム型
サポート14の下面が載置され、成形ゴム型2の
全体が上方へ付勢されている。
また、上蓋3の下面には、前記成形凹部11の
上部開口を閉塞するための上型25がボルト締結
等の手段によつて着脱自在に設けられている。該
上型25の下面には、前記成形凹部11の上部開
口に係合する凸部が形成されており、上型25が
成形凹部11を閉塞する際、成形凹部11内の粉
末材料を予め圧縮成形でき、粉末材料の高密度充
填が可能になる。
本実施例の場合、成形ゴム型2は、上下方向に
伸縮自在とされた支持台23を介してライナ本体
22に載置されているので、ライナ本体22の高
さ精度が問題とならず、また厚さの異なる幾種類
かの成形ゴム型に対処できる利点を有する。
第2図は、本考案の第2実施例に係る乾式CIP
装置であり、第1実施例と比べて(シール部)の
構造が簡単化されている。
すなわち、本実施例においては、成形ゴム形2
aの上端周縁部を延設してシール部15aを形成
したものであり、シール部が簡単な構成となつて
いる。
尚、第1、第2実施例において、上蓋3は成形
容器1に昇降シリンダ7によつて着脱自在に挿着
される構成とされているが、本考案はかかる着脱
手段に限定されるものではなく、ボルト締結手段
やピン結合手段等を適宜適用できる。下蓋4も上
蓋3と同様の着脱手段を適用できる。
また、本考案においては、支持台23や上型2
5は必ずしも必要でない。ライナ本体22を適当
な長さに設定しても、成形容器1内に注入された
圧媒液体により、ゴム型サポート14と共に、成
形ゴム型2,2aの全体が上方へ押し上げられ、
該ゴム型2,2aの上面が上蓋3の下面に当接
し、成形凹部11の上部開口が閉塞され、成形凹
部11内の粉末材料は加圧ゴム壁12を介して有
効に加圧成形される。
本考案の乾式CIP装置は、以上説明した通りで
あるが、第3図に示した従来の湿式CIP装置から
容易に転換できる利点を有する。すなわち、密閉
型の成形ゴム型32の代りに本考案に係る成形ゴ
ム型2,2a、ゴム型サポート14および保持台
21を適宜設ければよい。勿論、本考案のCIP装
置から従来の湿式CIP装置への転換も容易であ
る。
次に、本考案に係る乾式CIP装置の使用方法に
ついて説明する。
まず、プレスフレーム5を成形容器1から退避
しておき、上蓋3を開いて、成形ゴム型2,2a
に形成された成形凹部11および該凹部11に装
着された補助ゴム型19内に粉末材料を充填し、
上蓋3を閉じて、プレスフレーム5を上蓋3およ
び下蓋4が嵌着された成形容器1に挿着する。
次いで、圧媒注入口8より圧媒液体を成形容器
1内に充填し、成形凹部11の底部を形成する加
圧ゴム壁12に作用させ、該凹部11内の粉末材
料18を直接あるいは補助ゴム型19を介して加
圧成形する。
成形後、プレスフレーム5を外し、上蓋3を開
けて、成形凹部11より成形品を取り出し、爾後
同様にして、加圧成形を繰り返す。
この際、補助ゴム型19を用いることにより、
成形ゴム型2,2aを交換することなく、異種形
状の成形品を容易に成形することができる。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案によれば、従来の湿
式CIP装置において、従来の成形ゴム型に代えて
本考案に係る保持台を成形容器内に設けると共に
成形ゴム型を付設したゴム型サポートを嵌着する
だけで乾式CIP装置に容易に転換することができ
る。
また、前記保持台を設けることにより、成形ゴ
ム型への粉末材料の投入や成形後の成形品の取り
出しを成形容器の上部開口より容易に行うことが
でき、作業性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る乾式CIP装
置の断面図、第2図はゴム型サポートのシール部
の構造を簡単にした第2実施例に係る乾式CIP装
置の断面図、第3図は従来の湿式CIP装置の断面
図である。 1……成形容器、2……成形ゴム型、3……上
蓋、4……下蓋、8……圧媒注入口、11……成
形凹部、12……加圧ゴム壁、14……ゴム型サ
ポート、15……シール部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状成形容器1の内部に成形ゴム型2が設けら
    れ、成形容器1の上部開口および下部開口に上蓋
    3および下蓋4が着脱自在に設けられ、該下蓋4
    に形成容器1の内部に連通する圧媒注入口8が設
    けられた冷間等方圧加圧装置において、 前記成形ゴム型2は上部が開口した成形凹部1
    1を備えると共にその上端周縁部が成形容器1の
    内周面に液密かつ軸方向に摺動自在に嵌着された
    リング状のゴム型サポート14の上端周縁部に付
    設され、前記ゴム型サポート14は圧媒注入前に
    成形ゴム型2を成形容器1の上部に保持するため
    の保持台21に載置されていることを特徴とする
    乾式冷間等方圧加圧装置。
JP1986123783U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0428715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123783U JPH0428715Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JP1986123783U JPH0428715Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JPS6329695U JPS6329695U (ja) 1988-02-26
JPH0428715Y2 true JPH0428715Y2 (ja) 1992-07-13

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ID=31015203

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JP1986123783U Expired JPH0428715Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221203A (en) * 1975-08-12 1977-02-17 Sumitomo Chem Co Ltd Carbon-contained iron-base sintered alloy

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5221203A (en) * 1975-08-12 1977-02-17 Sumitomo Chem Co Ltd Carbon-contained iron-base sintered alloy

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JPS6329695U (ja) 1988-02-26

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