JPH0357353Y2 - - Google Patents

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JPH0357353Y2
JPH0357353Y2 JP12378286U JP12378286U JPH0357353Y2 JP H0357353 Y2 JPH0357353 Y2 JP H0357353Y2 JP 12378286 U JP12378286 U JP 12378286U JP 12378286 U JP12378286 U JP 12378286U JP H0357353 Y2 JPH0357353 Y2 JP H0357353Y2
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rubber mold
molded
wire rod
molding
lid
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加圧ゴム型を介して成形ゴム型内に
充填された粉末材料を加圧成形するための乾式冷
間等方圧加圧装置に関する。
(従来の技術) 例えば、筒状成形容器の内部に成形ゴム型が設
けられ、該成形ゴム型内に粉末材料が充填され、
成形容器の上部及び下部の開口が夫々、上蓋及び
下蓋で閉塞され、成形容器と成形ゴム型との間に
設けられた加圧ゴム型部分に高圧流体を供給し、
成形ゴム型を径方向から加圧して成形する乾式冷
間等方圧加圧装置がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記装置によつて成形された成
形体に、貫通孔を加工する場合には別途、孔加工
が必要とされると共にドリル等による孔加工に際
して、孔内面にむしれや傷等の欠陥が生じるおそ
れがあつた。また超硬ドリル等でより加工速度を
上げる目的から、冷却・潤滑用の油穴を設けたい
という要望があるが、ドリル素材の様な長尺物に
あつては、直径1〜2mm程度の細孔加工ができな
かつた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、長尺物で
あつても容易に貫通孔が形成でき、また孔の加工
工程も不要とした装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) その技術的手段は、筒状成形容器1の内部に成
形ゴム型15が設けられ、成形容器1の上部開口
2及び下部開口3を開閉自在に閉塞する上蓋4及
び下蓋5が夫々設けられ、成形容器1と成形ゴム
型15との間に成形ゴム型15を径方向から加圧
するための加圧ゴム型18が設けられた乾式冷間
等方圧加圧装置において、前記上蓋4、成形ゴム
型15内及び下蓋5を貫通して線材24が着脱自
在に設けられると共に、該線材24をその長手方
向に引張る張力付与装置31が設けられた点にあ
る。
(作用) 本考案によれば、成形ゴム型15内に粉末材料
を充填すると共に、線材24を上蓋4、成形ゴム
型15内及び下蓋5を貫通させ、張力付与装置3
1によつて線材24に軸長手方向の張力を与えた
状態で加圧成形を行ない、成形体36より線材2
4を取外せば、線材24の位置に対応した位置
に、線材24と同径の貫通孔37を備えた成形体
36が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図において、1は乾式の冷間等方圧加
圧装置における筒状の成形容器で、上部及び下部
に夫々開口2,3が形成されている。
成形容器1の上部開口2は上蓋4によつて開閉
自在に閉塞され、下部開口3は下蓋5によつて開
閉自在に閉塞されている。
上蓋4は中央に粉末材料供給口6を有する上外
蓋7と、供給口6に挿脱自在な上パンチ8とから
なり、上パンチ8は上パンチ昇降シリンダ9によ
つて昇降自在とされている。
下蓋5は中央に成形体取出口10を有する下外
蓋11と、取出口10に挿脱自在な下パンチ12
とからなり、下パンチ12は下パンチ昇降シリン
ダ13によつて昇降自在とされている。
14は成形容器1を収納保持する容器保護筒で
ある。
15は成形ゴム型で、筒状に構成されており、
成形容器1内の上・下外蓋7,11間に組込まれ
ている。そして成形ゴム型15の上・下開口部1
6,17は上パンチ8及び下パンチ12によつて
密閉状とされる。
前記成形ゴム型15と成形容器1との間には、
成形ゴム型15の外周面に隣接して加圧ゴム型1
8が設けられており、加圧ゴム型18と成形容器
1との間に加圧室19が構成されている。そして
圧媒液体を供給するための圧媒導入口が加圧室1
9に連通状に備えられている。
20はプレスフレームで、加圧成形時における
軸方向力を担持するものであり、退避自在に備え
られている。
前記上パンチ8及び下パンチ12には上下方向
に貫通する線材貫通孔22,23が夫々形成され
ており、上パンチ8の線材貫通孔22、成形ゴム
型15内及び下パンチ12の線材貫通孔23を貫
通してピアノ線等よりなる金属製の細径線材24
が設けられ、上パンチ8より上方に突出した線材
24の突出端部が上チヤツク機構25によつてチ
ヤツクされ、下パンチ12より下方に突出した線
材24の突出端部が下チヤツク機構26によつて
チヤツクされている。下チヤツク機構26は線材
24が挿通される挿通孔を備えた下チヤツク体2
7と、下チヤツク体27を保持する保持ブロツク
28と、下チヤツク体27に螺合された締付ナツ
ト29とを備えてなり、締付ナツト29を締付け
ることによつて、下チヤツク体27で線材24を
挿脱自在に抜止め固定するよう構成されている。
また上チヤツク機構25は支持枠30と、支持枠
30上部に備えられた張力付与装置としてのテン
シヨンシリンダ31と、下方に出退操作自在とさ
れたテンシヨンシリンダ31のロツド32下端に
備えられ、線材24挿入孔を有する上チヤツク部
33と、上チヤツク部33に螺合装着された締付
リング体34とを備えてなり、締付リング体34
を締付けることによつて、上チヤツク部33で線
材24を挿脱自在に抜止め固定するよう構成され
ている。そしてテンシヨンシリンダ31を作動さ
せてロツド32を上昇させれば、線材24がその
長手方向に引張られ、線材24に所望の張力を与
えることができる。
尚、下チヤツク体27及び上チヤツク部33の
線材24チヤツク部分は周方向分割状に構成さ
れ、径方向の拡縮によつて線材24をチヤツク或
いは解放するよう構成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、加圧成形を行なう場合には、第1図に示され
る如く、成形ゴム型15内に粉末材料を充填する
と共に、線材24を上パンチ8、成形ゴム型15
内及び下パンチ12を貫通させて設け、その上下
端部を上チヤツク機構25及び下チヤツク機構2
6で夫々チヤツクした後、テンシヨンシリンダ3
1を作動させて、線材24に所望の張力を与え
る。その状態で加圧室19内に高圧流体を供給し
て加圧成形を行なえばよい。
成形後、成形体36を取出せば第2図に示され
る如く、線材24の配置されていた部分に対応し
て線材24と同径の細孔貫通孔37が形成された
成形体36が得られる。
以上のように、加圧成形と同時に貫通孔37を
備えた成形体36が得られ、孔加工による工程が
省略でき、加工工程数の削減が図れる。また上下
パンチ8,12により貫通孔37の位置決めがな
されるため、貫通孔37の位置ずれが防止でき
る。さらに線材24に張力を与えた状態で成形す
るため、貫通孔37の直線度も極めて良好であ
る。
また成形後に孔加工する場合と比較して、貫通
孔37の部分の粉末材料が少なくて済み、歩留り
が向上できる。そしてドリル等による孔加工が省
略できることから貫通孔37内面のむしれや傷等
の欠陥の発生も防止できる。
さらに長尺物の成形体36であつても容易に貫
通孔37が形成できる。
尚、線材24は所望の貫通孔37の孔径に応じ
た直径のものを使用すればよい。
また複数の線材24は同様に張設するような構
成とすれば、第3図に示される如く、複数の貫通
孔37を備えた成形体36が容易に得られ、上下
パンチ8,12の線材貫通孔22,23を位置ず
れした位置に設ければ、第4図に示される如く、
成形体36の中心線と平行でない貫通孔37も容
易に得られる。
尚、上記実施例において、線材24に張力を与
える張力付与装置としてテンシヨンシリンダ31
を用いたものを示しているが、ナツトでロツトを
締上げて張力を与える方法であつてもよく、実施
例のものに限定されない。
(考案の効果) 本考案によれば、乾式冷間等方圧加圧装置にお
いて、上蓋、成形ゴム型内及び下蓋を貫通して線
材が着脱自在に設けられると共に、該線材をその
長手方向に引張る張力付与装置が設けられたもの
であり、加圧成形後における孔加工が不要であ
り、長尺物の成形体であつても容易に貫通孔が形
成できる等、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面正面
図、第2図乃至第4図は成形体を示す斜視図であ
る。 1……成形容器、2……上部開口、3……下部
開口、4……上蓋、5……下蓋、15……成形ゴ
ム型、18……加圧ゴム型、24……線材、31
……テンシヨンシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状成形容器1の内部に成形ゴム型15が設け
    られ、成形容器1の上部開口2及び下部開口3を
    開閉自在に閉塞する上蓋4及び下蓋5が夫々設け
    られ、成形容器1と成形ゴム型15との間に成形
    ゴム型15を径方向から加圧するための加圧ゴム
    型18が設けられた乾式冷間等方圧加圧装置にお
    いて、前記上蓋4、成形ゴム型15内及び下蓋5
    を貫通して線材24が着脱自在に設けられると共
    に、該線材24をその長手方向に引張る張力付与
    装置31が設けられたことを特徴とする乾式冷間
    等方圧加圧装置。
JP12378286U 1986-08-11 1986-08-11 Expired JPH0357353Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12378286U JPH0357353Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12378286U JPH0357353Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS6329694U JPS6329694U (ja) 1988-02-26
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JP12378286U Expired JPH0357353Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JP2515362Y2 (ja) * 1993-05-13 1996-10-30 株式会社ワコール 乳房受けカップを有する衣類

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JPS6329694U (ja) 1988-02-26

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