JPH0549446A - カルシウム含有食品 - Google Patents
カルシウム含有食品Info
- Publication number
- JPH0549446A JPH0549446A JP3211093A JP21109391A JPH0549446A JP H0549446 A JPH0549446 A JP H0549446A JP 3211093 A JP3211093 A JP 3211093A JP 21109391 A JP21109391 A JP 21109391A JP H0549446 A JPH0549446 A JP H0549446A
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- JP
- Japan
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- calcium
- fossil
- containing food
- main component
- carbonate
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- Pending
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カルシウム含有量が多く効率的にカルシウム
を摂取できるカルシウム含有食品を提供する。 【構成】 化石質の炭酸カルシウムを主成分とするカル
シウム含有食品より構成するようにした。これによりこ
のカルシウム含有食品を摂取すると効率的に多くのカル
シウムを摂取できる。
を摂取できるカルシウム含有食品を提供する。 【構成】 化石質の炭酸カルシウムを主成分とするカル
シウム含有食品より構成するようにした。これによりこ
のカルシウム含有食品を摂取すると効率的に多くのカル
シウムを摂取できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカルシウム含有食品に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりカルシウム含有食品として種々
の製品が開発されている。これらカルシウム補給剤とし
て一般に市販されているものとしては炭酸カルシウム
燐酸カルシウム乳酸カルシウムクエン酸カルシウ
ムの四種に大別できる。
の製品が開発されている。これらカルシウム補給剤とし
て一般に市販されているものとしては炭酸カルシウム
燐酸カルシウム乳酸カルシウムクエン酸カルシウ
ムの四種に大別できる。
【0003】そして、これらの四種のカルシウム化合物
を比較するとカルシウム補給の点からみると炭酸カルシ
ウムが最も効果的である。
を比較するとカルシウム補給の点からみると炭酸カルシ
ウムが最も効果的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら炭酸カル
シウムは一般に方解石のごとく古世期層の石灰岩より採
取されるものを精製して用いており、本質的に固結する
性質を有しておりそのため摂取効率が十分ではなく、ま
た連用すると沈着して結石の原因ともなる。
シウムは一般に方解石のごとく古世期層の石灰岩より採
取されるものを精製して用いており、本質的に固結する
性質を有しておりそのため摂取効率が十分ではなく、ま
た連用すると沈着して結石の原因ともなる。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、その目的は、カルシウム含有量が多く
効率的にカルシウムを摂取できるカルシウム含有食品を
提供することにある。
たものであって、その目的は、カルシウム含有量が多く
効率的にカルシウムを摂取できるカルシウム含有食品を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、化石質の炭酸カルシウムを主成分とする
カルシウム含有食品により構成した。
め、本発明は、化石質の炭酸カルシウムを主成分とする
カルシウム含有食品により構成した。
【0007】ここに化石質の炭酸カルシウムとは特に沖
縄周辺で採掘される化石状のサンゴ,有孔虫,石灰藻,
二枚貝類であり、第4紀更新生より海底に堆積しつづけ
その後海底の隆起により陸上に現れたものである。こ
の、化石状のサンゴ等は斜方晶系のいわゆるアラレ石炭
酸カルシウムを主成分としている。
縄周辺で採掘される化石状のサンゴ,有孔虫,石灰藻,
二枚貝類であり、第4紀更新生より海底に堆積しつづけ
その後海底の隆起により陸上に現れたものである。こ
の、化石状のサンゴ等は斜方晶系のいわゆるアラレ石炭
酸カルシウムを主成分としている。
【0008】一般の化石化していないカキ殻や牛骨より
精製したカルシウム化合物は燐酸カルシウムであるため
摂取効率が悪くまた結石の原因となる。尚、アラレ石炭
酸カルシウムを加圧或いは加熱すると方解石炭酸カルシ
ウムとなることから想定するとアラレ石炭酸カルシウム
は方解石炭酸カルシウムへの変成途中にある物質と考え
られる。
精製したカルシウム化合物は燐酸カルシウムであるため
摂取効率が悪くまた結石の原因となる。尚、アラレ石炭
酸カルシウムを加圧或いは加熱すると方解石炭酸カルシ
ウムとなることから想定するとアラレ石炭酸カルシウム
は方解石炭酸カルシウムへの変成途中にある物質と考え
られる。
【0009】このアラレ石炭酸カルシウムの粒子径は特
に限定されないが粉末状にした場合の湿気の吸収による
固化、空中への飛散及び原料粉砕のコスト等を考慮する
と0.8μm以上であることが好ましい。また、粒子径
が大きいとイオン化(溶解度)が低下し、また食味とし
て口中でざらつきを感じるため30μm以下であること
が好ましく、これらの条件を総合的に判断すると特に2
μm程度がより好ましい。
に限定されないが粉末状にした場合の湿気の吸収による
固化、空中への飛散及び原料粉砕のコスト等を考慮する
と0.8μm以上であることが好ましい。また、粒子径
が大きいとイオン化(溶解度)が低下し、また食味とし
て口中でざらつきを感じるため30μm以下であること
が好ましく、これらの条件を総合的に判断すると特に2
μm程度がより好ましい。
【0010】原料粉砕は原料を水洗、乾燥後ボールミル
で粉砕し空気分給で集積しておこなった。
で粉砕し空気分給で集積しておこなった。
【0011】
【作用】上記のごとき化石質の炭酸カルシウムを主成分
とするカルシウム含有食品とすればカルシウム含有量が
多くカルシウム摂取が効率的となり、かつ溶解度が大き
いため容易に吸収され沈着することがない。
とするカルシウム含有食品とすればカルシウム含有量が
多くカルシウム摂取が効率的となり、かつ溶解度が大き
いため容易に吸収され沈着することがない。
【0012】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
する。 (1)組成 表1に本発明の実施例であるカルシウム含有食品の化石
質の炭酸カルシウムの組成を示す。
する。 (1)組成 表1に本発明の実施例であるカルシウム含有食品の化石
質の炭酸カルシウムの組成を示す。
【0013】表中化石質の炭酸カルシウムの平均粒子径
は2μmである。
は2μmである。
【0014】
【表1】
【0015】(2)性能試験 上記実施例のカルシウム含有食品をカルシウム補給剤と
して一般に市販されている他のカルシウム含有食品と比
較性能試験を行った。
して一般に市販されている他のカルシウム含有食品と比
較性能試験を行った。
【0016】一般に市販されている他のカルシウム含有
食品としては炭酸カルシウム燐酸カルシウム乳酸
カルシウムクエン酸カルシウムの四種である。まず前
提として各種カルシウム含有食品のカルシウム摂取効率
を算定した。
食品としては炭酸カルシウム燐酸カルシウム乳酸
カルシウムクエン酸カルシウムの四種である。まず前
提として各種カルシウム含有食品のカルシウム摂取効率
を算定した。
【0017】その結果、純粋カルシウム1gを摂取する
ために必要なカルシウム化合物は炭酸カルシウムでは
2.5g、燐酸カルシウムでは7.7g、乳酸カルシウ
ムでは7.7g、クエン酸カルシウムでは11.2gで
あり、炭酸カルシウムが最も含有率が大きい。
ために必要なカルシウム化合物は炭酸カルシウムでは
2.5g、燐酸カルシウムでは7.7g、乳酸カルシウ
ムでは7.7g、クエン酸カルシウムでは11.2gで
あり、炭酸カルシウムが最も含有率が大きい。
【0018】
【発明の効果】本発明のカルシウム含有食品によれば化
石質の炭酸カルシウムを主成分としているためこのカル
シウム含有食品を摂取すると効率的に多くのカルシウム
を摂取できる。
石質の炭酸カルシウムを主成分としているためこのカル
シウム含有食品を摂取すると効率的に多くのカルシウム
を摂取できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 化石質の炭酸カルシウムを主成分とする
カルシウム含有食品。 - 【請求項2】 前記化石質の炭酸カルシウムは粒径0.
8〜30μmである請求項1のカルシウム含有食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211093A JPH0549446A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | カルシウム含有食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3211093A JPH0549446A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | カルシウム含有食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549446A true JPH0549446A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16600301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3211093A Pending JPH0549446A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | カルシウム含有食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549446A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0833463A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Micro Arujie Corp Kk | カルシウムを主成分とする健康食品 |
DE19608563A1 (de) * | 1996-03-06 | 1997-10-02 | Hittich Katharina | Zubreitung für oral zu verabreichende Arzneistoffe oder Nahrungsergänzungsstoffe |
WO2000025602A3 (en) * | 1998-10-30 | 2000-10-05 | Aquacal Limited | Use of calcareous material for foodstuff and cosmetic material |
CN105124568A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-12-09 | 丁锦山 | 天然矿素粉及其制备方法 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3211093A patent/JPH0549446A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0833463A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Micro Arujie Corp Kk | カルシウムを主成分とする健康食品 |
JP2656448B2 (ja) * | 1994-07-25 | 1997-09-24 | マイクロアルジェコーポレーション株式会社 | カルシウムを主成分とする健康食品 |
DE19608563A1 (de) * | 1996-03-06 | 1997-10-02 | Hittich Katharina | Zubreitung für oral zu verabreichende Arzneistoffe oder Nahrungsergänzungsstoffe |
DE19608563C2 (de) * | 1996-03-06 | 1999-08-05 | Greenpower International Natuu | Herstellung von Zubreitungen für oral zu verabreichende Arzneistoffe und/oder Nahrungsergänzungsstoffe |
WO2000025602A3 (en) * | 1998-10-30 | 2000-10-05 | Aquacal Limited | Use of calcareous material for foodstuff and cosmetic material |
CN105124568A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-12-09 | 丁锦山 | 天然矿素粉及其制备方法 |
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