JPS5949878A - 卵殻の処理方法 - Google Patents
卵殻の処理方法Info
- Publication number
- JPS5949878A JPS5949878A JP16139482A JP16139482A JPS5949878A JP S5949878 A JPS5949878 A JP S5949878A JP 16139482 A JP16139482 A JP 16139482A JP 16139482 A JP16139482 A JP 16139482A JP S5949878 A JPS5949878 A JP S5949878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eggshell
- eggshells
- outer shell
- drying
- crushed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は卵殻の新規処理方法に関する。
従来から卵殻は乾燥、粉砕して飼料、肥料−または清澄
剤として利用されている。υIJ殻をこのような使用目
的のために乾燥、粉砕するというυ[j殻の処理方法に
おいて、特に前処理として割卯後υ1j液を分離除去し
て得た卵殻をまず十分に水洗することが通常行なわれて
いる。これは、上記前処理を行うことなく直接乾燥、粉
砕したときには、((]・られた製品は保管中に主に卵
殻に残留していた卵液、即ち付着卵液由来と思われるド
ブ臭いムラとするような特異臭が発生するようになるか
らである。
剤として利用されている。υIJ殻をこのような使用目
的のために乾燥、粉砕するというυ[j殻の処理方法に
おいて、特に前処理として割卯後υ1j液を分離除去し
て得た卵殻をまず十分に水洗することが通常行なわれて
いる。これは、上記前処理を行うことなく直接乾燥、粉
砕したときには、((]・られた製品は保管中に主に卵
殻に残留していた卵液、即ち付着卵液由来と思われるド
ブ臭いムラとするような特異臭が発生するようになるか
らである。
しかし、このように乾燥、粉砕するに先立って卵殻を十
分に水洗することによって特異臭の発生をほとんど伴わ
ない製品を得ることができる反面、用いた洗浄水が+j
府卵液(主に、付着卵白)によって汚染され、この汚染
水の排水処理が新たな問題となっている。よって、水θ
Cの前処理を行なわなくても上記のような保管中のq’
、’i’=異臭の問題を伴わない最終製品を得ることが
できるような新規な卵殻の処理方法の開発が望まれてい
る。
分に水洗することによって特異臭の発生をほとんど伴わ
ない製品を得ることができる反面、用いた洗浄水が+j
府卵液(主に、付着卵白)によって汚染され、この汚染
水の排水処理が新たな問題となっている。よって、水θ
Cの前処理を行なわなくても上記のような保管中のq’
、’i’=異臭の問題を伴わない最終製品を得ることが
できるような新規な卵殻の処理方法の開発が望まれてい
る。
本発明者らd:上記の要望に泊って研究を進め、壕ず、
割卵後卵液を分離除去して得た卵殻から付着卵液を遠心
分離によりできるだけ除いたのち乾1;%へ粉砕してみ
たところ、この方法では特異臭に関して必ずしも望まし
い結果は得られないことがわかった。そこで、卵殻は乾
燥処理に付すと収縮率の相違によりその構成成分である
卵殻膜がその他の構成成分である外殻から剥離してくる
ようになるということに層目して更に研究を重ねたとこ
ろ、このような剥T&状態にある卵殻を気流中に浮遊さ
せてみると卵殻膜は外殻から剥離されしかも剥し後の両
構成成分は比重の差により軽いJll殻膜が遠くへ運ば
れることから分離して県債されるようになることを見い
出した。このようにして得られた卵殻の外殻部分は、卵
液が付着している卵殻11ばか◆ ら今や大部分透
射されているためにこれから作った卵殻粉はもはや保管
中に特異臭が生じる心配が極めて少ないものであり、更
に、剥離されブこ卵殻ハ見は粉末形態とし、イタ0えば
、近年注目を浴びているところの重金属除去剤の原料等
として利用にB(することができるものである。
割卵後卵液を分離除去して得た卵殻から付着卵液を遠心
分離によりできるだけ除いたのち乾1;%へ粉砕してみ
たところ、この方法では特異臭に関して必ずしも望まし
い結果は得られないことがわかった。そこで、卵殻は乾
燥処理に付すと収縮率の相違によりその構成成分である
卵殻膜がその他の構成成分である外殻から剥離してくる
ようになるということに層目して更に研究を重ねたとこ
ろ、このような剥T&状態にある卵殻を気流中に浮遊さ
せてみると卵殻膜は外殻から剥離されしかも剥し後の両
構成成分は比重の差により軽いJll殻膜が遠くへ運ば
れることから分離して県債されるようになることを見い
出した。このようにして得られた卵殻の外殻部分は、卵
液が付着している卵殻11ばか◆ ら今や大部分透
射されているためにこれから作った卵殻粉はもはや保管
中に特異臭が生じる心配が極めて少ないものであり、更
に、剥離されブこ卵殻ハ見は粉末形態とし、イタ0えば
、近年注目を浴びているところの重金属除去剤の原料等
として利用にB(することができるものである。
本発明は上記の知見に基いて完成されたものであって、
割卵後卵液を分!ti!;;除去して得た卯)段を、粗
砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕し、次いで気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分けることを特徴とす
る卵殻の処理力法を提供するものである。
割卵後卵液を分!ti!;;除去して得た卯)段を、粗
砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕し、次いで気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分けることを特徴とす
る卵殻の処理力法を提供するものである。
このような本発明は、水6;の前処理を行なわなくても
よい卵殻の新規な処理方法f:提供するものである、と
同時に、別の観点からみるならば、卵殻をその構成成分
である卵殻膜と外殻とに分1ull L、その後に分離
された卵殻j漠を利用するか否かにかかわらず外殻区分
を採取する簡便な方法および分離された外殻を利用する
か否かにかかわらず卵殻膜区分を採取する1+i4便な
方法を各々提供するものである。
よい卵殻の新規な処理方法f:提供するものである、と
同時に、別の観点からみるならば、卵殻をその構成成分
である卵殻膜と外殻とに分1ull L、その後に分離
された卵殻j漠を利用するか否かにかかわらず外殻区分
を採取する簡便な方法および分離された外殻を利用する
か否かにかかわらず卵殻膜区分を採取する1+i4便な
方法を各々提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で処理される卵殻は、割卵し、ビ」容卵液を分離
除去することによって1iI・られる。よって、本発明
において卵殻とは卵殻膜および外殻の両構成成分から成
るものをいう。同、割卵および卵液の分離除去はすべて
常法に準じて行えばよく、本発明において特に制限はな
い。ただし、後の乾燥および気流選別処理において外殻
から卵殻膜を効果的に剥離できるようにするために卵液
を分離除去して得たv[3殻の付ンh卵液の景を乾燥処
理に先立ってできうる限り少なくしておくことが好まし
い。
除去することによって1iI・られる。よって、本発明
において卵殻とは卵殻膜および外殻の両構成成分から成
るものをいう。同、割卵および卵液の分離除去はすべて
常法に準じて行えばよく、本発明において特に制限はな
い。ただし、後の乾燥および気流選別処理において外殻
から卵殻膜を効果的に剥離できるようにするために卵液
を分離除去して得たv[3殻の付ンh卵液の景を乾燥処
理に先立ってできうる限り少なくしておくことが好まし
い。
この目的のためには、例えば、卵液を分離除去して得た
卵殻を通常の方法で遠心分離像にかければよくこの処理
にJ:って卵殻に付着せる卵液を通常かなりの程度まで
取シ除くことができる。
卵殻を通常の方法で遠心分離像にかければよくこの処理
にJ:って卵殻に付着せる卵液を通常かなりの程度まで
取シ除くことができる。
本発明によれば、このようにして得られjこ卵殻を次い
で粗砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕する。
で粗砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕する。
本発明においては、主として外殻からの卵殻膜の剥N1
fBを容易にするために卵殻を粗砕するのであるが、う
j1砕処理と乾燥処理とはその順序については特に限定
的ではない。しかし、卵殻を乾燥処理に付すとその構成
成分の収縮率の相違により #lJ殻膜が外殻から剥離
してくるようになり、かっこの剥離が湾曲面よシ平面の
方が生じ易いことからこの剥離をより効果的にするrこ
めには4i’4 k(4処理に先立って粗砕しておく方
が好ましいといえる。
fBを容易にするために卵殻を粗砕するのであるが、う
j1砕処理と乾燥処理とはその順序については特に限定
的ではない。しかし、卵殻を乾燥処理に付すとその構成
成分の収縮率の相違により #lJ殻膜が外殻から剥離
してくるようになり、かっこの剥離が湾曲面よシ平面の
方が生じ易いことからこの剥離をより効果的にするrこ
めには4i’4 k(4処理に先立って粗砕しておく方
が好ましいといえる。
卵殻の粗砕の程度は、上記した理由から/θ聞大を超え
ない方が好捷しく、一方、あ−1’ D j、Iilか
すぎると後の気流選別の際外殻と卵殻膜との比重の箆が
小さくなりすぎ選別がし痛くなるところから約/朋太位
までとする方が好ましい。
ない方が好捷しく、一方、あ−1’ D j、Iilか
すぎると後の気流選別の際外殻と卵殻膜との比重の箆が
小さくなりすぎ選別がし痛くなるところから約/朋太位
までとする方が好ましい。
卵殻の上記したような/〜IO朋太への111砕は通常
の破砕分離供(破砕戟構付遠“心分離イヘ商品名「シェ
ルスピンナー」等の名前で市販されているもの)でもっ
てこれを適宜調節することによって行うことができる。
の破砕分離供(破砕戟構付遠“心分離イヘ商品名「シェ
ルスピンナー」等の名前で市販されているもの)でもっ
てこれを適宜調節することによって行うことができる。
即ち、例えばシェルスピンナーを用いるならば、これを
適宜調節することによって卵殻から付着卵液を効果的に
除去することができると同時に上記の範囲の大きさに卵
殻を粗砕することができて本発明において作業の簡易化
」二大変好ましい。尚、シェルスピンナーは卵殻投入用
のホッパーの下部に破砕用回転刃をイ、iijえ、かつ
その回転刃の下部が固液分離用の遠心分離機となりてお
り、回転刃の取替えなどにより破砕の程度を調節で・き
るようになっている。
適宜調節することによって卵殻から付着卵液を効果的に
除去することができると同時に上記の範囲の大きさに卵
殻を粗砕することができて本発明において作業の簡易化
」二大変好ましい。尚、シェルスピンナーは卵殻投入用
のホッパーの下部に破砕用回転刃をイ、iijえ、かつ
その回転刃の下部が固液分離用の遠心分離機となりてお
り、回転刃の取替えなどにより破砕の程度を調節で・き
るようになっている。
本発明において卵殻の乾燥処理とは、卵殻から水分を除
く処理のことを意味する。乾燥の程度が進むにつれ構成
成分である卵殻膜と外殻とが収縮率の相違によってお互
にその接触面が離れてくるようになる。このような現象
はJj[J殻の水分含量が/θ係以下位になると生じて
くるのでこれを目安とすればよい。この際水分含量を!
φ以下にすると画構成成分の剥離現象は著しくなり、卵
殻膜が外殻から5AII iiaされ、あるいはほぼ剥
離された状態となって本発明においてはより効果的であ
ると共に、後の気流選別により得られろ外殻から卵殻粉
を製造する際水分含量が少なくて粉状化し7易いためか
篩通しをより容易にすることができる等の利点がある。
く処理のことを意味する。乾燥の程度が進むにつれ構成
成分である卵殻膜と外殻とが収縮率の相違によってお互
にその接触面が離れてくるようになる。このような現象
はJj[J殻の水分含量が/θ係以下位になると生じて
くるのでこれを目安とすればよい。この際水分含量を!
φ以下にすると画構成成分の剥離現象は著しくなり、卵
殻膜が外殻から5AII iiaされ、あるいはほぼ剥
離された状態となって本発明においてはより効果的であ
ると共に、後の気流選別により得られろ外殻から卵殻粉
を製造する際水分含量が少なくて粉状化し7易いためか
篩通しをより容易にすることができる等の利点がある。
本発明においては上記したような乾燥処理を達成しうろ
限りいかなる乾燥方法も採用しうる。例え(げ、加熱j
i乞燥、真空低温乾燥などの方法を適宜用いうる。加熱
乾燥法を例として更に詳しく続開するならば、上記した
卵殻の水分含量が70乃程IWまでの乾燥は、約り0〜
pso℃の乾燥温度でもってほぼ下記の時間の間処理す
ることによって達成される。
限りいかなる乾燥方法も採用しうる。例え(げ、加熱j
i乞燥、真空低温乾燥などの方法を適宜用いうる。加熱
乾燥法を例として更に詳しく続開するならば、上記した
卵殻の水分含量が70乃程IWまでの乾燥は、約り0〜
pso℃の乾燥温度でもってほぼ下記の時間の間処理す
ることによって達成される。
SO℃では 約 グO時間
go℃では I/ 、l、f 11700℃では
〃 10 〃 150℃では ttltt 、200℃では //371 300℃では // 79分 700℃では 〃 ≠分 ≠10℃では 〃 3分 同、50℃未満では処理に時間がかかりすぎて実用的で
なく、また桔O℃を超すと卵殻膜が焦げつき易くなり、
特に気流選別後の卵殻膜を他の用途、例えば重金属除去
剤の原料として用いる場合などには、熱変性をするため
か重金属吸着の速効性が低下するなど適当でない。上記
の加熱乾燥法においては通常の加熱乾燥器あるいはドラ
ムドライヤーを適宜用いればよい。同、上H己の加熱乾
燥法によって卵殻の水分含量を!チ程度までとするには
乾燥処理時間を、例えば♂O℃では約30時間に、13
0℃では約10時間に1,1.(:)(1)℃では約7
時間に、300℃では約3θ分間にと、それぞれ延長す
ることによって達成される。父、真空低温乾燥法による
場合は、例えば、卵殻の水分含量を3係程度までとする
には、真空低温乾燥器を用いて気圧100 )−ル、温
180条件下では約10時間乾燥処理を行えばよい。
〃 10 〃 150℃では ttltt 、200℃では //371 300℃では // 79分 700℃では 〃 ≠分 ≠10℃では 〃 3分 同、50℃未満では処理に時間がかかりすぎて実用的で
なく、また桔O℃を超すと卵殻膜が焦げつき易くなり、
特に気流選別後の卵殻膜を他の用途、例えば重金属除去
剤の原料として用いる場合などには、熱変性をするため
か重金属吸着の速効性が低下するなど適当でない。上記
の加熱乾燥法においては通常の加熱乾燥器あるいはドラ
ムドライヤーを適宜用いればよい。同、上H己の加熱乾
燥法によって卵殻の水分含量を!チ程度までとするには
乾燥処理時間を、例えば♂O℃では約30時間に、13
0℃では約10時間に1,1.(:)(1)℃では約7
時間に、300℃では約3θ分間にと、それぞれ延長す
ることによって達成される。父、真空低温乾燥法による
場合は、例えば、卵殻の水分含量を3係程度までとする
には、真空低温乾燥器を用いて気圧100 )−ル、温
180条件下では約10時間乾燥処理を行えばよい。
このようにして粗砕、乾燥の画処理を受けて卵殻膜が外
殻から剥離され、あるいはほぼ剥離されている状態にあ
る卵殻を、本発明の方法によれば、次いで、気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分ける。ここにおいて
気流選別とは、上記の状態にあるυ[J殻に気流をあて
卵殻を成す卵殻厚および外殻成分の比重差音利用するこ
とによって卵殻IN区分と外殻区分とに分ける選別法を
意味する。
殻から剥離され、あるいはほぼ剥離されている状態にあ
る卵殻を、本発明の方法によれば、次いで、気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分ける。ここにおいて
気流選別とは、上記の状態にあるυ[J殻に気流をあて
卵殻を成す卵殻厚および外殻成分の比重差音利用するこ
とによって卵殻IN区分と外殻区分とに分ける選別法を
意味する。
本発明における気流選別の一実施態様は以下の通りであ
る。ファンによって風速/m−数m/秒の気υ;Cを水
平方向に生じさせる。この気流中に祖杯、乾燥の画処理
を受けて卵殻j漠が外殻から剥1iat。
る。ファンによって風速/m−数m/秒の気υ;Cを水
平方向に生じさせる。この気流中に祖杯、乾燥の画処理
を受けて卵殻j漠が外殻から剥1iat。
され、あるいはほぼ剥離されている状態にある卵殻を自
然落下させると、窒気の流れ方向に浴って比重の重い外
殻がファンからは#’、J、 / m先に落下し、更に
その先はl′f、2〜3mの所に卵殻膜が落下してそれ
ぞれ集積するようになる。こうしてυト1殻膜を主とす
る区分と外殻を主とする区分とに分けることができる。
然落下させると、窒気の流れ方向に浴って比重の重い外
殻がファンからは#’、J、 / m先に落下し、更に
その先はl′f、2〜3mの所に卵殻膜が落下してそれ
ぞれ集積するようになる。こうしてυト1殻膜を主とす
る区分と外殻を主とする区分とに分けることができる。
通常、卵ff膜の約り割が卵殻膜区分に集積する。この
除用いる装置の形体およびその他の実施条件は、本発明
による気流選別が効果的になしうる限り特に限定される
ものではない。
除用いる装置の形体およびその他の実施条件は、本発明
による気流選別が効果的になしうる限り特に限定される
ものではない。
このようにして気流選別の結果得られたυIJ殻の外殻
区分は、今や卵殻膜の大部分が除去されたものであって
、よってこれから作った卵殻粉はもはや保管中に特異臭
が生ずる心配の極めて少ないものである。
区分は、今や卵殻膜の大部分が除去されたものであって
、よってこれから作った卵殻粉はもはや保管中に特異臭
が生ずる心配の極めて少ないものである。
上記したような本発明のv1j殻の処理方法によるなら
ば、従来の卵殻の水洗という前処理を全く必要とするこ
となく長期保管を可能とする卵殻粉の原料を提供できる
。更に又、水元りJの卵殻のりL理方法によるならばυ
1〕殻膜のみを得ることができ、よってこれを粉末形態
として、例えば、近年注目を浴びているところの重金属
除去剤のIg料等として利用に供することができる。
ば、従来の卵殻の水洗という前処理を全く必要とするこ
となく長期保管を可能とする卵殻粉の原料を提供できる
。更に又、水元りJの卵殻のりL理方法によるならばυ
1〕殻膜のみを得ることができ、よってこれを粉末形態
として、例えば、近年注目を浴びているところの重金属
除去剤のIg料等として利用に供することができる。
同、本発明の卵殻の処理方法においては水洗の前処理を
必要としないのであるが、卵液の混入のない極めて純粋
な最終製品を得ることを目的とする場合などには従来の
水洗の前処理を本発明の処1浬方法に癌1人しうろこと
は言う丑でもない。
必要としないのであるが、卵液の混入のない極めて純粋
な最終製品を得ることを目的とする場合などには従来の
水洗の前処理を本発明の処1浬方法に癌1人しうろこと
は言う丑でもない。
以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。
実施例/
常法に準じて割卵および卵液を分離除去して得た卵5f
a / Kgを、シェルスピンナーにかけて/、foo
rpmで、!0秒間処理して卵殻に付層せる卵液をでき
るだけ除くと同時に平均約/〜!開大程度に粗砕した。
a / Kgを、シェルスピンナーにかけて/、foo
rpmで、!0秒間処理して卵殻に付層せる卵液をでき
るだけ除くと同時に平均約/〜!開大程度に粗砕した。
次いで粗砕した卵殻をグOθ℃に加熱しであるドラムド
ライヤーにイリしてg分間乾燥処理を行ない、水分含量
3 %のものとした。ここで得られたil?Z燥v14
殻は、卵殻j俣が外殻から剥ん1tされ、あるいはほぼ
剥離されている状に源にあるもので夛ンった。
ライヤーにイリしてg分間乾燥処理を行ない、水分含量
3 %のものとした。ここで得られたil?Z燥v14
殻は、卵殻j俣が外殻から剥ん1tされ、あるいはほぼ
剥離されている状に源にあるもので夛ンった。
このような乾燥卵殻を、ファンによる風速/ 7n/l
ノ>の水平方向の気流中に自然落下させた。空気の流れ
方向に清ってファンから約/m先に外殻区分を、更にそ
の先はぼ、2.jplの所に卵殻朕区/Aをi替た。
ノ>の水平方向の気流中に自然落下させた。空気の流れ
方向に清ってファンから約/m先に外殻区分を、更にそ
の先はぼ、2.jplの所に卵殻朕区/Aをi替た。
外殻の全景は約6oogで、υ1う殻1jfj:の全景
は釣りOgであった。
は釣りOgであった。
得られた外殻を常法にil、i4して粉砕して穀粉とし
たのち、ポリエチレン製の袋に収容、密封して/ケ月間
室温にて保管した。保管後の卵殻粉は極めて僅かな臭い
が感知されたがその程度はilj’j微であった。
たのち、ポリエチレン製の袋に収容、密封して/ケ月間
室温にて保管した。保管後の卵殻粉は極めて僅かな臭い
が感知されたがその程度はilj’j微であった。
同、上呂己の本発明の処理方法の対照として、上記の方
法と同様にしてシェルスピンナーで一旦卵殻に付着せる
卵液を除き、かつ粗砕したI)il殻を、更に充分量の
水槽中で70分間撹拌して水洗処理したのち、再度シェ
ルスピンナーにかけて水切りをした。このものを上記と
同()]りの乾燥処〕」にイ」シ、次いで外殻と卵殻族
とに気流選別することなく常法に準じて粉砕して卵殻粉
とし、上記とl”11 ’bJりhこして保管した。7
t月保管後のとのJJiう穀粉ばがなりドブ臭いムラと
するような特異臭が感知された。
法と同様にしてシェルスピンナーで一旦卵殻に付着せる
卵液を除き、かつ粗砕したI)il殻を、更に充分量の
水槽中で70分間撹拌して水洗処理したのち、再度シェ
ルスピンナーにかけて水切りをした。このものを上記と
同()]りの乾燥処〕」にイ」シ、次いで外殻と卵殻族
とに気流選別することなく常法に準じて粉砕して卵殻粉
とし、上記とl”11 ’bJりhこして保管した。7
t月保管後のとのJJiう穀粉ばがなりドブ臭いムラと
するような特異臭が感知された。
実施例2
上記実力m例/の本発明の卵殻の処理方法に準じて粗砕
した卵殻を、上記のドラムドライヤーによる乾燥処理に
代えて、貢を低温乾燥器を用いて気圧/θ0トール、温
度SO℃の条件下で10時間乾燥処理を行い、水分含量
j%のものとした。次いで、このものを上記実力(り例
/の気流選別法に準じて選別し、約too 、!9の外
殻区分と約39.!7のυ1j殻膜区分とを得た。
した卵殻を、上記のドラムドライヤーによる乾燥処理に
代えて、貢を低温乾燥器を用いて気圧/θ0トール、温
度SO℃の条件下で10時間乾燥処理を行い、水分含量
j%のものとした。次いで、このものを上記実力(り例
/の気流選別法に準じて選別し、約too 、!9の外
殻区分と約39.!7のυ1j殻膜区分とを得た。
得られた外殻を上i己実施例/の方法に従って卵殻粉と
して/ケ月間保管したところ、このものは憧めて僅かな
臭いが感知されたにすぎなかった。
して/ケ月間保管したところ、このものは憧めて僅かな
臭いが感知されたにすぎなかった。
実施例3
実施例1の本発明の卵殻の処理方法に準じて採取した粗
砕した外殻区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめの白色の粗砕外殻粉約乙oogをイ斗た。
砕した外殻区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめの白色の粗砕外殻粉約乙oogをイ斗た。
実施例≠
実施例/の本発明のりIJ殻の処理方法に準じて採取し
た卵殻1模区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめのUi燥J71J 区分約110’9を得
た。
た卵殻1模区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめのUi燥J71J 区分約110’9を得
た。
出願人代理人 δd 股 7八゛手続補正書
昭和58 +1: 8月バー1−1
9、旨1′1−庁長官 若 杉 相 夫
殿1、市外の表示 昭和57年41許願第161394号 2、発明の名称 卵殻の処理方法 3、補正をする者 小f1との関係d:l゛5!r出願人 (142)キュー一一株式会社 8、補正の内容 明細書第12頁第8行の「穀粉」とあるな「卵殻粉」に
補正する。
殿1、市外の表示 昭和57年41許願第161394号 2、発明の名称 卵殻の処理方法 3、補正をする者 小f1との関係d:l゛5!r出願人 (142)キュー一一株式会社 8、補正の内容 明細書第12頁第8行の「穀粉」とあるな「卵殻粉」に
補正する。
437−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 /9割卵後卯液を分離除去して得た卵殻を、粗砕後乾燥
し、あるいは乾燥後粗砕し、次いで気流選別に付して卵
殻膜区分と外殻区分とに分けることを特徴とする卵殻の
処理方法。 2卵r& 11tX区分と外殻区分とに分けることによ
って卵殻IJ〆区分を特徴する特許請求の範囲第1項記
載の卵殻の処理方法。 3、卵殻膜区分と外殻区分とに分けることによって外殻
区分を特徴する特許請求の範囲第1項記載の卵殻の処理
方法。 グ、採取した外殻区分力へ卵殻にもともと存在していた
卵殻11u4の約り割以上が除去されたものである、特
許。l’7求の範囲第3項記載の卵殻の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16139482A JPS5949878A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 卵殻の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16139482A JPS5949878A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 卵殻の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5949878A true JPS5949878A (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=15734253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16139482A Pending JPS5949878A (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | 卵殻の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5949878A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6649203B1 (en) * | 1999-10-21 | 2003-11-18 | Mfi Food Canada, Ltd. | Eggshell processing methods and apparatus |
US6899294B2 (en) * | 2000-04-03 | 2005-05-31 | The Penn State Research Foundation | Hatchery eggshell waste processing method and device |
JP2014171402A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Q P Corp | 農作物中の放射性セシウム濃度低減剤、及び農作物中の放射性セシウム濃度を低減する方法 |
US9370778B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-06-21 | K & S Investments, L.P. | Eggshell membrane separation process |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP16139482A patent/JPS5949878A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6649203B1 (en) * | 1999-10-21 | 2003-11-18 | Mfi Food Canada, Ltd. | Eggshell processing methods and apparatus |
US6899294B2 (en) * | 2000-04-03 | 2005-05-31 | The Penn State Research Foundation | Hatchery eggshell waste processing method and device |
JP2014171402A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Q P Corp | 農作物中の放射性セシウム濃度低減剤、及び農作物中の放射性セシウム濃度を低減する方法 |
US9370778B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-06-21 | K & S Investments, L.P. | Eggshell membrane separation process |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS627816B2 (ja) | ||
CN1058699A (zh) | 西红柿的脱水方法 | |
KR20160073411A (ko) | 난각 잔여물의 처리 방법 | |
JPH08173838A (ja) | 卵殻と卵殻膜との分離方法およびその装置 | |
JP2023522305A (ja) | ビール粕から得られるタンパク質製品及びその製造方法 | |
CN109759174A (zh) | 一种糯米去杂质方法 | |
US7060313B2 (en) | Citrus peel processing system and method | |
JPS5949878A (ja) | 卵殻の処理方法 | |
JPS59500725A (ja) | セルロ−ズパルプの製造方法及び装置 | |
WO1988001138A1 (en) | Process for manufacturing potato fibers and the fibers so obtained | |
JPS61501748A (ja) | 高質蛋白質を有する魚粉類を得る方法 | |
JP2003094009A (ja) | 食品廃棄物の処理装置 | |
CN108148142B (zh) | 一种超声波辅助提取玉米淀粉的方法 | |
US2530322A (en) | Process of recovering soluble solids from fruit waste | |
JPH07227551A (ja) | 卵殻の処理方法 | |
WO2018070382A1 (ja) | こんにゃく粉末及びその製造方法 | |
JP6938238B2 (ja) | こんにゃく粉末及びその製造方法 | |
US1038334A (en) | Seasoning material and process of making same. | |
CN111434341A (zh) | 成批蛋壳膜的制造方法以及蛋相关产品群的制造方法 | |
WO1999037401A1 (en) | Treatments to improve yields in the wet milling of corn | |
JPH07184605A (ja) | 卵殻の処理方法 | |
RU2623739C1 (ru) | Способ переработки инулинсодержащего сырья с получением порошка пищевого инулина и способ получения особо чистого инулина | |
JPS5971667A (ja) | 卵殻の処理方法 | |
WO2001066270A1 (en) | Method and apparatus for processing eggshells | |
US3796737A (en) | Method for processing animal raw material |