JPS5949878A - 卵殻の処理方法 - Google Patents

卵殻の処理方法

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JPS5949878A
JPS5949878A JP16139482A JP16139482A JPS5949878A JP S5949878 A JPS5949878 A JP S5949878A JP 16139482 A JP16139482 A JP 16139482A JP 16139482 A JP16139482 A JP 16139482A JP S5949878 A JPS5949878 A JP S5949878A
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JP
Japan
Prior art keywords
eggshell
eggshells
outer shell
drying
crushed
Prior art date
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Pending
Application number
JP16139482A
Other languages
English (en)
Inventor
猪股 哲二
土屋 廣三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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Publication of JPS5949878A publication Critical patent/JPS5949878A/ja
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は卵殻の新規処理方法に関する。
従来から卵殻は乾燥、粉砕して飼料、肥料−または清澄
剤として利用されている。υIJ殻をこのような使用目
的のために乾燥、粉砕するというυ[j殻の処理方法に
おいて、特に前処理として割卯後υ1j液を分離除去し
て得た卵殻をまず十分に水洗することが通常行なわれて
いる。これは、上記前処理を行うことなく直接乾燥、粉
砕したときには、((]・られた製品は保管中に主に卵
殻に残留していた卵液、即ち付着卵液由来と思われるド
ブ臭いムラとするような特異臭が発生するようになるか
らである。
しかし、このように乾燥、粉砕するに先立って卵殻を十
分に水洗することによって特異臭の発生をほとんど伴わ
ない製品を得ることができる反面、用いた洗浄水が+j
府卵液(主に、付着卵白)によって汚染され、この汚染
水の排水処理が新たな問題となっている。よって、水θ
Cの前処理を行なわなくても上記のような保管中のq’
、’i’=異臭の問題を伴わない最終製品を得ることが
できるような新規な卵殻の処理方法の開発が望まれてい
る。
本発明者らd:上記の要望に泊って研究を進め、壕ず、
割卵後卵液を分離除去して得た卵殻から付着卵液を遠心
分離によりできるだけ除いたのち乾1;%へ粉砕してみ
たところ、この方法では特異臭に関して必ずしも望まし
い結果は得られないことがわかった。そこで、卵殻は乾
燥処理に付すと収縮率の相違によりその構成成分である
卵殻膜がその他の構成成分である外殻から剥離してくる
ようになるということに層目して更に研究を重ねたとこ
ろ、このような剥T&状態にある卵殻を気流中に浮遊さ
せてみると卵殻膜は外殻から剥離されしかも剥し後の両
構成成分は比重の差により軽いJll殻膜が遠くへ運ば
れることから分離して県債されるようになることを見い
出した。このようにして得られた卵殻の外殻部分は、卵
液が付着している卵殻11ばか◆   ら今や大部分透
射されているためにこれから作った卵殻粉はもはや保管
中に特異臭が生じる心配が極めて少ないものであり、更
に、剥離されブこ卵殻ハ見は粉末形態とし、イタ0えば
、近年注目を浴びているところの重金属除去剤の原料等
として利用にB(することができるものである。
本発明は上記の知見に基いて完成されたものであって、
割卵後卵液を分!ti!;;除去して得た卯)段を、粗
砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕し、次いで気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分けることを特徴とす
る卵殻の処理力法を提供するものである。
このような本発明は、水6;の前処理を行なわなくても
よい卵殻の新規な処理方法f:提供するものである、と
同時に、別の観点からみるならば、卵殻をその構成成分
である卵殻膜と外殻とに分1ull L、その後に分離
された卵殻j漠を利用するか否かにかかわらず外殻区分
を採取する簡便な方法および分離された外殻を利用する
か否かにかかわらず卵殻膜区分を採取する1+i4便な
方法を各々提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で処理される卵殻は、割卵し、ビ」容卵液を分離
除去することによって1iI・られる。よって、本発明
において卵殻とは卵殻膜および外殻の両構成成分から成
るものをいう。同、割卵および卵液の分離除去はすべて
常法に準じて行えばよく、本発明において特に制限はな
い。ただし、後の乾燥および気流選別処理において外殻
から卵殻膜を効果的に剥離できるようにするために卵液
を分離除去して得たv[3殻の付ンh卵液の景を乾燥処
理に先立ってできうる限り少なくしておくことが好まし
い。
この目的のためには、例えば、卵液を分離除去して得た
卵殻を通常の方法で遠心分離像にかければよくこの処理
にJ:って卵殻に付着せる卵液を通常かなりの程度まで
取シ除くことができる。
本発明によれば、このようにして得られjこ卵殻を次い
で粗砕後乾燥し、あるいは乾燥後粗砕する。
本発明においては、主として外殻からの卵殻膜の剥N1
fBを容易にするために卵殻を粗砕するのであるが、う
j1砕処理と乾燥処理とはその順序については特に限定
的ではない。しかし、卵殻を乾燥処理に付すとその構成
成分の収縮率の相違により #lJ殻膜が外殻から剥離
してくるようになり、かっこの剥離が湾曲面よシ平面の
方が生じ易いことからこの剥離をより効果的にするrこ
めには4i’4 k(4処理に先立って粗砕しておく方
が好ましいといえる。
卵殻の粗砕の程度は、上記した理由から/θ聞大を超え
ない方が好捷しく、一方、あ−1’ D j、Iilか
すぎると後の気流選別の際外殻と卵殻膜との比重の箆が
小さくなりすぎ選別がし痛くなるところから約/朋太位
までとする方が好ましい。
卵殻の上記したような/〜IO朋太への111砕は通常
の破砕分離供(破砕戟構付遠“心分離イヘ商品名「シェ
ルスピンナー」等の名前で市販されているもの)でもっ
てこれを適宜調節することによって行うことができる。
即ち、例えばシェルスピンナーを用いるならば、これを
適宜調節することによって卵殻から付着卵液を効果的に
除去することができると同時に上記の範囲の大きさに卵
殻を粗砕することができて本発明において作業の簡易化
」二大変好ましい。尚、シェルスピンナーは卵殻投入用
のホッパーの下部に破砕用回転刃をイ、iijえ、かつ
その回転刃の下部が固液分離用の遠心分離機となりてお
り、回転刃の取替えなどにより破砕の程度を調節で・き
るようになっている。
本発明において卵殻の乾燥処理とは、卵殻から水分を除
く処理のことを意味する。乾燥の程度が進むにつれ構成
成分である卵殻膜と外殻とが収縮率の相違によってお互
にその接触面が離れてくるようになる。このような現象
はJj[J殻の水分含量が/θ係以下位になると生じて
くるのでこれを目安とすればよい。この際水分含量を!
φ以下にすると画構成成分の剥離現象は著しくなり、卵
殻膜が外殻から5AII iiaされ、あるいはほぼ剥
離された状態となって本発明においてはより効果的であ
ると共に、後の気流選別により得られろ外殻から卵殻粉
を製造する際水分含量が少なくて粉状化し7易いためか
篩通しをより容易にすることができる等の利点がある。
本発明においては上記したような乾燥処理を達成しうろ
限りいかなる乾燥方法も採用しうる。例え(げ、加熱j
i乞燥、真空低温乾燥などの方法を適宜用いうる。加熱
乾燥法を例として更に詳しく続開するならば、上記した
卵殻の水分含量が70乃程IWまでの乾燥は、約り0〜
pso℃の乾燥温度でもってほぼ下記の時間の間処理す
ることによって達成される。
SO℃では  約 グO時間 go℃では  I/  、l、f  11700℃では
  〃 10 〃 150℃では  ttltt 、200℃では  //371 300℃では  //  79分 700℃では  〃  ≠分 ≠10℃では  〃  3分 同、50℃未満では処理に時間がかかりすぎて実用的で
なく、また桔O℃を超すと卵殻膜が焦げつき易くなり、
特に気流選別後の卵殻膜を他の用途、例えば重金属除去
剤の原料として用いる場合などには、熱変性をするため
か重金属吸着の速効性が低下するなど適当でない。上記
の加熱乾燥法においては通常の加熱乾燥器あるいはドラ
ムドライヤーを適宜用いればよい。同、上H己の加熱乾
燥法によって卵殻の水分含量を!チ程度までとするには
乾燥処理時間を、例えば♂O℃では約30時間に、13
0℃では約10時間に1,1.(:)(1)℃では約7
時間に、300℃では約3θ分間にと、それぞれ延長す
ることによって達成される。父、真空低温乾燥法による
場合は、例えば、卵殻の水分含量を3係程度までとする
には、真空低温乾燥器を用いて気圧100 )−ル、温
180条件下では約10時間乾燥処理を行えばよい。
このようにして粗砕、乾燥の画処理を受けて卵殻膜が外
殻から剥離され、あるいはほぼ剥離されている状態にあ
る卵殻を、本発明の方法によれば、次いで、気流選別に
付して卵殻膜区分と外殻区分とに分ける。ここにおいて
気流選別とは、上記の状態にあるυ[J殻に気流をあて
卵殻を成す卵殻厚および外殻成分の比重差音利用するこ
とによって卵殻IN区分と外殻区分とに分ける選別法を
意味する。
本発明における気流選別の一実施態様は以下の通りであ
る。ファンによって風速/m−数m/秒の気υ;Cを水
平方向に生じさせる。この気流中に祖杯、乾燥の画処理
を受けて卵殻j漠が外殻から剥1iat。
され、あるいはほぼ剥離されている状態にある卵殻を自
然落下させると、窒気の流れ方向に浴って比重の重い外
殻がファンからは#’、J、 / m先に落下し、更に
その先はl′f、2〜3mの所に卵殻膜が落下してそれ
ぞれ集積するようになる。こうしてυト1殻膜を主とす
る区分と外殻を主とする区分とに分けることができる。
通常、卵ff膜の約り割が卵殻膜区分に集積する。この
除用いる装置の形体およびその他の実施条件は、本発明
による気流選別が効果的になしうる限り特に限定される
ものではない。
このようにして気流選別の結果得られたυIJ殻の外殻
区分は、今や卵殻膜の大部分が除去されたものであって
、よってこれから作った卵殻粉はもはや保管中に特異臭
が生ずる心配の極めて少ないものである。
上記したような本発明のv1j殻の処理方法によるなら
ば、従来の卵殻の水洗という前処理を全く必要とするこ
となく長期保管を可能とする卵殻粉の原料を提供できる
。更に又、水元りJの卵殻のりL理方法によるならばυ
1〕殻膜のみを得ることができ、よってこれを粉末形態
として、例えば、近年注目を浴びているところの重金属
除去剤のIg料等として利用に供することができる。
同、本発明の卵殻の処理方法においては水洗の前処理を
必要としないのであるが、卵液の混入のない極めて純粋
な最終製品を得ることを目的とする場合などには従来の
水洗の前処理を本発明の処1浬方法に癌1人しうろこと
は言う丑でもない。
以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。
実施例/ 常法に準じて割卵および卵液を分離除去して得た卵5f
a / Kgを、シェルスピンナーにかけて/、foo
rpmで、!0秒間処理して卵殻に付層せる卵液をでき
るだけ除くと同時に平均約/〜!開大程度に粗砕した。
次いで粗砕した卵殻をグOθ℃に加熱しであるドラムド
ライヤーにイリしてg分間乾燥処理を行ない、水分含量
3 %のものとした。ここで得られたil?Z燥v14
殻は、卵殻j俣が外殻から剥ん1tされ、あるいはほぼ
剥離されている状に源にあるもので夛ンった。
このような乾燥卵殻を、ファンによる風速/ 7n/l
ノ>の水平方向の気流中に自然落下させた。空気の流れ
方向に清ってファンから約/m先に外殻区分を、更にそ
の先はぼ、2.jplの所に卵殻朕区/Aをi替た。
外殻の全景は約6oogで、υ1う殻1jfj:の全景
は釣りOgであった。
得られた外殻を常法にil、i4して粉砕して穀粉とし
たのち、ポリエチレン製の袋に収容、密封して/ケ月間
室温にて保管した。保管後の卵殻粉は極めて僅かな臭い
が感知されたがその程度はilj’j微であった。
同、上呂己の本発明の処理方法の対照として、上記の方
法と同様にしてシェルスピンナーで一旦卵殻に付着せる
卵液を除き、かつ粗砕したI)il殻を、更に充分量の
水槽中で70分間撹拌して水洗処理したのち、再度シェ
ルスピンナーにかけて水切りをした。このものを上記と
同()]りの乾燥処〕」にイ」シ、次いで外殻と卵殻族
とに気流選別することなく常法に準じて粉砕して卵殻粉
とし、上記とl”11 ’bJりhこして保管した。7
t月保管後のとのJJiう穀粉ばがなりドブ臭いムラと
するような特異臭が感知された。
実施例2 上記実力m例/の本発明の卵殻の処理方法に準じて粗砕
した卵殻を、上記のドラムドライヤーによる乾燥処理に
代えて、貢を低温乾燥器を用いて気圧/θ0トール、温
度SO℃の条件下で10時間乾燥処理を行い、水分含量
j%のものとした。次いで、このものを上記実力(り例
/の気流選別法に準じて選別し、約too 、!9の外
殻区分と約39.!7のυ1j殻膜区分とを得た。
得られた外殻を上i己実施例/の方法に従って卵殻粉と
して/ケ月間保管したところ、このものは憧めて僅かな
臭いが感知されたにすぎなかった。
実施例3 実施例1の本発明の卵殻の処理方法に準じて採取した粗
砕した外殻区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめの白色の粗砕外殻粉約乙oogをイ斗た。
実施例≠ 実施例/の本発明のりIJ殻の処理方法に準じて採取し
た卵殻1模区分のみをポリエチレン製の袋に収容、密封
して、袋づめのUi燥J71J 区分約110’9を得
た。
出願人代理人  δd 股   7八゛手続補正書 昭和58 +1: 8月バー1−1 9、旨1′1−庁長官   若  杉  相  夫  
殿1、市外の表示 昭和57年41許願第161394号 2、発明の名称 卵殻の処理方法 3、補正をする者 小f1との関係d:l゛5!r出願人 (142)キュー一一株式会社 8、補正の内容 明細書第12頁第8行の「穀粉」とあるな「卵殻粉」に
補正する。
437−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 /9割卵後卯液を分離除去して得た卵殻を、粗砕後乾燥
    し、あるいは乾燥後粗砕し、次いで気流選別に付して卵
    殻膜区分と外殻区分とに分けることを特徴とする卵殻の
    処理方法。 2卵r& 11tX区分と外殻区分とに分けることによ
    って卵殻IJ〆区分を特徴する特許請求の範囲第1項記
    載の卵殻の処理方法。 3、卵殻膜区分と外殻区分とに分けることによって外殻
    区分を特徴する特許請求の範囲第1項記載の卵殻の処理
    方法。 グ、採取した外殻区分力へ卵殻にもともと存在していた
    卵殻11u4の約り割以上が除去されたものである、特
    許。l’7求の範囲第3項記載の卵殻の処理方法。
JP16139482A 1982-09-16 1982-09-16 卵殻の処理方法 Pending JPS5949878A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6649203B1 (en) * 1999-10-21 2003-11-18 Mfi Food Canada, Ltd. Eggshell processing methods and apparatus
US6899294B2 (en) * 2000-04-03 2005-05-31 The Penn State Research Foundation Hatchery eggshell waste processing method and device
JP2014171402A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Q P Corp 農作物中の放射性セシウム濃度低減剤、及び農作物中の放射性セシウム濃度を低減する方法
US9370778B2 (en) 2013-05-21 2016-06-21 K & S Investments, L.P. Eggshell membrane separation process

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