JPH05491B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH05491B2 JPH05491B2 JP59064888A JP6488884A JPH05491B2 JP H05491 B2 JPH05491 B2 JP H05491B2 JP 59064888 A JP59064888 A JP 59064888A JP 6488884 A JP6488884 A JP 6488884A JP H05491 B2 JPH05491 B2 JP H05491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- slope
- net
- thin
- frame material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 229920006305 unsaturated polyester Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/20—Securing of slopes or inclines
- E02D17/202—Securing of slopes or inclines with flexible securing means
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は盛土法面又は切土法面の緑化工法に好
適に用いることができるネツト材に関する。
適に用いることができるネツト材に関する。
不織布、紙またはダンボールのテープ状の基材
を貼り合わせて蜂巣状のセルを形成し、基材に合
成樹脂を塗布または含浸させて耐候性および機械
的強度を強化した枠材およびこれを用いた法面緑
化工法は本出願人等が先に出願している(特開昭
58−62221号公報)。この緑化工法は、合成樹脂含
浸枠材を伸展して法面に敷設し、アンカーピン等
で法面に固定したのち各セル内に客土して植生を
行うもので、枠材自体がかなり機械的強さを有し
ているため客土より際に押し倒されることが少な
く客土作業が容易となる外、枠材の耐候性も大き
いので、法面の緑化が十分に生育するまでは客土
した土壌を保持しうるものである。
を貼り合わせて蜂巣状のセルを形成し、基材に合
成樹脂を塗布または含浸させて耐候性および機械
的強度を強化した枠材およびこれを用いた法面緑
化工法は本出願人等が先に出願している(特開昭
58−62221号公報)。この緑化工法は、合成樹脂含
浸枠材を伸展して法面に敷設し、アンカーピン等
で法面に固定したのち各セル内に客土して植生を
行うもので、枠材自体がかなり機械的強さを有し
ているため客土より際に押し倒されることが少な
く客土作業が容易となる外、枠材の耐候性も大き
いので、法面の緑化が十分に生育するまでは客土
した土壌を保持しうるものである。
しかしながら、法面の傾斜が急な場合は降雨に
よる表面の土壌の流出は避け得ず、またセル内に
客土した土壌の保持機能に欠け、良好な法面緑化
を行いえないという難点があつた。
よる表面の土壌の流出は避け得ず、またセル内に
客土した土壌の保持機能に欠け、良好な法面緑化
を行いえないという難点があつた。
このような難点を解消するため、枠材の各セル
内に客土したのち、その上からネツト材を敷設し
て法面に固定し、このネツト材をとおして枠材の
各セル内に客土する法面緑化工法が実開昭53−
179306号公報、および特開昭56−16731号公報に
記載されている。
内に客土したのち、その上からネツト材を敷設し
て法面に固定し、このネツト材をとおして枠材の
各セル内に客土する法面緑化工法が実開昭53−
179306号公報、および特開昭56−16731号公報に
記載されている。
しかし、これらの工法で用いるネツト材には、
ナイロンネツトや金網が用いられており、セル内
に客土された土壌の保持機能は、十分でないとい
う問題点があつた。
ナイロンネツトや金網が用いられており、セル内
に客土された土壌の保持機能は、十分でないとい
う問題点があつた。
本発明はかかる問題点を解消するためになされ
たもので、法面緑化工法に用いて土壌保持力の高
いネツト材を得ることを目的とする。
たもので、法面緑化工法に用いて土壌保持力の高
いネツト材を得ることを目的とする。
第4図は本発明の一実施例を示す一部拡大斜視
図で、基体となる親糸「4aとフイラメント状の
細い糸4bとを束ねたものを結束してネツト材4
を構成したもので、例えば細い糸4bを親糸4a
にボバール等でのり付けしたものをネツトに結束
し、しかるのちボバールを除去して製造したもの
である。
図で、基体となる親糸「4aとフイラメント状の
細い糸4bとを束ねたものを結束してネツト材4
を構成したもので、例えば細い糸4bを親糸4a
にボバール等でのり付けしたものをネツトに結束
し、しかるのちボバールを除去して製造したもの
である。
また、第5図は本発明の他の実施例を示す一部
拡大斜視図で、細いリボン状に裁断した不繊布等
をカールさせた状態で合成樹脂を含浸させて硬化
させたカールした細いリボン状の糸4cを束ねた
ものでネツトに結束したものである。
拡大斜視図で、細いリボン状に裁断した不繊布等
をカールさせた状態で合成樹脂を含浸させて硬化
させたカールした細いリボン状の糸4cを束ねた
ものでネツトに結束したものである。
第1図〜第3図は、この発明に係るネツト材4
を用いた法面緑化工法を説明するための図で、ま
ず第1図に示すように、法面1に伸展させた枠材
2を敷設して適宜間隔でアンカ3で法面1に固定
する。枠材2の諸元は、例えば高さ5〜10cm、1
つのセルの大きさは幅0.5〜1mの六角形、材質
は厚さ0.1〜0.2mmの不織布に不飽和ポリエステル
を含浸させたのち加熱硬化処理を施したものであ
る。つぎに第2図に示すように枠材2の上を覆う
ようにネツト材4を敷設し、適宜間隔でアンカ5
で法面1に固定する。この場合岩盤等が露出して
いるために、オーバーハングとなつている部分1
aのように、枠材2が浮き上がつている部分は、
ネツト材4で押えつけるようにアンカーピン5を
打設する。第3図はネツト材4を敷設した法面の
一部拡大正面図で、ネツト材4の諸元は例えば網
目の大きさが5cm角程度のもので、アンカーピン
3,5は9mmφ、長さ40〜100cmの棒鉄製で亜鉛
メツキが施されたものを用いる。
を用いた法面緑化工法を説明するための図で、ま
ず第1図に示すように、法面1に伸展させた枠材
2を敷設して適宜間隔でアンカ3で法面1に固定
する。枠材2の諸元は、例えば高さ5〜10cm、1
つのセルの大きさは幅0.5〜1mの六角形、材質
は厚さ0.1〜0.2mmの不織布に不飽和ポリエステル
を含浸させたのち加熱硬化処理を施したものであ
る。つぎに第2図に示すように枠材2の上を覆う
ようにネツト材4を敷設し、適宜間隔でアンカ5
で法面1に固定する。この場合岩盤等が露出して
いるために、オーバーハングとなつている部分1
aのように、枠材2が浮き上がつている部分は、
ネツト材4で押えつけるようにアンカーピン5を
打設する。第3図はネツト材4を敷設した法面の
一部拡大正面図で、ネツト材4の諸元は例えば網
目の大きさが5cm角程度のもので、アンカーピン
3,5は9mmφ、長さ40〜100cmの棒鉄製で亜鉛
メツキが施されたものを用いる。
このように枠材2及びネツト材4を法面1に敷
設し固定したのち客土を行う。客土は撒き出し又
は吹き付け等の一般工法により施工し、しかるの
ち種子及び肥料の散布を行う。なお客土する土壌
穴に予め種子や肥料を混入したものを用いてもよ
く、また人工土壌を用いてもよいことはいうまで
もない。
設し固定したのち客土を行う。客土は撒き出し又
は吹き付け等の一般工法により施工し、しかるの
ち種子及び肥料の散布を行う。なお客土する土壌
穴に予め種子や肥料を混入したものを用いてもよ
く、また人工土壌を用いてもよいことはいうまで
もない。
このようにすると、枠材2の各セル内に客土さ
れた土壌は枠材2と土壌保持機能の優れたネツト
材4とによつて保持されるので雨水、風等による
流失が抑制され、傾斜の急な法面であつても良好
な緑化が実現でき、特にオーバーハング部分でも
土壌を保持して緑化が図れる硬化が得られる。
れた土壌は枠材2と土壌保持機能の優れたネツト
材4とによつて保持されるので雨水、風等による
流失が抑制され、傾斜の急な法面であつても良好
な緑化が実現でき、特にオーバーハング部分でも
土壌を保持して緑化が図れる硬化が得られる。
なお上記施工例では枠材とネツト材を重ねて法
面に敷設し、固定したのち土壌を客土する工法を
説明したが、法面の傾斜がさほど急斜面でない場
合等においては、枠材を法面に敷設して固定し、
ついで客土したのちネツト材を敷設して固定する
ようにすれば、合成樹脂で強化していない枠材が
使用できるだけでなく、客土作業がやり易く、ま
たネツト材の敷設固定作業も容易となす。
面に敷設し、固定したのち土壌を客土する工法を
説明したが、法面の傾斜がさほど急斜面でない場
合等においては、枠材を法面に敷設して固定し、
ついで客土したのちネツト材を敷設して固定する
ようにすれば、合成樹脂で強化していない枠材が
使用できるだけでなく、客土作業がやり易く、ま
たネツト材の敷設固定作業も容易となす。
第1図および第2図は本発明に係るネツト材を
用いた法面緑化工法の一施工例を説明するための
法面の断面図、第3図はこの施工例の法面の正面
図、第4図は本発明の一実施例の一部拡大斜視
図、第5図は本発明の他の実施例の一部拡大斜視
図である。 符号の説明、4……ネツト材、4a……親糸、
4b……細い糸、4c……カールした細いリボン
状の糸。
用いた法面緑化工法の一施工例を説明するための
法面の断面図、第3図はこの施工例の法面の正面
図、第4図は本発明の一実施例の一部拡大斜視
図、第5図は本発明の他の実施例の一部拡大斜視
図である。 符号の説明、4……ネツト材、4a……親糸、
4b……細い糸、4c……カールした細いリボン
状の糸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1本の親糸と複数の細い糸とを束
ねたものを構成材としたネツト材。 2 複数の細い糸がフイラメント状の細い糸であ
る特許請求の範囲第1項記載のネツト材。 3 複数の細い糸がカールした細いリボン状の糸
である特許請求の範囲第1項記載のネツト材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6488884A JPS60208518A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | ネット材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6488884A JPS60208518A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | ネット材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208518A JPS60208518A (ja) | 1985-10-21 |
JPH05491B2 true JPH05491B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=13271080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6488884A Granted JPS60208518A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | ネット材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208518A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8422934U1 (de) * | 1984-08-01 | 1984-10-31 | DE-KO-WE Schürholz Teppichfabrik GmbH, 4270 Dorsten | Stuetzband zur befestigung von boeschungen |
FR2721334B1 (fr) * | 1994-06-21 | 1996-08-23 | France Gabions | Revêtement de protection contre l'érosion et procédé pour sa réalisation. |
KR100860748B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-09-29 | 주식회사 에이씨이테크 | 허니셀 녹화공법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616731A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-18 | Yutaka Kagaku Kogyo Kk | Foliage growing on slope surface |
JPS5862221A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-13 | Aasunikusu Kk | 枠材およびその製造方法およびその枠材を用いた法面緑化工法および盛土工法 |
JPS5927256B2 (ja) * | 1975-05-06 | 1984-07-04 | エ−・フアウ・ゲ−・エントヴイツクルングス・ウント・フエルヴエルツングス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハウツング | 棒材用の曲げ機械 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136595Y2 (ja) * | 1978-12-29 | 1986-10-23 | ||
JPS58153246U (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-13 | 技研興業株式会社 | 土壌の流出防止ネツト |
JPS5927256U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-02-20 | 山本 清 | 法面の泥吹き用基材 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6488884A patent/JPS60208518A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927256B2 (ja) * | 1975-05-06 | 1984-07-04 | エ−・フアウ・ゲ−・エントヴイツクルングス・ウント・フエルヴエルツングス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハウツング | 棒材用の曲げ機械 |
JPS5616731A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-18 | Yutaka Kagaku Kogyo Kk | Foliage growing on slope surface |
JPS5862221A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-13 | Aasunikusu Kk | 枠材およびその製造方法およびその枠材を用いた法面緑化工法および盛土工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60208518A (ja) | 1985-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5226255A (en) | Plant mat and method | |
US20080112766A1 (en) | Silt fence apparatus and method of construction | |
PL189130B1 (pl) | Nośnik do wegetacji roślin składający się z maty ze splątanych ze sobą organicznych włókien | |
KR100818174B1 (ko) | 절개지 녹화용 네트와 이 네트를 사용한 녹화용 매트 | |
JPH05491B2 (ja) | ||
JP6750332B2 (ja) | 緑化用マットの製造方法 | |
JP4560242B2 (ja) | 硬質急斜面用緑化工 | |
JP2003061460A (ja) | 遅速型緑化を可能とする植生用マット | |
JPS649416B2 (ja) | ||
JP3285292B2 (ja) | 植生用ネット構造体 | |
JPH1181324A (ja) | 金網付き植生ネット | |
JPH10338934A (ja) | 無土壌法面の緑化工法 | |
JPH027962Y2 (ja) | ||
JP2000080654A (ja) | 補強土工法 | |
JPS6253651B2 (ja) | ||
JP3296475B2 (ja) | 緑化シート | |
JPH06220862A (ja) | 急勾配盛土の施工方法 | |
JPH07274718A (ja) | 芝植生用被覆皮膜、及び、芝の植生方法 | |
JPH0226996Y2 (ja) | ||
JPH09235733A (ja) | ネット状の植生基材および種子付き植生ネット | |
JPH0374286B2 (ja) | ||
JPH0715834U (ja) | 植生用ハニカム構造材 | |
JPH0320349Y2 (ja) | ||
JPH0750913Y2 (ja) | 混成芝生シート | |
JP2001224245A (ja) | 緑化用の植生マット |