JPH0548923U - 積層体 - Google Patents
積層体Info
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- JPH0548923U JPH0548923U JP9890691U JP9890691U JPH0548923U JP H0548923 U JPH0548923 U JP H0548923U JP 9890691 U JP9890691 U JP 9890691U JP 9890691 U JP9890691 U JP 9890691U JP H0548923 U JPH0548923 U JP H0548923U
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- liquid
- absorption speed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 失禁パット等に使用する積層体として部分的
に吸液スピードの異なるものを提供すること。 【構成】 吸液性の異なる少なくとも二層部分からな
り、吸液スピードの遅い層状体と、吸液スピードの早い
層状体とを積層してある。 【効果】 吸液スピードの遅い側は通水され、吸液スピ
ードの早い側から遅い側へと徐々に吸液膨潤させて使用
でき、多くの吸液効果を発揮し、液漏れ防止に役立つ。
に吸液スピードの異なるものを提供すること。 【構成】 吸液性の異なる少なくとも二層部分からな
り、吸液スピードの遅い層状体と、吸液スピードの早い
層状体とを積層してある。 【効果】 吸液スピードの遅い側は通水され、吸液スピ
ードの早い側から遅い側へと徐々に吸液膨潤させて使用
でき、多くの吸液効果を発揮し、液漏れ防止に役立つ。
Description
【0001】
本考案は、吸水等吸液性を有する積層体に関し、より詳しくは部分的に吸液ス ピードの異なる積層体に関する。
【0002】
従来より吸水パット等として用いられていた積層体として吸水ポリマーを用い たものもあるが、吸液スピードが一様なため吸収面側に近い吸水ポリマーが吸水 して膨潤するので止水層となり、遠くの吸水ポリマーが有効に利用されていなか った。
【0003】 そこで、積層体として吸液スピードを部分的に変えることに着目し、従来の積 層体にはない独自の吸液性を発揮させることを目的として本考案を着想するに至 った。
【0004】
上記目的を達成させるための本考案による積層体の構成としては、吸液性の異 なる少なくとも二層部分からなり、吸液スピードの遅い層状体と、吸液スピード の早い層状体とを積層してあることを特徴としている。
【0005】
上記構成による積層体によると、一方の層状体は吸収面側が吸液スピードが遅 いため徐々に吸液を行ない拡散させながら液漏れを防ぎ、他方の層状体は吸液ス ピードが早いため、短時間で吸液を行なえる。
【0006】
次に本考案の実施例について図を参照しながら説明する。 1,2は積層体Aを構成する各層状体であり、一方の層状体1は吸液スピード が遅くなるように、例えば150メッシュ以上の粒度を有する吸水ポリマー10 を20g/m2紙、不織布等の通水性シート11,11′にてサンドイッチ状にした ものである。他方の層状体2は吸液スピードが早くなるように、例えば42メッ シュ以下の粒度の吸水ポリマー20を40g/m2上記同様紙、不織布等の通水性シ ート21,21′にてサンドイッチ状にしたもので、上記層状体1とはPVA、 デンプンその他の接着剤を使用して一体に積層されている。
【0007】 なお、実施上さらに層状体2と同じものにパルプ30を80g/m2加えてこれを 通水性シート31,31′にてサンドイッチ状にし、層状体2よりも吸液スピー ドの早い層状体3としてこれを追加積層することもできる。また、層状体2に直 接パルプを加えた積層体としてもよい。 さらに層状体1,2,3の各層も吸水ポリマーが脱落しないようにPVA、デ ンプンその他の接着剤を使用して固定しておいてもよい。なお、消臭剤、抗菌剤 、防腐剤等を混入しておくことも可能である。
【0008】 実施の変更例としては、吸液スピードに差のない吸水ポリマーの散布量を疎密 に変化させて各層に吸液スピードに遅速差をつけた層状体部分を形成することも 可能である。 上記した積層体を、吸液スピードの遅い層状体側を吸液対向面となる上面とし て使用した場合、上面側は吸液スピードが遅いため下方へ通水され、下部側の吸 液スピードの早い層状体部分から吸液しはじめ上方へと徐々に吸液が波及して膨 潤することになり、吸水ポリマーを有効に用いて最終吸液量が多くなり、漏れ防 止効果が良好なものとなる。
【0009】 従って、失禁用パット、生理用ナプキン、おむつ、ペットシート等種々の用途 に利用できる。
【0010】
以上のように本考案によると、吸液スピードに差をつけた層状体を二層以上有 するので、吸液スピードのの遅い側は通水され吸液スピードの早い側から遅い側 へと徐々に吸液膨潤させて使用でき、充分な吸液量を確保でき、液漏れ防止効果 の高いものとなる。
【図1】断面図である。
【図2】変更例の断面図である。
1 吸液スピードの遅い層状体 2 吸液スピードの早い層状体 10,20,30 吸水ポリマー 11,11′,21,21′,31,31′ 通水性
シート
シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7603−4C A61F 13/18 307 C
Claims (1)
- 【請求項1】吸液性の異なる少なくとも二層部分からな
り、吸液スピードの遅い層状体と、吸液スピードの早い
層状体とを積層してあることを特徴とする積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9890691U JPH0548923U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9890691U JPH0548923U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 積層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548923U true JPH0548923U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14232177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9890691U Pending JPH0548923U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548923U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10505262A (ja) * | 1994-08-31 | 1998-05-26 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 吸上げおよび圧潰抵抗特性を有する薄い吸収性物品 |
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-
1991
- 1991-11-29 JP JP9890691U patent/JPH0548923U/ja active Pending
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