JPH0548886U - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0548886U
JPH0548886U JP9829591U JP9829591U JPH0548886U JP H0548886 U JPH0548886 U JP H0548886U JP 9829591 U JP9829591 U JP 9829591U JP 9829591 U JP9829591 U JP 9829591U JP H0548886 U JPH0548886 U JP H0548886U
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JP
Japan
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water level
washing
drive motor
water supply
set water
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Pending
Application number
JP9829591U
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English (en)
Inventor
晃一 黒田
修司 堀田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設定水位より低水位で撹拌動作を開始しても
洗濯物を傷めることがないようにすること。 【構成】 本考案の洗濯機によれば、給水中に設定水位
まであと50mmに到達したことが水位センサー14に
よって検出されると、駆動モータ7が起動する(S−
4、S−5)。この時、駆動モータ7は設定水位時にお
ける速度より低速度で正逆回転する(S−6)。同時
に、計時が開始される(S−7)。給水動作は継続され
ており、水位が設定水位に到達したことが水位センサー
14によって検出されると、電磁給水弁9が閉じて給水
が停止し、駆動モータ7は設定水流を作り出すべく速度
を上げて正逆回転する(S−8〜S−10)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例として、すすぎ工程における給水時に、設定水位以下の所定水位に達す ると回転翼を始動させてすすぎを開始するようにし、すすぎ効果を低下させるこ となく、すすぎ時間を短縮させるようにした洗濯機が特公平2−77495号公 報(D06F33/02)に示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例にあっては、設定水位より低水位で回転翼を回転させるので、洗濯物に 回転翼が接触しやすくなる。また、回転翼は設定水位時と同じ速度で回転するの で、水位が低い分(水量が少ない分)水流が強くなってしまう。したがって、洗 濯物が傷みやすくなってしまう。
【0004】 本考案は、洗濯機の改良に関し、斯かる問題点を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の洗濯機は、洗い、すすぎ等の工程をプログラムに従って逐次実行する ものであって、洗濯槽と、この洗濯槽内に回転自在に支承された回転翼と、この 回転翼を駆動するための駆動モータと、前記洗濯槽内への給水手段と、前記洗濯 槽内の水位設定手段及び水位検出手段と、これら水位設定手段及び水位検出手段 からの入力に基づき、前記駆動モータの動作を制御する制御手段とを備え、前記 制御手段は、前記洗い、すすぎ等の工程における給水時に、設定水位以下の所定 水位から駆動モータを回転させると共に、このモータの所定水位から設定水位ま での回転数を、設定水位以降よりも低下させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
洗い、すすぎ等の工程において、給水手段により給水され、水位が設定水位以 下の所定水位に達したことが、水位検出手段により知らされると、制御手段は駆 動モータを始動するが、このとき、設定水位までは設定水位到達以降より低速で 駆動モータを回転させる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を各図面に基づいて説明する。
【0008】 図3において、1は機枠、2はこの機枠1の上部後方に設けられたコントロー ルボックス、3は前記機枠1に内設された外槽、4はこの外槽3内に回転自在に 支承された脱水兼洗濯槽で、周囲に多数の脱水孔5を有している。6はこの洗濯 槽4の底部に回転自在に配設された回転翼、7は前記洗濯槽4及び回転翼6に動 力伝達機構8を介して連結された駆動モ−タで、洗い・すすぎ時には回転翼6の みを正逆回転させ、脱水時には洗濯槽4、回転翼6共に高速で一方向回転させる 。
【0009】 9は給水ノズル10の途中に設けられた電磁給水弁、11は排水パイプ12の 途中に設けられた電磁排水弁で、給水及び排水は、これら電磁給水弁9及び電磁 排水弁11を自動開閉することにより行われる。
【0010】 13は前記外槽3の底部一角に設けられたエアートラップ、14は前記コント ロールボックス2内に設けられ、圧力ホース15を介して前記エアートラップ1 3と連結された水位センサーである。また、16は外槽3の上部に設けられた溢 水口、17はこの溢水口に接続された溢水ホースである。
【0011】 ここで、水位センサー14は、前記外槽3内の水位変化によるエア−トラップ 13内の圧力変化に応動して、コアをコイル内に出入りさせてこのコイルのイン ダクタンスを変化させ、更に、このインダクタンス変化を発振回路の発振周波数 変化として取り出すもので、これにより、水位の検出を行うことができる。
【0012】 前記コントロールボックス2前面には操作パネル18が設けられており、これ について図4に基づき詳細を説明する。
【0013】 19は水流切換スイッチで、「強」、「標準」、「弱」、「ソフト」の4段階 に設定できる。水流の強弱は、例えばモータ制御用双方向性サイリスタの周知の スイッチング制御を行って前記駆動モータ7に間欠通電をし、回転数を変化させ ることによって作り出される。
【0014】 20は洗い時間設定スイッチ、21はすすぎ回数設定スイッチであり、「念入 り」に設定すると注水すすぎ(注水を行いながらすすぐ)を2回繰り返し、以下 「標準」はためすすぎ(所定水位までためてからすすぐ)を2回、「節約」はた めすすぎを1回それぞれ行う。
【0015】 22は脱水時間設定スイッチ、23は各工程時間を任意に入力して行うお好み コースのスタートスイッチ、24は水位設定スイッチで、「高」、「中」、「低 」、「少量」の4段階に設定できる。各水位を具体的に示すと、高水位−330 mm、中水位−285mm、低水位−240mm、少量水位−180mmとなる 。
【0016】 25は全工程を約18分で行うスピーディコース用スタートスイッチ、26は 標準コース用スタートスイッチ、27はウール洗い専用コース用スタートスイッ チ、28は一時停止スイッチである。
【0017】 29は表示部で、前記各スイッチにそれぞれ発光ダイオード(LED)が対応 しており、操作に応じて適宜点消灯する。
【0018】 図5は本実施例における制御機構を示し、30はマイクロコンピュータ(以下 、マイコンという)で、CPU31(central processing unit)、RAM32(random access memory)、RO M33(read only memory)、タイマー34、システムバス3 5、入出力ポートバッファ36〜41等から構成される。
【0019】 前記CPU31は、制御部42と演算部43とから構成され、前記制御部42 は、命令の取り出し及び実行を行い、前記演算部43は、命令の実行段階におい て、制御部からの制御信号によって入力機器やメモリから与えられるデ−タに対 し、二進加算、論理演算、増減、比較等の演算処理を行う。前記RAM32は、 機器に関するデータを記憶するためのものであり、前記ROM33は、予め機器 を動かすための手段や判断のための条件の設定、各種情報の処理をするためのル ール等を読み込ませておくものである。
【0020】 そして、マイコン30は、前記各種スイッチ19〜28等からなる入力回路4 4、前記水位センサー14及び上蓋の開閉に連動する上蓋安全スイッチ45から の情報に基づいて、前記表示部29のLED等からなるLED駆動回路46、動 作異常、工程終了等を報知するブザー回路47、前記駆動モータ7、電磁給水弁 9及び電磁排水弁11の動作を制御する。また、48は前記マイコン30からの 出力に応じて、駆動モータ7、電磁給水弁9及び電磁排水弁11を動作させる負 荷駆動回路である。
【0021】 斯かる構成に基づく洗い工程時の動作について、図1ないし図2のフローチャ ートに従い説明する。
【0022】 まず、水流切換スイッチ19及び水位設定スイッチ24によって、それぞれ水 流及び水位が設定された後、設定水位が少量水位のときを除いて、スピーディコ ース用スタートスイッチ25が押された場合、電磁給水弁9が開いて給水が開始 される(S−1〜S−3)。給水時の水位は水位センサー14によって常時検出 されており、設定水位まであと50mmに到達したことが検出されると、駆動モ ータ7が起動する(S−4、S−5)。この時、駆動モータ7は設定水位時にお ける速度より低速度で正逆回転する(S−6)。同時に、計時が開始される(S −7)。給水動作は継続されており、水位が設定水位に到達したことが水位セン サー14によって検出されると、電磁給水弁9が閉じて給水が停止し、駆動モー タ7は設定水流を作り出すべく速度を上げて正逆回転をし始める(S−8〜S− 10)。そして、洗い時間が経過すると、駆動モータ7が停止して洗い工程が終 了する(S−11、S−12)。
【0023】 次に、スピーディコース用スタートスイッチ25以外のスタートスイッチ、例 えば標準コース用スタートスイッチ26が押された場合(この時も、設定水位が 少量水位であるときを除く)、上記同様、電磁給水弁9が開いて給水が開始され る(S−13)。このときも、設定水位まであと50mmに到達したことが水位 センサー14によって検出されると、駆動モータ7が設定水位時における速度よ り低速度で回転し始める(S−14〜S−15)。しかし、ここでは計時が開始 されない。その後、水位が設定水位に到達したことが水位センサー14によって 検出されると、電磁給水弁9が閉じて給水が停止し、駆動モータ7は設定水流を 作り出すべく速度を上げて回転をし始め、この時、計時が開始される(S−17 〜S−20)。そして、洗い時間が経過すると、駆動モータ7が停止して洗い工 程が終了する(S−21、S−22)。
【0024】 また、水位設定スイッチ24によって少量水位に設定されているときには、ど のコースを選択しても、設定水位に達した後に駆動モータ7を起動させる(S− 23〜S−25、S−18、S−19)。
【0025】 なお、スピーディーコースの場合、すすぎ工程においても、洗い工程と同じよ うに(設定水位が少量水位である場合を除く)、設定水位の50mm手前になる と、駆動モータ7が低速で回転し始める。そして、その時点より計時を開始し、 その後、設定水位になると駆動モータ7は速度を上げて、設定水流を作り出す。
【0026】 以上、上記動作が示すとおり、スピーディコースにおいては、全工程のトータ ル時間の短縮を目的としており、給水中に回転翼6の撹拌動作を開始させること によって、実洗濯時間(回転翼6が回転して洗濯物を洗ったり、すすいだりする 時間)を短縮することなく、即ち洗浄効果を低下させることなく洗い、すすぎの 各工程時間を短縮し、もってトータル時間の短縮を図ることができる。
【0027】 また、スピーディコース以外のコースにおいては、給水中に撹拌動作を行うこ とによって、本洗い(設定水位での洗い)の前に洗濯液中に洗剤を十分溶解させ 、本洗い時の洗浄効果を向上を図ることができる。
【0028】 さらに、設定水位に達するまでの駆動モータ7の回転速度は、設定水位到達以 降より低速度としているので、水流が強くなり過ぎることがなく、また、回転翼 6に洗濯物が接触してもその衝撃力は小さい。したがって、設定水位より低水位 で撹拌動作を開始しても洗濯物を傷めることがない。
【0029】
【考案の効果】
本考案の洗濯機の構成によれば、設定水位に達するまでの駆動モータの回転速 度は、設定水位到達以降より低速度としているので、水流が強くなり過ぎること がなく、また、回転翼に洗濯物が接触してもその衝撃力は小さい。したがって、 設定水位より低水位で撹拌動作を開始しても洗濯物を傷めることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗濯機において、スピーディコースを
選択したときの洗い工程時の動作を示すフローチャート
である。
【図2】同じく、スピーディコース以外のコースを選択
したときの洗い工程時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本考案の洗濯機の構成を示す側面断面図であ
る。
【図4】操作パネルの詳細を示す正面図である。
【図5】本考案の洗濯機の制御機構を示す電気ブロック
図である。
【符号の説明】
4 脱水兼洗濯槽(洗濯槽) 6 回転翼 7 駆動モータ 9 電磁給水弁(給水手段) 14 水位センサー(水位検出手段) 24 水位設定スイッチ(水位設定手段) 30 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い、すすぎ等の工程をプログラムに従
    って逐次実行するものであって、洗濯槽と、この洗濯槽
    内に回転自在に支承された回転翼と、この回転翼を駆動
    するための駆動モータと、前記洗濯槽内への給水手段
    と、前記洗濯槽内の水位設定手段及び水位検出手段と、
    これら水位設定手段及び水位検出手段からの入力に基づ
    き、前記駆動モータの動作を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記洗い、すすぎ等の工程におけ
    る給水時に、設定水位以下の所定水位から駆動モータを
    回転させると共に、このモータの所定水位から設定水位
    までの回転数を、設定水位以降よりも低下させたことを
    特徴とする洗濯機。
JP9829591U 1991-11-28 1991-11-28 洗濯機 Pending JPH0548886U (ja)

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JP9829591U JPH0548886U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 洗濯機

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JPH0548886U true JPH0548886U (ja) 1993-06-29

Family

ID=14215933

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JP9829591U Pending JPH0548886U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 洗濯機

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324990A (ja) * 1986-07-18 1988-02-02 三洋電機株式会社 洗濯機
JPH03143497A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324990A (ja) * 1986-07-18 1988-02-02 三洋電機株式会社 洗濯機
JPH03143497A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の制御装置

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