JPS6128778A - 洗濯機の排水ポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用する洗濯機の排水ポンプ
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、洗濯機の排水場所が洗濯機の排水口より高位の位
置にしかない場合、洗濯機の排水ホースの先端に排水ポ
ンプを設けて排水したシ、排水ポンプが内蔵された洗濯
機の排水ホースを排水場所に導いて排水していた。

しかし、前者の場合で手動式洗濯機の場合は、排水のた
びにポンプを動作させる必要があるため使用勝手が悪く
、また、自動洗濯機の場合は使用者が洗濯中、洗濯機か
ら離れると排水ポンプは洗濯開始から終了捷で動作させ
る必要があるため、排水ポンプの寿命の低下、消費電力
の損失があった０ さらに後者の排水ポンプ内蔵型の洗濯機の場合で自動タ
イプのものでは、排水ポンプは排水開始時からある一定
時間駆動するようになっているため、排水が終了しても
ポンプは回転するという現象が生じ、消費電力の無駄や
、排水が終了するとともに次の行程に進まないため、時
間の無駄を生じ洗濯時間の短縮がはかれなかった０ このような問題を解消するために、排水ポンプ内の所定
量の水の有無を検知する検知手段を設けこの検知手段の
信号によりポンプの駆動を制御する制御手段を備えた排
水ポンプ装置が提案されている。

しかし前記排水ポンプ装置においては、洗濯液排水終了
時や、脱水排水時には、ポンプ内の水圧はポンプの吸引
力による影響を受けやすく、ポンプ内に水があっても、
ポンプの吸引力によって検知手段は無の判断を下す誤検
知を行なうことがある。このためポンプは短時間の運転
−停止を繰返し、吐出圧が出ないため排水しないという
問題や、検知手段やポンプの寿命が低下するという問題
があった。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、排水終了時の
排水ポンプの短時間の運転−停止をなくし、確実に排水
が終了してから排水ポンプを停止し、検知手段やポンプ
モータの寿命向上をはかった洗濯機の排水ポンプ装置を
提供するものである。

発明の構成 本発明の洗濯機の排水ポンプ装置は、洗濯機の排水ホー
スに接続される吸水口と、モータにより回転駆動するラ
ンナーと、前記ランナーの回転により水を吐出する吐出
口とを有したポンプと、前記ポンプ内の所定量の水のな
くなったことを検知する検知手段と、前記検知手段の信
号により、前記検知手段の信号により動作する遅延回路
と、との遅延回路の出力により前記検知手段の信号の発
生時から所定時間後に前記モーターの通電を停止する制
御手段を備えたものであり、このポンプ内の水がなくな
ったこと′を検知してから所定時間経過後ポンプを停止
するものである。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。

図において、１は全自動の洗濯機、２は洗濯機１の排水
ホース、３は排水ポンプ装置、４は洗濯機１の排水ホー
ス２と密着嵌合する排水ポンプ装置３の吸水口、６は排
水ポンプ装置３の吐出口６に接続される吐出ホースで、
洗濯機１の排水位置よシ高位の位置（例えば洗面台、流
し台７）に導　　　　　　・びかれている０ 排水ポンプ装置３はモータ８にょ９回転駆動するランナ
ー９と、前記吸水口４に連通ずる吸水管１ｏと、前記吐
出口６に連通ずる吐出管１１とにより構成されたポンプ
を有している。

１２はポンプ内に所定量の水が入ってきた時、エアート
ラップ１３．エアーホース１４を介して圧力検知して動
作する圧力スイッチ（検知出段兼制御手段）である。

１６は遅延回路で、圧力スイッチ１２の接点がＩＣ側か
らＮｏ側に入シモータ８が回転駆動し、水がなくなって
圧力スイッチ１２の接点がＮｏ側からＩＣ側に入った時
動作し、所定時間モータ８に通電を続けるものである。

１６は排水ポンプ装置３の電源スィッチ、１７は電源コ
ードである。

上記構成において動作を説明すると、排水ポンプ装置３
の電源スィッチ１６をＯＮにし、洗濯機１に洗剤、洗濯
物を投入して、洗濯機１の洗濯作業が進行する。排水時
には排水液が排水ボース２から排水ポンプ装置３の吸水
口４を通り、吸水管１０に入り、エアートラップ１３内
の圧力が上るため、圧力スイッチ１２が動作し、接点は
ＩＣ側からＩＣ側に入り、モータ８が回転駆動する。こ
のモータ８の回転駆動によりランナー９は吸水管１０側
から吸水し、吐出管１１．吐出ホース６を介して、洗濯
機１よシ高位の位置へ排水液を吐出する。

排水作業が進行して、洗濯機１内の水がなくなると、エ
アードラッグ１３の圧力は低下し、圧力スイッチ１２の
接点はＩＣ側からＩＣ側に切換ることにより遅延回路１
６が動作し、所定時間経過後、モータ８の回転は停止す
る。

この時、排水ポンプ装置３内の圧力変動により圧力スイ
ッチ１２が誤動作して接点がＩＣ側からＩＣ側に切換っ
ても、所定時間モータ８は回転するため、排水ポンプ装
置３は排水をつづける。このため排水ポンプ装置３が停
止した時には水がなくなっておシ、再起動することがな
い。

なお、上記実施例では、洗濯機を全自動の洗濯機とした
が、２槽式洗濯機の洗濯側、脱水側を自勧化した洗濯機
、および手動の洗濯機であってもよい。

また、水の有無を検知する手段を圧力スイッチとしたが
、他の水圧検知手段でもヨく、フロートスイッチなどの
水位検知手段、さらにサーミスタを利用した水検知手段
でもよく、要はポンプ内の水を検知するものであればよ
い。

さらに排水ポンプ装置は洗濯機に内蔵されていてもよい
。

発明の効果 上記実施例からあきらかなように、本発明の洗濯機の排
水ポンプ装置は、洗濯機の排水ホースに接続される吸水
口と、モータにより回転駆動するランナーと、前記ラン
ナーの回転により水を吐出する吐出口とを有したポンプ
と前記ポンプ内の所定量の水がなくなったことを検知す
る検知手段と、前記検知信号により動作する遅延回路と
、この遅延回路の出力により前記検知手段の信号の発生
時から所定時間後に前記モータの通電を停止する制御手
段とを備えたことにより、検知手段が誤動作しても一定
時間排水を続けるため、排水ポンプは洗濯機側の排水を
確実に終了してから停止できるとともに、検知手段やポ
ンプモータの寿命を向上することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す洗濯機と排水ポンプ装
置の正面図、第２図は同排水ポンプ装置の縦断面図、第
３図は同電気回路図である。 １・・・・・・洗濯機、２・・・・・・排水ホース、４
・・・・・・吸水口、６・・・・・・吐出口、８・・・
・・・モータ、９・・・・・・ランナー、１２・・・・
・・圧力スイッチ（検知手段）、１５・・・・・・遅延
回路兼制御手段０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗濯機の排水ホースに接続される吸水口と、モータによ
   り回転駆動するランナーと、前記ランナーの回転により
   水を吐出する吐出口とを有したポンプと、前記ポンプ内
   の所定量の水がなくなったことを検知する検知手段と、
   前記検知手段の信号により動作する遅延回路と、この遅
   延回路の出力により前記検知手段の信号の発生時から所
   定時間後に前記モータの通電を停止する制御手段とを備
   えた洗濯機の排水ポンプ装置。