JPH0548842U - 台所用洗浄器 - Google Patents

台所用洗浄器

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JPH0548842U
JPH0548842U JP10656891U JP10656891U JPH0548842U JP H0548842 U JPH0548842 U JP H0548842U JP 10656891 U JP10656891 U JP 10656891U JP 10656891 U JP10656891 U JP 10656891U JP H0548842 U JPH0548842 U JP H0548842U
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JP
Japan
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water
cleaning
cleaned
hose
rice
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JP10656891U
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English (en)
Inventor
忠平 吉野
Original Assignee
忠平 吉野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 米をかき混ぜたり磨ぎ汁を取り替える手間を
不要とし、しかも直接水に触れることなく簡単に洗米等
ができる台所用洗浄器を提供する。 【構成】 洗浄槽1は、被洗浄物を貯留する貯留部10
と垂直方向に湾曲して形成された湾曲部110を有する
洗浄板11と;洗浄板11の両側に立設してある側板1
2,13と;貯留部10及びそれに続く湾曲部110に
向けて加圧水を噴出する噴出口152と;噴出口152
から洗浄槽1内に導入された水が一定量以上にならない
ようにする溢水防止用の排水部120,130と;を備
える。湾曲部110には、噴出口152から噴射された
水によって噴き上げられる被洗浄物と水とを貯留部10
側に向けて返送する返送板14が設けてある。排水部1
20,130は、洗浄器を傾けて被洗浄物を排出する際
に水と共に排出される被洗浄物の通り道を避けて設けて
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は台所用洗浄器に関し、更に詳しくは、水道水の水流を利用して米を磨 いだり玉葱を晒したりすることができる台所用洗浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
米は我が国における主食であり、主に精米をして糠を取り除いた、いわゆる白 米の状態で調理される。しかし、精米をした米の表面には糠が一部残っており、 調理前には洗米を行なって糠をほぼ完全に取り除いて調理が行われている。 従来の洗米は、容器に適量の精白米を入れ、水を注いだ後、手でかき混ぜて磨 いで行なっていた。けれども、従来方法には次のような課題があった。 (a)米をかき混ぜては磨ぎ汁を捨て、また水を注いでかき混ぜるという作業を 繰り返し行なう必要があり、洗米に時間と手間がかかる。 (b)手を使って米を磨ぐためにどうしても水に触れることになる。しかし冬の 寒い時期は水が冷たく、毎日の洗米はつらい作業である。
【0003】
【考案の目的】
そこで本考案は、米をかき混ぜたり磨ぎ汁を取り替える手間を不要とし、しか も直接水に触れることなく簡単に洗米等ができる台所用洗浄器を提供することを 目的とする。
【0004】
【考案の構成】
上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本考案の構成は次の通り である。 第1の考案にあっては、 台所用の洗浄器であって、この洗浄器は、上部が開口している洗浄槽を備え、 この洗浄槽は、被洗浄物を貯留する貯留部と垂直方向に湾曲して形成された湾曲 部を有する洗浄板と;この洗浄板の両側に立設してある側板と;上記貯留部及び それに続く湾曲部に向けて加圧水を噴出する噴出口と;この噴出口から上記洗浄 槽内に導入された水が一定量以上にならないようにする溢水防止用の排水部と; を備えており、上記湾曲部には、噴出口から噴射された水によって噴き上げられ る被洗浄物と水とを貯留部側に向けて返送する返送板が設けてあり、上記排水部 は、洗浄器を傾けて被洗浄物を排出する際に水と共に排出される被洗浄物の通り 道を避けて設けてあり、上記噴出口の直径は、洗浄槽の水量500〜1500m lに対して5〜8mmに設定されている、台所用洗浄器である。 第2の考案にあっては、 噴出口に給水管が連通してあり、この給水管の外周には、固定部が形成してあ り、この固定部を介して上記給水管にホースを嵌め込み連結したときにホースの 先端部側に囲み嵌める抜出防止リングを備え、上記固定部と抜出防止リングとの 間隙は、ホースの厚さよりも小さく設定されており、上記固定部と抜出防止リン グとが協働してホースが抜け出ないようにした、第1の考案に係る台所用洗浄器 である。 排水部は、溢水によって被洗浄物が洗浄槽外へあふれ出ないようにするもので 、被洗浄物が洗浄槽外通り抜け出ないようにしてあり、例えば、スリット状、ま たは網目状等である。 また、洗浄槽の上部開口部に開閉自在の蓋を設けることは任意である。
【0005】 作用・効果 ホースを蛇口につなぐ。洗浄器を適当な箇所に据え、洗浄槽の貯留部に適量の 被洗浄物、例えば米を入れる。そして、蛇口の栓をひねり、給水管と連通してい る噴出口から水を噴射させる。これにより、米は噴射水の水圧で貯留部から湾曲 部を通って返送板側へ噴き上げられ、返送板によって貯留部に戻されては再度噴 き上げられる工程を繰り返し、磨がれて洗米される。 なお、磨ぎ汁は順次排水部から排出される。 そして、磨ぎ汁に濁りがなくなったら水を止め握り手を持って、米を他の容器 に移し、洗米を完了する。
【0006】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。図1は本考案に係 る台所用洗浄器の一実施例を示す斜視図、図2は使用状態を示す断面図である。 台所用洗浄器は、洗浄槽1を備えている。洗浄槽1は、垂直方向に湾曲して形 成された湾曲部110を有する断面概略「J」形状に形成された洗浄板11を備 えている。この洗浄板11の両側には、側板12,13を設け、側板12,13 間には前面板17が設けてある。側板12,13の後ろ側端間には、後面板18 が設けてある。後面板18の中央には握り手153が設けてある。 上記洗浄板11の底部は、米等の被洗浄物を貯留する貯留部10となっている。
【0007】 前面板17の下部中央には、給水管15が設けてある。給水管15の端部には 、固定部150が形成してある。給水管15には、ホース16の先端が挿入連結 されている。ホース16の先端部分には、抜出防止リング19が外嵌してある。 ホース16の基端部にはアタッチメント160が取り付けてあり、水道の蛇口2 0に設けられたアタッチメント200に着脱できるようにしている。
【0008】 洗浄板11の上面の高さの位置には、給水管15と連通する噴出口152が洗 浄板11の貯留部10及び湾曲部110側へ向けて設けてある。 噴出口152の口径は、水道水の圧力及び洗浄槽1内の水量によって異なるが 、一般の水道水(加圧力5〜7Kg/Cm2)の場合、貯水量500〜1500 mlに対して、直径5〜8mm程度である。
【0009】 洗浄板11の湾曲部110端には、返送板14が形成されている。返送板14 は、先端側が下方の貯留部10へ向けて形成され、洗浄時に返送板14と対向す る側に米等の被洗浄物や水が返送されるようにしている。返送板14には、洗浄 板11側に向けて傾斜したガイド板140が連設してあり、ガイド板140の上 端部は、後面板18と連結してある。 側板12,13のやや上部寄りには、上下方向に形成されたスリット状の水抜 溝孔複数本からなる溢水防止用の排水部120,130が設けてある。溝孔の孔 幅は、米やその他の被洗浄物が通り抜けないような幅に設定してある。
【0010】 (作 用) 図1及び図2を参照して、本実施例の作用を米を例に取り説明する。 まず、ホース16をアタッチメント160,200を介して蛇口20につなぐ 。洗浄器を適当な箇所に据え、洗浄槽1の貯留部10に適量(例えば三合)の米 Rを入れる。そして、蛇口20の栓をひねり、給水管15と連通している噴出口 152から水を噴射させる。これにより、米Rは図2に示すように噴射水の水圧 で貯留部10から湾曲部110を通って返送板14側へ噴き上げられ、返送板1 4によって貯留部10に戻されては再度噴き上げられる工程を繰り返し、磨がれ て洗米される。このとき、噴き上げられた米及び水は、先端側が水平より下へ向 いた返送板14の作用によって、返送板14と対向する側へ向けて噴射されるの で、洗浄槽1の上部開口側から外へ飛び出すことはない。また磨ぎ汁は順次排水 部120、130によって排出される。 そして、磨ぎ汁に濁りがなくなったら水を止め握り手153を持って、前面板 17側から米を他の容器(ザル等)に移し、洗米を完了する。 前面板17には、排水部120、130がないので、洗浄槽1内の水と共に米R は流れ出る。 なお、本考案に係る台所用洗浄器は、米に限らず大豆やあずき等の豆類の洗浄 や、或は玉葱やキャベツ等を水にさらすときにも有用である。
【0011】 蛇口20の栓をひねり、給水管15の噴出口152から水を噴射させるとホー ス16に圧力が加わり、外嵌してある抜出防止リング19と共にホース16は給 水管15から抜け出ようとする。 しかし、給水管15の端部の固定部150によって抜出防止リング19との間 が狭められ、ホース16は固定部150と抜出防止リング19との間で挟まれ締 めつけられ、ホース16が給水管15から抜け出るのを防止する。 このように本実施例に係る洗浄器を使用すれば、磨ぎ汁を替える手間がかから ず、水に触れることなく簡単に洗米ができる。
【0012】 図3及び図4は、洗浄器の他の実施例を示すもので、一部を破断した側面図で ある。 図3に示す実施例では、給水管15が「J」形状に形成され、洗浄槽1の下を 通って先端が後面板18側に突出形成してある。 図4に示す実施例では、給水管15が図3に示す状態から更に立ち上げられ先 端部が、洗浄槽1の開口部近傍まで延設してある。 そして給水管15の上部と後面板18との間に支持ブラッケット151が設け てある。この実施例の場合は、給水管15の立ち上げ部が握り手を兼ねている。 図3及び図4に示した実施例の場合は、何れもホース16が後面板18側にあ るので磨ぎ終った米をとりだす際にホース16を蛇口20に取り付けたままでも 邪魔にならない。 その他の作用効果は、図1及び図2に示した実施例と同様である。 また、各図を通して同一及び同等箇所には同一の符号を付して示している。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の 範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記構成を有しており、洗浄槽内に被洗浄物を適量入れ、給水管に加 圧水を供給し、噴出口から水を噴射させれば、被洗浄物は噴射水の水圧で返送板 側へ噴き上げられ、次いで返送板によって戻されては噴き上げられる工程が繰り 返されて洗浄され、洗浄排水は順次排水孔から排出される。このように、被洗浄 物をかき混ぜたり洗浄水を排出したりする面倒がなく簡単に洗浄でき、しかも直 接水に触れる必要がなく、冬の寒い時期でも洗米等が苦にならない。 また、噴出口の直径は、洗浄槽の水量500〜1500mlに対して5〜8m mに設定されているので、通常の水道水で十分な噴出力を得ることができる。 更には、排水部は、洗浄器を傾けて被洗浄物を排出する際に水と共に排出され る被洗浄物の通り道を避けて設けてあるので、洗浄槽内の水と共に被洗浄物は流 れ出、被洗浄物の排出が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る台所用洗浄器の一実施例を示す斜
視図、
【図2】使用状態を示す断面図、
【図3】洗浄器の他の実施例を示すもので、一部を破断
した側面図
【図4】洗浄器の他の実施例を示すもので、一部を破断
した側面図
【符号の説明】
1:洗浄槽 10:貯留部 11:洗浄板 12,13:側板 120,130:排水部 14:返送板 15:給水管 152:噴出口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台所用の洗浄器であって、 この洗浄器は、 上部が開口している洗浄槽(1) を備え、 この洗浄槽(1) は、 被洗浄物を貯留する貯留部(10)と垂直方向に湾曲して形
    成された湾曲部(110)を有する洗浄板(11)と;この洗浄
    板(11)の両側に立設してある側板(12,13) と;上記貯留
    部(10)及びそれに続く湾曲部(110) に向けて加圧水を噴
    出する噴出口(152) と;この噴出口(152) から上記洗浄
    槽(1) 内に導入された水が一定量以上にならないように
    する溢水防止用の排水部(120,130)と;を備えており、 上記湾曲部(110) には、噴出口(152) から噴射された水
    によって噴き上げられる被洗浄物と水とを貯留部(10)側
    に向けて返送する返送板(14)が設けてあり、 上記排水部(120,130) は、洗浄器を傾けて被洗浄物を排
    出する際に水と共に排出される被洗浄物の通り道を避け
    て設けてあり、 上記噴出口(152) の直径は、洗浄槽(1) の水量500〜
    1500mlに対して5〜8mmに設定されている、 台所用洗浄器。
  2. 【請求項2】噴出口(152) に給水管(15)が連通してあ
    り、この給水管(15)の外周には、固定部(150) が形成し
    てあり、この固定部(150) を介して上記給水管(15)にホ
    ース(16)を嵌め込み連結したときにホース(16)の先端部
    側に囲み嵌める抜出防止リング(19)を備え、 上記固定部(150) と抜出防止リング(19)との間隙は、
    ホース(16)の厚さよりも小さく設定されており、上記固
    定部(150) と抜出防止リング(19)とが協働してホース
    (16)が抜け出ないようにした、請求項1記載の台所用洗
    浄器。
JP10656891U 1991-11-29 1991-11-29 台所用洗浄器 Pending JPH0548842U (ja)

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JP10656891U JPH0548842U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 台所用洗浄器

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ID=14436872

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003047406A1 (fr) * 2001-12-05 2003-06-12 Yasuo Nakanishi Dispositif de lavage et dispositif d'injection de gaz ou de liquide

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