JPH0548627A - 二重化ループネツトワークのクロツク同期方法 - Google Patents

二重化ループネツトワークのクロツク同期方法

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JPH0548627A
JPH0548627A JP3198135A JP19813591A JPH0548627A JP H0548627 A JPH0548627 A JP H0548627A JP 3198135 A JP3198135 A JP 3198135A JP 19813591 A JP19813591 A JP 19813591A JP H0548627 A JPH0548627 A JP H0548627A
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JP
Japan
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clock
slave nodes
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JP3198135A
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Kaoru Yoshida
薫 吉田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスタノードとスレーブノードとの間でやり
取りする制御情報を増やすことなく全スレーブノードが
マスタノードの代行処理を行えるようにする。 【構成】 このネットワークは、マスタノードM、およ
びスレーブノードS1〜S4を、0系および1系の伝送
路によって互いに逆回りに接続して構成されている。マ
スタノードMは、制御情報を0系および1系の伝送路に
送出する機能を有している。一方、スレーブノードS1
〜S4は、制御情報を抽出して次のノードへ送出する機
能を有しており、また、制御情報が入力される0系ある
いは1系の伝送路のクロックに従属して動作する。スレ
ーブノードS1〜S4はさらに、制御情報が0系および
1系の伝送路の両方から入力されなくなった場合には、
ノード番号により決る所定の時間が経過した後、内部ク
ロックにより動作し、かつ0系および1系の伝送路の両
方に制御情報を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化ループネットワ
ークにおいてクロック同期を確立する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】二重化ループネットワークは、複数のノ
ードを0系および1系の伝送路によって互いに逆回りに
接続して構成される。ノードの一つはマスタノードとさ
れ、それ以外のスレーブノードはマスタノードのクロッ
クに従属して動作する。このような二重化ループネット
ワークでは、伝送路などの異常が発生したときスレーブ
ノードはマスタノードと通信しながらマスタノードの代
行処理を行うようになっているが、代行処理を行えるス
レーブノードの数は制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、伝送路などの
異常によりマスタノードの代行処理を行えないスレーブ
ノードだけが正常に接続されている状態となった場合、
正常に接続されているにもかかわらず、マスタノードの
代行処理を行えるスレーブノードが存在しないため、通
信は不可能となってしまう。
【0004】このような問題を解決するため、すべての
スレーブノードがマスタノードの代行処理を行えるよう
にすることも可能であるが、その場合にはマスタノード
とすべてのスレーブノード間で制御のための通信が必要
となり、ノード間でやり取りする制御情報の情報量が非
常に多くなるという新たな問題が生じる。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、マスタノードとスレーブノードとの間でやり取りす
る制御情報の情報量を増やすことなくすべてのスレーブ
ノードがマスタノードの代行処理を行えるようにする二
重化ループネットワークのクロック同期方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、マスタノー
ド、およびこのマスタノードからのクロックに従属する
複数のスレーブノードが0系および1系の伝送路によっ
て互いに逆回りに接続された二重化ループネットワーク
のためのクロック同期方法において、前記マスタノード
に、制御情報を前記0系および前記1系の伝送路に送出
させ、前記スレーブノードに、前記制御情報を前記伝送
路を通じて受け取って、次のノードへ送出させ、前記制
御情報を受け取った前記0系あるいは前記1系の伝送路
からのクロックに従属させ、前記制御情報が前記0系お
よび前記1系の伝送路の両方から入力されなくなった場
合には、ノード番号により決る所定の時間が経過した
後、内部クロックにより動作させ、かつ前記0系および
前記1系の伝送路の両方に前記制御情報を送出させるこ
とを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1に本発明によるクロック同期方法にもと
づく二重化ループネットワークの一例を示す。このネッ
トワークは、マスタノードM、およびスレーブノードS
1〜S4を、0系および1系の伝送路によって互いに逆
回りに接続して構成されている。そして、マスタノード
Mは、制御情報を0系および1系の伝送路に送出する機
能を有している。一方、スレーブノードS1〜S4は、
制御情報を抽出して次のノードへ送出する機能を有して
おり、また、制御情報が入力される0系あるいは1系の
伝送路のクロックに従属して動作する。スレーブノード
S1〜S4はさらに、制御情報が0系および1系の伝送
路の両方から入力されなくなった場合には、ノード番号
により決る所定の時間が経過した後、内部クロックによ
り動作し、かつ0系および1系の伝送路の両方に制御情
報を送出する。
【0008】次に動作を説明する。図1は正常に通信が
行われている状態を示しており、この場合には、すべて
のスレーブノードS1〜S4は、0系および1系の両方
の伝送路から制御情報を受信できるので、各スレーブノ
ードはどちらの系でも自由に選択できる。図中、マーク
Aはクロックの発生源を示し、○印はクロック従属の選
択先を示している。
【0009】次に図2に示すようにスレーブノードS1
およびスレーブノードS2の間で伝送路に異常が発生し
た場合、スレーブノードS1〜S4では0系の伝送路か
らマスタノードの制御情報が受信されないので、スレー
ブノードS3はクロックの従属先を0系の伝送路から1
系の伝送路に切り替える。これにより、スレーブノード
S2,S3が互いにクロック従属してマスタノードMに
クロック従属できず、通信が異常となることが避けられ
る。
【0010】次に図3に示すようにスレーブノードS
1,S2間の伝送路と、スレーブノードS3,S4間の
伝送路の2箇所で異常が発生した場合には、スレーブノ
ードS2,S3は、0系および1系の伝送路の両方から
マスタノードMの制御情報を受信できなくなる。従っ
て、スレーブノードS2,S3は所定の時間が経過した
とき、内部クロックに同期して動作することになるが、
この場合、スレーブノード2の方が早く内部クロック動
作に切り替わるとすると、スレーブノードS2が先に内
部クロック動作に切り替わり、0系および1系の伝送路
の両方に制御情報を送出し、マスタノードの代行処理を
行う。そして、スレーブノード3は0系の伝送路からス
レーブノードS2が送出した制御情報を受信するので、
0系の伝送路にクロック従属する。その結果、マスタノ
ードMおよびスレーブノードS1,S4間、ならびにス
レーブノードS2,S3間では正常な伝送路を通じて通
信を行うことが可能となる。なお、伝送路の異常が復旧
した場合には、スレーブノードS2にはマスタノードM
から制御情報が入力されるので、スレーブノードS2は
内部クロック動作から、先に制御情報を受信した系の伝
送路に対するクロック従属動作に切り替える。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のクロック同
期方法にもとづく二重化ループネットワークでは、マス
タノード、およびこのマスタノードからのクロックに従
属する複数のスレーブノードが0系および1系の伝送路
によって互いに逆回りに接続された二重化ループネット
ワークのためのクロック同期方法において、マスタノー
ドに、制御情報を0系および1系の伝送路に送出させ、
スレーブノードに、制御情報を伝送路を通じて受け取っ
て、次のノードへ送出させ、制御情報を受け取った0系
あるいは1系の伝送路からのクロックに従属させ、制御
情報が0系および1系の伝送路の両方から入力されなく
なった場合には、ノード番号により決る所定の時間が経
過した後、内部クロックにより動作させ、かつ0系およ
び1系の伝送路の両方に制御情報を送出させることを特
徴とする。
【0012】従って本発明により、マスタノードとスレ
ーブノードとの間でやり取りする制御情報の情報量を増
やすことなく、すべてのスレーブノードがマスタノード
の代行処理を行えるようにでき、伝送路がどの箇所で異
常となっても正常な伝送路で接続されているノード間の
通信は正常に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック同期方法にもとづく二重化ル
ープネットワークの一例を示すブロック図である。
【図2】図1の二重化ループネットワークで異常が発生
した状態を示すブロック図である。
【図3】図1の二重化ループネットワークで他の異常が
発生した状態を示すブロック図である。
【符号の説明】
M マスタノード S1〜S4 スレーブノード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタノード、およびこのマスタノードか
    らのクロックに従属する複数のスレーブノードが0系お
    よび1系の伝送路によって互いに逆回りに接続された二
    重化ループネットワークのためのクロック同期方法にお
    いて、 前記マスタノードに、制御情報を前記0系および前記1
    系の伝送路に送出させ、 前記スレーブノードに、 前記制御情報を前記伝送路を通じて受け取って、次のノ
    ードへ送出させ、 前記制御情報を受け取った前記0系あるいは前記1系の
    伝送路からのクロックに従属させ、 前記制御情報が前記0系および前記1系の伝送路の両方
    から入力されなくなった場合には、ノード番号により決
    る所定の時間が経過した後、内部クロックにより動作さ
    せ、かつ前記0系および前記1系の伝送路の両方に前記
    制御情報を送出させることを特徴とする二重化ループネ
    ットワークのクロック同期方法。
JP3198135A 1991-08-08 1991-08-08 二重化ループネットワークのクロック同期方法 Expired - Fee Related JP2833281B2 (ja)

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JP2833281B2 JP2833281B2 (ja) 1998-12-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005039121A1 (ja) * 2003-10-17 2005-04-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ伝送システム、データ伝送装置、およびその方法

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59183553A (ja) * 1983-04-04 1984-10-18 Anritsu Corp ル−プ伝送方式
JPS61144942A (ja) * 1984-12-18 1986-07-02 Nec Corp ル−ブ式デ−タ伝送路における回線切替方式
JPS637055A (ja) * 1986-06-27 1988-01-12 Toshiba Corp デ−タ伝送ステ−シヨン

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