JPH0548590U - コンバータの電流制御回路 - Google Patents

コンバータの電流制御回路

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JPH0548590U
JPH0548590U JP9564291U JP9564291U JPH0548590U JP H0548590 U JPH0548590 U JP H0548590U JP 9564291 U JP9564291 U JP 9564291U JP 9564291 U JP9564291 U JP 9564291U JP H0548590 U JPH0548590 U JP H0548590U
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carrier
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浩一 崎屋
寛文 杉浦
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Nippon Otis Elevator Co
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Nippon Otis Elevator Co
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/5387Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration
    • H02M7/53871Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバータの安定な電流制御を可能とする。 【構成】 電流指令信号i*と電流検出信号iとの偏差
信号の極性が正の場合は、極性判別回路2がこれを判別
して正極性信号を搬送波信号極性切換回路3に出力す
る。搬送波信号極性切換回路3ではこの信号に基づいて
搬送波信号を正極性に切り替える。この搬送波信号は第
二の加算器13で偏差信号と加算され、コンパレータ1
4に導かれる。コンパレータ14では偏差信号が搬送波
信号よりも大きい時間のみ立ち上がる正極性のゲート信
号を形成し、これをコンバータに出力する。一方、偏差
信号の極性が負の場合は上記場合と逆の作用によりコン
パレータ14から負極性のゲート信号を出力する。これ
により、偏差信号の極性の変化とゲート信号の極性の変
化とが同期するので、偏差信号が零値に近付いてもゲー
ト信号の極性が頻繁に切り換わることがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インバータ装置のコンバータに流れる電流を制御するための電流制 御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は一般的なインバータ装置の主回路構成を示した図である。この図を参照 すると、インバータ装置の主回路は、複数の制御素子(ゲート素子)を有するコ ンバータAと、平滑回路Bと、インバータCとを備え、図示を省略した制御回路 でこれらコンバータAおよびインバータCの電流制御あるいは電圧制御を行うこ とにより、コイルACLを介して入力した三相入力電圧R,S,Tを一旦直流に 変換した後に所定の周波数の三相出力電圧U,V,Wに変換して出力している。 本考案は、このうち、コンバータAに流れる電流の制御方式について適用される 。
【0003】 従来、コンバータの電流制御を行う方式として、搬送波比較方式とヒステリシ スコンパレータ方式とが知られている。
【0004】 図5は搬送波比較方式による電流制御回路の構成を示した図である。
【0005】 この図を参照すると、図示を省略した外部制御回路から送られた電流指令信号 i*と負荷側から帰還した電流検出信号iとを第一の信号比較手段たる第一の加 算器10の正側と負側に各々入力して偏差信号を得、この偏差信号を比例アンプ (又は比例積分アンプ)11で増幅した後、第二の信号比較手段に導いている。 第二の信号比較手段は、例えば、第二の加算器13とコンパレータ14とで構成 されている。増幅された偏差信号はこの第二の加算器13の正側に入力されてお り、その負側には正負対称波形かつ所定波高値の搬送波信号が搬送波信号発生器 12より入力されている。第二の加算器13は、偏差信号がこの搬送波信号より も大きいときは、その間、負極性の信号を出力し、一方、小さいときは、その間 、正極性の信号を出力する。この信号はコンパレータ14に導かれ、ここで両者 のレベル偏差に応じて時間幅および極性が変化するゲート信号が形成される。こ のゲート信号はコンバータの制御素子に出力され、これによりコンバータに流れ る電流が制御される。
【0006】 また、図6はヒステリシスコンパレータ方式による電流制御回路の構成を示し た図であり、正極性の電流指令信号i*と帰還された電流検出信号iとを第一の 加算器10で比較して偏差信号を得る点は前記搬送波比較方式と同様であるが、 この偏差信号をヒステリシス特性を呈するヒステリシスコンパレータ16に直接 入力してゲート信号を得る点が異なる。この方式によれば、最も偏差の大きい相 の電流を最短時間で追従制御できるという効用がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の搬送波比較方式では、搬送波信号が正負対称波形である ために、比例アンプ11の出力即ち増幅された偏差信号が零値に近付くと、ほぼ 50[%]のデューティ比で、正極性(オン)と負極性(オフ)とを交互に繰り 返すゲート信号が出力される。この場合、入力側に電圧源を有しないコンバータ であればこのようなゲート信号により制御されてもその出力電圧の平均値および 電流が零値に近付いて特に問題を生じないが、本考案が適用される図4の主回路 構成のコンバータAには三相入力電圧R,S,Tが入力されており、しかも、こ の電圧R,S,Tの値は一定の位相差をもって常時変化しているため、その出力 の平均値および電流が零値になることはない。そのため、ほぼ50[%]のデュ ーティ比でコンバータAに入力電流が流れ込むので駆動モードにおける電流制御 が困難となり、特に回生モードのときはコンバータAの電流制御そのものがが不 能になってしまう問題があった。
【0008】 また、ヒステリシスコンパレータ方式では、最も偏差の大きい相の電流を最短 時間で追従制御させる分、電流のリップルが大きくなる欠点があり、これを抑え るためには、ゲート信号の周波数を高くしなければならない。しかし、ゲート信 号の周波数を高くしすぎると、スイッチング周波数がアトランダムに変化して特 定されず、スイッチング特性が著しく不安定になるという問題があった。
【0009】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、電流指令信号i*と電流検出信号iとの偏差信号が限りなく零値に近づいた場 合にあってもコンバータの安定な電流制御を可能とする電流制御回路を提供する ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、搬送波信号を単一極性のものとすると ともに、第一の信号比較手段から出力される偏差信号の極性を判別して正のとき と負のときとで異なる極性信号を出力する極性判別回路と、搬送波信号を前記極 性信号に対応して正負いずれか一方の極性に切り換えて第二の信号比較手段の入 力側に導く搬送波信号極性切換回路とを設け、第二の信号比較手段から出力され るゲート信号の極性変化を偏差信号の極性変化に同期させるようにしたものであ る。
【0011】 また、本考案は、上記目的を達成するために、搬送波信号を単一極性のものと して第二の信号比較手段の一方の入力側に導くともに、前記偏差信号を入力して その絶対値信号を第二の信号比較手段の他方の入力側に導びく絶対値変換回路と 、該偏差信号の極性を判別して正極性のときと負極性のときとで異なる極性信号 を出力する極性判別回路と、第二の信号比較手段から出力されるゲート信号を前 記極性信号に対応して正負いずれか一方の極性に切り換えてコンバータに出力す るゲート信号極性切換回路とを設け、該ゲート信号極性切換回路から出力される ゲート信号の極性変化を前記偏差信号の極性変化に同期させるようにしたもので ある。
【0012】
【作用】 (請求項1について) 偏差信号が正極性のときは、極性判別回路がこれを判別して例えば正極性信号 を搬送波信号極性切換回路に出力する。搬送波信号極性切換回路ではこの正極性 信号に基づいて搬送波信号回路で発生する単一極性の搬送波信号を例えば正極性 に切り換えて第二の信号比較手段の入力側に導く。一方、偏差信号が負極性のと きは、極性判別回路が例えば負極性信号を出力し、搬送波信号極性切換回路で搬 送波信号を負極性に切り換えて第二の信号比較手段に導く。第二の信号比較手段 では、搬送波信号が正極性のときは正極性のゲート信号を、搬送波信号が負極性 のときは負極性のゲート信号をそれぞれ形成し、コンバータに出力する。これに より、ゲート信号の極性変化が偏差信号の極性変化と同期し、後者の信号レベル が零値に限りなく近付いてもその極性が同一である限り、前者の極性が変化する ことがなくなる。
【0013】 (請求項2について) 絶対値変換回路で絶対値信号に変換された偏差信号と単一極性例えば正極性の 搬送波信号とを第二の信号比較手段に入力して両者のレベル偏差に対応した時間 幅を有する正極性のゲート信号を形成する。一方、極性判別回路では、正又は負 の偏差信号の極性を判別して例えば正極性信号又は負極性信号をゲート信号極性 切換回路に出力する。ゲート信号極性切換回路では、例えば正極性信号を入力し たときは第二の信号比較手段から出力されるゲート信号をそのままコンバータに 出力し、負極性信号を入力したときは該ゲート信号の極性を切り換えて出力する 。これにより、ゲート信号極性切換回路から出力されるゲート信号の極性変化が 偏差信号の極性変化に同期し、後者の信号レベルが零値に限りなく近付いてもそ の極性が同一である限り、前者の極性が変化することがなくなる。
【0014】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照して本考案の実施例を説明する。なお、本考案は従来 の搬送波比較方式による電流制御回路を改良したものなので、従来のものと同一 構成部品については同一符号を付して説明を省略する。
【0015】 (第一実施例) 図1は本考案の第一実施例に係るコンバータの電流制御回路の構成図である。 図中、1は搬送波発生回路、2は極性判別回路、3は搬送波信号極性切換回路を 示す。
【0016】 図示を省略した外部制御回路から送られた電流指令信号i*と負荷側から帰還 した電流検出信号iとを第一の信号比較手段たる加算器10の正側と負側に入力 して偏差信号を得、この偏差信号を比例アンプ(又は比例積分アンプ)11で増 幅した後、第二の信号比較手段の構成たる第二の加算器13の正側に入力する点 は従来と同様である。
【0017】 本実施例の特徴点は、所定波高値かつ単一極性(片極性)の搬送波信号を搬送 波信号発生回路1で発生させるとともに、前記偏差信号の極性を判別して正極性 のときと負極性のときとで異なる極性信号を出力する極性判別回路2と、単一極 性の搬送波信号を該極性信号に対応した正負いずれか一方の極性に切り換えて第 二の加算器13の負側に入力する搬送波信号極性切換回路3とを設けたことにあ る。
【0018】 具体的に説明すると、搬送波信号発生回路1では、零値から所定波高値までの レベル変化を繰り返す正極性(単一極性)の三角波又は鋸歯状波を発生させる。 ここに所定波高値は、その尖頭値が比例アンプ11で増幅された前記偏差信号の 最大値よりもやや大きい信号レベルとする。
【0019】 また、極性判別回路2は、一種の比較回路であって、前記偏差信号の極性が正 又は負のときに各々正極性信号又は負極性信号を選択的に搬送波信号極性切換回 路3に出力するものである。
【0020】 搬送波信号極性切換回路3は、搬送波信号発生回路1から入力した正極性の搬 送波信号をそのまま出力する搬送波信号バイパス回路31(X)と、入力した搬 送波信号の極性を負に反転して出力する搬送波信号反転回路32(−X)とを有 し、また、搬送波信号バイパス回路31の出力側と第二の加算器13との間には 、前記極性判別回路2から入力した極性信号が例えば正極性信号のときのみ導通 する第一のスイッチ311が挿入され、搬送波信号反転回路32と第二の加算器1 3との間には、前記極性信号が例えば負極性信号のときのみ導通する第二のスイ ッチ321が挿入されている。
【0021】 次に、上記構成の電流制御回路の作用を説明すると、比例アンプ11で増幅さ れた偏差信号の極性が正のときは、極性判別回路2が正極性信号を搬送波信号極 性切換回路3に出力してその第一のスイッチ31を導通させ、第二の加算器13 の負側に正極性の搬送波信号を入力させる。第二の加算器13では、この搬送波 信号と偏差信号とを加算して第二の信号比較手段の他の構成要素たるコンパレー タ14に出力する。コンパレータ14では、図2の動作図下段左側に示すように 、偏差信号が搬送波信号よりも大きい時間だけ立ち上がっている正極性のゲート 信号を形成し、これをコンバータに出力する。
【0022】 一方、偏差信号の極性が負になったときは、極性判別回路2が負極性信号を搬 送波信号極性切換回路3に出力してその第二のスイッチ32を導通させ、第二の 加算器13の負側に負極性の搬送波信号を入力させる。第二の加算器13では、 この搬送波信号と偏差信号とを加算してコンパレータ14に出力する。コンパレ ータ14では、図2の動作図下段右側に示すように、偏差信号が搬送波信号より も小さい時間だけ立ち下がっている負極性のゲート信号を形成し、これをコンバ ータに出力する。
【0023】 これにより、コンパレータ14から出力されるゲート信号の極性の変化が偏差 信号の極性の変化に同期し、後者の信号レベルが零値に限りなく近付いても、そ の極性が変化しない限り前者の極性が変化することがなくなる。
【0024】 したがって、本実施例によれば、ゲート信号の極性が交互にコンバータに出力 されることによって生じる電流流れ込みを防止することができ、駆動モードは勿 論、回生モードにおいても安定した電流制御が可能となる。
【0025】 また、本実施例では、搬送波信号と偏差信号とを同一極性のもとで突き合わせ るようにしたので、比例アンプ11の増幅度と搬送波信号のレベルをともに調整 することにより、所望の電流追従ゲインを得ることができる。そのため、短時間 で電流制御する必要がある場合であっても、電流リップルを生じさせるヒステリ シスコンパレータ方式の電流制御回路を用いずに済み、スイッチング特性に優れ た電流制御が可能となる。
【0026】 なお、本実施例では、搬送波信号が正極性であることを前提に説明したが、単 一極性(片極性)の搬送波信号を偏差信号の極性に対応させて切り換え、第二の 加算器13に入力させる構成のものであれば本実施例と同様の効果が得られるの で、各信号の極性設定は必ずしも本実施例のものに限定されるものではない。
【0027】 (第二実施例) 図3は本考案の第二実施例に係る電流制御回路の構成図である。
【0028】 なお、本実施例は前記第一実施例の構成を一部変更したものなので、同一構成部 品については同一符号を付して説明する。
【0029】 図中、1および2は前記第一実施例と同一の搬送波信号発生回路および極性判 別回路、4は絶対値変換器、5はゲート信号極性切換回路を示す。
【0030】 図3を参照すると、本実施例に係る電流制御回路は、比例アンプ11で増幅さ れた偏差信号を絶対値変換器4で絶対値信号に変換した後、第二の加算器13の 正側に入力する。また、第二の加算器13の負側には搬送波信号発生回路1から 正極性の搬送波信号が入力されており、この信号を偏差信号の絶対値信号と加算 してコンパレータ14に出力している。コンパレータ14では、絶対値信号が搬 送波信号よりも大きい時間だけ立ち上がる正極性のゲート信号を形成し、これを ゲート信号極性切換回路5に出力する。
【0031】 ゲート信号極性切換回路5は、コンパレータ14から出力された正極性のゲー ト信号をそのまま出力するバイパス回路51と、このゲート信号の極性を負に反 転して出力するNOT回路52とを有し、また、バイパス回路51の出力側には、 前記極性判別回路2から入力した極性信号が例えば正極性信号のときのみ導通す る第三のスイッチ511が挿入され、NOT回路52の出力側には、前記極性信号 が例えば負極性信号のときのみ導通する第四のスイッチ521が挿入されている。
【0032】 次に、上記構成の電流制御回路の作用を説明すると、偏差信号の極性が正のと きは、極性判別回路2が正極性信号をゲート信号極性切換回路5に出力し、その 第三のスイッチ511を導通させ、正極性のゲート信号をそのままコンバータに出 力する。一方、偏差信号の極性が負のときは、極性判別回路2から出力される負 極性信号により第四のスイッチ521を導通させ、ゲート信号の極性を負に反転し てコンバータに出力する。
【0033】 これにより、ゲート信号極性切換回路5から出力されるゲート信号の極性変化 が前記偏差信号の極性変化に同期し、前記第一実施例と同様の効果を奏すること ができる。
【0034】 なお、本実施例では、絶対値変換器4で変換された絶対値信号と正極性の搬送 波信号とを第二の信号比較手段で突き合わせて正極性のゲート信号を形成すると ともに、ゲート信号極性切換回路5でこのゲート信号を偏差信号の極性に対応さ せて切り換える場合について説明したが、単一極性(片極性)のゲート信号を偏 差信号の極性に対応させて切り換える構成のものであれば本実施例と同様の効果 が得られるのであり、各信号の極性設定は必ずしも本実施例のものに限定される ものではない。
【0035】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るコンバータの電流制御回路では 、搬送波信号を単一極性(片極性)のものとし、この搬送波信号と偏差信号との 比較により得られるゲート信号を単一極性のものとするとともに、このゲート信 号の極性変化を偏差信号の極性変化に同期させるようにしたので、従来の搬送波 比較方式による電流制御回路のように、偏差信号が限りなく零値に近づいた場合 にあってもゲート信号が正極性(オン)と負極性(オフ)とを交互に繰り返すこ とがなくなる。したがって、駆動モード、回生モードを問わず、主回路のコンバ ータ部の安定な電流制御が可能となる。
【0036】 また、搬送波信号および偏差信号の信号レベルを共に任意に増幅することがで きるので、従来の正負対称の搬送波信号を用いる場合に比べて電流追従ゲインを 上昇させることができ、しかも、ヒステリシスコンパレータ方式を用いずとも所 望の電流追従ゲインが得られるので、電流リップルやスイッチング特性の低下を 考慮する必要のない安定した電流制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係るコンバータの電流制
御回路の構成図である。
【図2】本考案の第一実施例によりゲート信号を作成す
る過程を示した説明図である。
【図3】本考案の第二実施例に係るコンバータの電流制
御回路の構成図である。
【図4】本考案が適用されるインバータ装置の主回路の
構成図である。
【図5】従来の搬送波比較方式による電流制御回路の構
成図である。
【図6】従来のヒステリシスコンパレータ方式による電
流制御回路の構成図である。
【符号の説明】
1,12…搬送波信号発生回路、 2…極性判別回路、
3…搬送波信号極性切換回路、 4…絶対値変換器、
5…ゲート信号極性切換回路、10,13…加算器、1
1…比例アンプ、14…コンパレータ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流指令信号i*と電流検出信号iとを
    比較して正極性もしくは負極性の偏差信号を出力する第
    一の信号比較手段と、所定波高値の搬送波信号を発生す
    る搬送波信号発生回路と、前記偏差信号と前記搬送波信
    号とを入力して両者を比較しそのレベル偏差に対応した
    時間幅を有するゲート信号を出力する第二の信号比較手
    段とを備え、このゲート信号によりコンバータの制御素
    子を制御するようにしたコンバータの電流制御回路にお
    いて、 前記搬送波信号回路で発生する搬送波信号を単一極性の
    ものとするとともに、前記偏差信号の極性を判別して正
    のときと負のときとで異なる極性信号を出力する極性判
    別回路と、前記搬送波信号を前記極性信号に対応して正
    負いずれか一方の極性に切り換えて前記第二の信号比較
    手段の入力側に導く搬送波信号極性切換回路とを設け、
    前記ゲート信号の極性変化を前記偏差信号の極性変化に
    同期させたことを特徴とするコンバータの電流制御回
    路。
  2. 【請求項2】 前記搬送波信号回路で発生する搬送波信
    号を単一極性のものとして前記第二の信号比較手段の一
    方の入力側に導くとともに、前記偏差信号を入力してそ
    の絶対値信号を前記第二の信号比較手段の他方の入力側
    に導く絶対値変換回路と、前記偏差信号の極性を判別し
    て正のときと負のときとで異なる極性信号を出力する極
    性判別回路と、前記第二の信号比較手段から出力される
    ゲート信号を前記極性信号に対応して正負いずれか一方
    の極性に切り換えて前記コンバータに出力するゲート信
    号極性切換回路とを設け、該ゲート信号極性切換回路か
    ら出力されるゲート信号の極性変化を前記偏差信号の極
    性変化と同期させたことを特徴とする請求項1記載のコ
    ンバータの電流制御回路。
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