JPH0548186U - 盤内機器の端子カバー - Google Patents

盤内機器の端子カバー

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JPH0548186U
JPH0548186U JP9991591U JP9991591U JPH0548186U JP H0548186 U JPH0548186 U JP H0548186U JP 9991591 U JP9991591 U JP 9991591U JP 9991591 U JP9991591 U JP 9991591U JP H0548186 U JPH0548186 U JP H0548186U
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal cover
terminal
groove
opened
front side
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Pending
Application number
JP9991591U
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English (en)
Inventor
孝司 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0548186U publication Critical patent/JPH0548186U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子カバーの開きを大きくして端子名板が正
面から見えるようにすると共に端子カバーが邪魔になら
ないようにして結線作業の容易化が図れるようにし、さ
らに突出部の正面全面を本来の表示部及び操作部として
使用できるようにして機器の大形化が防げる盤内機器の
端子カバーを提供する。 【構成】 端子カバー10Aを可撓性のある合成樹脂で
形成すると共に開放時に遮断器筐体5の突出部6の側面
先端縁に対応する位置の内面に断面角度ほぼ90度のV
溝14を設け、さらにこのV溝14の対向面に係合部を
設けて、このV溝14をヒンジ部として端子カバー10
Aが突出部6の正面側に折れて開放するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は盤内機器の端子カバー、例えば分電盤内に配置される協約型配線用 遮断器(JIS C8370)の端子カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の協約型配線用遮断器を図6〜図10について説明する。図6は端子カバ ーを示す斜視図、図7は図6の端子カバーを遮断器に取付けた状態を示す斜視図 、図8は図7の側面図、図9は図7の端子カバーを開放した状態を示す斜視図、 図10は図9の側面図である。
【0003】 図において、1は分電盤、2は分電盤1の扉、3は分電盤1の内部に設けられ ている取付レール、4は取付レール3により分電盤1内に配置される協約型配線 用遮断器、5は遮断器筐体、6は遮断器筐体5の正面5aに段状に設けられてい る突出部で、この突出部6に構成されている表示部及び操作部を扉2の開口2a から露出させている。7は突出部6の側面基端側に沿うように正面5aに設けら れている端子台で、正面側からのドライバー8により操作される端子ネジ7aが 配置されている。9は端子ネジ7aに側方から挿脱して結線される接続用リード 線、10は端子台7の端子カバーで、枢支軸10aを支点として突出部6の側面 6a側に開放するようになっている。11は端子カバー10の側面10bに設け た止め用突起で、閉鎖時に遮断器筐体5の止め用凹部12に係合するようになっ ている。13は端子カバー10の内面に設けた端子名板である。
【0004】 図7,図8に示すように端子カバー10を閉鎖した状態では、止め用突起11 が止め用凹部12に係合するので端子カバー10は遮断器筐体5にきっちりと固 定されている。扉2を開いた後、図9,図10に示すように端子カバー10を開 放した状態で、ドライバー8によりリード線9の結線を行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の端子カバーでは、図9,図10に示すように端子カバー1 0の外面が突出部6の側面6aに当たって十分に開かないので、端子カバー10 の内面の端子名板13が見にくく結線作業が行いにくいのみならず、ドライバー 8によりリード線9を正面から結線する場合端子カバー10が邪魔になって結線 作業が行いにくいという問題点があった。
【0006】 この考案はかかる問題点を解消するためになされたもので、端子カバーの開き を大きくして端子名板が正面から見えるようにすると共に端子カバーが邪魔にな らないようにして結線作業の容易化が図れるようにし、さらに突出部の正面全面 を本来の表示部及び操作部として使用できるようにして機器の大形化が防げる盤 内機器の端子カバーを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る端子カバーは、可撓性のある合成樹脂で形成すると共に開放時 に突出部の側面先端縁に対応する位置の内面に断面角度ほぼ90度のV溝を設け 、さらにこのV溝の対向面に係合部を設けてなるものである。
【0008】
【作用】
この考案においては、V溝をヒンジ部として端子カバーが突出部の正面側に折 れて開放すると共に、V溝により折れて開放した状態では係合部により端子カバ ーが固定される。
【0009】
【実施例】
この考案の一実施例を図1〜図5について説明する。図1は端子カバーを示す 斜視図、図2は図1の線II−IIの断面拡大図、図3は図1の端子カバーを開放し た状態で遮断器に取付けた状態を示す斜視図、図4は図3の側面図、図5は図4 部分拡大図であり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付して 説明を省略する。図において、10Aは可撓性のある合成樹脂で形成した端子カ バーで、開放時に突出部6の側面先端縁に対応する位置の内面に断面角度ほぼ9 0度のV溝14を有する点で従来の端子カバー10と異なる。15はV溝14の 対向面14aに設けた係合部で、係合凹部15aと係合凸部15bとで構成され ている。
【0010】 このように端子カバー10AにV溝14を設けると共にV溝14に係合部15 を設けておくと、図3〜図5に示すように開放した状態では端子カバー10Aが V溝14をヒンジ部として折れて突出部6の正面側に開放され、しかも係合部1 5によって折れた開放状態に固定されるので、端子名板13が正面から見えるよ うになると共に端子カバー10Aが大きく開いて邪魔にならず、結線作業が容易 に行える。
【0011】 また、このように係合部15をV溝14に設けておくと、突出部6の正面に係 合部がないので正面全面を本来の表示部及び操作部として使用できるようになっ て機器の大形化が防げると共に、端子カバー10Aを加工するだけでよいので従 来のものに対しカバーを取り替えるだけで従来品をそのまま利用でき、機器の加 工が不要となる。
【0012】 以上の説明では盤内機器として協約型配線用遮断器を示したが、電子回路を内 蔵した電子機器に広く適用できるし、図示の説明では遮断器4を横付けするもの を示したが縦付けであっても良い。分電盤内に縦付け状態で多数並置された場合 、特に壁に近いものとか隣接するものとかにおいて同様の効果が得られる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば端子カバーの開きが大きくなって端子名板が 正面から見えるようになると共に端子カバーが邪魔にならないので結線作業が容 易に行えるし、さらに突出部の正面全面を本来の表示部及び操作部として使用で きるようになって機器の大形化が防げるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す端子カバーの斜視図で
ある。
【図2】図1の線II−IIの断面拡大図である。
【図3】図1の端子カバーを開放した状態で遮断器に取
付けた状態を示す斜視図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】従来の端子カバーを示す斜視図である。
【図7】図6の端子カバーを遮断器に取付けた状態を示
す斜視図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7の端子カバーを開放した状態を示す斜視図
である。
【図10】図9の側面図である。
【符号の説明】
1 分電盤 2 分電盤の扉 4 遮断器 5 遮断器筐体 5a 遮断器筐体の正面 6 突出部 6a 突出部の側面 7 端子台 8 ドライバー 9 リード線 10A 端子カバー 10a 枢支軸 13 端子名板 14 V溝 15 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部及び操作部が盤に露出するように
    正面に段状に設けられた突出部を有すると共に、この突
    出部の側面基端側に沿うように前記正面に設けられかつ
    側面側から挿脱されるリード線を正面側からドライバー
    などにより結線する端子台を有する盤内機器であって、 前記盤内機器の突出部の側面基端側を支点として前記突
    出部の側面側に開放しかつ内面に端子名板を有する端子
    カバーにおいて、 前記端子カバーを可撓性のある合成樹脂で形成すると共
    に開放時に前記突出部の側面先端縁に対応する位置の内
    面に断面角度ほぼ90度のV溝を設けて、このV溝をヒ
    ンジ部として前記端子カバーが前記突出部の正面側に折
    れて開放されるようにし、 さらに前記V溝の対向面に係合部を設けて、この係合部
    により前記端子カバーを折れた解放状態に固定できるよ
    うにしたことを特徴とする盤内機器の端子カバー。
JP9991591U 1991-12-04 1991-12-04 盤内機器の端子カバー Pending JPH0548186U (ja)

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JP9991591U JPH0548186U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 盤内機器の端子カバー

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JPH0548186U true JPH0548186U (ja) 1993-06-25

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ID=14260077

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JP9991591U Pending JPH0548186U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 盤内機器の端子カバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012059678A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Panasonic Corp 電気機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012059678A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Panasonic Corp 電気機器
WO2012035399A1 (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 パナソニック株式会社 電気機器

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