JPH08105638A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

空気調和機の室外機

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JPH08105638A
JPH08105638A JP6240016A JP24001694A JPH08105638A JP H08105638 A JPH08105638 A JP H08105638A JP 6240016 A JP6240016 A JP 6240016A JP 24001694 A JP24001694 A JP 24001694A JP H08105638 A JPH08105638 A JP H08105638A
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俊光 原田
Nobuyuki Yamaguchi
信之 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシング2内に、電装品19を載せた電装
品トレー16を有する空気調和機の室外機において、電
装品トレー6内に水が浸入するのを防止できる上、部品
点数を減らすことができ、安価に製造できる空気調和機
の室外機1を提供する。 【構成】 電装品トレー6は、底板部15と、この底板
部15の周縁に連なって上方へ延び、周方向に関して特
定の箇所に切り欠き又は開口を持つ周側壁16とを有す
る。上記切り欠き又は開口の位置又はその下方の位置に
トレー内外の電気配線を結線するための端子板13が設
けられている。電装品トレー6の底板部15に対向する
天板部8と、この天板部8の周縁に連なり、下方へ延び
て電装品トレー6の周側壁16および端子板13を覆う
庇部9とを有するカバー7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の室外機に
関する。より詳しくは、ケーシング内に、電装品を載せ
た電装品トレーを有する空気調和機の室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、空気調和機の室外機
101の中には、天板124が取り外し可能な箱状のケ
ーシング102内に、電気部品119や電子回路基板1
14(以下、これらを「電装品」という。)を載せた電
装品トレー106を有するものがある。電装品トレー1
06は底板部106bと周側壁106aとを有してい
る。この周側壁106aは底板部106bの三方に設け
られており、周側壁106aが存在しない部分には、セ
ット板111を介して、トレー内外の電気配線を結線す
るために端子板113が設けられている。なお、端子板
は、破線115で示すように、周側壁106aが存在し
ない部分の下方の位置に設けられる場合もある。この電
装品トレー106は、送風ファン103の横に置かれた
圧縮機105の上方の空間に、天板124の内面124
aに略接する状態で配置されている。なお、104は熱
交換器を示している。室外機101の設置時あるいは設
置後の点検、修理等のサービス時には、ケーシング10
2の天板124が取り外され、電装品トレー106上の
電装品119,114や端子板113が見渡せる状態
で、それらに対する点検、修理等が行われる(実公平3
−30740号公報)。
【0003】室外機101のケーシング102内に上述
のような電装品トレー106を有する場合、電装品11
9,114や端子板113を保護するために、電装品ト
レー106内に水が浸入するのを防止する必要がある。
このため従来は、図9に示すように(図9は図8の室外
機101を右側方から見たところを模式的に示してい
る)、天板124の内側にシール材130を貼り付けて
いる。すなわち、図10に示すように、シール材130
として冬季の霜取り運転時に天板124の内面124a
が結露するのを防止するために電装品トレー106の真
上に貼り付けられたシール材(断熱材)130aと、送
風ファン室との遮断のために送風ファン室との境界に沿
って貼り付けられたシール材130bと、ケーシング1
02の側壁102aと天板124の周縁124b(図8
参照)との遮断のために天板124の周縁3辺に沿って
設けられたシール材130cと、天板124のコーナー
における遮断のためにコーナー2カ所に貼り付けられた
2つのシール材130d,130dとが用いられてい
る。これにより、天板124の内面124aの結露が電
装品トレー106内に滴下したり、天板124と電装品
トレー106との隙間から電装品トレー106内に水が
浸入したりするのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機の室外機101は多数のシール材130
を用いているため、部品点数が多くなり、コスト高にな
るという問題がある。特に、耐久性を持つシール材は高
価なものである。
【0005】そこで、この発明の目的は、電装品トレー
内に水が浸入するのを防止できる上、シール材を不要と
して、部品点数を減らすことができ、安価に製造できる
空気調和機の室外機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の空気調和機の室外機は、ケーシン
グ内に、電装品を載せた電装品トレーを有する空気調和
機の室外機において、上記電装品トレーは、底板部と、
この底板部の周縁に連なって上方へ延びる周側壁とを有
し、かつ上記底板部(15)の周縁のうち周方向に関し
て特定の部分の上方、側方又は下方にトレー内外の電気
配線を結線するための端子板が設けられており、上記電
装品トレーの底板部に対向する天板部と、この天板部の
周縁に連なり、下方へ延びて上記電装品トレーの周側壁
および端子板を覆う庇部とを有するカバーを備えたこと
を特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の空気調和機の室外
機は、請求項1に記載の空気調和機の室外機において、
上記カバーの上記庇部のうち上記端子板を覆う部分の下
縁に、この下縁に沿って延びる断面略V字状又はU字状
の樋部が設けられていることを特徴としている。
【0008】また、請求項3に記載の空気調和機の室外
機は、請求項1または2に記載の空気調和機の室外機に
おいて、上記カバーは、上記電装品トレーの周側壁の周
方向に関して特定の部分又はこの部分の近傍の部材に取
り付けられ、取り付けられた箇所の周りに上記電装品ト
レーに対して開閉されるようになっていることを特徴と
している。
【0009】
【作用】従来例の考え方は、室外機のケーシング内に水
を浸入させず、またケーシングの天板内面に結露させな
いというものであるが、本発明者は、たとえ室外機のケ
ーシング内に水が浸入したとしても電装品トレー内に浸
入しなければ良い点に着目した。請求項1の空気調和機
の室外機では、電装品トレーの底板部に対向する天板部
と、この天板部の周縁から下方へ延びて上記電装品トレ
ーの周側壁および端子板の外側を覆う庇部とを有するカ
バーを備えているので、このカバーによって電装品トレ
ーが覆われる。したがって、室外機のケーシング内に水
が浸入したとしても、電装品トレー内への水の浸入は防
止される。この結果、ケーシングの天板にはシール材を
設ける必要が無くなる。したがって、部品点数が削減さ
れ、室外機が安価に製造される。
【0010】請求項2の空気調和機の室外機では、上記
カバーの庇部のうち上記端子板を覆う部分の下縁に、こ
の下縁に沿って延びる断面略V字又はU字状の樋部が設
けられているので、庇部を伝わって下方へ流れようとす
る水が、端子板の箇所では樋部によって横方向に案内さ
れて樋部の端部から下方へ滴下し、端子板上には滴下し
ない。この結果、上記端子板がより効果的に保護され
る。
【0011】請求項3の空気調和機の室外機では、上記
カバーは、上記電装品トレーの周側壁の周方向に関して
特定の部分又はこの部分の近傍の部材に取り付けられ、
取り付けられた箇所の周りに上記電装品トレーに対して
開閉されるようになっているので、サービスマン等が上
記カバーの取り付け箇所と反対側の端部に力を加えるこ
とにより、上記カバーを上記電装品トレーに対して開閉
することができる。例えば、室外機の設置時あるいは設
置後の点検、修理等のサービス時には、まず室外機ケー
シングの天板が取り外され、続いて上記カバーが開かれ
る。そして、電装品トレー上の電装品や端子板が見渡せ
る状態で、それらに対する点検、修理等が行われる。点
検、修理等が終了すると、上記カバーは閉じられ、続い
て室外機ケーシングの天板が取り付けられる。
【0012】また、上記カバーがこのように開閉される
場合、カバーを閉じ忘れたり、付け忘れたりするミスが
起こらないという利点がある。すなわち、通常、電装品
トレーは、点検、修理等の便宜のために室外機ケーシン
グの上部に配置される。したがって、上記カバーを閉じ
ないで室外機ケーシングの天板を取り付けようとして
も、カバーが邪魔になって天板を取り付けることができ
ない。この結果、サービスマン等はカバーの閉じ忘れに
気づくことになる。したがって、カバーを閉じ忘れた
り、付け忘れたりするミスが起こらなくなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の空気調和機の室外機を実施
例により詳細に説明する。
【0014】図1は一実施例の空気調和機の室外機1を
前方から見たとき、図2はこの室外機1を右側方から見
たときの概略断面をそれぞれ示している。
【0015】この室外機1は、天板24が取り外し可能
な箱状のケーシング2内に、送風ファン3と、圧縮機5
と、図示しない熱交換器と、電装品19を載せた電装品
トレー6を有している。電装品トレー6は、矩形の底板
部15と、この底板部15の周縁に連なって上方へ延び
る周側壁16を有している。周側壁16は、底板部15
の前側の辺に設けられた前面部分16aと、底板部15
の左側の辺に設けられた左側面部分16bと、底板部1
5の後ろ側の辺に設けられた後面部分16bとからな
り、これらの各部分16a,16b,16cは同一の高
さに設定されている。底板部15の残りの1辺(右側の
辺)には、底板部15に対して斜め下向きに延びる板材
15aが設けられている。この板材15aの上面、すな
わち周側壁16が作る開口の下方にトレー内外の電気配
線を結線するために端子板13が設けられている。電装
品トレー6は、送風ファン3の横に置かれた圧縮機5の
上方の空間に、天板24の内面24aに略接する状態で
配置されている。
【0016】室外機1のケーシング2内で、天板24と
電装品トレー6との間に、電装品19や端子板13を保
護するためのカバー7が設けられている。このカバー7
は、電装品トレー6の底板部15に対向する略矩形状の
天板部8と、この天板部8の周縁に連なり、下方へ延び
て電装品トレー6の周側壁16および端子板13を覆う
庇部9とを持っている。詳しくは、図3に示すように、
カバー7の庇部9は、前面部分9aと、左側面部分9b
と、後面部分9cと、上記端子板13を覆う右側面部分
9dとを有している。各部分9a,9b,9c,9dは
それぞれ矩形状に形成され、前面部分9aの庇の長さ
(天板部8の周縁に沿った方向に垂直な方向の長さ)は
他の部分9b,9c,9dのものよりも短く設定されて
いる。さらに、右側面部分9dの下縁に、この下縁に連
なり、斜め上方へ延びる矩形の延長部分9eが設けられ
ている。これにより、右側面部分9dと延長部分9eと
の間に、これらの下縁に沿って延びる断面V字状の樋部
10が形成されている。
【0017】また、カバー7の天板部8の左手前コーナ
ーには、天板部8を左側方へ突出させて矩形状の突出部
分8aが設けられている。この突出部分8aには貫通穴
22が形成されている。
【0018】このカバー7は、1枚の合成樹脂板から簡
単に作製することができる。すなわち、合成樹脂板をカ
バー7を展開した状態に切り出し、突出部分8aにドリ
ルで貫通穴22を設ける。そして、各部分のつなぎ目を
屈曲させることにより、図3に示した形状に仕上げるこ
とができる。したがって、複雑な加工を行わず、簡単に
作製することができる。なお、この例では、カバー7を
1枚の合成樹脂板から作製しているので、突出部分8a
の直下には庇部9が存在しない。
【0019】室外機1の完成状態では、図4に示すよう
に、カバー7全体が電装品トレー6を覆う状態で、送風
ファン取り付け用フレーム20に上記突出部分8aが貫
通穴22を通してねじ21によって取り付けられる。送
風ファン取り付け用フレーム20は、本来は図1に示し
た送風ファン3をケーシング2に取り付けるための部材
であり、電装品トレー6の周側壁16の左側面部分16
bの近傍に、前後方向に設けられている。図5に示すよ
うに、サービスマン等がカバー7の突出部分8aと反対
側の端部に上向きに力を加えることによって、カバー7
は突出部分8aの取り付け箇所の近傍で屈曲して、電装
品トレー6に対して開かれる(開かれた位置を破線17
で示す)。逆に、カバー7の突出部分8aと反対側の端
部に下向きに力を加えることによって、カバー7は閉じ
られる。
【0020】この室外機1では、カバー7によって電装
品トレー6が覆われているので、ケーシング2内に水9
0が浸入したとしても、図2中に示すように、電装品ト
レー6内への水90の浸入は防止される。この結果、ケ
ーシング2の天板24にはシール材を設ける必要が無く
なる。したがって、部品点数を削減でき、室外機1を安
価に製造することができる。また、図4中に示すよう
に、庇部9の右側面部分9dを伝わって下方へ流れよう
とする水90が、端子板13の箇所では樋部10によっ
て横方向(ケーシングの前後方向)に案内され、樋部1
0の端部から下方へ滴下する。つまり、端子板13上に
は滴下しない。したがって、端子板13も保護される。
【0021】室外機1の設置時あるいは設置後の点検、
修理等のサービス時には、まずケーシング2の天板24
が取り外され、続いて上記カバー7が開かれる。そし
て、電装品トレー6上の電装品19や端子板13が見渡
せる状態で、それらに対する点検、修理等が行われる。
点検、修理等が終了すると、上記カバー7は閉じられ、
続いてケーシング2の天板24が取り付けられる。ここ
で、サービスマン等が上記カバー7を閉じないでケーシ
ング2の天板24を取り付けようとしても、カバー7が
邪魔になって天板24を取り付けることができない。こ
の結果、サービスマン等はカバー7の閉じ忘れに気づく
ことになる。したがって、カバー7を閉じ忘れたり、付
け忘れたりするミスが起こらない。
【0022】なお、図6に示すカバー7Aのように、突
出部分8aを天板部8の左側、前後方向中央に設けても
良い。また、図示しないが、突出部分8aを天板部8の
左奥のコーナーに設けても良い。これらの場合におい
て、カバー7Aの他の構成は図3に示したカバー7のも
のと同一とする。いずれの場合も、突出部分8aを送風
ファン取り付け用フレーム20に取り付けることがで
き、取り付け箇所の周りに電装品トレー6に対してカバ
ー7Aを開閉することができる。
【0023】また、上の各例では、カバー7,7Aを送
風ファン取り付け用フレーム20に取り付けたが、これ
に限られるものではない。例えば、図7(a),(b)に示す
ように、電装品トレー6の周側壁16の左側面部分16
bに、この左側面部分16bの外面から左側方へ延びる
連結部26aと、この連結部26aの先端に連なり、周
側壁16と同じ高さまで上方へ延びる側壁部26bと、
この側壁部26bの先端に連なり、左側方へ延びるフラ
ンジ部26cとを持つ第2の周側壁26を設ける。周側
壁16の左側面部分16bと第2の周側壁26の側壁部
26bとの間に、樋部と同様に働く断面略U字状の溝2
7が形成されている。この溝27に、図7(a)に示すよ
うに、カバー7,7Aの庇部9の左側面部分9bを挿入
する。一方、図7(b)に示すように、第2の周側壁26
のフランジ部26cに、カバー7,7Aの天板部8の突
出部分8aをねじ21Aによって取り付ける。このよう
にした場合、上の各例と同様に、取り付け箇所の周りに
電装品トレー6に対してカバー7,7Aを開閉すること
ができ、また、カバー7,7Aを閉じ忘れたり、付け忘
れたりするミスを防止できる。しかも、図7(a)から分
かるように、カバー7,7Aの左側方から水が浸入しよ
うとしても、周側壁16の左側面部分16bと第2の周
側壁26の側壁部26bとの間の溝27にカバー7,7
Aの庇部9の左側面部分9bが挿入されているので、水
の浸入経路が長くなっている。しかも、この箇所を通し
て浸入しようとする水は、溝27によって横方向(ケー
シングの前後方向)に案内されて溝27の端部から下方
へ滴下する。したがって、電装品トレー6内に水が浸入
するのをより効果的に防止することができる。
【0024】なお、カバー7,7Aの天板部8の突出部
分8aを、電装品トレー6の周側壁16の左側面部分1
6bに直接貼り付けて取り付けるようにしても良い。
【0025】また、この例では、端子板13を底板部1
5から斜め下向きに延びる板材15a上に設けたが、こ
れに限られるものではない。従来例(図8)のように、
底板部に垂直にセット板を設け、このセット板に端子板
を取り付けても良い。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の空
気調和機の室外機は、電装品トレーの底板部に対向する
天板部と、この天板部の周縁に連なり、下方へ延びて上
記電装品トレーの周側壁および端子板を覆う庇部とを有
するカバーを備えているので、このカバーによって電装
品トレーが覆われる。したがって、室外機のケーシング
内に水が浸入したとしても、電装品トレー内への水の浸
入は防止される。この結果、ケーシングの天板にはシー
ル材を設ける必要が無くなる。したがって、部品点数を
削減でき、室外機を安価に製造することができる。
【0027】また、請求項2の空気調和機の室外機で
は、上記カバーの庇部のうち上記端子板を覆う部分の下
縁に、この下縁に沿って延びる断面略V字又はU字状の
樋部が設けられているので、庇部を伝わって下方へ流れ
ようとする水が、端子板の箇所では樋部によって横方向
に案内されて樋部の端部から下方へ滴下し、端子板上に
は滴下しない。この結果、上記端子板がより効果的に保
護される。
【0028】また、請求項3の空気調和機の室外機で
は、上記カバーは、上記電装品トレーの周側壁の周方向
に関して特定の部分又はこの部分の近傍の部材に取り付
けられ、取り付けられた箇所の周りに上記電装品トレー
に対して開閉されるようになっているので、サービスマ
ン等が上記カバーの反対側の端部に力を加えることによ
り、上記カバーを上記電装品トレーに対して開閉するこ
とができる。また、上記カバーがこのように開閉される
場合、カバーを閉じ忘れたり、付け忘れたりするミスが
起こらないという利点がある。すなわち、通常、電装品
トレーは、点検、修理等の便宜のために室外機ケーシン
グの上部に配置される。したがって、上記カバーを閉じ
ないで室外機ケーシングの天板を取り付けようとして
も、カバーが邪魔になって天板を取り付けることができ
ない。この結果、サービスマン等はカバーの閉じ忘れに
気づくことになり、したがって、カバーを閉じ忘れた
り、付け忘れたりするミスが起こらなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の空気調和機の室外機を
前方から見たときの概略断面を示す図である。
【図2】 上記室外機を右側方から見たときの概略断面
を示す図である。
【図3】 上記室外機に設けられたカバーを示す斜視図
である。
【図4】 上記室外機に上記カバーを取り付けた状態を
示す斜視図である。
【図5】 上記カバーの開閉状態を説明する図である。
【図6】 上記カバーの変形例を示す図である。
【図7】 上記カバーの別の取り付け態様を示す図であ
る。
【図8】 従来の空気調和機の室外機を前方から見たと
きの概略断面を示す図である。
【図9】 上記従来の室外機を右側方から見たときの概
略断面を示す図である。
【図10】 上記従来の室外機のケーシングの一部を構
成する天板の内側を示す図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 ケーシング 6 電装品トレー 7 カバー 19 電装品 20 送風ファン取り付け用フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内に、電装品(19)
    を載せた電装品トレー(6)を有する空気調和機の室外
    機(1)において、 上記電装品トレー(6)は、底板部(15)と、この底
    板部(15)の周縁に連なって上方へ延びる周側壁(1
    6)とを有し、かつ上記底板部(15)の周縁のうち周
    方向に関して特定の部分の上方、側方又は下方にトレー
    内外の電気配線を結線するための端子板(13)が設け
    られており、 上記電装品トレー(6)の底板部(15)に対向する天
    板部(8)と、この天板部(8)の周縁に連なり、下方
    へ延びて上記電装品トレー(6)の周側壁(16)およ
    び端子板(13)を覆う庇部(9)とを有するカバー
    (7)を備えたことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の室外機に
    おいて、 上記カバー(7)の上記庇部(9)のうち上記端子板
    (13)を覆う部分の下縁に、この下縁に沿って延びる
    断面略V字状又はU字状の樋部(10)が設けられてい
    ることを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機の
    室外機において、 上記カバー(7)は、上記電装品トレー(6)の周側壁
    (16)の周方向に関して特定の部分又はこの部分の近
    傍の部材(20)に取り付けられ、取り付けられた箇所
    の周りに上記電装品トレー(6)に対して開閉されるよ
    うになっていることを特徴とする空気調和機の室外機。
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