JPH0548035Y2 - - Google Patents
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- JPH0548035Y2 JPH0548035Y2 JP10318290U JP10318290U JPH0548035Y2 JP H0548035 Y2 JPH0548035 Y2 JP H0548035Y2 JP 10318290 U JP10318290 U JP 10318290U JP 10318290 U JP10318290 U JP 10318290U JP H0548035 Y2 JPH0548035 Y2 JP H0548035Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば温冷蔵配膳庫や保冷コンテ
ナ等において、冷蔵室を冷却するのに用いられる
蓄冷材ユニツトに関する。
ナ等において、冷蔵室を冷却するのに用いられる
蓄冷材ユニツトに関する。
従来の技術
例えば、病院等において食事を患者等に配る際
に、温蔵食品と冷蔵食品とを同時に保温、保冷し
つつ運搬するようになされた温冷蔵配膳庫が使用
されているが、このような温冷蔵配膳庫には温蔵
食品を保温する温蔵室とともに、冷蔵食品を保冷
する冷蔵室が設けられている。そして、かかる冷
蔵室を冷却すべく、冷却手段として特殊液を封入
した蓄冷材が用いられる場合がある。このような
蓄冷材は通常それらの複数個をユニツトとしてま
とめ、この蓄冷材ユニツトを温冷蔵配膳庫内の適
所に配置するとともに、蓄冷材による冷気を強制
循環等により冷蔵室に導いて冷蔵室を冷却するも
のとなされている。
に、温蔵食品と冷蔵食品とを同時に保温、保冷し
つつ運搬するようになされた温冷蔵配膳庫が使用
されているが、このような温冷蔵配膳庫には温蔵
食品を保温する温蔵室とともに、冷蔵食品を保冷
する冷蔵室が設けられている。そして、かかる冷
蔵室を冷却すべく、冷却手段として特殊液を封入
した蓄冷材が用いられる場合がある。このような
蓄冷材は通常それらの複数個をユニツトとしてま
とめ、この蓄冷材ユニツトを温冷蔵配膳庫内の適
所に配置するとともに、蓄冷材による冷気を強制
循環等により冷蔵室に導いて冷蔵室を冷却するも
のとなされている。
上記のような従来の蓄冷材ユニツトを第5図〜
第7図に示す。この蓄冷材ユニツト100は枠状
のユニツト本体101と複数の蓄冷材102とか
らなる。前記ユニツト本体101の1対の上部枠
板101a,101a及び1対の下部枠板101
b,101bにはそれらの内側面に、蓄冷材10
2の厚さと等しい間隔を隔てて係止突起103が
対向配置されるとともに、隣接係止突起間に蓄冷
材102が垂直状態でかつ上下隅部を係止突起1
03で係止された状態で間隔的に収納されてい
る。従つて、隣接蓄冷材102,102の間に
は、係止突起103の幅に相当する空気流通間隙
104が形成されている。そして、かかる間隙1
04に第5図に矢印で示すように空気を流通せし
めて空気との間で熱交換を行うことにより空気を
冷却し、この冷気を冷蔵室に導いて冷却を行うも
のとなされている。
第7図に示す。この蓄冷材ユニツト100は枠状
のユニツト本体101と複数の蓄冷材102とか
らなる。前記ユニツト本体101の1対の上部枠
板101a,101a及び1対の下部枠板101
b,101bにはそれらの内側面に、蓄冷材10
2の厚さと等しい間隔を隔てて係止突起103が
対向配置されるとともに、隣接係止突起間に蓄冷
材102が垂直状態でかつ上下隅部を係止突起1
03で係止された状態で間隔的に収納されてい
る。従つて、隣接蓄冷材102,102の間に
は、係止突起103の幅に相当する空気流通間隙
104が形成されている。そして、かかる間隙1
04に第5図に矢印で示すように空気を流通せし
めて空気との間で熱交換を行うことにより空気を
冷却し、この冷気を冷蔵室に導いて冷却を行うも
のとなされている。
考案が解決しようとする課題
ところが、上記のような従来の蓄冷材ユニツト
100では次のような欠点があつた。即ち、蓄冷
材ユニツト100の使用に際しては、蓄冷材10
2をユニツト本体101に収容した状態で別の冷
凍庫で凍結せしめ、凍結後に温冷蔵配膳庫等の所
定箇所に配置されるが、蓄冷材102はその凍結
によつて第7図に示すように、厚さ方向の両面が
太鼓状に膨出する。このため、空気流通間隙10
4へその両側の蓄冷材102が進出して該空気流
通間隙104を塞ぎ、その結果空気の通過を阻害
して交換熱量の低下を招き、ひいては冷気不足に
より冷蔵室の十分な冷却を行うことができないと
いう欠点があつた。
100では次のような欠点があつた。即ち、蓄冷
材ユニツト100の使用に際しては、蓄冷材10
2をユニツト本体101に収容した状態で別の冷
凍庫で凍結せしめ、凍結後に温冷蔵配膳庫等の所
定箇所に配置されるが、蓄冷材102はその凍結
によつて第7図に示すように、厚さ方向の両面が
太鼓状に膨出する。このため、空気流通間隙10
4へその両側の蓄冷材102が進出して該空気流
通間隙104を塞ぎ、その結果空気の通過を阻害
して交換熱量の低下を招き、ひいては冷気不足に
より冷蔵室の十分な冷却を行うことができないと
いう欠点があつた。
この考案は、かかる欠点を解消するためになさ
れたものであつて、蓄冷材が凍結しても空気流通
間隙を閉塞することなく、空気との間で十分な熱
交換を行わせることができ、ひいては冷蔵室を十
分に冷却しうる蓄冷材ユニツトの提供を目的とす
る。
れたものであつて、蓄冷材が凍結しても空気流通
間隙を閉塞することなく、空気との間で十分な熱
交換を行わせることができ、ひいては冷蔵室を十
分に冷却しうる蓄冷材ユニツトの提供を目的とす
る。
課題を解決するための手段
上記目的は、箱状枠体からなるユニツト本体8
1と、該ユニツト本体81内に間隔的に配置され
た複数の金属製仕切部材82と、厚さ方向を該仕
切部材82の配列方向に合致させて隣接仕切部材
間に収容配置された蓄冷材83とを備え、かつ前
記仕切部材82には、少なくとも片側の隣接蓄冷
材83方向に突出して該蓄冷材の中間部を係止す
る係止突片82dが設けられていることを特徴と
する蓄冷材ユニツトによつて達成される。
1と、該ユニツト本体81内に間隔的に配置され
た複数の金属製仕切部材82と、厚さ方向を該仕
切部材82の配列方向に合致させて隣接仕切部材
間に収容配置された蓄冷材83とを備え、かつ前
記仕切部材82には、少なくとも片側の隣接蓄冷
材83方向に突出して該蓄冷材の中間部を係止す
る係止突片82dが設けられていることを特徴と
する蓄冷材ユニツトによつて達成される。
作 用
従つて、蓄冷材83はその中間部を仕切部材8
2の係止突片82dに係止された状態で隣接仕切
部材間に収容配置されることになるから、蓄冷材
83の凍結時に蓄冷材の厚さ方向への膨出が係止
突片82dによつて阻止され、蓄冷材が仕切部材
との間の空気流通間隙18へ進出してこれを閉塞
するのが抑制される。
2の係止突片82dに係止された状態で隣接仕切
部材間に収容配置されることになるから、蓄冷材
83の凍結時に蓄冷材の厚さ方向への膨出が係止
突片82dによつて阻止され、蓄冷材が仕切部材
との間の空気流通間隙18へ進出してこれを閉塞
するのが抑制される。
実施例
次にこの考案を第4図に示す温冷蔵配膳庫に適
用した実施例について説明する。
用した実施例について説明する。
第4図に示す配膳庫は、断熱性の配膳庫本体1
の内部が中央区画壁2により左右に区画され、も
つて左右の配膳用トレー収納部A,Aが形成され
たもので、前記配膳庫本体1の下端に取付けられ
たキヤスター3により移動自在となされている。
また、配膳庫本体1の前後(紙面表裏方向)両面
は開放されており、その両開口面にそれぞれ図示
しない観音開式の断熱性開閉扉が取り付けられ、
前後両面側から配膳用トレー4…を出し入れしう
るようになされている。
の内部が中央区画壁2により左右に区画され、も
つて左右の配膳用トレー収納部A,Aが形成され
たもので、前記配膳庫本体1の下端に取付けられ
たキヤスター3により移動自在となされている。
また、配膳庫本体1の前後(紙面表裏方向)両面
は開放されており、その両開口面にそれぞれ図示
しない観音開式の断熱性開閉扉が取り付けられ、
前後両面側から配膳用トレー4…を出し入れしう
るようになされている。
上記左右の配膳用トレー収納部A,Aは、いず
れも前後方向に沿つた縦仕切壁5により、内側の
温蔵室Hと外側の冷蔵室Cに仕切られ、温蔵室H
内のトレーに温蔵食品を、冷蔵室C内のトレーに
冷蔵食品をそれぞれ載置収容するものとなされて
いる。
れも前後方向に沿つた縦仕切壁5により、内側の
温蔵室Hと外側の冷蔵室Cに仕切られ、温蔵室H
内のトレーに温蔵食品を、冷蔵室C内のトレーに
冷蔵食品をそれぞれ載置収容するものとなされて
いる。
前記各冷蔵室C,Cの上方には、上部仕切壁6
を介して蓄冷材ユニツト収容室7が形成されると
ともに、該収容室にそれぞれ蓄冷材ユニツト8が
収容配置されている。一方、蓄冷材ユニツト8の
背部には、空気強制循環用フアン9,9が設置さ
れている。また、配膳庫本体1の左右両側壁の内
側にはパネル10,10が設けられ、これら左右
両側壁とパネルとの間に通風路11が形成される
とともに、パネル10には適宜スリツトが設けら
れ通風路11と冷蔵室Cとが連通されている。ま
た、冷蔵室Cは上部仕切壁6に設けられた開口1
2により蓄冷材ユニツト収容室7とも連通されて
いる。従つて、フアン9により送り出された空気
は蓄冷材ユニツト8を通過する間に冷却されたの
ち、第4図に矢印で示すように通風路11へと至
り、次いでパネル10のスリツトから冷蔵室Cに
入つたのち上部仕切壁6の開口12から蓄冷材ユ
ニツト収容室7へと強制循環させられる。そし
て、循環する冷気によつて冷蔵室Cが冷却される
ものとなされている。
を介して蓄冷材ユニツト収容室7が形成されると
ともに、該収容室にそれぞれ蓄冷材ユニツト8が
収容配置されている。一方、蓄冷材ユニツト8の
背部には、空気強制循環用フアン9,9が設置さ
れている。また、配膳庫本体1の左右両側壁の内
側にはパネル10,10が設けられ、これら左右
両側壁とパネルとの間に通風路11が形成される
とともに、パネル10には適宜スリツトが設けら
れ通風路11と冷蔵室Cとが連通されている。ま
た、冷蔵室Cは上部仕切壁6に設けられた開口1
2により蓄冷材ユニツト収容室7とも連通されて
いる。従つて、フアン9により送り出された空気
は蓄冷材ユニツト8を通過する間に冷却されたの
ち、第4図に矢印で示すように通風路11へと至
り、次いでパネル10のスリツトから冷蔵室Cに
入つたのち上部仕切壁6の開口12から蓄冷材ユ
ニツト収容室7へと強制循環させられる。そし
て、循環する冷気によつて冷蔵室Cが冷却される
ものとなされている。
なお、温蔵室Hの加熱は、前記中央区画壁2の
内部通風路13に配置された電熱ヒーター14で
通風路13内の空気を加熱するとともに、この空
気を同じく通風路13内に配置された空気強制循
環用のブロアー15により、通風路13から温蔵
室H,Hへ、さらにダクト16,16を通つて通
風路13へと至る経路で強制循環させることによ
り行われる。なお、第4図に示す17は操作パネ
ルである。
内部通風路13に配置された電熱ヒーター14で
通風路13内の空気を加熱するとともに、この空
気を同じく通風路13内に配置された空気強制循
環用のブロアー15により、通風路13から温蔵
室H,Hへ、さらにダクト16,16を通つて通
風路13へと至る経路で強制循環させることによ
り行われる。なお、第4図に示す17は操作パネ
ルである。
第1図〜第3図は前記蓄冷材ユニツト収容室7
に配置された本考案に係る蓄冷材ユニツト8を示
すものである。
に配置された本考案に係る蓄冷材ユニツト8を示
すものである。
これらの図において81はユニツト本体であ
る。ユニツト本体81は、皿状底板81aと、底
板81aの左右両側に立設された側部枠体81
b,81bと、各側部枠体81bの上部両端どう
しに掛渡し状態に取着されたアングル状の押え板
81c,81cとにより箱状に形成されている。
このユニツト本体81は例えばSUS等の金属に
より形成されている。また、前記底板81aは使
用時に蓄冷材83の表面に付着する結露水の受け
板としての役割を有するものである。
る。ユニツト本体81は、皿状底板81aと、底
板81aの左右両側に立設された側部枠体81
b,81bと、各側部枠体81bの上部両端どう
しに掛渡し状態に取着されたアングル状の押え板
81c,81cとにより箱状に形成されている。
このユニツト本体81は例えばSUS等の金属に
より形成されている。また、前記底板81aは使
用時に蓄冷材83の表面に付着する結露水の受け
板としての役割を有するものである。
前記ユニツト本体81の内部には、底板81a
と押え板81cとに亘る高さの幅広仕切部材82
が側部枠体81bと平行配置で所定間隔ごとに設
置されるとともに、隣接仕切部材82,82間に
キヤツプ83a付の蓄冷材83が横向き垂直配置
にて収容されている。前記仕切部材82は、熱伝
導性の良いアルミニウム等の金属製薄板で構成さ
れている。かつこの金属板の上端縁を下向きコ字
状に、下端縁を上向きコ字状にそれぞれ曲げ加工
されるとともに中央部でコ字状に膨出成形される
ことにより、垂直片82aと、この垂直片82a
の上下両端部及び中央部に垂直片の片面同一側に
同一位置まで突出した3個の係止突片82b,8
2c,82dを奥行方向に沿つて有するものに形
成されている。そして、前記蓄冷材83は厚さ方
向の片面側を仕切部材82の各係止突片82b,
82c,82dに係止され、かつ他面側を隣接仕
切部材82の垂直片82aに当接された状態で収
容されている。かかる蓄冷材83の収容状態にお
いて、蓄冷材83と仕切部材82との間には係止
突片82b,82c,82dの突出高さに相当す
る幅の空気流通間隙18が形成されている。な
お、前記蓄冷材83は特殊液を内部に封入したも
ので、従来仕様と同様のものである。
と押え板81cとに亘る高さの幅広仕切部材82
が側部枠体81bと平行配置で所定間隔ごとに設
置されるとともに、隣接仕切部材82,82間に
キヤツプ83a付の蓄冷材83が横向き垂直配置
にて収容されている。前記仕切部材82は、熱伝
導性の良いアルミニウム等の金属製薄板で構成さ
れている。かつこの金属板の上端縁を下向きコ字
状に、下端縁を上向きコ字状にそれぞれ曲げ加工
されるとともに中央部でコ字状に膨出成形される
ことにより、垂直片82aと、この垂直片82a
の上下両端部及び中央部に垂直片の片面同一側に
同一位置まで突出した3個の係止突片82b,8
2c,82dを奥行方向に沿つて有するものに形
成されている。そして、前記蓄冷材83は厚さ方
向の片面側を仕切部材82の各係止突片82b,
82c,82dに係止され、かつ他面側を隣接仕
切部材82の垂直片82aに当接された状態で収
容されている。かかる蓄冷材83の収容状態にお
いて、蓄冷材83と仕切部材82との間には係止
突片82b,82c,82dの突出高さに相当す
る幅の空気流通間隙18が形成されている。な
お、前記蓄冷材83は特殊液を内部に封入したも
ので、従来仕様と同様のものである。
図示実施例に係る蓄冷材ユニツト8は、使用に
際し別途冷凍庫に収容して各蓄冷材83を凍結さ
せる。凍結時に蓄冷材83は厚さ方向の両側にお
いて太鼓状に膨出しようとするが、蓄冷材83の
高さ方向の中間部分は片面側において仕切部材8
2の中央係止突片82dに係止し、他面側におい
て仕切部材82の垂直片82aに当接しているか
ら、その膨出が阻止され、ひいては空気流通間隙
18への進出による該間隙の閉塞が抑制される。
際し別途冷凍庫に収容して各蓄冷材83を凍結さ
せる。凍結時に蓄冷材83は厚さ方向の両側にお
いて太鼓状に膨出しようとするが、蓄冷材83の
高さ方向の中間部分は片面側において仕切部材8
2の中央係止突片82dに係止し、他面側におい
て仕切部材82の垂直片82aに当接しているか
ら、その膨出が阻止され、ひいては空気流通間隙
18への進出による該間隙の閉塞が抑制される。
蓄冷材83を凍結した蓄冷材ユニツト8は、第
4図に示す温冷蔵配膳庫の蓄冷材ユニツト収容部
7に配置される。而して、フアン9により蓄冷材
ユニツト8に向けて送られる収容室7内の空気
は、第2図に矢印で示すように仕切部材82と蓄
冷材83との空気流通間隙18を流通する。この
間に蓄冷材83との間で熱交換が行われ空気は冷
却されるが、空気流通間隙18は蓄冷材83の凍
結にも拘らず十分な広さに確保されているから、
流通空気量の減少や交換熱量の減少を来たすこと
もなく、十分な冷気を冷蔵室Cへ送り込むことが
でき、冷蔵室Cは効果的に冷却される。
4図に示す温冷蔵配膳庫の蓄冷材ユニツト収容部
7に配置される。而して、フアン9により蓄冷材
ユニツト8に向けて送られる収容室7内の空気
は、第2図に矢印で示すように仕切部材82と蓄
冷材83との空気流通間隙18を流通する。この
間に蓄冷材83との間で熱交換が行われ空気は冷
却されるが、空気流通間隙18は蓄冷材83の凍
結にも拘らず十分な広さに確保されているから、
流通空気量の減少や交換熱量の減少を来たすこと
もなく、十分な冷気を冷蔵室Cへ送り込むことが
でき、冷蔵室Cは効果的に冷却される。
なお、図示実施例では仕切部材82の上下端に
も係止突片82b,82cを設けたが、蓄冷材8
3の膨出抑制のためには少なくとも中間部の係止
突片82dが存在すれば足りる。しかし、上下の
係止突片82b,82cが存在する方が安定性が
良くなり好ましい。また、中間部の係止突片はこ
れを2以上設けるものとしても良いし、係止突片
を垂直片とは別体で製作しこれを垂直片に接合す
ることにより仕切部材を形成しても良い。また、
仕切部材の片面側だけでなく両面側にそれぞれ係
止突片を設けても良いし、要は係止突片により蓄
冷材の凍結時の膨出を阻止して空気流通間隙への
蓄冷材の進出を抑制しうる態様のものであれば良
い。
も係止突片82b,82cを設けたが、蓄冷材8
3の膨出抑制のためには少なくとも中間部の係止
突片82dが存在すれば足りる。しかし、上下の
係止突片82b,82cが存在する方が安定性が
良くなり好ましい。また、中間部の係止突片はこ
れを2以上設けるものとしても良いし、係止突片
を垂直片とは別体で製作しこれを垂直片に接合す
ることにより仕切部材を形成しても良い。また、
仕切部材の片面側だけでなく両面側にそれぞれ係
止突片を設けても良いし、要は係止突片により蓄
冷材の凍結時の膨出を阻止して空気流通間隙への
蓄冷材の進出を抑制しうる態様のものであれば良
い。
考案の効果
この考案は上述の次第で、箱状枠体からなるユ
ニツト本体と、該ユニツト本体内に間隔的に配置
された複数の金属製仕切部材と、厚さ方向を該仕
切部材の配列方向に合致させて隣接仕切部材間に
収容配置された蓄冷材とを備え、かつ前記仕切部
材には、少なくとも片側の隣接蓄冷材方向に突出
して該蓄冷材の中間部を係止する係止突片が設け
られているから、蓄冷材の凍結時にも蓄冷材の厚
さ方向の膨出を係止突片によつて阻止しえて、蓄
冷材が仕切部材との間の空気流通間隙へ進出して
これを閉塞するのを抑制できる。このため、空気
流通間隙を通過する空気量の減少ひいては冷気不
足を防止することができ、十分な量の冷気を冷蔵
室に送ることができ、ひいては冷却効果を高効率
に発揮しうる蓄冷材ユニツトとなしうる。しか
も、仕切部材は金属製であるから、係止突片がフ
イン作用を発揮して流通空気と蓄冷材との間の熱
交換が一層促進され、より冷却効果の高い蓄冷材
ユニツトとなしうる。
ニツト本体と、該ユニツト本体内に間隔的に配置
された複数の金属製仕切部材と、厚さ方向を該仕
切部材の配列方向に合致させて隣接仕切部材間に
収容配置された蓄冷材とを備え、かつ前記仕切部
材には、少なくとも片側の隣接蓄冷材方向に突出
して該蓄冷材の中間部を係止する係止突片が設け
られているから、蓄冷材の凍結時にも蓄冷材の厚
さ方向の膨出を係止突片によつて阻止しえて、蓄
冷材が仕切部材との間の空気流通間隙へ進出して
これを閉塞するのを抑制できる。このため、空気
流通間隙を通過する空気量の減少ひいては冷気不
足を防止することができ、十分な量の冷気を冷蔵
室に送ることができ、ひいては冷却効果を高効率
に発揮しうる蓄冷材ユニツトとなしうる。しか
も、仕切部材は金属製であるから、係止突片がフ
イン作用を発揮して流通空気と蓄冷材との間の熱
交換が一層促進され、より冷却効果の高い蓄冷材
ユニツトとなしうる。
第1図はこの考案の一実施例に係る蓄冷材ユニ
ツトを一部断面で示す正面図、第2図はユニツト
本体と仕切部材と蓄冷材とを分離して示す斜視
図、第3図は第1図の蓄冷材ユニツトを一部断面
で示す平面図、第4図は第1図〜第3図の蓄冷材
ユニツトを用いた温冷蔵配膳庫の概略構成を示す
正面図、第5図は従来の蓄冷材ユニツトの斜視
図、第6図は同じく正面断面図、第7図は蓄冷材
凍結後の蓄冷材ユニツトの要部断面図である。 8……蓄冷材ユニツト、81……ユニツト本
体、82……仕切部材、82d……係止突片、8
3……蓄冷材。
ツトを一部断面で示す正面図、第2図はユニツト
本体と仕切部材と蓄冷材とを分離して示す斜視
図、第3図は第1図の蓄冷材ユニツトを一部断面
で示す平面図、第4図は第1図〜第3図の蓄冷材
ユニツトを用いた温冷蔵配膳庫の概略構成を示す
正面図、第5図は従来の蓄冷材ユニツトの斜視
図、第6図は同じく正面断面図、第7図は蓄冷材
凍結後の蓄冷材ユニツトの要部断面図である。 8……蓄冷材ユニツト、81……ユニツト本
体、82……仕切部材、82d……係止突片、8
3……蓄冷材。
Claims (1)
- 箱状枠体からなるユニツト本体81と、該ユニ
ツト本体81内に間隔的に配置された複数の金属
製仕切部材82と、厚さ方向を該仕切部材82の
配列方向に合致させて隣接仕切部材間に収容配置
された蓄冷材83とを備え、かつ前記仕切部材8
2には、少なくとも片側の隣接蓄冷材83方向に
突出して該蓄冷材の中間部を係止する係止突片8
2dが設けられていることを特徴とする蓄冷材ユ
ニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10318290U JPH0548035Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10318290U JPH0548035Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461274U JPH0461274U (ja) | 1992-05-26 |
JPH0548035Y2 true JPH0548035Y2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=31847962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10318290U Expired - Lifetime JPH0548035Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548035Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6125904B2 (ja) * | 2013-05-27 | 2017-05-10 | シャープ株式会社 | 蓄冷体 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP10318290U patent/JPH0548035Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461274U (ja) | 1992-05-26 |
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