JPH05478Y2 - - Google Patents
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- JPH05478Y2 JPH05478Y2 JP9929784U JP9929784U JPH05478Y2 JP H05478 Y2 JPH05478 Y2 JP H05478Y2 JP 9929784 U JP9929784 U JP 9929784U JP 9929784 U JP9929784 U JP 9929784U JP H05478 Y2 JPH05478 Y2 JP H05478Y2
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- arm
- fuel
- valve
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- tank
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 37
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 26
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 21
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000009172 bursting Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Float Valves (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、主として航空機における主燃料タン
ク内の液面を適正な値に制御するために利用され
る燃料液面制御弁に関するものである。
ク内の液面を適正な値に制御するために利用され
る燃料液面制御弁に関するものである。
[従来技術]
航空機の機体には、主燃料タンクが搭載されて
おり、このタンクからエンジンに逐次燃料を供給
するようにしている。そして、この主燃料タンク
へは、外部から補給される燃料や翼に設けた副燃
料タンクから補充される燃料が給油経路を通して
圧送供給されるようになつている。そのため、前
記給油経路にシヤツトオフ弁を設けるとともに、
前記主燃料タンク内に燃料液面制御弁を配設して
おき、前記主燃料タンク内の液面が設定液位に達
した場合に、その旨を前記燃料液面制御弁により
検知して前記シヤツトオフ弁を閉成させるように
している。すなわち、前記燃料液面制御弁は、主
燃料タンク内に回動可能に配設した回動アーム
と、この回動アームの先端側に装着され前記主燃
料タンク内の液面が設定液位に達した場合に該タ
ンク内の燃料からの浮力を受けて前記アームを待
機位置から動作位置まで回動付勢するフロート
と、前記アームが動作位置まで回動した場合に該
アームによつて閉成される弁機構とを具備してい
る。そして、前記弁機構が閉成したことによる流
体の圧力変化をパイロツト圧として前記シヤツト
オフ弁に伝達し、そのパイロツト圧によつて該シ
ヤツトオフ弁を閉止させるようにしている。
おり、このタンクからエンジンに逐次燃料を供給
するようにしている。そして、この主燃料タンク
へは、外部から補給される燃料や翼に設けた副燃
料タンクから補充される燃料が給油経路を通して
圧送供給されるようになつている。そのため、前
記給油経路にシヤツトオフ弁を設けるとともに、
前記主燃料タンク内に燃料液面制御弁を配設して
おき、前記主燃料タンク内の液面が設定液位に達
した場合に、その旨を前記燃料液面制御弁により
検知して前記シヤツトオフ弁を閉成させるように
している。すなわち、前記燃料液面制御弁は、主
燃料タンク内に回動可能に配設した回動アーム
と、この回動アームの先端側に装着され前記主燃
料タンク内の液面が設定液位に達した場合に該タ
ンク内の燃料からの浮力を受けて前記アームを待
機位置から動作位置まで回動付勢するフロート
と、前記アームが動作位置まで回動した場合に該
アームによつて閉成される弁機構とを具備してい
る。そして、前記弁機構が閉成したことによる流
体の圧力変化をパイロツト圧として前記シヤツト
オフ弁に伝達し、そのパイロツト圧によつて該シ
ヤツトオフ弁を閉止させるようにしている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、従来の燃料液面制御弁は、機体が急
上昇や急降下により鉛直姿勢またはそれに近い姿
勢をとつた場合に、前記フロートに作用する浮力
により前記アームに待機位置方向へ回動するよう
なモーメントが発生したり、該アームに全くモー
メントが働かない状態になつてしまう。そのた
め、弁機構が開いてシヤツトオフ弁が閉成する事
態が生じる。したがつて、航空機が鉛直姿勢を比
較的長い時間維持すると、過度の燃料が翼の副燃
料タンクから前記主燃料タンクに供給されること
になり、該主燃料タンク内の圧力が上昇して該タ
ンクが破裂する危険性がある。
上昇や急降下により鉛直姿勢またはそれに近い姿
勢をとつた場合に、前記フロートに作用する浮力
により前記アームに待機位置方向へ回動するよう
なモーメントが発生したり、該アームに全くモー
メントが働かない状態になつてしまう。そのた
め、弁機構が開いてシヤツトオフ弁が閉成する事
態が生じる。したがつて、航空機が鉛直姿勢を比
較的長い時間維持すると、過度の燃料が翼の副燃
料タンクから前記主燃料タンクに供給されること
になり、該主燃料タンク内の圧力が上昇して該タ
ンクが破裂する危険性がある。
本考案は、このような問題を解消することを目
的としている。
的としている。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、以上のような目的を達成するため
に、フロートの形状および装着位置を、前記アー
ムの軸線よりも待機位置側に存在する部分の体積
が、該軸線よりも動作位置側に存在する部分の体
積よりも大きくなるように設定したことを特徴と
する。
に、フロートの形状および装着位置を、前記アー
ムの軸線よりも待機位置側に存在する部分の体積
が、該軸線よりも動作位置側に存在する部分の体
積よりも大きくなるように設定したことを特徴と
する。
[作用]
このような手段によれば、機体が鉛直姿勢また
はそれに近い姿勢をとつた場合に、フロートに作
用する浮力の作用中心がアームの軸線よりも待機
位置側に位置することになる。このため、アーム
に待機位置側から動作位置側へ向かうモーメント
が作用し、その結果、弁機構が閉じたままの状態
を維持するため、主燃料タンク内に過度の燃料が
供給されることはない。
はそれに近い姿勢をとつた場合に、フロートに作
用する浮力の作用中心がアームの軸線よりも待機
位置側に位置することになる。このため、アーム
に待機位置側から動作位置側へ向かうモーメント
が作用し、その結果、弁機構が閉じたままの状態
を維持するため、主燃料タンク内に過度の燃料が
供給されることはない。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図は、本考案に係る燃料液面制御弁1の一
部切欠した正面図であり、第2図は、この制御弁
1を主燃料タンク2内に配設した状態を示す概略
断面図である。主燃料タンク2は、航空機の機体
に搭載されたもので、このタンク2の底部には、
外部から供給される燃料あるいは翼の副燃料タン
クから圧送される燃料を案内する送油経路3が接
続されている。そして、この給油経路3の終端に
は、該給油経路3を開閉するシヤツトオフ弁4が
設けてある。一方、燃料液面制御弁1は、前記主
燃料タンク1の上端近傍部に固設され内部にフロ
ート室5を形成するハウジング6と、このハウジ
ング6に支軸7を介して上下方向に回動可能に枢
支されその先端8a側を前記フロート室5内に延
出させたアーム8と、このアーム8の先端8a側
に装着され燃料aから浮力Fを受けて前記アーム
8を待機位置から動作位置まで回動付勢する
フロート9と、前記アーム8が動作位置まで回
動した場合に閉成して前記タンク2への燃料供給
を停止すべき旨の信号を出力する弁機構11とを
具備してなる。ハウジング6は、本体部6aと蓋
体6bとからなるもので、その底部に前記フロー
ト室5を前記主燃料タンク2内に連通させる連通
路12を有している。そして、この連通路12に
はテスト時にのみ閉弁される常開弁13が設けて
ある。また、このハウジング6内には、パイロツ
ト用の燃料aを前記フロート室5に向けて案内す
るパイロツト流路14が設けてある。そして、こ
のパイロツト流路14を前記弁機構11により開
閉するようにしている。弁機構11は、前記パイ
ロツト流路14の終端に装着した弁座15と、前
記アーム8の基端突起部8bに枢支され該アーム
8の回動に伴つて前記弁座15方向に接離動作を
行なう弁体16とを具備してなるもので、前記ア
ーム8が動作位置まで回動した時に前記弁体1
6が前記弁座15に着座して前記パイロツト流路
14を閉塞するようになつている。しかして、該
弁機構11が閉成すると、前記パイロツト流路1
4内の圧力が高まり、その圧力がパイロツト圧
(前記信号)として前記シヤツトオフ弁4に伝達
され該シヤツトオフ弁4を閉止させるようになつ
ている。
部切欠した正面図であり、第2図は、この制御弁
1を主燃料タンク2内に配設した状態を示す概略
断面図である。主燃料タンク2は、航空機の機体
に搭載されたもので、このタンク2の底部には、
外部から供給される燃料あるいは翼の副燃料タン
クから圧送される燃料を案内する送油経路3が接
続されている。そして、この給油経路3の終端に
は、該給油経路3を開閉するシヤツトオフ弁4が
設けてある。一方、燃料液面制御弁1は、前記主
燃料タンク1の上端近傍部に固設され内部にフロ
ート室5を形成するハウジング6と、このハウジ
ング6に支軸7を介して上下方向に回動可能に枢
支されその先端8a側を前記フロート室5内に延
出させたアーム8と、このアーム8の先端8a側
に装着され燃料aから浮力Fを受けて前記アーム
8を待機位置から動作位置まで回動付勢する
フロート9と、前記アーム8が動作位置まで回
動した場合に閉成して前記タンク2への燃料供給
を停止すべき旨の信号を出力する弁機構11とを
具備してなる。ハウジング6は、本体部6aと蓋
体6bとからなるもので、その底部に前記フロー
ト室5を前記主燃料タンク2内に連通させる連通
路12を有している。そして、この連通路12に
はテスト時にのみ閉弁される常開弁13が設けて
ある。また、このハウジング6内には、パイロツ
ト用の燃料aを前記フロート室5に向けて案内す
るパイロツト流路14が設けてある。そして、こ
のパイロツト流路14を前記弁機構11により開
閉するようにしている。弁機構11は、前記パイ
ロツト流路14の終端に装着した弁座15と、前
記アーム8の基端突起部8bに枢支され該アーム
8の回動に伴つて前記弁座15方向に接離動作を
行なう弁体16とを具備してなるもので、前記ア
ーム8が動作位置まで回動した時に前記弁体1
6が前記弁座15に着座して前記パイロツト流路
14を閉塞するようになつている。しかして、該
弁機構11が閉成すると、前記パイロツト流路1
4内の圧力が高まり、その圧力がパイロツト圧
(前記信号)として前記シヤツトオフ弁4に伝達
され該シヤツトオフ弁4を閉止させるようになつ
ている。
このような燃料液面制御弁1において、前記フ
ロート9の形状および前記アーム8に対する装着
位置を、前記機体が鉛直姿勢をとつた場合に前記
燃料aから前記フロート9に作用する浮力Fによ
り前記アーム8に閉弁方向のモーメントが発生し
得るように設定している。具体的に説明すれば、
前記フロート9は、発泡ウレタン等により作られ
たブロツク状のもので、基端側から先端側に向つ
て上下方向厚さが漸減する形状に成形されてい
る。そして、このフロート9は、前記アーム8の
軸線8cよりも待機位置側すなわちに存在する
部分の体積が、該軸線8cよりも動作位置側す
なわち弁機構11と反対の側に存在する部分の体
積よりも大きくなるようにして、前記アーム8に
固着されている。すなわち、第5図に示すよう
に、機体が鉛直姿勢をとつた場合に前記フロート
9に作用する浮力Fの作用中心Pが前記アーム8
の軸線8cよりも弁機構11側に位置するように
設定している。
ロート9の形状および前記アーム8に対する装着
位置を、前記機体が鉛直姿勢をとつた場合に前記
燃料aから前記フロート9に作用する浮力Fによ
り前記アーム8に閉弁方向のモーメントが発生し
得るように設定している。具体的に説明すれば、
前記フロート9は、発泡ウレタン等により作られ
たブロツク状のもので、基端側から先端側に向つ
て上下方向厚さが漸減する形状に成形されてい
る。そして、このフロート9は、前記アーム8の
軸線8cよりも待機位置側すなわちに存在する
部分の体積が、該軸線8cよりも動作位置側す
なわち弁機構11と反対の側に存在する部分の体
積よりも大きくなるようにして、前記アーム8に
固着されている。すなわち、第5図に示すよう
に、機体が鉛直姿勢をとつた場合に前記フロート
9に作用する浮力Fの作用中心Pが前記アーム8
の軸線8cよりも弁機構11側に位置するように
設定している。
なお、この実施例の燃料液面制御弁1は、信頼
性を高めるためにデユアルタイプになつており、
前記アーム8、前記フロート9および前記弁機構
11を2組備えている。そして、いずれか一方の
弁機構11が閉成しさえすれば、前記シヤツトオ
フ弁4が閉じるように構成されている。
性を高めるためにデユアルタイプになつており、
前記アーム8、前記フロート9および前記弁機構
11を2組備えている。そして、いずれか一方の
弁機構11が閉成しさえすれば、前記シヤツトオ
フ弁4が閉じるように構成されている。
このような構成のものであれば、機体が水平に
近い通常の姿勢にあり、主燃料タンク2の燃料a
の液面bが設定液位cを下まわつている場合に
は、第3図に示すように、フロート9およびアー
ム8に作用する重力により該アーム8が待機位置
に保持されることになり、弁機構11は閉成状
態となる。そのため、パイロツト流路14の燃料
aはフロート室5に溢水することになりパイロツ
ト圧が立たない。よつて、シヤツトオフ弁4は開
成状態を維持し、給油経路3から主燃料タンク2
内に燃料aが供給され、該タンク2の液面bが上
昇していく。そして、この液面bが設定液位cに
近づくと前記フロート9が浮力を受けて上昇をは
じめ、前記液面bが設定液位cに達した段階で前
記アーム8が動作位置にまで回動させられる。
その結果、第4図に示すように弁機構11が閉成
し、パイロツト圧が立つてシヤツトオフ弁4が閉
じる。
近い通常の姿勢にあり、主燃料タンク2の燃料a
の液面bが設定液位cを下まわつている場合に
は、第3図に示すように、フロート9およびアー
ム8に作用する重力により該アーム8が待機位置
に保持されることになり、弁機構11は閉成状
態となる。そのため、パイロツト流路14の燃料
aはフロート室5に溢水することになりパイロツ
ト圧が立たない。よつて、シヤツトオフ弁4は開
成状態を維持し、給油経路3から主燃料タンク2
内に燃料aが供給され、該タンク2の液面bが上
昇していく。そして、この液面bが設定液位cに
近づくと前記フロート9が浮力を受けて上昇をは
じめ、前記液面bが設定液位cに達した段階で前
記アーム8が動作位置にまで回動させられる。
その結果、第4図に示すように弁機構11が閉成
し、パイロツト圧が立つてシヤツトオフ弁4が閉
じる。
また、航空機が急上昇態勢に入つて機体が鉛直
姿勢をとつた際には、第5図に示すようになる。
すなわち、この場合には、前記燃料aから前記フ
ロート9にかかる浮力Fの作用中心Pが前記アー
ム8の軸線8cよりも弁機構11側に位置するこ
とになる。そのため、前記アーム8に図中反時計
回り方向のモーメントが作用し、弁体16が弁座
15に押し付けられる。つまり、前記弁機構11
が閉止状態に維持されることになり、シヤツトオ
フ弁4は閉じたままになる。また、航空機が急降
下態勢に入つて機体が鉛直姿勢をとつた場合に
は、他方のフロート9が同様な作用を営むことに
なり、他方の弁機構11が閉成状態に維持されて
シヤツトオフ弁4は閉じたままになる。したがつ
て、このようなものであれば、機体が長時間鉛直
姿勢をとりつづけるようなことがあつても、主燃
料タンク2に過度な燃料aが供給されることがな
く、タンク2の破裂等の危険性をなくすことがで
きる。すなわち、従来のものは、第5図に想像線
で示すように、その浮力Faの作用中心Paが前記
アーム8の軸線8cよりも動作位置側すなわちに
位置しているため、前記アーム8に図中時計回り
方向のモーメントが作用して前記弁機構11が開
成し、シヤツトオフ弁4が開いたままになるとい
う不都合がある。本考案の燃料液面制御弁1はこ
のような不具合が生じない。
姿勢をとつた際には、第5図に示すようになる。
すなわち、この場合には、前記燃料aから前記フ
ロート9にかかる浮力Fの作用中心Pが前記アー
ム8の軸線8cよりも弁機構11側に位置するこ
とになる。そのため、前記アーム8に図中反時計
回り方向のモーメントが作用し、弁体16が弁座
15に押し付けられる。つまり、前記弁機構11
が閉止状態に維持されることになり、シヤツトオ
フ弁4は閉じたままになる。また、航空機が急降
下態勢に入つて機体が鉛直姿勢をとつた場合に
は、他方のフロート9が同様な作用を営むことに
なり、他方の弁機構11が閉成状態に維持されて
シヤツトオフ弁4は閉じたままになる。したがつ
て、このようなものであれば、機体が長時間鉛直
姿勢をとりつづけるようなことがあつても、主燃
料タンク2に過度な燃料aが供給されることがな
く、タンク2の破裂等の危険性をなくすことがで
きる。すなわち、従来のものは、第5図に想像線
で示すように、その浮力Faの作用中心Paが前記
アーム8の軸線8cよりも動作位置側すなわちに
位置しているため、前記アーム8に図中時計回り
方向のモーメントが作用して前記弁機構11が開
成し、シヤツトオフ弁4が開いたままになるとい
う不都合がある。本考案の燃料液面制御弁1はこ
のような不具合が生じない。
なお、フロートの形状は図示実施例のものに限
られないのは勿論であり、本考案の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変形が可能である。
られないのは勿論であり、本考案の趣旨を逸脱し
ない範囲で種々変形が可能である。
[考案の効果]
本考案は、以上のような構成であるから、機体
が鉛直姿勢またはそれに近い姿勢をとつた場合に
弁機構が不当に開成するという不具合、すなわ
ち、機体が急上昇姿勢あるいは急降下姿勢等を比
較的長い時間維持した場合に過度の燃料が主燃料
タンクに供給されて主燃料タンク内の圧力が上昇
し該タンクが破裂するという不都合を、簡単な構
成により確実に防止することができる燃料液面制
御弁を提供できるものである。
が鉛直姿勢またはそれに近い姿勢をとつた場合に
弁機構が不当に開成するという不具合、すなわ
ち、機体が急上昇姿勢あるいは急降下姿勢等を比
較的長い時間維持した場合に過度の燃料が主燃料
タンクに供給されて主燃料タンク内の圧力が上昇
し該タンクが破裂するという不都合を、簡単な構
成により確実に防止することができる燃料液面制
御弁を提供できるものである。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠した正面図、第2図は使用状態を示す概略断
面図、第3図〜第5図は作用説明図である。 1……燃料液面制御弁、2……主燃料タンク、
3……給油経路、4……シヤツトオフ弁、8……
アーム、8a……先端、8c……軸線、9……フ
ロート、11……弁機構、a……燃料、b……液
面、c……設定液位、F……浮力、P……作用中
心、……待機位置、……動作位置。
切欠した正面図、第2図は使用状態を示す概略断
面図、第3図〜第5図は作用説明図である。 1……燃料液面制御弁、2……主燃料タンク、
3……給油経路、4……シヤツトオフ弁、8……
アーム、8a……先端、8c……軸線、9……フ
ロート、11……弁機構、a……燃料、b……液
面、c……設定液位、F……浮力、P……作用中
心、……待機位置、……動作位置。
Claims (1)
- 機体の燃料タンク内に回動可能に配設した回動
アームと、この回動アームの先端側に装着され前
記燃料タンク内の液面が設定液位に達した場合に
該タンク内の燃料から浮力を受けて前記アームを
待機位置から動作位置まで回動付勢するフロート
と、前記アームが動作位置まで回動した場合に該
アームによつて閉成されることにより生じる流体
の圧力変化を利用して前記タンクへの燃料供給を
停止すべき旨の信号をシヤツトオフ弁に出力する
弁機構とを具備してなる燃料液面制御弁であつ
て、前記フロートの形状および装着位置を、前記
アームの軸線よりも待機位置側に存在する部分の
体積が、該軸線よりも動作位置側に存在する部分
の体積よりも大きくなるように設定したことを特
徴とする燃料液面制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9929784U JPS6114272U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 燃料液面制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9929784U JPS6114272U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 燃料液面制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114272U JPS6114272U (ja) | 1986-01-27 |
JPH05478Y2 true JPH05478Y2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=30658805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9929784U Granted JPS6114272U (ja) | 1984-06-30 | 1984-06-30 | 燃料液面制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114272U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319268Y2 (ja) * | 1986-05-24 | 1991-04-23 |
-
1984
- 1984-06-30 JP JP9929784U patent/JPS6114272U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6114272U (ja) | 1986-01-27 |
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