JPS5822475Y2 - 過充填防止用弁装置 - Google Patents

過充填防止用弁装置

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JPS5822475Y2
JPS5822475Y2 JP375881U JP375881U JPS5822475Y2 JP S5822475 Y2 JPS5822475 Y2 JP S5822475Y2 JP 375881 U JP375881 U JP 375881U JP 375881 U JP375881 U JP 375881U JP S5822475 Y2 JPS5822475 Y2 JP S5822475Y2
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JP
Japan
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valve
cam plate
overfill prevention
valve rod
prevention valve
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Application number
JP375881U
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JPS57144700U (ja
Inventor
辰雄 田中
Original Assignee
ル−バ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、過充填防止用弁装置に係り、充填バルブが容
器の下側に設置されである場合、容器内にLPガスが適
量、例えば81%以上に過充填されることを防止するた
めLPガスの液面が81%に達し浮子が上昇すると自動
的に弁を瞬時に閉じ、容器の過充填を確実に防止する装
置に関する。
従来のこの種過充填装置は実公昭51−8497号公報
に示すように容器内に充填された流体によって昇降され
るフロートによって作動されるカム板を設け、液面が低
下した状態でカム板によってバルブロッドを押圧して過
充填防止バルブを開放した状態に保持し、容器内に所定
液面まで液体が充填されるとフロートの上昇でカム板が
作動され、カム板による過充填防止バルブの押圧を解き
、バルブが充填される流体圧によって閉塞するような構
造が採られている。
この構造では充填完了後充填バルブと過充填防止バルブ
との間の流体は過充填防止バルブと弁座との間のわずか
の隙間を通して容器内と連通し、容器内のガス圧と同圧
となり、過充填防止バルブはスプリングまたは自重で開
放され、再び充填可能となる。
このため適量充填後に一時充填を中止して再び充填する
と流体圧で過充填防止バルブが閉塞するまで容器内に流
体が充填され、過充填となる欠点を有している。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、フロートによ
って作動されるバルブ開閉カム板と、このバルブ開閉カ
ム板によって作動され過充填防止バルブの開放状態を解
除するトリガーカム板とを設け、この過充填防止バルブ
にはスプリングによって流体の流れ方向と一致する閉じ
方向に附勢するようにし、所定量流体が充填された際に
はフロートが液面の低下によって作動されない限り過充
填防止バルブは閉塞した状態を保持し、確実に過充填を
防止できる過充填防止用弁装置を提供するものである。
つぎに、本考案の一実施例を図面第1図乃至第6図につ
いて説明する。
1は図示しない容器内に設けられた導管2に接続された
弁本体で、この容器の下方に設けた充填バルブに連結さ
れ、この導管2の先端部は容器内の上方に設けた前記弁
体1に連結されている。
この弁本体1には下端部に流体の流れ方向に閉じる過充
填防止バルブ3を有するバルブロッド4を上下方向に摺
動自在に挿通する流体通路5が形成され、この流体通路
5には上記バルブ3が当接する弁座、6が形成され、ま
たこの弁体1の上端面には前記バルブロッド4の上端部
を挿通ずる挿通孔7が形成され、さらにこの弁本体1の
流体通路5の内周には前記弁座6の上方部に位置して所
望液面の位置に容器内に連通した吐出口8を穿設する。
また、前記過充填防止バルブ3と前記弁本体1の流体通
路5に設けたスプリング受け9との間に張設したスプリ
ング10によってこの過充填防止バルブ3は流体の流れ
方向と一致し弁座6と接触する方向に附勢されている。
また、12はフロートで、このフロート・12はフロー
とレバー13の先端部に取付けられているとともに、こ
のフロートレバー13の基端部は前記弁本体1の上部に
形成した溝部14の軸15にて回動自在に軸着したバル
ブ開閉カム板16に固着されている。
そして、この開閉カム板16の下縁に前記バルブロッド
4の上端に係脱自在でフロート12の下降時に前記バル
ブロッド4を押圧する弧状のカム面17が連続して形成
され、このカム面17がバルブロッド4の上端に当接し
て押圧したときにバルブロッド4は下降し、過充填防止
バルブ3は弁座6から離反して開かれるようになってい
る。
また18はトリガ−カム板で゛、このトリガーカム板1
8は前記軸15にて回動自在に取着され、下縁に前記過
充填防止バルブ3の略全開時の状態時にバルブロッド4
の上端部に係合するトリガーカム面19.とこのトリガ
ーカム面19に連続してバルブロッド4の上端部との係
合を解く凹部20とが形成されている。
さらにこのトリガーカム板18の上縁には前記バルブ開
閉カム板16の係合片21がフロート12が容器内の液
面が所定液面に達した状態時に係合される係合縁22が
形成され、この係合縁22に係合片21が係合して押動
されてトリカ゛゛−カム板18が回動するとトリガーカ
ム板18はトリガーカム面19がバルブロッド4から解
れ凹部20がバルブロッド4の位置に至るようになって
おり、またトリガーカム板18は係合縁22が係合片2
1による押圧を解かれると、自重で回動し、トリガーカ
ム面19がバルブロッド4の上端部に係合する位置に至
る。
つぎにこの実施例の作用について説明する。
容器内のLPガスの液面が所定量降下すると、第1図第
5図に示すようにフロート12は下がり、フロートレバ
ー13のカム板16に形成したカム面17がバルブロッ
ド4の上端部を押動しバルブロッド4をスプリング10
に抗して下方に押し下げ、過充填防止バルブ3を弁座6
から離・してガス充填可能の状態となる。
このときトリガーカム板18も自重で回動し、トリガー
カム板19はバルブロッド4の上端に係合し、過充填防
止バルブ3が開放した状態に保持する。
つぎに、LPガスが容器内に充填されるとフロート12
は上昇し、バルブ開閉カム板16が回動してカム面17
がバルブロッド4と離反しても第6図、に示すようにト
リガーカム板18はトリガーカム面19がバルブロッド
20に係合し、過充填防止バルブ3は開放されている。
そして流体の充填によってさらにフロート12が上昇し
、これに伴ってバルブ開閉カム板16も回動してその保
合片21がトリガーカム板18の係合縁22を押圧する
とトリガーカム面19がバルブロッド4から解れ、バル
ブロッド4の位置に凹部20が位置するとスプリング1
0によって過充填防止バルブ3は押上げられて上昇し、
第3図に示すようにバルブ3は弁座6に密着してLPガ
スの流入を停止する。
したがって、トリガーカム板18のトリガーカム面19
がバルブロッド4の上端に係合している場合にはバルブ
3は確実に開かれ、また、フロート12が上昇し、バル
ブ開閉カム板16の係合片21がトリガーカム板18を
作動させてトリガーカム面19がバルブロッド4から解
るとバルブ3はスプリング10により押圧されて瞬時に
閉じられる。
そして容器内の流体が減少すると第4図に示すようにフ
ロート12の下降でバルブ開閉カム板16が回動し、カ
ム面17はバルブロッド4を押し下げ、過充填防止バル
ブ3を開き、容器内の流体の減少によって第5図に示す
状態となり、容器内の流体が減少しない限り過充填防止
バルブ3は閉塞され、過充填されることがない。
つぎに他の実施例を図面第7図乃至第11図について説
明する。
前記実施例ではトリガーカム板18を自重で回動させて
バルブロッド4を押圧した状態を保持するようにした構
造であるが、この実施例の構造ではバルブ開閉カム板1
6とトリガーカム板18との間にスプリング25゛を張
設し、このスプリング25にてトリガーカム板18をそ
の、トリガーカム面19がバルブロッド4と係合する方
向に附勢する。
この構造ではバルブ開閉カム板16の先端にフロート1
2とバランスをはかるバランスウエート26を設ける。
この構造では容器内の流体液面が所定位置まで低下する
と、第7図に示すようにバルブ開閉カム板16のカム面
17がバルブロッド4を押圧し、過充填防止バルブ3は
開放され、スプリング25もバルブ開閉カム板160回
動で圧縮されて附勢力が大きくなっているためのトリガ
ーカム板18も回動してトリガーカム面19もバルブロ
ッド4を押圧した状態で係合し、過充填防止バルブ3は
開放された状態に保持される。
この状態で流体を充填すると、第8図に示すようにフロ
ート12の上昇でバルブ開閉カム板16はバルブロッド
4から離反しているが、トリガーカム板18はバルブロ
ッド4を押圧した状態で過充填防止バルブ3は開放され
ている。
さらに引続き流体が充填されると第9図に示すようにフ
ロート12の上昇でバルブ開閉カム板16の係合片21
がトリが−カム板18の係合縁22に保谷し、トリガー
カム板18が回動され、トリガーカム面19はバルブロ
ッド4から解れ、バルブロッド4はスプリング10によ
って押し上げられ、過充填防止バルブ3は閉塞される。
そして容器内の流体が減少してフロート12が下降する
とバルブ開閉カム板16は回動し、カム面17がバルブ
ロッド4を押し下げ、第10図に示すように過充填防止
バルブ3は開放され、再び充填可能な状態となる。
・ ′本考案によれば、過充填防止バルブに
連結したバルブロッドの先端部にフロートの位置によっ
てフロートレバーを介して偏位するバルブ開閉カム板を
設け、前記過充填防止バルブの開放状態に保持するとと
もにフロートの浮上時に過充填防止バルブ開閉カム板に
よってノ々ルブpツドと係合を解かれるトリガーカム板
を談けたので、容器内にLPガスなどの流体が所定量充
填されると、フロートは浮上されるとともに、バルブ開
閉カム板が偏位し、このバルブ開閉カム板の偏位でトリ
ガーカム板に係合したバルブロッドを介して過充填防止
バルブはスプリングによって自動的に瞬時に閉じ、また
、液面が所定充填量に満たない場合にはフロートは所定
位置まで浮上しないので過充填防止バルブは開き、液体
の流入を可能にする。
この際、トリガーカム板にはバルブロッドの先端部に係
合し過充填防止バルブを開閉するようにトリガーカム面
を形成したので、バルブロッドの先端部がトリガーカム
面に係合している際には過充填防止バルブを確実に開か
せることができるとともに、係合が解かれた際にはスプ
リングの附勢力と相俟って確実に閉じることができ、バ
ルブ開閉カム板が偏位することにより過充填防止バルブ
を自動的かつ円滑に開放することができ、過充填防止バ
ルブが開か閉かのいずれかの位置すなわち中間の絞り状
態を継続することなく一定流量で短時間に充填作動し、
また、バルブの閉じる方向が流体の流れ方向において行
うので閉止作動を確実にでき、流体の適量の充填後には
過充填防止バルブは開放されることがなく充填された液
面の波やうねりなどの動きに影響されず、過充填される
おそれはなく、その構造も簡易で、特に充填バルブが容
器の下側にある場合のLPガス過充填防止用の弁装置と
して安全を期し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す過充男、防止用弁装置
の縦断正面図、第2図は同上平面図、第3図は同上充填
完了時の状態を示す断面曲、第4図は過充填防止バルブ
の開口行程を示す断面図、第5図は同上過充填防止バル
ブの全開時の状態を示す断面図、第6図は同上充填行程
の状態を示す断面図、第7図(よ他の実施例を示す過充
填防止用弁装置の断面図、第8図は同上全開時の状態を
示す断面図、第9図は同上開口行程の状態を示す断面図
、第10図は同上充填行程の状態を示す断面図、第11
図は同上平面図でする。 1・・・・・・弁本体、3・・・・・・単充填防止バル
ブ、4・・・・・・バルブロッド、5・・・・・・流体
通路、6・・・・・・弁座、7・・・・・・挿通孔、8
・・・・・・吐出i、10・・・・・・スプリング、1
2・・・・・・フロート、13・・・・・・フロートレ
バー、16・・・・・・バルブ開閉カム板、17・・・
・・・バルブ開閉カム板16のカム面、18・・・・・
・トリガーカム板、19・・・・・・トリガ−カム板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁座を形成するとともに吐出口を内周に開口した流体通
    路を有し端部に挿通孔を開口した弁本体と、この弁本体
    内に摺動自在に設けられ流体の流れ方向の移動で前記弁
    座に接触して閉じる過充填防止バルブと、この過充填防
    止バルブを閉じ方向に附勢するスプリングと、前記過充
    填防止バルブに設けられ前記挿通孔に先端部を摺動可能
    に突出されるバルブロッドと、このバルブロッドの先端
    部に係合され前記過充填防止バルブを開閉するカム面を
    形成したバルブ開閉カム板と、このカム板に連結され先
    端部にフロートを取付けた回動自在のフロートレバーと
    、前記過充填防止バルブの開放状態時に前記バルブロッ
    ドの先端部に係合されバルブロッドを押圧して過充填防
    止バルブの開放状態に保持するとともに前記フロートの
    浮上時に前記バルブ開閉カム板によって前記バルブロッ
    ドと係合を解かれるトリガーカム板とを具備したことを
    特徴とする過充填防止用弁装置。
JP375881U 1981-01-14 1981-01-14 過充填防止用弁装置 Expired JPS5822475Y2 (ja)

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JP375881U JPS5822475Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14 過充填防止用弁装置

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Publication Number Publication Date
JPS57144700U JPS57144700U (ja) 1982-09-10
JPS5822475Y2 true JPS5822475Y2 (ja) 1983-05-13

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ID=29802198

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JP375881U Expired JPS5822475Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14 過充填防止用弁装置

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JP (1) JPS5822475Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233245A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Chuo Motor Wheel Co Ltd 液化ガス容器用バルブ装置
JP2007155046A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Chuo Motor Wheel Co Ltd 過充填防止弁装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005233245A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Chuo Motor Wheel Co Ltd 液化ガス容器用バルブ装置
JP4527414B2 (ja) * 2004-02-18 2010-08-18 中央精機株式会社 液化ガス容器用バルブ装置
JP2007155046A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Chuo Motor Wheel Co Ltd 過充填防止弁装置

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