JPH054769U - Dcモータ - Google Patents
DcモータInfo
- Publication number
- JPH054769U JPH054769U JP5800191U JP5800191U JPH054769U JP H054769 U JPH054769 U JP H054769U JP 5800191 U JP5800191 U JP 5800191U JP 5800191 U JP5800191 U JP 5800191U JP H054769 U JPH054769 U JP H054769U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- commutator
- brushing
- short circuit
- brushings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラッシングを用いるDCモータにおいて、
ブラッシング摩耗に基づく極間ショートを防止するよう
にする。 【構成】 リン青銅板バネ4A,4Bがコミュテータ2
に接触する手前の位置にストッパーリブ8A,8Bを設
ける。予めブラッシング5A,5Bの最少摩耗点を考慮
してストッパーリブ8A,8Bの位置を決定することに
より、ブラッシング5A,5Bが摩耗しても極間ショー
トを防止することができる。
ブラッシング摩耗に基づく極間ショートを防止するよう
にする。 【構成】 リン青銅板バネ4A,4Bがコミュテータ2
に接触する手前の位置にストッパーリブ8A,8Bを設
ける。予めブラッシング5A,5Bの最少摩耗点を考慮
してストッパーリブ8A,8Bの位置を決定することに
より、ブラッシング5A,5Bが摩耗しても極間ショー
トを防止することができる。
Description
【0001】
本考案は、各種回転機器に用いられるDCモータに関する。
【0002】
CDプレーヤ、CDVプレーヤ、カセットデッキなどの音響機器を含む各種回 転機器に用いられているDCモータとして、図3あるいは図4の構造が知られて いる。
【0003】 回転軸1と一体に回転するコミュテータ2に対して、リン青銅板バネ4A,4 Bの先端に取り付けられたプラス側及びマイナス側のブラッシング5A,5Bが そのバネ圧を利用して接触して、直流電源が供給されるように構成されている。
【0004】
ところで従来のDCモータでは、次のような欠点が存在している。
【0005】 (1)ブラッシレスモータに比べて耐久性が低い。 (2)繰り返し回転によりブラッシング5A,5Bが摩耗して最終的にリン青銅 板バネ4A,4Bがコミュテータ2と接触するようになるので、コミュテータ2 の極間にコミュテータ材が糸状となって接触してショートとなる。 (3)ブラッシング5A,5Bの摩耗が確認できないのでショートを事前に察知 できない。 (4)モータ起動及び回転時に流れる電流が大きい程、電流回路に負担を加える ようになるので、最悪な場合、電源回路を破損させてしまう。
【0006】 本考案は以上のような事情に鑑みてなされたもので、従来欠点を除去すること ができるDCモータを提供することを目的とするものである。
【0007】
上記目的を達成するために本考案は、コミュテータに対してバネ部材のバネ圧 を利用してブラッシングを接触させるDCモータにおいて、前記バネ部材がコミ ュテータに接触する手前の位置にストッパー部材を設けたことを特徴とするもの である。
【0008】
ストッパー部材をコミュテータの手前の位置に設けることにより、ブラッシン グが摩耗しても極間のショートを事前に防止することができる。従って前記した ような従来欠点を除去することができる。
【0009】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1及び図2は本考案のDCモータの実施例を示すもので、図1は平面図、図 2は側面図である。1は回転軸でこれには一体に回転する例えば6極から成るコ ミュテータ2が取り付けられている。3はモールド樹脂体で、これにはプラス側 リン青銅板バネ4A及びマイナス側リン青銅板バネ4Bが各々ネジ止められてお り、各板バネ4A,4Bにはこのバネ圧を利用してコミュテータ2に接触するブ ラッシング5A,5Bが取り付けられている。
【0011】 各板バネ4A,4Bは配線6A,6Bを介して直流電源に接続される。7はマ グネットである。
【0012】 さらに、モールド樹脂体3の各ブラッシング5A,5Bからコミュテータ2に 向かって手前の位置には、各ブラッシング5A,5Bに対するストッパーリブ8 A,8Bが設けられている。このストッパーリブ8A,8Bの位置は、予め各ブ ラッシング5A,5Bの最少摩耗点を考慮して決定される。各ストッパーリブ8 A,8Bはモールド樹脂体3の成型時同時に形成することができる。
【0013】 このような本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。
【0014】 (1)本考案によれば、リン青銅板バネ4A,4Bがコミュテータ2に接触する ことがないので、極間ショートを防止することができる。 (2)予めブラッシング5A,5Bの寿命に応じてショートを防止することがで き、リブが有ることによりブラッシング寿命位置まで接点圧を下げることなく、 安定した回転動作が得られる。 (3)予めブラッシング5A,5Bの寿命に応じてストッパーリブ8A,8Bを 設けているので、ショートを察知する必要がない。 (4)極間のショート防止を図れるので、電源回路に影響を与えることがない。
【0015】 特に多くの回路部品が実装されている高価な電源回路の破損を防止できること により、モータに寿命がきてもモータ自身の交換を行なうだけで対処できるので 、他に影響を与えることがないため、不要なコストアップを伴うことはなくなる 。また、各ストッパーリブ8A,8Bはモールド樹脂体3と同時成型が可能なの で、コスト的にはほとんど問題がない。さらに、スペース的にも余分に必要とす ることはない。
【0016】
以上述べたように本考案によれば、予めコミュテータに対するブラッシングの 接触を防止するストッパー部材を設けるようにしたので、極間ショートを防止で きるようになり、これに付随した種々の欠点を解決することができる。
【図1】本考案のDCモータの実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図2】本考案のDCモータの実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図3】従来モータを示す平面図である。
【図4】従来モータの他の例を示す平面図である。
2 コミュテータ 3 モールド樹脂体 4A,4B リン青銅板バネ 5A,5B ブラッシング 8A,8B ストッパーリブ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 コミュテータに対してバネ部材のバネ圧
を利用してブラッシングを接触させるDCモータにおい
て、前記バネ部材がコミュテータに接触する手前の位置
にストッパー部材を設けたことを特徴とするDCモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5800191U JPH054769U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Dcモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5800191U JPH054769U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Dcモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054769U true JPH054769U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13071756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5800191U Pending JPH054769U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | Dcモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054769U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762967A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Hitachi Ltd | Structure of runner used in movable blade water turbine or pump-turbbine |
JPS5973379A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 後輪駆動車輛 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5800191U patent/JPH054769U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5762967A (en) * | 1980-10-03 | 1982-04-16 | Hitachi Ltd | Structure of runner used in movable blade water turbine or pump-turbbine |
JPS5973379A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 後輪駆動車輛 |
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