JP4327563B2 - 電動送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電気掃除機に真空吸引源として備えられる電動送風機に係り、特に、ファンを回転させる電動機部がブラシ装置を含んでいる電動送風機に関する。
電動送風機の整流子を含んだ電機子は、この電機子が有する一対の玉軸受を介してフレームに回転自在に支持されている。フレームにはブラシ装置が取付けられていて、ブラシ装置のカーボンブラシはばねで整流子の外周面に押付けられている。このカーボンブラシの先端部は、電動送風機の運転により回転する整流子との接触で摩耗するので、この摩耗により生じたカーボンを主成分とするブラシ粉は、整流子より下流側に配置されている玉軸受側に空気搬送される。
ブラシ装置は通電のために使用される充電部であるのに対して、玉軸受は通電に関与しない非充電部であるので、これらに前記摩耗により生じたブラシ粉が付着し続けると、ブラシ装置とこれに接近して配置されている玉軸受とが導通して、耐圧不良となることがある。又、空気搬送されたブラシ粉等の塵が玉軸受に入り込むと、軸受寿命が損なわれる恐れがある。
このような事情から従来、電機子の回転軸の整流子と玉軸受との間に位置する軸部分に、ブラケット(フレーム)に摺接する略円板状の絶縁体を設けるとともに、この絶縁体の玉軸受側の面に設けた円周状のリブと、ブラケットに設けた円周状の凹部との間で、ラビリンス構造を形成して、カーボン粉(ブラシ粉)が玉軸受近傍に堆積することを抑制して、ブラシ装置と玉軸受との間の絶縁劣化が生じることを防止した電動送風機が知られている(特許文献1参照。)。
特開2003−111371(段落0040−0043、図6)
特許文献1の技術では、微妙な隙間をもって形成されるラビリンス構造に対して、電機子の回転軸、円板状の絶縁体、玉軸受、及びこの玉軸受を収容する軸受収容部等の寸法のばらつきが、ブラケットの円周状凹部に対する絶縁体の円周状リブの精度に影響するので、正確な機能を発揮するラビリンス構造を保証し難い。そればかりではなく、電機子とともに高速回転する円周状リブが円周状凹部に競って、円周状リブが、摩耗し或いは摩擦熱で溶ける恐れがあるので、実用的ではない。しかも、回転軸に円板状絶縁体を取付けるには、接着剤やねじ等の固定要素を専用に必要とするので、組立て上好ましくない。
又、特許文献1にも記載されているように、ファン側に寄せて配置された玉軸受を収容する軸受収容部には、電機子の回転軸が貫通している。これにより、回転軸を通すために軸受収容部に設けた回転軸通孔を通して玉軸受の内部とファンの裏側の狭い空間とは連通されている。ファンの裏側の狭い空間は、ファンの回転に伴って負圧になるため、ファン側に配置された玉軸受には、フレーム内にファンから送り込まれた気流の一部が吸込まれる。このような還流にしたがって、気流中に含まれる塵がファン側に配置された玉軸受に入り込み易いので、この玉軸受の寿命が損なわれる恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、軸受をブラシ粉などの塵から保護できて実用性が高い電動送風機を提供することにある。
本発明は、フレームの第1,第2の軸受収容部に個別に支持される第1,第2の玉軸受を用いて、整流子を有した電機子を固定子の内側に回転自在に配置し、この電機子の回転軸に固定されたファンにより送風をする電動送風機を前提とする。
そして、前記課題を解決するために、フレームに取付けられたブラシ装置を基準に前記送風の下流側に位置する第1軸受収容部内に配置された第1の玉軸受に被せた電気絶縁材製の軸受キャップ、第1の玉軸受外輪及び第1軸受収容部の内周に夫々密に嵌合されるとともに第1の玉軸受の外周と第1軸受収納部の内周との間に挟まれる周部カバー壁と、この周部カバー壁から一体に折れ曲がって第1の玉軸受の前記整流子側に位置する端面を被う端面カバー壁と、この端面カバー壁の中央部から一体に突出されて回転軸及び整流子と非接触に設けられる筒部とを有しているとともに、前記端面に当てられる端面カバー壁の内面が第1の玉軸受の内輪に接しないようにする逃げ部を有し、この逃げ部が回転軸と筒部との間に形成される隙間より回転軸の軸方向に関して狭いことを特徴としている。
本発明によれば、電機子の回転軸を回転自在に支持する玉軸受に軸受キャップを被せて、その端面カバー壁及び筒部によりブラシ粉などの塵が玉軸受の内部に入り込むのを抑制したので、玉軸受をブラシ粉などの塵から保護できる。これとともに、軸受キャップはその周部カバー壁を玉軸受とこれが収まる軸受収容部の内周とで挟持して固定されるので、この軸受キャップを固定するための専用の固定要素を要しないだけではなく、この軸受キャップが、回転部材に接して摩耗し或いは摩擦熱で溶けることがないので、実用性が高い電動送風機を提供できる。
図1〜図5を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示す電動送風機1は、電動機部2と、ファン部3とを具備している。電動送風機1は例えばバッテリーの電力で駆動される真空吸引式電気掃除機の真空吸引源として使用される。
電動機部2は2極の直流電動機をなしている。この電動機部2は、第1,第2のフレーム11,12、固定子13、電機子14、及び一対のブラシ装置15(一方のみ図示)を備えている。
第1フレーム11は電気絶縁材例えば耐熱性の硬質合成樹脂により略コ字形状に成形された一体成形品であり、第2フレーム12は略コ字形状に成形された例えば金属の一体成形品である。両フレーム11,12はいずれもファン部3により形成される送風気流の下流側に配置される。第2フレーム12はファン部3に寄せて配置され、第1フレーム11は第2フレーム12よりもファン部3から遠ざけて配置される。
第1フレーム11の中央部には軸受収容部11aが形成されている。この軸受収容部11aに対応して第2フレーム12の中央部にも軸受収容部12aが形成されている。これら軸受収容部11a、12aは互いに遠ざかるように逆方向に突出されている。第2フレーム12の軸受収容部12aの端壁には回転軸通孔18が開けられている。
固定子13は、積層鋼鈑で作られてヨークとして機能する固定子コア13aと、界磁を作る例えば2個の界磁マグネット13b(一方のみ図示)を有している。固定子コア13aの外形形状は実質的に平面視四角形状であり、この固定子コア13aの中央部には、電機子14が通る電機子通孔が開けられている。電機子通孔の孔内面に希土類の磁石成分を含んだプラスチックマグネット等からなる界磁マグネット13bが装着されている。
固定子13はフレーム11,12に支持されている。詳しくは、第1,第2のフレーム11,12は、固定子13をその厚み方向両側から挟んで配置され、複数本のねじ19(1本のみ代表して示す。)を用いて固定子13に連結されている。
固定子13の内側に回転自在に配置される電機子14は、図1〜図3に示すように回転軸21、電機子コア22、コイル23、第1,第2の玉軸受24,25、及び整流子26を備えている。
回転軸21は積層鋼鈑製の電機子コア22の中心部を貫通している。電機子コア22にはコイル23が巻き付けられている。符号27で示した電気絶縁部材は、コイル23を回転軸21及び電機子コア22から絶縁して設けられている。
第1,第2の玉軸受24,25は電機子コア22及びコイル23を間に置いて回転軸21に夫々取付けられている。回転軸21の一端部は第2玉軸受25を貫通しているとともに、回転軸21には第2玉軸受25の近くに位置してワッシャ28が取付けられている。整流子26は電機子コア22と第1玉軸受24との間に位置して回転軸21に取付けられている。この整流子26には電機子コイル23の端末部が接続されている
電機子14の玉軸受24,25はいずれも後述の軸受キャップ31,32を介して軸受収容部11a,12aに個別に嵌め込まれている。それにより、両フレーム11,12にわたって固定子13の内側に配置された電機子14は、回転自在に支持されている。第2玉軸受25を貫通した回転軸21の端部は、第2フレーム12の回転軸通孔18に通されている。
一対のブラシ装置15は、例えば第1フレーム11に取付けられている。これらのブラシ装置15が有するカーボンを主成分とするブラシ15aは、図示しないコイルばねで押されて、整流子26の外周面に押付け保持される。図1中符号15bはブラシ15aのガイドとなる金属製のブラシホルダを示している。
電気絶縁材製の軸受キャップ31を用いて玉軸受24が第1軸受収容部11aに収容されている。電気絶縁材としては第1軸受収容部11a及び玉軸受24との嵌合のし易さを考慮して、例えば第1フレーム11より多少やわらかい合成樹脂を用いることが好ましい。図2及び図3に示すように軸受キャップ31は、周部カバー壁31aと、端面カバー壁31bと、筒部31cとを有している。周部カバー壁31aは、玉軸受24の外輪及び第1軸受収容部11aの内周に夫々密に嵌合する大きさの円筒状をなしている。端面カバー壁31bは、玉軸受24の整流子26側に位置する端面24aを被うために周部カバー壁31aから一体に折れ曲がって設けられている。図4の拡大図で代表して示すように端面カバー壁31bの内面は、この内面が玉軸受24の内輪に接触しないようにするために逃げ部31dを有している。筒部31cは端面カバー壁31bの中央部から一体に突出されている。この筒部31cの内径は回転軸21の径より大きい。
この軸受キャップ31は、端面カバー壁31bの内面が玉軸受24の端面24aに当るまで玉軸受24に圧入気味に被嵌され、この状態で玉軸受24とともに第1軸受収容部11aに圧入気味に嵌入される。これにより、周部カバー壁31aが玉軸受24の外周と第1軸受収容部11aの内周との間に強く挟まれて、第1軸受収容部11aに収容された玉軸受24が固定される。
この状態では、図4で代表するように軸受キャップ31の筒部31cは、回転軸21に対して非接触であるとともに、整流子26の軸受側端面26aに対しても非接触になっている。前記固定により、玉軸受24に被嵌された軸受キャップ31は、第1フレーム11の内側に対して軸受収容部11aの開口を、整流子26の軸受側端面26aとともに実質的に塞いで、第1フレーム11の内側に対して玉軸受24を仕切っている。
玉軸受24と同様に電気絶縁材軸受キャップ32を用いて玉軸受25が第2軸受収容部12aに収容されている。電気絶縁材としては第2軸受収容部12a及び玉軸受24との嵌合のし易さを考慮して、例えば第2フレーム12より多少やわらかい合成樹脂を用いることが好ましい。図2及び図3に示すように軸受キャップ32は、周部カバー壁32aと、端面カバー壁32bと、筒部32cとを有している。周部カバー壁32aは、玉軸受25の外輪及び第2軸受収容部12aの内周に夫々密に嵌合する大きさの円筒状をなしている。端面カバー壁32bは、玉軸受25の反ファン側、言い換えればワッシャ28側に位置する端面25aを被うために周部カバー壁32aから一体に折れ曲がって設けられている。図5の拡大図で代表して示すように端面カバー壁32bの内面は、この内面が玉軸受25の内輪に接触しないようにするために逃げ部32dを有している。筒部32cは端面カバー壁32bの中央部から一体に突出されている。この筒部32cの内径は回転軸21の径より大きい。
この軸受キャップ32は、端面カバー壁32bの内面が玉軸受25の端面25aに当るまで玉軸受25に圧入気味に被嵌され、この状態で玉軸受25とともに第2軸受収容部12aに圧入気味に嵌入される。これにより、周部カバー壁32aが玉軸受25の外周と第2軸受収容部12aの内周との間に強く挟まれて、第2軸受収容部12aに収容された玉軸受25が固定される。
この状態では、図5で代表するように軸受キャップ32の筒部32cは、回転軸21に対して非接触であるとともに、ワッシャ28に対しても非接触になっている。前記固定により玉軸受25に被嵌された軸受キャップ32は、第2フレーム12の内側に対して軸受収容部12aの開口をワッシャ28とともに実質的に塞いで、第2フレーム12の内側に対して玉軸受25を仕切っている。
図1に示すようにファン部3は、送風整流体35、遠心型のファン36、及びこのファン36を覆うファンカバー37を備えている。
送風整流体35は第2フレーム12にねじ止めされている。この送風整流体35の裏側には円弧状をなす複数の整流羽根(一つのみ図示)35aが一体に突設されている。送風整流体35の中央部に設けられた通孔35bには軸受収容部11aが通されている。ファン36は、玉軸受25及び回転軸通孔18を貫通した回転軸21の軸端部に、この軸端部に螺合されたナット38により取付けられている。このファン36が有する円板状のベースプレート36aは、送風整流体35に接近しかつ対向しており、これらベースプレート36aと送風整流体35との間には狭い隙間からなる裏側空間Gが形成されている。この裏側空間Gを通じて、回転軸通孔18とファン36の吐出し口36bとは連通されている。ファンカバー37は、円筒形の周壁部37aを有している。この周壁部37aは、周部に裏側への通気部(図示しない)を有した送風整流体35の外周に被嵌されている。このファンカバー37はファン36の吸込み口36cに対向する吸気開口37bを有している。
前記電動送風機1の電動機部2にバッテリー電力が供給されることにより、電動送風機1は運転される。この運転により電機子14とともに回転するファン36から吐出された空気は、送風整流体35の裏側に排出される。この排出された空気は、固定子13を空冷した後、整流子26及びブラシ装置15を冷却する。
この電動送風機1の運転に伴いブラシ15aは、回転する整流子26が外周部に有した整流子片と接触して摩耗する。この摩耗により生じるブラシ粉は、整流子26のまわりを流れる気流により、ブラシ15aと整流子片との接触部より下流側に位置する第1フレーム11の軸受収容部11aが設けられている端部に向けて搬送される。
軸受収容部11a内の玉軸受24は電気絶縁性の軸受キャップ31で被われているので、長期間にわたる使用においても、軸受キャップ31の端面カバー壁31b及び筒部31cが遮壁として機能して、既述のように空気搬送されるブラシ粉が玉軸受24に達して堆積することを防止する。これによる軸受キャップ31の絶縁作用で、非充電部である玉軸受24とこの上流側近傍に配置されている充電部であるブラシ装置15とが、ブラシ粉を介して導通することを防止できるので、耐圧不良となることがない。
前記軸受キャップ31は、電機子14に対して非接触となるように第1フレーム11に固定されており、電機子14と一緒に回転することはない。このため、軸受キャップ31が、第1フレーム11と競って、摩耗し或いは摩擦熱で溶けることがないとともに、電機子14の整流子26と競ることもない。このように電機子14に対して非接触であるにも拘らず、軸受キャップ31は整流子26に近接する筒部31cを有しているので、端面カバー壁31bの表面上を回転軸21方向に移動するブラシ粉を、筒部31cによって堰きとめて、玉軸受24内に侵入することを抑制できる。このため、玉軸受24の寿命低下が抑制されて、電動送風機1の耐久性を優れたものとできる。
電動送風機1の運転に伴う前記送風動作に起因して、ファン36の裏側空間Gの空気は吐出し口36b側に引っ張られるので、この裏側空間Gは負圧となる。しかし、ファン36側の玉軸受25にも前記軸受キャップ31と同様な軸受キャップ32が被されていて、このキャップ32の端面カバー壁32b及び筒部32cが遮壁として機能するので、前記負圧を原因として、玉軸受25内に第2フレーム12の内側を流れる空気が吸い込まれることが抑制される。このため、流動する気流中に含まれる微細な塵が玉軸受25内に侵入することが抑制されて、この玉軸受25の寿命低下を抑制されるに伴い、電動送風機1の耐久性を優れたものとできる。
なお、軸受キャップ32は、電機子14に対して非接触となるように第2フレーム12に固定されており、電機子14と一緒に回転することはない。このため、軸受キャップ32が、第1フレーム11と競って摩耗し或いは摩擦熱で溶けることがないとともに、電機子14のワッシャ28とも競ることがないので、長期間にわたり既述の防塵機能を維持できる。
以上のようにブラシ粉等に対して防塵機能を発揮する軸受キャップ31は、その周部カバー壁31aを軸受収容部11aとこれに収容される玉軸受24との間に挟まれて取付けられているとともに、玉軸受24の軸受収容部11aへの保持に使用されている。同様に、防塵機能を発揮する軸受キャップ32は、その周部カバー壁32aを軸受収容部12aとこれに収容される玉軸受25との間に挟まれて取付けられているとともに、玉軸受25の軸受収容部12aへの保持に使用されている。すなわち、軸受キャップ31,32が、玉軸受24,25を個別に収容する軸受収容部11a、12aに対する固定部材として用いられているので、格別に接着剤やねじ等の固定要素を専用に必要とすることがなく、組立て上好ましい。
なお、本発明は前記一実施形態に制約されず、例えば有底円筒状のフレーム本体と、この本体の開口端に取付けられたフレーム端面板とからなるフレームを備える電動送風機にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る電動送風機を一部断面して示す側面図。 図1の電動送風機が備える電機子と一方のフレームとを互いに分離した状態で一部断面して示す側面図。 図1の電動送風機が備える電機子を分解して一方のフレームとともに一部断面した状態で示す側面図。 図1中F4部まわりを拡大して示す断面図。 図1中F5部まわりを拡大して示す断面図。
符号の説明
1…電動送風機、2…電動機部、3…ファン部、11…第1フレーム、11a…第1軸受収容部、12…第2フレーム、12a…第2軸受収容部、13…固定子、14…電機子、15…ブラシ装置、15a…ブラシ、18…回転軸通孔、21…回転軸、24…第1玉軸受、24a…第1玉軸受の整流子側端面、25…第2玉軸受、25a…第2玉軸受の反ファン側端面、26…整流子、26a…整流子の軸受側端面、28…ワッシャ、31,32…軸受キャップ、31a,32a…周部カバー壁、31b,32b…端面カバー壁、31c,32c…筒部、31d,32d…逃げ部、36…ファン、G…裏側空間

Claims (3)

  1. 第1,第2の軸受収容部を有したフレーム、このフレームに支持された固定子、整流子及び前記両軸受収容部に個別に支持される第1,第2の玉軸受を有して前記固定子の内側に回転自在に配置された電機子、前記整流子に押付けられるブラシを有して前記フレームに取付けられたブラシ装置を備えた電動機部と、
    前記電機子の回転軸に固定されたファンを有して前記電動機部側に送風するファン部とを具備した電動送風機において、
    前記ブラシ装置を基準に前記送風の下流側に位置する前記第1軸受収容部内に配置された前記第1の玉軸受に、電気絶縁材製の軸受キャップを被せ、
    この軸受キャップが、前記第1の玉軸受外輪及び前記第1軸受収容部の内周に夫々密に嵌合されるとともに前記第1の玉軸受の外周と前記第1軸受収納部の内周との間に挟まれる周部カバー壁と、この周部カバー壁から一体に折れ曲がって前記第1の玉軸受の前記整流子側に位置する端面を被う端面カバー壁と、この端面カバー壁の中央部から一体に突出されて前記回転軸及び前記整流子と非接触に設けられる筒部とを有しているとともに、前記端面に当てられる前記端面カバー壁の内面が前記第1の玉軸受の内輪に接しないようにする逃げ部を有し、この逃げ部が前記回転軸と前記筒部との間に形成される隙間より前記回転軸の軸方向に関して狭いことを特徴とする電動送風機。
  2. 前記軸受キャップが前記第1軸受収容部に没した状態に配置されているとともに、前記整流子の軸受側端面が前記フレームの内側に対する前記第1軸受収容部の開口を実質的に塞いでいることを特徴とする請求項1の記載の電動送風機。
  3. 第1,第2の軸受収容部を有したフレーム、このフレームに支持された固定子、整流子及び前記両軸受収容部に個別に支持される第1,第2の玉軸受を有して前記固定子の内側に回転自在に配置された電機子、前記整流子に押付けられるブラシを有して前記フレームに取付けられたブラシ装置を備えた電動機部と、
    前記電機子の回転軸に固定されたファンを有して前記電動機部側に送風するファン部とを具備し、
    前記ファン側に寄って位置する第2軸受収容部が、この収容部と前記ファンの裏側空間とを連通する回転軸通孔を有している電動送風機において、
    前記第2軸受収容部内に配置された前記第2の玉軸受に、電気絶縁材製の軸受キャップを被せ、
    この軸受キャップが、前記第2の玉軸受の外輪及び前記第2軸受収容部の内周に夫々密に嵌合されるとともに前記第2の玉軸受の外周と前記第2軸受収容部の内周との間に挟まれる周部カバー壁と、この周部カバー壁から一体に折れ曲がって前記第2の玉軸受の反ファン側に位置する端面を被う端面カバー壁と、この端面カバー壁の中央部から一体に突出されて前記回転軸と非接触に設けられる筒部とを有しているとともに、前記端面に当てられる前記端面カバー壁の内面が前記第2の玉軸受の内輪に接しないようにする逃げ部を有し、この逃げ部が前記回転軸と前記筒部との間に形成される隙間より前記回転軸の軸方向に関して狭いことを特徴とする電動送風機。
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