JPH0323814Y2 - - Google Patents

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JPH0323814Y2
JPH0323814Y2 JP1984039146U JP3914684U JPH0323814Y2 JP H0323814 Y2 JPH0323814 Y2 JP H0323814Y2 JP 1984039146 U JP1984039146 U JP 1984039146U JP 3914684 U JP3914684 U JP 3914684U JP H0323814 Y2 JPH0323814 Y2 JP H0323814Y2
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JP
Japan
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stator yoke
rotor
housing
bearing
motor
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JP1984039146U
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JPS60151258U (ja
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はモータに係り、特にノイズの発生を極
めて低く抑えることの可能なモータに関する。
(ロ) 従来技術 従来、例えばキヤプスタン装置に適用したブラ
シレスモータにあつては、コストダウンを図る目
的から、ハウジング、特に軸受ハウジングを合成
樹脂で成形することが提案されている。(実開昭
54−44507号公報)。
例えば、第1図に示すように、間隔をおいて共
軸的に配置した金属性軸受1,2を合成樹脂製の
ハウジング3にて埋設支持し、そのハウジング3
にステータヨーク4を取付けるとともに、ロータ
ケース5にマグネツト6を取付けて形成したロー
タ7の回転中心部に回転軸8を取付け、その回転
軸8を前記軸受1,2に軸支させてなる構造を有
している。
なお、図中符号9はステータヨーク4に取付け
られロータ7を回転させるコイルで環状に配置さ
れている。
このように構成されたモータは、複数のコイル
9を順次適当に切り換え動作させることによつて
ロータ7を回転させ、軸受1,2間における回転
軸8に例えば磁気テープ10を当接させて、その
磁気テープ10を所定の速度で走行させることが
可能である。
しかしながら、このような合成樹脂をハウジン
グ3に用いるモータにあつては、安価である反
面、ハウジング3が絶縁体から形成されているの
で、回転軸8の回転や磁気テープ10の走行に伴
つてハウジング3に静電気が帯電し易くなり、帯
電した静電気によつてノイズが発生する問題点を
有している。
また、静電気の帯電が増大すると、放電等を生
ずることがあり、安全上好ましくない状態も想定
される。
(ハ) 考案の目的 本考案はこのような従来の欠点を解決するため
になされたもので、ハウジングに合成樹脂を用い
ることが可能であるうえ、ノイズの発生を抑える
ことも可能なモータの提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は、合成樹脂製ハウジングに金属性軸受
を取付けるとともに、金属性ステータヨークを取
付け、ロータを前記ステータヨークに対向させる
ようにしてそのロータの回転軸を前記軸受に軸支
させてなるモータにおいて、そのステータヨーク
を前記軸受に圧接させて双方を電気的に導通させ
るとともに、前記ステータヨークをアースしてな
るものである。
(ホ) 実施例 以下本考案の詳細を説明する。なお、従来例と
共通する部分には同一の符号を付す。
第2図は本考案のモータの一実施例を示す縦断
面図である。
図において、ハウジング3はポリカーボネート
等の成形容易な合成樹脂で成形されてなり、その
基部3aには金属性軸受1が埋設されている。
ハウジング3の基部3aからは支持柱3bが立
ち上がるように形成されており、その支持柱3b
の先端側部には突出部3cが形成され、その突出
部3cには前記軸受1と共軸的に配置された金属
性軸受2が埋設されている。従つて、支持柱3b
は、軸受1,2の軸と平行になつている。
ハウジング3の基部3a下面には、鉄からなる
ステータヨーク4が取り付けられている。このス
テータヨーク4はプレス加工、例えば絞り加工に
よつて形成した貫通孔11を有しており、貫通孔
11に面する端部12がバリのように湾曲して突
出し、この端部12が軸受1の外周に圧接されて
軸受1とステータヨーク4が電気的に導通されて
いる。
そしてハウジング3は、シヤーシ13とステー
タヨーク4をねじ14によつてねじ止めすること
によつてシヤーシ13に固定され、ステータヨー
ク4がアースされている。
ロータケース5にマグネツト6を取付けてなる
ロータ7の回転中心部には回転軸8が取付けられ
ており、回転軸8が前記ハウジング3の軸受1,
2に軸支され、ロータ7とステータヨーク4が対
向している。
ステータヨーク4にはコイル9を含む電子回路
(図示省略)が形成され、その電子回路によつて
ロータ7が回転する。
このように構成されたモータは、複数のコイル
9を電子回路によつて順次適当に切り換えること
によつてロータ7が所定の速度で回転駆動し、例
えば磁気テープ10を軸受1,2間における回転
軸8に当接させてそれを走行させることが可能で
ある。
さらに、回転軸8の回転や磁気テープ10の走
行に伴つて生ずる静電気は、軸受1,2からステ
ータヨーク4およびねじ14によつてシヤーシ1
3に流れるので、ハウジング3での静電気の帯電
が著しく低下する。
なお、上述した実施例においては、ステータヨ
ーク4に形成した端部12を軸受1の外周に圧接
させて双方の導通を確保したが、本考案はステー
タヨーク4を軸受1に圧接すればよく、圧接構造
を任意に決定できる。
(ヘ) 考案の効果 以上説明したように、本考案のモータは、合成
樹脂製ハウジング3に取付けられた金属性軸受2
にステータヨーク4を圧接させて、双方を電気的
に導通させるとともに、前記ステータヨーク4を
アースしたので、回転軸8の回転や磁気テープ1
0の走行に伴つて生ずる静電気がステータヨーク
4を介してシヤーシ13へ流れる。
そのため、合成樹脂によつてハウジング3を成
形しても、そのハウジング3への静電気の帯電が
極めて少なく、ノイズの発生や放電を抑えること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータを示す縦断面図、第2図
は本考案のモータの一実施例を示す縦断面図であ
る。 1,2……金属性軸受、3……合成樹脂製ハウ
ジング、4……ステータヨーク、5……ロータケ
ース、6……マグネツト、7……ロータ、8……
回転軸、9……コイル、10……磁気テープ、1
1……貫通孔、12……端部、14……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製ハウジングに、金属性軸受を取付け
    るとともに、金属性ステータヨークを取付け、ロ
    ータを前記ステータヨークに対向させるようにし
    てそのロータの回転軸を前記軸受に軸支させてな
    るモータにおいて、前記ステータヨークを前記軸
    受に圧接させて双方を電気的に導通させるととも
    に、前記ステータヨークをアースしてなることを
    特徴とするモータ。
JP3914684U 1984-03-19 1984-03-19 モ−タ Granted JPS60151258U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3914684U JPS60151258U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3914684U JPS60151258U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS60151258U JPS60151258U (ja) 1985-10-08
JPH0323814Y2 true JPH0323814Y2 (ja) 1991-05-23

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JP3914684U Granted JPS60151258U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 モ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2739264B2 (ja) * 1991-11-26 1998-04-15 株式会社三協精機製作所 キャプスタンモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58179145A (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 Hitachi Ltd 刷子装置

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JPS58179145A (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 Hitachi Ltd 刷子装置

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