JPH0547651A - レジスト塗布装置 - Google Patents

レジスト塗布装置

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Publication number
JPH0547651A
JPH0547651A JP22961091A JP22961091A JPH0547651A JP H0547651 A JPH0547651 A JP H0547651A JP 22961091 A JP22961091 A JP 22961091A JP 22961091 A JP22961091 A JP 22961091A JP H0547651 A JPH0547651 A JP H0547651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
resist
gas
rinse liquid
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22961091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamashita
和博 山下
Katsuo Oshima
勝雄 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Miyazaki Oki Electric Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP22961091A priority Critical patent/JPH0547651A/ja
Publication of JPH0547651A publication Critical patent/JPH0547651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェハ周縁部の不要なレジストを除去する工
程において、ウェハ表面の中心側へのリンス液の飛散の
問題を解消し、安定したレジスト除去を行えるようにす
る。 【構成】 スピンコート方式のレジスト塗布装置におい
て、リンス液吐出ノズル14から吐出されるリンス液1
5のウェハ11の中心側の近傍に、リンス液15の吐出
方向と略平行に気体を噴出する気体噴出ノズル16を設
け、この気体噴出ノズル16から噴出される気体17
を、吐出されるリンス液15のウェハ11の中心側にお
いてエアカーテンとして作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジスト塗布装置に関
し、特にウェハの中央部にレジストを滴下した後、この
ウェハを所定の回転数で回転させつつレジストを塗布す
るスピンコート方式のレジスト塗布装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体製造において、半導体基板である
ウェハにレジストを塗布した後、ウェハ周縁部の不要な
レジストの除去が行われる。このウェハ周縁部の不要な
レジストを除去する方式として、回転中のウェハ周縁部
を露光するウェハ露光方式と、ウェハ周縁部にレジスト
を溶解するシンナ等の溶剤(以下、リンス液と称する)
を吐出するウェハエッジリンス方式とがある。
【0003】これらレジスト除去方式のうち、ウェハエ
ッジリンス方式を採用したレジスト塗布装置の従来例を
図3に示す。同図において、ウェハチャック12上に固
定されたウェハ11の表面中央部に、レジスト滴下ノズ
ル13によって滴下した後、ウェハ11を所定の回転数
で回転させることにより、その回転時の生ずる遠心力の
作用によってウェハ11の表面全面に亘ってレジスト薄
膜が形成される。その後、リンス液吐出ノズル14から
シンナ等のリンス液が、回転中のウェハ11の周縁部に
吐出され、これにより、そのウェハ周縁部の不要なレジ
スト薄膜が除去されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置では、ウェハ周縁部の不要なレジストを除去す
る際に、回転中のウェハ11の周縁部に対してリンス液
吐出ノズル14からリンス液が単に吐出されるだけの構
成であるため、吐出されたリンス液中に気泡が生じた
り、あるいは気泡が含まれていた場合、ウェハ11の表
面中心側にリンス液が飛散し、リンス液の付着した箇所
が、その後のホトリソグラフィプロセスに影響を与え、
例えば解像不良が生ずる等の問題点があった。
【0005】そこで、本発明は、ウェハ周縁部の不要な
レジストを除去する工程において、ウェハ表面の中心側
へのリンス液の飛散の問題を解消し、安定したレジスト
除去を行えるようにしたレジスト塗布装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ウェハの中央部にレジストを滴下した
後、このウェハを所定の回転数で回転させつつレジスト
を塗布するようになされたレジスト塗布装置において、
ウェハの周縁部にレジストを溶解する溶剤を吐出する溶
剤吐出ノズルと、この溶剤吐出ノズルから吐出される溶
剤のウェハ中心側の近傍にその吐出方向と略平行に気体
を噴出する気体噴出ノズルとを設けた構成を採ってい
る。
【0007】
【作用】本発明によるレジスト塗布装置において、溶剤
吐出ノズルから吐出される溶剤のウェハ中心側の近傍
に、気体噴出ノズルによって溶剤の吐出方向と略平行に
気体を噴出することで、この気体が吐出される溶剤のウ
ェハ中心側においていわゆるエアカーテンとして作用す
る。これにより、吐出された溶剤のウェハ表面の中心側
への飛散が阻止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、ウェハエッジリンス方式を採用し
た本発明によるレジスト塗布装置の一実施例を示す断面
図であり、図2にその要部の拡大図を示す。図におい
て、半導体基板であるウェハ11はウェハチャック12
上に固定され、図示せぬ回転駆動源によって所定の回転
数で回転駆動されるようになっている。
【0009】ウェハチャック12上に固定されたウェハ
11の表面の中央部には、レジスト滴下ノズル13によ
ってレジストが所定の量だけ滴下される。レジストが滴
下された後、ウェハ11はウェハチャック12を介して
所定の回転数で回転駆動される。このウェハ11の回転
により遠心力が生じ、滴下されたレジストがこの遠心力
によってウェハ11の表面全面に広がることにより、ウ
ェハ全面に亘って均一なレジスト薄膜が形成される。
【0010】レジスト膜が形成された後、リンス液吐出
ノズル14からレジストを溶融するシンナ等のリンス液
15が、回転中のウェハ11の周縁部に対して吐出され
る。このリンス液15の吐出の際に、リンス液吐出ノズ
ル14のウェハ中心側にこれと略平行に配された気体噴
出ノズル16からN2(二窒素)等の気体17が、リンス
液15の吐出方向と略平行に噴出されるようになってい
る。ウェハ11の周縁部に対するリンス液15の吐出に
悪影響を及ぼさないようにするためには、気体17の噴
出方向をリンス液15の吐出方向と平行にするのが望ま
しい。
【0011】N2 等の気体17がリンス液15の吐出方
向と略平行に噴出されることで、噴出された気体17が
吐出されるリンス液15のウェハ中心側においてエアカ
ーテンとして作用し、吐出されたリンス液15がウェハ
表面の中心側へ飛散するのを阻止する。その結果、吐出
されたリンス液15中に気泡が生じたり、あるいは気泡
が含まれていた場合であっても、ウェハ11の表面中心
側にリンス液15が飛散しないことから、除去する周縁
部以外のレジストが気泡によっておかされることがな
く、安定したウェハ11の周縁部のレジスト除去が可能
となる。
【0012】なお、気体噴出ノズル16から噴出する気
体17としては、N2(二窒素)に限定されるものではな
く、容器18内の雰囲気を害さない気体であれば良い。
また、気体噴出ノズル16のリンス液吐出ノズル14に
対するノズル間間隔、気体の噴出量、噴出速度等は、吐
出されるリンス液15の吐出量、吐出速度等に応じて適
宜設定されるものであり、要は、ウェハ11の周縁部に
対するリンス液15の吐出に悪影響を及ぼさない範囲内
で、吐出されたリンス液15のウェハ表面の中心側への
飛散を阻止できるように設定できれば良いのである。
【0013】さらには、気体噴出ノズル16の断面形状
は、必ずしも円筒状である必要はなく、例えばウェハ1
1の円周方向に沿って長い矩形の筒状であっても良く、
この矩形筒状のノズルから気体が噴出されることによ
り、噴出された気体が幅をもったエアカーテンとして作
用するため、吐出されたリンス液15のウェハ表面の中
心側への飛散をより確実に阻止できることになる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、スピンコート方式のレジスト塗布装置において、
リンス液吐出ノズルから吐出されるリンス液のウェハ中
心側の近傍に、リンス液の吐出方向と略平行に気体を噴
出する気体噴出ノズルを設けた構成としたことにより、
噴出される気体が吐出されるリンス液のウェハ中心側に
おいてエアカーテンとして作用するので、吐出されたリ
ンス液のウェハの表面中心側への飛散が阻止され、レジ
スト薄膜が飛散リンス液によっておかされることがない
とともに、安定したウェハの周縁部のレジスト除去が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェハエッジリンス方式を採用した本発明によ
るレジスト塗布装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】ウェハエッジリンス方式を採用したレジスト塗
布装置の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ウェハ 12 ウェハチャック 13 レジスト滴下ノズル 14 リンス液吐出ノズル 15 リンス液 16 気体噴出ノズル 17 気体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/16 502 7818−2H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハの中央部にレジストを滴下した
    後、このウェハを所定の回転数で回転させつつレジスト
    を塗布するようになされたレジスト塗布装置であって、 前記ウェハの周縁部にレジストを溶解する溶剤を吐出す
    る溶剤吐出ノズルと、 前記溶剤吐出ノズルから吐出される溶剤のウェハ中心側
    の近傍にその吐出方向と略平行に気体を噴出する気体噴
    出ノズルとを具備することを特徴とするレジスト塗布装
    置。
JP22961091A 1991-08-15 1991-08-15 レジスト塗布装置 Pending JPH0547651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22961091A JPH0547651A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 レジスト塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22961091A JPH0547651A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 レジスト塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547651A true JPH0547651A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16894877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22961091A Pending JPH0547651A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 レジスト塗布装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0547651A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452919B1 (ko) * 2002-05-20 2004-10-14 한국디엔에스 주식회사 반도체 제조에 사용되는 노즐장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452919B1 (ko) * 2002-05-20 2004-10-14 한국디엔에스 주식회사 반도체 제조에 사용되는 노즐장치

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