JPH0547649U - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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Publication number
JPH0547649U
JPH0547649U JP10574391U JP10574391U JPH0547649U JP H0547649 U JPH0547649 U JP H0547649U JP 10574391 U JP10574391 U JP 10574391U JP 10574391 U JP10574391 U JP 10574391U JP H0547649 U JPH0547649 U JP H0547649U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poppet
plunger
valve seat
valve
input port
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10574391U
Other languages
English (en)
Inventor
栄 黄川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP10574391U priority Critical patent/JPH0547649U/ja
Publication of JPH0547649U publication Critical patent/JPH0547649U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リリーフ弁機能を備えた電磁弁について、リ
リーフ弁作動時と開弁作動時において入力ポート2から
出力ポート3へ流れる流体の経路を同じとし、ボディ1
に唯一本の流路を設けることとしてボディ1の容積を縮
小する。 【構成】 弁閉時、入力ポート2側の流体圧力が所定値
を上回るとポペットスプリング15が押し縮められてポ
ペット14が弁座4から離れ、この間、流体が入力ポー
ト2から出力ポート3へ流れてリリーフ弁機能を奏す
る。ポペット14は開弁作動時にポペットガイド16に
従動して弁座4から離れるものであって、この場合も流
体が同じ経路を通って入力ポート2から出力ポート3へ
流れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁弁に係り、更に詳しくはリリーフ弁機能を備えた電磁弁の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の、この種の電磁弁は、図2に示すように、本来の流路aとは別にリリー フ弁用の流路bを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって上記従来技術には、ボディcに二本の流路a,bが設けられている ためにボディcの容積が必然的に大きくならざるを得ないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、互いに連通する入力ポートと出力ポ ートを設け、前記入力ポートに弁座を設けたボディと、前記弁座に対して同軸上 に配置されたセンターポストと、前記センターポストの外周側に配置されたコイ ルと、前記センターポストの弁座側に移動自在に配置されたプランジャと、前記 プランジャを弁座側へ弾性付勢するプランジャスプリングと、前記プランジャの 弁座側に移動自在に配置され、前記プランジャに対して相対に移動自在になり、 前記弁座に接離するポペットと、前記プランジャと前記ポペットの間に介装され 、前記ポペットを弁座側へ弾性付勢するポペットスプリングと、前記ポペットの 外周側に移動自在に配置され、前記ポペットに対して相対に移動自在になり、前 記プランジャに押されて弁座側へ移動し、弁座側の端部に前記ポペットをプラン ジャ側へ従動させる係合部を設けたポペットガイドと、前記ポペットガイドをプ ランジャ側へ弾性付勢するボディスプリングと、を有することを特徴とする電磁 弁を提供する。
【0005】
【作用】
弁閉時、入力ポート側の流体圧力が所定値を上回るとポペットスプリングが押 し縮められてポペットが弁座から離れ、この間、流体が入力ポートから出力ポー トへ流れてリリーフ弁機能を奏する。ポペットは、また、開弁作動時にポペット ガイドに従動して弁座から離れるものであり、この場合も流体が入力ポートから 出力ポートへ流れる。前者の場合と後者の場合において入力ポートから出力ポー トへ流れる流体の経路は同じである。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1は当該電磁弁の弁閉状態を示している。 ボディ1に互いに連通する入力ポート2と出力ポート3が形成され、入力ポー ト2に弁座4が形成されている。弁座4に対して同軸上にセンターポスト5が配 置され、センターポスト5の外周側にコイル6が配置されている。センターポス ト5の弁座4側にプランジャ7が移動自在に配置され、センターポスト5とプラ ンジャ7の間にプランジャ7を弁座4側へ弾性付勢するプランジャスプリング8 が介装されている。9はフレーム、10はプレートであり、このフレーム9、プ レート10、プランジャ7およびセンターポスト5により磁気回路が形成されて いる。 プランジャ7の弁座4側に該プランジャ7に従動するダイアフラム11とダイ アフラムカバー12が固定されている。ダイアフラム11はその外周縁部をボデ ィ1とボビン13の間に挟持されており、入力ポート2と出力ポート3の間を流 れる流体がプランジャ7側へ侵入するのを防止している。
【0008】 ダイアフラムカバー12の弁座4側にポペット14が移動自在に配置されてい る。ポペット14はプランジャ7に対して相対に移動自在になり、弁座4に接離 する。ダイアフラムカバー12とポペット14の間にポペット14を弁座4側へ 弾性付勢するポペットスプリング15が介装されている。 ポペット14の外周側に略円筒形を呈するポペットガイド16が移動自在に配 置されている。ポペットガイド16とポペット14は相対に移動自在である。ポ ペットガイド16の内周面にダイアフラムカバー12に係合する内周段部16a が形成されており、これによりポペットガイド16はダイアフラムカバー12に 押されて弁座4側へ移動する。またこのポペットガイド16の弁座4側の端部に ポペット14に設けた外周段部14aに係合する内向き鍔状の係合部16bが設 けられており、これによりポペットガイド16はポペット14をプランジャ7側 へ従動させる。ボディ1に設けた座部1aとポペットガイド16に設けた外向き 鍔状の座部16cの間にポペットガイド16をプランジャ7側へ弾性付勢するボ ディスプリング17が介装されている。 ポペットガイド16は、その移動時、ボディ1の内壁と摺動してその姿勢を保 つが、このポペットガイド16が何処に位置しているかに拘らず入力ポート2と 出力ポート3を常に連通し得るようにボディ1の内壁に切欠流路1bが形成され ている。またポペットガイド16にはその内部へ流体を導入するための連通孔1 6dが形成されている。
【0009】 上記構成の電磁弁は次のように作動する。 A.弁閉時 コイル6に対しては非通電である。プランジャ7はプランジャスプリング8に 押されて弁座4側へ移動している。ポペットガイド16はダイアフラムカバー1 2およびダイアフラム11を介してプランジャ7に押されて弁座4側に移動して いる。ボディスプリング17は押し縮められている。したがって、このことから 分かるようにプランジャスプリング8のばね力はボディスプリング17のばね力 より大である。またポペット14はポペットスプリング15に押されて弁座4側 へ移動しており、弁座4に着座している。 B.リリーフ弁作動時 弁閉状態において、入力ポート2側の流体圧力が所定値を上回るとポペットス プリング15が押し縮められてポペット14が弁座4から離れ、この間、流体が 入力ポート2から出力ポート3へ流れる。入力ポート2側の流体圧力が所定値を 下回るとポペット14がポペットスプリング15に押し戻されて弁座4側へ移動 し、弁座4に着座する。
【0010】 C.開弁作動時 コイル6に通電するとプランジャ7がプランジャスプリング8を押し縮めてセ ンターポスト5に吸引される。プランジャ7がセンターポスト5側へ移動すると ポペットガイド16がボディスプリング17に押されてプランジャ7の動きに従 動し、係合部16bを設けたこのポペットガイド16がポペット14を弁座4か ら引き離す。流体は前記リリーフ弁作動時と同じ経路を通って入力ポート2から 出力ポート3へ流れる。 D.閉弁作動時 コイル6への通電を停止するとプランジャ7がプランジャスプリング8に押さ れて弁座4側へ移動する。プランジャ7が弁座4側に移動するとポペットガイド 16がボディスプリング17を押し縮めてこの動きに従動し、またポペット14 が従動して弁座4に着座する。
【0011】 上記したようにリリーフ弁作動時と開弁作動時において入力ポート2から出力 ポート3へ流れる流体の経路は同じであり、ボディ1に設けられる流路の本数は 一本である。したがって当該電磁弁によれば流路の本数を削減したことに伴って ボディ1の容積を縮小することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、リリーフ弁作動時と開弁作動時におい て入力ポートから出力ポートへ流れる流体の経路を同じとし、ボディに唯一本の 流路を設けることとしたために、ボディの容積を従来技術と比較して縮小するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電磁弁の断面図
【図2】従来例に係る電磁弁の断面図
【符号の説明】 1 ボディ 1a,16c 座部 1b 切欠流路 2 入力ポート 3 出力ポート 4 弁座 5 センターポスト 6 コイル 7 プランジャ 8 プランジャスプリング 9 フレーム 10 プレート 11 ダイアフラム 12 ダイアフラムカバー 13 ボビン 14 ポペット 14a 外周段部 15 ポペットスプリング 16 ポペットガイド 16a 内周段部 16b 係合部 16d 連通孔 17 ボディスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連通する入力ポート2と出力ポー
    ト3を設け、前記入力ポート2に弁座4を設けたボディ
    1と、前記弁座4に対して同軸上に配置されたセンター
    ポスト5と、前記センターポスト5の外周側に配置され
    たコイル6と、前記センターポスト5の弁座4側に移動
    自在に配置されたプランジャ7と、前記プランジャ7を
    弁座4側へ弾性付勢するプランジャスプリング8と、前
    記プランジャ7の弁座4側に移動自在に配置され、前記
    プランジャ7に対して相対に移動自在になり、前記弁座
    4に接離するポペット14と、前記プランジャ7と前記
    ポペット14の間に介装され、前記ポペット14を弁座
    4側へ弾性付勢するポペットスプリング15と、前記ポ
    ペット14の外周側に移動自在に配置され、前記ポペッ
    ト14に対して相対に移動自在になり、前記プランジャ
    7に押されて弁座4側へ移動し、弁座4側の端部に前記
    ポペット14をプランジャ7側へ従動させる係合部16
    bを設けたポペットガイド16と、前記ポペットガイド
    16をプランジャ7側へ弾性付勢するボディスプリング
    17と、を有することを特徴とする電磁弁。
JP10574391U 1991-11-29 1991-11-29 電磁弁 Withdrawn JPH0547649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10574391U JPH0547649U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10574391U JPH0547649U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 電磁弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0547649U true JPH0547649U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14415747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10574391U Withdrawn JPH0547649U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 電磁弁

Country Status (1)

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JP (1) JPH0547649U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1053116A (ja) * 1996-06-06 1998-02-24 Aisin Seiki Co Ltd 車輪ブレーキ液圧制御装置
JP2013015208A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Denso Corp 正逆リリーフ付電動開閉弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1053116A (ja) * 1996-06-06 1998-02-24 Aisin Seiki Co Ltd 車輪ブレーキ液圧制御装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208