JPH0547599A - Crアレイ - Google Patents
CrアレイInfo
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- JPH0547599A JPH0547599A JP20020591A JP20020591A JPH0547599A JP H0547599 A JPH0547599 A JP H0547599A JP 20020591 A JP20020591 A JP 20020591A JP 20020591 A JP20020591 A JP 20020591A JP H0547599 A JPH0547599 A JP H0547599A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- capacitor
- block
- electrode
- electrically connected
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- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 積層セラミックブロック11の側面21,2
2上に、第1および第2の端子電極23,25ならびに
アース端子電極24,26を形成し、主面27上に、第
1および第2の端子電極23,25間で延びる、第1の
抵抗膜33、タップ電極13および第2の抵抗膜34を
形成する。ブロック11の内部において複数のコンデン
サエレメントを与えるように形成された第1のコンデン
サ電極は、バイアホールを介してタップ電極13に接続
されるとともに、第2のコンデンサ電極は、共通にアー
ス端子電極24,26に接続される。 【効果】 高周波用フィルタアレイとして用いることが
できるCRアレイが一体化かつ小型化され、高密度実装
に対応することができるとともに、表面実装が可能にな
る。
2上に、第1および第2の端子電極23,25ならびに
アース端子電極24,26を形成し、主面27上に、第
1および第2の端子電極23,25間で延びる、第1の
抵抗膜33、タップ電極13および第2の抵抗膜34を
形成する。ブロック11の内部において複数のコンデン
サエレメントを与えるように形成された第1のコンデン
サ電極は、バイアホールを介してタップ電極13に接続
されるとともに、第2のコンデンサ電極は、共通にアー
ス端子電極24,26に接続される。 【効果】 高周波用フィルタアレイとして用いることが
できるCRアレイが一体化かつ小型化され、高密度実装
に対応することができるとともに、表面実装が可能にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個のコンデンサ
エレメントおよび複数個の抵抗器エレメントを含むCR
アレイに関するもので、特に、このようなCRアレイを
一体化された部品とするための改良に関するものであ
る。
エレメントおよび複数個の抵抗器エレメントを含むCR
アレイに関するもので、特に、このようなCRアレイを
一体化された部品とするための改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばコンピュータに含まれるいくつ
かの集積回路素子とアースとの間には、信号中のノイズ
を除去するため、フィルタアレイが挿入される。フィル
タアレイは、各々、少なくとも1つのコンデンサエレメ
ントおよび少なくとも1つの抵抗器エレメントを含み、
かつ共通にアース接続された、複数のフィルタ回路を構
成するもので、集積回路素子に備える複数のピンの各々
に個々のフィルタ回路が接続される。
かの集積回路素子とアースとの間には、信号中のノイズ
を除去するため、フィルタアレイが挿入される。フィル
タアレイは、各々、少なくとも1つのコンデンサエレメ
ントおよび少なくとも1つの抵抗器エレメントを含み、
かつ共通にアース接続された、複数のフィルタ回路を構
成するもので、集積回路素子に備える複数のピンの各々
に個々のフィルタ回路が接続される。
【0003】このようなフィルタアレイの一例が、図5
に示されている。図5に示したフィルタアレイ1は、複
数、たとえば8つのコンデンサエレメント2を備え、こ
れらコンデンサエレメント2の各々の一方端子は、第1
の抵抗器エレメント3を介して第1の端子4に電気的に
接続される。また、コンデンサエレメント2のこの一方
端子は、さらに、第2の抵抗器エレメント5を介して第
2の端子6に電気的に接続される。コンデンサエレメン
ト2の各々の他方端子は、共通に接続され、アース端子
7に電気的に接続される。
に示されている。図5に示したフィルタアレイ1は、複
数、たとえば8つのコンデンサエレメント2を備え、こ
れらコンデンサエレメント2の各々の一方端子は、第1
の抵抗器エレメント3を介して第1の端子4に電気的に
接続される。また、コンデンサエレメント2のこの一方
端子は、さらに、第2の抵抗器エレメント5を介して第
2の端子6に電気的に接続される。コンデンサエレメン
ト2の各々の他方端子は、共通に接続され、アース端子
7に電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したフィルタ
アレイ1は、最も典型的には、コンデンサエレメント2
を与える複数のコンデンサ部品ならびに第1および第2
の抵抗器エレメント3および5を与える複数の抵抗器部
品といったディスクリートな部品を組合わせて構成され
ていた。しかしながら、このようにディスクリートな複
数の部品を組合わせてフィルタアレイ1を構成すると、
フィルタアレイ1が占める実装面積が大きくなるばかり
でなく、フィルタアレイ1を得るための作業が煩雑であ
るという問題に遭遇する。
アレイ1は、最も典型的には、コンデンサエレメント2
を与える複数のコンデンサ部品ならびに第1および第2
の抵抗器エレメント3および5を与える複数の抵抗器部
品といったディスクリートな部品を組合わせて構成され
ていた。しかしながら、このようにディスクリートな複
数の部品を組合わせてフィルタアレイ1を構成すると、
フィルタアレイ1が占める実装面積が大きくなるばかり
でなく、フィルタアレイ1を得るための作業が煩雑であ
るという問題に遭遇する。
【0005】上述の問題を解決することを目的として、
たとえばアルミナ基板上に複数の抵抗膜を印刷したRア
レイを用い、この基板上に対応のRアレイと電気的に接
続されるようにコンデンサ部品を配置したものも提案さ
れている。また、これらの基板およびコンデンサ部品を
パッケージング化したSOPパッケージも実用化されて
いる。しかしながら、これら後者の方法によっても、小
型化の要求を十分に満たしているとは言えない。
たとえばアルミナ基板上に複数の抵抗膜を印刷したRア
レイを用い、この基板上に対応のRアレイと電気的に接
続されるようにコンデンサ部品を配置したものも提案さ
れている。また、これらの基板およびコンデンサ部品を
パッケージング化したSOPパッケージも実用化されて
いる。しかしながら、これら後者の方法によっても、小
型化の要求を十分に満たしているとは言えない。
【0006】それゆえに、この発明の目的は、上述した
ようなフィルタアレイを1個の部品として構成できると
ともに、十分に小型化され得る、CRアレイを提供しよ
うとすることである。
ようなフィルタアレイを1個の部品として構成できると
ともに、十分に小型化され得る、CRアレイを提供しよ
うとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によるCRアレ
イは、積層セラミックブロックを備える。このブロック
の内部には、互いに対向する少なくとも1対の第1およ
び第2のコンデンサ電極がそれぞれ形成されることによ
って、複数のコンデンサエレメントが与えられる。他
方、ブロックの外表面上には、複数のタップ電極、複数
の第1の抵抗膜、複数の第2の抵抗膜、複数の第1の端
子電極、複数の第2の端子電極ならびにアース端子電極
が形成される。
イは、積層セラミックブロックを備える。このブロック
の内部には、互いに対向する少なくとも1対の第1およ
び第2のコンデンサ電極がそれぞれ形成されることによ
って、複数のコンデンサエレメントが与えられる。他
方、ブロックの外表面上には、複数のタップ電極、複数
の第1の抵抗膜、複数の第2の抵抗膜、複数の第1の端
子電極、複数の第2の端子電極ならびにアース端子電極
が形成される。
【0008】複数のタップ電極は、コンデンサエレメン
トの各々の第1のコンデンサ電極にそれぞれ電気的に接
続される。また、これらタップ電極の各々に、第1およ
び第2の抵抗膜の各一方端が電気的に接続される。
トの各々の第1のコンデンサ電極にそれぞれ電気的に接
続される。また、これらタップ電極の各々に、第1およ
び第2の抵抗膜の各一方端が電気的に接続される。
【0009】第1の抵抗膜の各々の他方端は、第1の端
子電極にそれぞれ電気的に接続される。また、第2の抵
抗膜の各々の他方端は、第2の端子電極にそれぞれ電気
的に接続される。
子電極にそれぞれ電気的に接続される。また、第2の抵
抗膜の各々の他方端は、第2の端子電極にそれぞれ電気
的に接続される。
【0010】また、複数のコンデンサエレメントの各々
の第2のコンデンサ電極は、接続導体により共通に接続
されるとともに、この接続導体を介してアース端子電極
に電気的に接続される。
の第2のコンデンサ電極は、接続導体により共通に接続
されるとともに、この接続導体を介してアース端子電極
に電気的に接続される。
【0011】
【作用】この発明によれば、たとえば図5に示したフィ
ルタアレイ1が与える回路を、1個の積層セラミックブ
ロックを用いて構成され、かつ1個の部品として取扱う
ことができるCRアレイによって構成することができ
る。
ルタアレイ1が与える回路を、1個の積層セラミックブ
ロックを用いて構成され、かつ1個の部品として取扱う
ことができるCRアレイによって構成することができ
る。
【0012】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、CRア
レイを小型化することができ、このようなCRアレイを
用いる機器において、高密度実装に対応することができ
る。
レイを小型化することができ、このようなCRアレイを
用いる機器において、高密度実装に対応することができ
る。
【0013】この発明において、ブロックが、互いに平
行な1対の主面およびこれら主面に直交する方向に延び
る4つの側面を有しており、前記第1の端子電極、前記
第2の端子電極および前記アース端子電極が、それぞ
れ、4つの側面のいずれか上に延びる部分を含み、前記
タップ電極ならびに前記第1および第2の抵抗膜が一方
の主面上に形成されたとき、この発明によるCRアレイ
は、表面実装可能な部品として取り扱うことができる。
したがって、高密度実装に一層寄与することができる。
この場合、タップ電極の各々と第1のコンデンサ電極の
各々とは、ブロック内部から一方の主面にまで少なくと
も延びる、たとえばバイアホールまたはスルーホールの
ような内部導体によって電気的に接続されるのが好まし
い。
行な1対の主面およびこれら主面に直交する方向に延び
る4つの側面を有しており、前記第1の端子電極、前記
第2の端子電極および前記アース端子電極が、それぞ
れ、4つの側面のいずれか上に延びる部分を含み、前記
タップ電極ならびに前記第1および第2の抵抗膜が一方
の主面上に形成されたとき、この発明によるCRアレイ
は、表面実装可能な部品として取り扱うことができる。
したがって、高密度実装に一層寄与することができる。
この場合、タップ電極の各々と第1のコンデンサ電極の
各々とは、ブロック内部から一方の主面にまで少なくと
も延びる、たとえばバイアホールまたはスルーホールの
ような内部導体によって電気的に接続されるのが好まし
い。
【0014】
【実施例】図1ないし図4は、この発明の一実施例を説
明するためのものである。図1には、この実施例による
CRアレイ10の外観が斜視図で示されている。このよ
うなCRアレイ10は、コンピュータ等の回路に用いら
れる高周波用フィルタアレイとして有利に用いることが
できる。
明するためのものである。図1には、この実施例による
CRアレイ10の外観が斜視図で示されている。このよ
うなCRアレイ10は、コンピュータ等の回路に用いら
れる高周波用フィルタアレイとして有利に用いることが
できる。
【0015】CRアレイ10は、積層セラミックブロッ
ク11を備える。ブロック11は、図2に示すように、
複数のセラミックシート12a〜12fが積層されて得
られたものである。セラミックシート12a〜12fの
各々を得るため、誘電体セラミック材料およびバインダ
を含むセラミックグリーンシートが所定の大きさに打抜
かれる。
ク11を備える。ブロック11は、図2に示すように、
複数のセラミックシート12a〜12fが積層されて得
られたものである。セラミックシート12a〜12fの
各々を得るため、誘電体セラミック材料およびバインダ
を含むセラミックグリーンシートが所定の大きさに打抜
かれる。
【0016】セラミックシート12a上には、複数、た
とえば8つのタップ電極13が並んで形成される。各タ
ップ電極13内にはバイアホール14が設けられる。タ
ップ電極13は、たとえば、導電ペーストを印刷するこ
とにより形成され、このとき、バイアホール14内にも
導電ペーストが付与される。
とえば8つのタップ電極13が並んで形成される。各タ
ップ電極13内にはバイアホール14が設けられる。タ
ップ電極13は、たとえば、導電ペーストを印刷するこ
とにより形成され、このとき、バイアホール14内にも
導電ペーストが付与される。
【0017】セラミックシート12b上には、タップ電
極13に対応して8つの第1のコンデンサ電極15が並
列して形成される。各第1のコンデンサ電極15内に
は、バイアホール14に対応してバイアホール16が設
けられる。これら第1のコンデンサ電極15は、たとえ
ば印刷により形成され、この印刷と同時に、バイアホー
ル16内にも導電ペーストが付与される。
極13に対応して8つの第1のコンデンサ電極15が並
列して形成される。各第1のコンデンサ電極15内に
は、バイアホール14に対応してバイアホール16が設
けられる。これら第1のコンデンサ電極15は、たとえ
ば印刷により形成され、この印刷と同時に、バイアホー
ル16内にも導電ペーストが付与される。
【0018】セラミックシート12c上には、第1のコ
ンデンサ電極15のそれぞれに対向する第2のコンデン
サ電極17が形成される。これら第2のコンデンサ電極
17は、共通に接続導体18により接続される。接続導
体18は、セラミックシート12cの両端部において両
側縁にまで延びている。また、セラミックシート12c
には、上述したバイアホール14および16に対応し
て、バイアホール19が設けられる。各バイアホール1
9の周囲には、バイアホール電極20が形成される。こ
れら第2のコンデンサ電極17、接続導体18およびバ
イアホール電極20は、たとえば印刷により同時に形成
され、この印刷時において、バイアホール19内に導電
ペーストが付与される。
ンデンサ電極15のそれぞれに対向する第2のコンデン
サ電極17が形成される。これら第2のコンデンサ電極
17は、共通に接続導体18により接続される。接続導
体18は、セラミックシート12cの両端部において両
側縁にまで延びている。また、セラミックシート12c
には、上述したバイアホール14および16に対応し
て、バイアホール19が設けられる。各バイアホール1
9の周囲には、バイアホール電極20が形成される。こ
れら第2のコンデンサ電極17、接続導体18およびバ
イアホール電極20は、たとえば印刷により同時に形成
され、この印刷時において、バイアホール19内に導電
ペーストが付与される。
【0019】セラミックシート12d上には、セラミッ
クシート12bと同様、第1のコンデンサ電極15が形
成される。このセラミックシート12d上に形成される
第1のコンデンサ電極15内には、バイアホールが設け
られていない。
クシート12bと同様、第1のコンデンサ電極15が形
成される。このセラミックシート12d上に形成される
第1のコンデンサ電極15内には、バイアホールが設け
られていない。
【0020】セラミックシート12e上には、セラミッ
クシート12cと同様、第2のコンデンサ電極17およ
び接続導体18が形成される。このセラミックシート1
2eには、バイアホールおよびバイアホール電極が形成
されていない。
クシート12cと同様、第2のコンデンサ電極17およ
び接続導体18が形成される。このセラミックシート1
2eには、バイアホールおよびバイアホール電極が形成
されていない。
【0021】セラミックシート12fには、何らの電極
もバイアホールも形成されていない。
もバイアホールも形成されていない。
【0022】これらのセラミックシート12a〜12f
は、図2に示すような順序で積み重ねられ、次いで圧着
される。これによって、図3に示すようなブロック11
が得られる。ブロック11の側面21には、前述した接
続導体18が露出している。側面21に対向する側面2
2にも、図示しないが、接続導体18が露出している。
ブロック11は、たとえば、空気中において1200℃
〜1300℃の温度で焼成され、焼結体とされる。
は、図2に示すような順序で積み重ねられ、次いで圧着
される。これによって、図3に示すようなブロック11
が得られる。ブロック11の側面21には、前述した接
続導体18が露出している。側面21に対向する側面2
2にも、図示しないが、接続導体18が露出している。
ブロック11は、たとえば、空気中において1200℃
〜1300℃の温度で焼成され、焼結体とされる。
【0023】なお、ブロック11を得るため、単に1対
の第1および第2のコンデンサ電極15および17によ
ってコンデンサエレメントを与えるように、たとえばセ
ラミックシート12bおよび12cが用いられなくて
も、逆に、コンデンサエレメントを与える第1および第
2のコンデンサ電極15および17の対の数を増やすた
め、セラミックシート12bおよび12cに相当するセ
ラミックシートをさらに積層してもよい。
の第1および第2のコンデンサ電極15および17によ
ってコンデンサエレメントを与えるように、たとえばセ
ラミックシート12bおよび12cが用いられなくて
も、逆に、コンデンサエレメントを与える第1および第
2のコンデンサ電極15および17の対の数を増やすた
め、セラミックシート12bおよび12cに相当するセ
ラミックシートをさらに積層してもよい。
【0024】次に、図4に示すように、ブロック11の
側面21上には、複数、たとえば8つの第1の端子電極
23および2つのアース端子電極24が形成される。ま
た、ブロック11の側面22上には、複数、たとえば8
つの第2の端子電極25および2つのアース端子電極2
6が形成される。これら端子電極23,24,25,2
6は、各々の一部が、ブロック11の互いに対向する主
面27および28にまで延びるように形成されるのが好
ましい。
側面21上には、複数、たとえば8つの第1の端子電極
23および2つのアース端子電極24が形成される。ま
た、ブロック11の側面22上には、複数、たとえば8
つの第2の端子電極25および2つのアース端子電極2
6が形成される。これら端子電極23,24,25,2
6は、各々の一部が、ブロック11の互いに対向する主
面27および28にまで延びるように形成されるのが好
ましい。
【0025】ブロック11の一方の主面27上には、各
タップ電極13の両端にそれぞれ電気的に接続される第
1および第2のランド電極29および30、各第1の端
子電極23に電気的に接続される第3のランド電極3
1、ならびに各第2の端子電極25に電気的に接続され
る第4のランド電極32がそれぞれ形成される。これら
電極23〜26ならびに29〜32は、適当な導電ペー
ストを印刷し、次いで焼付けることにより形成される。
また、これらランド電極29〜32は、タップ電極13
や端子電極23〜26の形成前、形成後のいずれにおい
て形成してもよく、さらに省略することも可能である。
タップ電極13の両端にそれぞれ電気的に接続される第
1および第2のランド電極29および30、各第1の端
子電極23に電気的に接続される第3のランド電極3
1、ならびに各第2の端子電極25に電気的に接続され
る第4のランド電極32がそれぞれ形成される。これら
電極23〜26ならびに29〜32は、適当な導電ペー
ストを印刷し、次いで焼付けることにより形成される。
また、これらランド電極29〜32は、タップ電極13
や端子電極23〜26の形成前、形成後のいずれにおい
て形成してもよく、さらに省略することも可能である。
【0026】次に、図1に示すように、ブロック11の
主面27上において、第1のランド電極29の各々と第
3のランド電極31の対応のものとの間で延びるよう
に、第1の抵抗膜33が形成される。また、第2のラン
ド電極30の各々と第4のランド電極32の対応のもの
との間で延びるように、第2の抵抗膜34が形成され
る。これら抵抗膜33および34は、たとえば、サーメ
ットを印刷し、次いで焼付けることにより形成される。
これら抵抗膜33および34は、必要に応じて、トリミ
ングされる。また、抵抗膜33および34を覆うよう
に、たとえば樹脂からなるオーバーコートを施してもよ
い。
主面27上において、第1のランド電極29の各々と第
3のランド電極31の対応のものとの間で延びるよう
に、第1の抵抗膜33が形成される。また、第2のラン
ド電極30の各々と第4のランド電極32の対応のもの
との間で延びるように、第2の抵抗膜34が形成され
る。これら抵抗膜33および34は、たとえば、サーメ
ットを印刷し、次いで焼付けることにより形成される。
これら抵抗膜33および34は、必要に応じて、トリミ
ングされる。また、抵抗膜33および34を覆うよう
に、たとえば樹脂からなるオーバーコートを施してもよ
い。
【0027】このようにして、CRアレイ10が得ら
れ、このCRアレイ10は、図5に示したフィルタアレ
イ1を構成する回路を与えている。すなわち、第1およ
び第2のコンデンサ電極15および17によってコンデ
ンサエレメント2が与えられ、第1の抵抗膜33によっ
て第1の抵抗器エレメント3が与えられ、第2の抵抗膜
34によって第2の抵抗器エレメント5が与えられる。
また、セラミックシート12bおよび12dの各上に形
成された第1のコンデンサ電極15は、バイアホール1
6および19を介して互いに接続されるとともに、これ
ら第1のコンデンサ電極15は、バイアホール14を介
してタップ電極13に電気的に接続される。タップ電極
13には、第1および第2のランド電極29および30
をそれぞれ介して、第1および第2の抵抗膜33および
34の各一方端が電気的に接続される。第1の抵抗膜3
3の他方端は、第3のランド電極31を介して第1の端
子電極23に電気的に接続され、他方、第2の抵抗膜3
4は、第4のランド電極32を介して第2の端子電極2
5に電気的に接続される。これら第1および第2の端子
電極23および25は、それぞれ、第1および第2の端
子4および6となる。セラミックシート12cおよび1
2eの各上に形成された第2のコンデンサ電極17は、
ともに、接続導体18を介して共通に接続されるととも
に、アース端子電極24および26に電気的に接続され
る。これらアース端子電極24および26は、アース端
子7となる。
れ、このCRアレイ10は、図5に示したフィルタアレ
イ1を構成する回路を与えている。すなわち、第1およ
び第2のコンデンサ電極15および17によってコンデ
ンサエレメント2が与えられ、第1の抵抗膜33によっ
て第1の抵抗器エレメント3が与えられ、第2の抵抗膜
34によって第2の抵抗器エレメント5が与えられる。
また、セラミックシート12bおよび12dの各上に形
成された第1のコンデンサ電極15は、バイアホール1
6および19を介して互いに接続されるとともに、これ
ら第1のコンデンサ電極15は、バイアホール14を介
してタップ電極13に電気的に接続される。タップ電極
13には、第1および第2のランド電極29および30
をそれぞれ介して、第1および第2の抵抗膜33および
34の各一方端が電気的に接続される。第1の抵抗膜3
3の他方端は、第3のランド電極31を介して第1の端
子電極23に電気的に接続され、他方、第2の抵抗膜3
4は、第4のランド電極32を介して第2の端子電極2
5に電気的に接続される。これら第1および第2の端子
電極23および25は、それぞれ、第1および第2の端
子4および6となる。セラミックシート12cおよび1
2eの各上に形成された第2のコンデンサ電極17は、
ともに、接続導体18を介して共通に接続されるととも
に、アース端子電極24および26に電気的に接続され
る。これらアース端子電極24および26は、アース端
子7となる。
【0028】このようなCRアレイ10は、たとえば、
10mm×5mm×1mmの大きさのチップ部品として
構成することができる。
10mm×5mm×1mmの大きさのチップ部品として
構成することができる。
【0029】なお、図2に示した第2のコンデンサ電極
17は、接続導体18とともに全体として櫛歯状の形状
を与えていたが、これら第2のコンデンサ電極および接
続導体が区別なく連続的に延びる形状をもって与えられ
てもよい。
17は、接続導体18とともに全体として櫛歯状の形状
を与えていたが、これら第2のコンデンサ電極および接
続導体が区別なく連続的に延びる形状をもって与えられ
てもよい。
【0030】また、第1のコンデンサ電極15相互およ
び第1のコンデンサ電極15とタップ電極13とを接続
するため、バイアホール14,16,19を用いたが、
このようなバイアホールの代わりに、スルーホールを用
いてもよい。
び第1のコンデンサ電極15とタップ電極13とを接続
するため、バイアホール14,16,19を用いたが、
このようなバイアホールの代わりに、スルーホールを用
いてもよい。
【0031】また、図示したCRアレイ10は、表面実
装が可能である。しかしながら、この発明は、表面実装
可能なCRアレイに限定されるものではなく、したがっ
て、積層セラミックブロックは、直方体状でなくても、
また、種々の端子電極は、直方体状のブロックの側面以
外の部分に形成されていてもよい。
装が可能である。しかしながら、この発明は、表面実装
可能なCRアレイに限定されるものではなく、したがっ
て、積層セラミックブロックは、直方体状でなくても、
また、種々の端子電極は、直方体状のブロックの側面以
外の部分に形成されていてもよい。
【図1】この発明の一実施例によるCRアレイ10を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1に示す積層セラミックブロック11を構成
する複数のセラミックシート12a〜12fを互いに分
離して示す斜視図である。
する複数のセラミックシート12a〜12fを互いに分
離して示す斜視図である。
【図3】図2に示したセラミックシート12a〜12f
を積層して得られた積層セラミックブロック11を示す
斜視図である。
を積層して得られた積層セラミックブロック11を示す
斜視図である。
【図4】図3に示した積層セラミックブロック11の外
表面上に端子電極23〜26を形成した状態を示す斜視
図である。
表面上に端子電極23〜26を形成した状態を示す斜視
図である。
【図5】この発明にとって興味あるフィルタアレイ1を
示す回路図である。
示す回路図である。
10 CRアレイ 11 積層セラミックブロック 12a〜12f セラミックシート 13 タップ電極 14,16,19 バイアホール 15 第1のコンデンサ電極 17 第2のコンデンサ電極 21,22 側面 23 第1の端子電極 24,26 アース端子電極 25 第2の端子電極 26,28 主面 29〜32 ランド電極 33 第1の抵抗膜 34 第2の抵抗膜
Claims (2)
- 【請求項1】 積層セラミックブロックと、 前記ブロックの内部において対向する少なくとも1対の
第1および第2のコンデンサ電極をそれぞれ有する複数
のコンデンサエレメントと、 前記複数のコンデンサエレメントの各々の前記第1のコ
ンデンサ電極にそれぞれ電気的に接続され、かつ前記ブ
ロックの外表面上に形成される複数のタップ電極と、 前記複数のタップ電極の各々にそれぞれの一方端が電気
的に接続され、かつ前記ブロックの外表面上に形成され
る、複数の第1の抵抗膜および複数の第2の抵抗膜と、 前記複数の第1の抵抗膜の各々の他方端に電気的に接続
され、かつ前記ブロックの外表面上に形成される複数の
第1の端子電極と、 前記複数の第2の抵抗膜の各々の他方端に電気的に接続
され、かつ前記ブロックの外表面上に形成される複数の
第2の端子電極と、 前記複数のコンデンサエレメントの各々の前記第2のコ
ンデンサ電極を共通に接続する接続導体と、 前記接続導体に電気的に接続され、かつ前記ブロックの
外表面上に形成されるアース端子電極とを備える、CR
アレイ。 - 【請求項2】 前記ブロックは、互いに平行な1対の主
面およびこれら主面に直交する方向に延びる4つの側面
を有し、 前記第1の端子電極、前記第2の端子電極および前記ア
ース端子電極は、それぞれ、前記4つの側面のいずれか
上に延びる部分を含み、 前記タップ電極、ならびに前記第1および第2の抵抗膜
は、一方の前記主面上に形成され、 前記タップ電極の各々と前記第1のコンデンサ電極の各
々とは、前記ブロックの内部から前記一方の主面にまで
少なくとも延びる内部導体によって電気的に接続されて
いる、請求項1に記載のCRアレイ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20020591A JPH0547599A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | Crアレイ |
US08/271,263 US5495387A (en) | 1991-08-09 | 1994-07-06 | RC array |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20020591A JPH0547599A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | Crアレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0547599A true JPH0547599A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16420554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20020591A Withdrawn JPH0547599A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | Crアレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547599A (ja) |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP20020591A patent/JPH0547599A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |