JPH0547508Y2 - - Google Patents

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JPH0547508Y2
JPH0547508Y2 JP1987028424U JP2842487U JPH0547508Y2 JP H0547508 Y2 JPH0547508 Y2 JP H0547508Y2 JP 1987028424 U JP1987028424 U JP 1987028424U JP 2842487 U JP2842487 U JP 2842487U JP H0547508 Y2 JPH0547508 Y2 JP H0547508Y2
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子機器に使用される回路装置を形
成する回路基板のステムへの装置構造に関するも
のであり、とくに電気的特性が良好で信頼性の高
い、回路基板の装着構造に関する。
〈従来の技術〉 従来例を第9図〜第12図で説明する。第9図
はステムの要部を示す斜視図である。図中、1は
回路基板(第11図参照)が装着される回路基板
装着面1a、キヤツプ(図面省略)の開口端が溶
接されるキヤツプ溶接面1b及び貫通孔1cを有
する金属板、2は金属板1を貫通する導電性の外
部端子、3は外部端子2を金属板1に電気的に絶
縁の状態で固定するガラスである。ステム8は金
属板1、外部端子2及びガラス3によつて形成さ
れる。第10図は第9図のA−A線断面図であ
る。第11図はステム8に回路基板4を装着した
状態を示す断面図である。回路基板4は上面に導
電層によつて回路配線され、かつIC、コンデン
サ、抵抗等の回路部品が固着されており、又回路
部品によつて構成される回路の取出し電極4aあ
るいはその近傍に貫通孔4bが形成されるてい
る。回路基板4をステム8に装着するには、まず
回路基板4の貫通孔4bがステム8の外部端子2
の装着面側に突出した部分2aに貫通され、回路
基板4をステム8の装着面に当接した後、導電性
の固定材5(ハンダ、導電接着材あるいは導電ペ
ースト)を熱溶着あるいは塗布、乾燥して回路基
板4を外部端子2へ固定することによつて行なわ
れる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記構成の回路基板の装着構造
にあつては、導電性の固定材5として、とくに導
電接着材のような常温では粘性があつて、硬化に
高温と時間を要する固定材を使用した場合、第1
2図に示す如く接着材5が回路基板4の貫通孔4
b内に侵入し、ステム8の金属板1aにまで流
れ、この結果ステム8の金属板1aと外部端子2
とが電気的に短絡するという問題点がある。
〈問題点を解決する為の手段〉 本考案は上記問題点を解決する為に提案したも
のであり、回路基板と、この回路基板を貫通する
外部端子とステムとの間に介在する絶縁材の外表
面と間に空間部を設けて回路基板をステムに装着
した構成の回路基板の装着構造を提供するもので
ある。
〈作用〉 本考案は、回路基板のステムへの装着状態にお
ける外部端子とステムを形成する金属板との電気
的短絡を防止し、信頼性を向上させる。
〈実施例〉 次に本考案の実施例について説明する。第1
図、第2図は本考案に係る回路基板の装着構造の
第1実施例を示すステムの断面図及びステムに回
路基板を装置した状態の断面図である。第1図
中、11は回路基板が装着される回路基板装着面
11a、キヤツプ(図省略)の開口端が溶接され
るキヤツプ溶接面11b及び貫通孔11cを有す
る鉄等の材質からなる金属板、12は金属板11
を貫通する導電性の外部端子、13はその外表面
13aが金属板11の装着面11aと段差Hを形
成して外部端子12を金属板11に電気的に絶縁
の状態で溶着固定するガラスである。ステム10
は金属板11、外部端子12及びガラス13によ
つて形成される。第2図はステム10に回路基板
14を装着した状態を示す断面図である。回路基
板14はセラミツク等の絶縁材からなり、上面に
導電層によつて回路配線され、かつIC、コンデ
ンサ、抵抗等の回路部品が固着されており、又回
路部品によつて構成される回路の取出し電極14
aあるいはその近傍に貫通孔14bが形成されて
いる。回路基板14をステム10に装着するに
は、まず回路基板14の貫通孔14bがステム1
0の外部端子12の装着面側に突出した部分12
aに貫通され、回路基板14をステム10の装着
面11aに当接した後、導電接着材15を塗布、
乾燥して回路基板14を外部端子12へ固定する
ことによつて行なわれる。導電接着材15は回路
基板14とガラス13の外表面13aとの間に寸
法Hの間隙による空間部Rが形成されているの
で、回路基板14の貫通孔14b内に侵入しても
空間部R内にとどまつて金属板11の装着面11
aにまで流れ込みにくくなる。この結果、ステム
10の金属板11aと外部端子12とが電気的の
短絡するケースが少なくなる。ここで寸法Hは
0.3mm以上にすることが望ましく、又ガラス13
と金属板11との接触面を大きくして外部端子1
2と金属板11aとの接合強度を高めるため、従
来の金属板に比べ若干厚めに形成しておくとよ
い。
第3図、第4図は本考案に係る回路基板の装着
構造の第2実施例を示す、それぞれステムの要部
斜視図及びステムに回路基板を装着した状態の断
面図である。第3図中、21は回路基板が装着さ
れる回路装着面21a、キヤツプ(図省略)の開
口端が溶接されるキヤツプ溶接面21b、貫通孔
21c及び突部21dを有する鉄等の材質からな
る金属板、22は金属板21を貫通する導電性の
外部端子、23は外部端子22を金属板21と電
気的に絶縁の状態で溶着固定するガラスである。
ステム20は金属板21、外部端子22及びガラ
ス23によつて形成される。第4図はステム20
に回路基板24を装着した状態を示す断面図であ
る。回路基板24はセラミツク等の絶縁材からな
り、上面に導電層によつて回路配線され、かつ
IC、コンデンサ、抵抗等の回路部品が固着され
ており、又回路部品によつて構成される回路の取
出し電極24aあるいはその近傍に貫通孔24b
が形成されている。回路基板24をステム20に
装着するには、まず回路基板24の貫通孔24b
がステム20の外部端子22の装着面側に突出し
た部分22aに貫通され、回路基板24をステム
20の金属板21に形成された突部21dに当接
した後、導電接着材25を塗布、乾燥して回路基
板24を外部端子22へ固定することによつて行
なわれる。導電接着材25は回路基板24とガラ
ス23の外表面23aとの間に空間部Sが形成さ
れるので、回路基板24の貫通孔24b内に侵入
しても空間S内にとどまつて、金属板21にまで
流れ込みにくくなる。この結果、ステム20の金
属板21と外部端子22が電気的に短絡するケー
スが少なくなる。
第5図、第6図は本考案に係る回路基板の装着
構造の第3実施例を示す、それぞれステムの要部
斜視図及びステムに回路基板を装着した状態の断
面図である。第5図中、31は回路基板が装着さ
れる回路装着面31a、キヤツプ(図省略)の開
口端が溶接されるキヤツプ溶接面31b、貫通孔
31c及び貫通孔31cと連通し、貫通孔31c
の径より大なる寸法の径を有する掘り込み31d
を有する鉄等の材質からなる金属板、32は金属
板31を貫通する導電性の外部端子、33は外部
端子32を金属板31と電気的に絶縁の状態で溶
着固定するガラスである。ここでガラス33は金
属板31の貫通孔31cに満たされ、掘込み31
d内には入り込んでいない。ステム30は金属板
31、外部端子32及びガラス33によつて形成
される。第6図はステム30に回路基板34を装
着した状態を示す断面図である。回路基板34は
セラミツク等の絶縁材からなり、上面に導電層に
よつて回路配線され、かつIC、コンデンサ、抵
抗等の回路部品が固着されており、また回路部品
によつて構成される回路の取出し電極34aある
いはその近傍に貫通孔34bが形成されている。
回路基板34をステム30に装着するには、まず
回路基板34の貫通孔34bがステム30の外部
端子32の装着面側に突出した部分32aに貫通
され、回路基板34をステム30の金属板31の
装着面31aに当接した後、導電接着材35を塗
布、乾燥して回路基板34を外部端子32へ固定
することによつて行なわれる。導電接着材35は
回路基板34とガラス33の外表面33aとの間
に掘り込み31dによる空間部Bが形成されるの
で、回路基板34の貫通孔34b内に侵入しても
空間部B内にとどまつて金属板31にまで流れ込
みにくくなる。この結果、ステム30の金属板3
1と外部端子32が電気的に短絡するケースが少
なくなる。
第7図、第8図は本考案に係る回路基板の装着
構造の第4実施例を示す、それぞれ回路基板の要
部を示す斜視図及びステムに回路基板を装着した
状態の断面図である。第7図中、44はセラミツ
ク等の絶縁材からなり、上面(図では下側の面)
に導電層によつて回路配線され、かつIC、コン
デンサ、抵抗等の回路部品が固着されており、又
回路部品によつて構成される回路の取出し電極4
4a(第8図参照)あるいはその近傍に貫通孔4
4bが、更に下面(図では上側の面)には貫通孔
44bと連通し、貫通孔44bの径より大なる寸
法を有する掘り込み部44cがそれぞれ形成され
ている。第8図中、41は回路基板44が装着さ
れる回路装着面41a、キヤツプ(図省略)の開
口端が溶接されるキヤツプ溶接面41b及び貫通
孔41cを有する鉄等の材質からなる金属板、4
2は金属板41を貫通する導電性の外部端子、4
3は外部端子42を金属板41cと電気的に絶縁
の状態で溶着固定するガラスである。ステム40
は金属板41、外部端子42及びガラス43によ
つて形成される。回路基板44をステム40に装
着するには、まず回路基板44の貫通孔44bが
ステム40の外部端子42の装着面側の突出した
部分42aに貫通され、回路基板44をステム4
0の金属板41の装着面41aに当接した後、導
電接着材45を塗布、乾燥して回路基板44を外
部端子42へ固定することによつて行なわれる。
導電材45は回路基板44とがガラス43の外表
面43aとの間に回路基板44の下面に形成され
た掘り込み部44cによる空間部Mが形成される
もので、回路基板44の貫通孔44b内に侵入し
ても空間部M内にとどまつて金属板41にまで流
れ込みにくくなる。この結果、ステム40の金属
板41と外部端子42とが電気的に短絡するケー
スが少なくなる。
なお、上記説明中、導電性の固定材として導電
接着材について述べたが、これにかぎることなく
ハンダあるいは導電ペーストでもよい。
〈考案の効果〉 上述の如く、本考案の回路基板の装着構造は、
金属板に外部端子が貫通し、絶縁材を介して該金
属板に固定されてなるステムに、配線された回路
基板が該外部端子に貫通され、該金属板上に装着
されてなる構成の回路基板の装着構造において、
該回路基板の下面と該絶縁材の外表面との間に空
間部を設けて該回路基板を該ステムに装着したた
め、回路基板とステムの金属板との間に空間部が
でき、回路基板と外部端子とを導電接着材などの
固定材を用いても外部端子とステムの金属板との
電気的な短絡を防止でき、電気的特性が良好で信
頼性の高い回路装置が得られるといつた利点が生
じる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係る回路基板の装着
構造の第1実施例を示し、第1図はステムの断面
図、第2図はステムに回路基板を装着した状態の
断面図、第3図、第4図は本考案に係る回路基板
の装着構造の第2実施例を示し、第3図はステム
の要部斜視図、第4図はステムに回路基板を装着
した状態を示す断面図、第5図、第6図は本考案
に係る、回路基板の装着構造の第3実施例を示
し、第5図はステムの要部斜視図、第6図はステ
ムに回路基板を装着した状態の断面図、第7図、
第8図は本考案に係る回路基板の装着構造の第4
実施例を示し、第7図は回路基板の要部斜視図、
第8図は回路基板をステムに装着した状態の断面
図、第9図〜第12図は従来における回路基板の
装着構造を示し、第9図はステムの要部斜視図、
第10図はステムの断面図、第11図はステムに
回路基板を装着した状態の断面図、第12図はス
テムに回路基板を装着した状態の要部拡大断面図
である。 8,10,20,30,40……ステム、2,
12,22,32,42……外部端子、3,1
3,23,33,43……ガラス(絶縁材)、4,
14,24,34,44……回路基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板に外部端子が貫通し、絶縁材を介して該
    金属板に固定されてなるステムに、配線された回
    路基板が該外部端子に貫通され、該金属板上に装
    着されてなる構成の回路基板の装着構造におい
    て、該回路基板の下面と該絶縁材の外表面との間
    に空間部を設けて該回路基板を該ステムに装着し
    たことを特徴とする回路基板の装着構造。
JP1987028424U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0547508Y2 (ja)

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JP1987028424U JPH0547508Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63136395U JPS63136395U (ja) 1988-09-07
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