JPH0546766U - ブリーザー - Google Patents

ブリーザー

Info

Publication number
JPH0546766U
JPH0546766U JP9655291U JP9655291U JPH0546766U JP H0546766 U JPH0546766 U JP H0546766U JP 9655291 U JP9655291 U JP 9655291U JP 9655291 U JP9655291 U JP 9655291U JP H0546766 U JPH0546766 U JP H0546766U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breather
lid member
case
main body
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9655291U
Other languages
English (en)
Inventor
小橋順三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP9655291U priority Critical patent/JPH0546766U/ja
Publication of JPH0546766U publication Critical patent/JPH0546766U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内部の液体の吹き出しを防止すること
を目的とする。 【構成】 ケース内部の圧力を調整する等の目的でケー
スの開口部に装着され、連通孔5が形成された略筒状の
ブリーザー本体2と、このブリーザー本体2の一端の連
通孔5の開口部に対して所定の間隔を開けるとともに、
この開口部を覆うように配設される蓋部材3とを具え、
前記ブリーザー本体2と蓋部材3との間に前記連通孔5
と連通する通路7が形成されたブリーザー1であって、
ケース内部に挿入される前記ブリーザー本体2の他端部
を凹凸状に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ブリーザーに関し、特に、ケース内部の液体の吹き出しを防止し たブリーザーに関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】
従来、自動車のデフ部、オイルタンク等の各種ケース(図示しない、以下ケー スという。)に配設され、ケース内部の圧力を調整する等の目的で使用されるブ リーザーにあっては、図4〜図6に示すようなブリーザー51が知られている。
【0003】 このブリーザー51は、連通孔55が形成された略円筒形状のブリーザー本体 52と、このブリーザー本体52の上部の連通孔55の開口部を覆うように配設 される蓋部材53とからなっている。
【0004】 そして、前記ブリーザー本体52の下部の外周面にはテーパー状に切欠された テーパー部61が形成され、上部の外周側には前記蓋部材53との間を支持する 環状の支持部54が一体に設けられている。 この支持部54は、上部周縁部が上方に突出した突部54aとなっているとと もに、下部の対向する箇所が段部54bとなっている。 また、対向する段部54a間の支持部54が軸方向に切欠されて対向する切欠 部56が形成されている。
【0005】 前記蓋部材53は前記ブリーザー本体52の外径よりも大径に形成された開口 部を有する一端が閉塞した円筒形状で、開口部側の対向する端面にそれぞれ所定 の間隔をおいて略半円状の半円切欠部59が設けられ、この半円切欠部59、5 9間に折り曲げ部60が形成されている。
【0006】 そして、前記ブリーザー本体52の上部に前記蓋部材53を嵌合させ、蓋部材 53の内部底面をブリーザー本体52の支持部54の突部54aに当接させると ともに、蓋部材53の内周面をブリーザー本体52の支持部54の外周面に当接 させ、前記蓋部材53の半円切欠部59、59間に形成された折り曲げ部60を 前記支持部54の段部54bにかしめて蓋部材53の折り曲げ部60と内部底面 との間で前記支持部54を挟持し、ブリーザー本体52と蓋部材53とを一体に 固定する。
【0007】 このようにして前記ブリーザー本体52に蓋部材53をかしめると、蓋部材5 3の内部底面とブリーザー本体52の開口部との間および蓋部材53とブリーザ ー本体52の切欠部56との間に前記連通孔55に連通する通路57が形成され るようになっている。
【0008】 上記のように構成されたブリーザー51は、その下部のテーパー部61から自 動車のデフ部、オイルタンク等のケースに設けられた開口部に挿入されてケース に装着される。
【0009】 そして、ケース内部はブリーザー本体52に形成された連通孔55と、ブリー ザー本体52の上部の連通孔55の開口部と蓋部材53の内周面との間およびブ リーザー本体52の切欠部56と蓋部材53の内周面との間に形成される通路5 7とを介して外部と連通するとともに、蓋部材53によって水、塵埃等の侵入を 防止している。
【0010】 しかしながら、ブリーザー本体52に形成される連通孔55の下部の開口部に ケース内部の油等の液体がかかると開口部に油膜等が形成される。 そして、この状態でケース内部の内圧が上昇すると、油膜等が押し上げられて 上昇し、油等の液体が外部に吹き出てしまうという問題点を有していた。
【0011】 この考案は上記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、ブ リーザー本体の開口部に油膜等が形成されないようにすることによって、油等の 液体の吹き出しを防止することができるブリーザーを提供することを目的とする ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案はケース内部の圧力を調整する等の目 的でケースの開口部に装着され、連通孔が形成された略筒状のブリーザー本体と 、このブリーザー本体の一端の連通孔の開口部に対して所定の間隔を開けるとと もに、この開口部を覆うように配設される蓋部材とを具え、前記ブリーザー本体 と蓋部材との間に前記連通孔と連通する通路が形成されたブリーザーであって、 ケース内部に挿入される前記ブリーザー本体の他端部を凹凸状に形成した手段を 採用したものである。
【0013】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、ケースの開口部にブリーザーを 装着すると、ケース内部はブリーザー本体に形成された連通孔およびブリーザー 本体と蓋部材との間に形成される通路を介して外部と連通するためケース内部の 圧力を調整することができるとともに、蓋部材によって水、塵埃等の侵入を防止 する。 また、ブリーザー本体の下部の開口部に油等の液体がかかっても、ブリーザー 本体の下端部は凹凸状になっているため、開口部に油膜が形成されにくく、その ためケース内部の油等の液体が外部に吹き出すことがなくなる。
【0014】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1〜図3にはこの考案によるブリーザーの実施例が示されていて、図1はこ の考案によるブリーザーの実施例が示された正面図、図2は図1の底面図、図3 はこの考案によるブリーザーの実施例が示された概略断面図である。
【0015】 そして、このブリーザー1は連通孔5が形成された略円筒形状のブリーザー本 体2と、このブリーザー本体2の上部の連通孔5の開口部を覆うように配設され る蓋部材3とからなっている。
【0016】 また、前記ブリーザー本体2の下部の外周面にはテーパー状に切欠されたテー パー部11が形成されるともに、下端部が波形に切欠されて波状切欠部12が形 成され、上部の外周側には前記蓋部材3との間を支持する環状の支持部4が一体 に設けられている。 なお、前記下端部は波状切欠部12でなく、所定間隔ごとに凹部を設けること や、凸部を設けることで凹凸状に形成しても良いものである。 前記支持部4は、上部周縁部が上方に突出した突部4aとなっているとともに 、下部の対向する箇所が段部4bとなっている。 また、対向する段部4a間の支持部4が軸方向に切欠されて対向する切欠部6 が形成されている。
【0017】 前記蓋部材3は前記ブリーザー本体2の外径よりも大径に形成された開口部を 有する円筒形状でその一端が閉塞され、開口部側の対向する端面にそれぞれ所定 の間隔をおいて略半円状に半円切欠部9、9が設けられ、この半円切欠部9、9 間に折り曲げ部10が形成されている。
【0018】 そして、前記ブリーザー本体2の上部に前記蓋部材3を嵌合させ、蓋部材3の 内部底面をブリーザー本体2の支持部4の突部4aに当接させるとともに、蓋部 材3の内周面をブリーザー本体2の支持部4の外周面に当接させ、前記蓋部材3 の半円切欠部9、9間に形成された折り曲げ部10を前記支持部4の段部4bに かしめて蓋部材3の折り曲げ部10とその内部底面との間で前記支持部4を挟持 し、ブリーザー本体2と蓋部材3とを一体に固定する。
【0019】 このようにして前記ブリーザー本体2に蓋部材3をかしめると、蓋部材3の内 部底面とブリーザー本体2の上部の連通孔5の開口部との間および蓋部材3とブ リーザー本体2の切欠部6との間に前記連通孔5に連通する通路7が形成される ようになっている。
【0020】 つぎに、上記のように構成されたブリーザーの作用について以下に説明する。 このブリーザー1は、ブリーザー本体2のテーパー部11から自動車のデフ部 、オイルタンク等の各種ケース(図示しない、以下ケースという。)に設けられ た開口部に挿入されてケースに装着される。
【0021】 そして、ケース内部はブリーザー本体2に形成された連通孔5と、ブリーザー 本体2の上部の連通孔5の開口部と蓋部材3の内周面との間およびブリーザー本 体2の切欠部6と蓋部材3の内周面との間に形成される通路7とを介して外部と 連通するとともに、蓋部材3によって水、塵埃等の侵入を防止する。
【0022】 また、ブリーザー本体2の下部の連通孔5の開口部に油等の液体がかかっても 、ブリーザー本体2の下端部は波形に切欠された波状切欠部12となっているた め、下部の連通孔5の開口部に油膜が形成されず、従来のように連通孔の開口部 に形成された油膜が内圧の増加によって上昇して外部に吹き出すことがない。
【0023】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、ケースの開口部にブリーザーを 装着すると、ケース内部はブリーザー本体に形成された連通孔およびブリーザー 本体と蓋部材との間に形成される通路を介して外部と連通するためケース内部の 圧力を調整することができるとともに、蓋部材によって水、塵埃等がケース内部 に侵入するのを防止することができる。 また、ブリーザー本体の下部の連通孔の開口部に油等の液体がかかっても、ブ リーザー本体の下端部は凹凸状になっているため、開口部に油膜が形成されにく く、そのためケース内部の油等の液体が外部に吹き出すことがなくなるという優 れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるブリーザーの実施例を示す正面
図である。
【図2】この考案によるブリーザーの実施例を示す底面
図である。
【図3】図2のAーA断面図であって、この考案による
ブリーザーの実施例を示す概略断面図である。
【図4】従来のブリーザーを示す正面図である。
【図5】従来のブリーザーを示す底面図である。
【図6】図5のBーB断面図であって、従来のブリーザ
ーを示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、51……ブリーザー 2、52……ブリーザー本体 3、53……蓋部材 4、54……支持部 4a、54a……突部 4b、54b……段部 5、55……連通孔 6、56……切欠部 7、57……通路 9、59……半円切欠部 10、60……折り曲げ部 11、61……テーパー部 12……波状切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部の圧力を調整する等の目的で
    ケースの開口部に装着され、連通孔(5)が形成された
    略筒状のブリーザー本体(2)と、該ブリーザー本体
    (2)の一端の連通孔(5)の開口部に対して所定の間
    隔を開けるとともに、該開口部を覆うように配設される
    蓋部材(3)とを具え、前記ブリーザー本体(2)と蓋
    部材(3)との間に前記連通孔(5)と連通する通路
    (7)が形成されたブリーザー(1)であって、ケース
    内部に挿入される前記ブリーザー本体(2)の他端部を
    凹凸状に形成したことを特徴とするブリーザー。
JP9655291U 1991-11-25 1991-11-25 ブリーザー Pending JPH0546766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9655291U JPH0546766U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ブリーザー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9655291U JPH0546766U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ブリーザー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546766U true JPH0546766U (ja) 1993-06-22

Family

ID=14168241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9655291U Pending JPH0546766U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 ブリーザー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546766U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0829234A (ja) オイルレベルゲージ
JPH0546766U (ja) ブリーザー
JP4314023B2 (ja) スプリング支柱支持ベアリング
JPH0532863U (ja) エアブリーザ装置
KR100562115B1 (ko) 자동차 너클용 스냅링
JP2603328Y2 (ja) ブリーザ
JPH0546530U (ja) 車両用燃料タンクのバッフルプレート取付構造
JPH037201Y2 (ja)
JPH0413480Y2 (ja)
JPH0134690Y2 (ja)
JP3006935U (ja) ドラム缶口栓用キャップシール
KR0125828Y1 (ko) 차체의 배수 글로멧
JPS5934481Y2 (ja) ホイ−ルセンタキヤツプの取付構造
JPH0710652U (ja) エアブリーザ
JP2568421Y2 (ja) リザーバキャップ
JP2528460Y2 (ja) 筆軸用キャップ
JPH0754049Y2 (ja) マスタシリンダ用リザーバ
JPH0524530A (ja) リザーバタンクのキヤツプ
JPS5837700Y2 (ja) 車輌用燃料タンクのセパレ−タ
JPH04228321A (ja) フユーエルカツトオフバルブ
JPH04119275U (ja) パワステアリング用オイルタンク構造
JP2521062Y2 (ja) タンク用キャップ
JPH0552210U (ja) オイルキャップ
JPH0735679U (ja) 戸当たり
JPH0729373U (ja) ブリ−ザ