JPH0546634B2 - - Google Patents

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JPH0546634B2
JPH0546634B2 JP60195643A JP19564385A JPH0546634B2 JP H0546634 B2 JPH0546634 B2 JP H0546634B2 JP 60195643 A JP60195643 A JP 60195643A JP 19564385 A JP19564385 A JP 19564385A JP H0546634 B2 JPH0546634 B2 JP H0546634B2
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Japan
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track
rotating
guard band
tracks
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Masato Mihara
Osamu Inoe
Tsunehisa Oohira
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Victor Company of Japan Ltd
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Priority to DE198686306580T priority patent/DE224321T1/de
Priority to EP86306580A priority patent/EP0224321B1/en
Publication of JPS6257104A publication Critical patent/JPS6257104A/ja
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録方法に係り、特に回転ヘツド
により2本のトラツクを別々に、かつ、同時に磁
気記録媒体上に記録形成する方法に関する。
従来の技術 現在、1/2インチ幅の磁気テープを使用したヘ
リカルスキヤン方式磁気記録再生装置(VTR)
は、家庭用では記録再生し得る帯域が比較的狭い
ために、カラー映像信号から分離した輝度信号と
搬送色信号のうち輝度信号は周波数変調して被周
波数変調波とし、搬送色信号は低域変換搬送色信
号とした後、上記被周波数変調輝度信号に周波数
分割多重し、この周波数分割多重信号を磁気テー
プに記録し、これを再生する、所謂低域変換カラ
ー記録再生方式を採用しており、またテープ利用
効率向上のため、相隣るトラツクを記録する各回
転ヘツドのアジマス角度が異ならしめられたガー
ドバンドレス記録方式を採用している。これに対
し、放送用を目的とした業務用VTRでは、特に
カメラ一体形VTRの場合、装置の小型、軽量化
及び再生カラー映像信号の高画質化を目的とし
て、家庭用VTRと同じテープ幅の磁気テープに、
輝度信号と色信号とを別々の回転ヘツドで別々の
トラツクに記録し、かつ、相隣るトラツク間には
ガードバンドを設けて記録し、これを再生する方
式を採用している。
第11図及び第12図は夫々上記の従来のカメ
ラ一体形VTRで記録形成されたトラツクパター
ンの各例を示す。第11図において、磁気テープ
1の長手方向に対して傾斜したトラツク21,2
,23は夫々被周波数変調輝度信号(以下FM輝
度信号という)が記録されたトラツクで、他方、
トラツク31,32,33は夫々色差信号I、Qで
別々の搬送波を別々に周波数変調して得た第1、
第2の被周波数変調色差信号(以下、FM色差信
号という)が周波数分割多重されて記録されてい
るトラツクである。トラツク21と31とは同一フ
イールドのFM輝度信号とFM色差信号とが同時
に、かつ、別々に記録されたトラツクで、同様に
トラツク22と32,23と33は夫々同じフイール
ドのFM輝度信号とFM色差信号とが同時に、か
つ、別々に記録されたトラツクである。更に、ト
ラツク21〜23,31〜33を記録形成する複数の
回転ヘツドはすべて同一アジマス角度であり、相
隣るトラツク間にはガードバンド(信号無記録
帯)が形成されている。なお、第11図中、41
及び42は第1、第2チヤンネルの音声信号が記
録されたオーデイオトラツク、5はコントロール
ヘツドにより形成されたコントロールトラツク、
6はタイムコードヘツドにより形成されたタイム
コードトラツクである。
他方、第12図に示す磁気テープ7上には、傾
斜トラツク81,82,91,92と、第1、第2チ
ヤンネルのオーデイオトラツク101,102と、
タイムコードトラツク11とコントロールトラツ
ク12とが夫々記録形成されている。記録トラツ
ク81及び82はアジマス角度−15°の第13図に
示す回転ヘツド13a,13bによりFM輝度信
号が記録されたトラツクで、記録トラツク91
び92はアジマス角度+15°の第13図に示す回転
ヘツド14a,14bによりFM時間軸圧縮色差
信号が記録されたトラツクである。ここで、上記
FM時間軸圧縮色差信号は、色差信号(R−Y)
及び(B−Y)の時間軸を1/2に圧縮した後それ
らをH/2(ただし、Hは水平走査期間)毎に交
互に時分割多重し、この時分割多重信号で搬送波
を周波数変調して得た信号である。上記のアジマ
ス角度−15°の2個の第1の回転ヘツド13a,
13bと、アジマス角度+15°の2個の第2の回
転ヘツド14a,14bとにより、トラツク81
と91とを同時に、かつ、別々に記録形成した後、
次の1フイールドでトラツク82と92とを同時
に、かつ、別々に記録形成し、以下同様にしてト
ラツクが2本ずつ記録形成されていく。更にトラ
ツク81,82,91,92のうち相隣る2本のトラ
ツク間には、ガードバンドが形成され、互いのク
ロストークを避けている。
上記の第11図及び第12図のいずれのトラツ
クパターンを形成する、所謂Y/C分離記録再生
方式のカラー映像信号記録再生装置においても、
輝度信号と色差信号とを別々のトラツクに記録
し、これを再生するので、前記した低域変換カラ
ー記録再生方式のVTRにおいてFM輝度信号と
低域変換搬送色信号とを同時に非直線伝送系の磁
気テープ上の同じトラツクに記録し再生するため
に生ずるモアレは発生せず、また輝度信号及び色
差信号の両記録再生帯域を夫々十分に広くとるこ
とができ、また低域変換搬送色信号をFM輝度信
号によりバイアス記録するものではないので、再
生色差信号のS/N(信号対雑音比)を改善でき、
以上より低域変換カラー記録再生方式のVTRに
比し高画質の再生カラー映像信号を得ることがで
きる。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記従来のカラー映像信号記録再生
装置は、いずれもガードバンドを設けているた
め、磁気テープの利用効率が悪いという問題点が
あつた。また再生時に回転ヘツドがガードバンド
を越えて隣接トラツクを走査してしまつた場合
は、相隣る2本のトラツクにはFM輝度信号と
FM色差信号とが別々に記録されているために、
輝度信号用回転ヘツド(又は色差信号用回転ヘツ
ド)でFM色差信号(又はFM輝度信号)を再生
することになり、両トラツクの再生信号間にはフ
イールド相関がなく、よつて前記した低域変換カ
ラー記録再生方式を採用した家庭用VTRで行な
つているような、フイールド相関を利用したクロ
ストークキヤンセル方法は利用することができ
ず、クロストークが目立つた再生画像となつてし
まうという問題点もあつた。
そこで、別途記録されたトラツキング信号等を
用いて回転ヘツドが記録トラツク跡を正確に走査
するよう回転ヘツドの走査位置を制御する装置
(AST:Auto Scan Tracking)を使つて上記ク
ロストークを小さくする方法が考えられるが、こ
の場合はかかる装置のための機構及び回路等が余
分に必要となり、大幅なコストアツプとなつてし
まう等の問題点があつた。
更に上記のY/C分離記録再生方式のVTRは
前記した低域変換カラー記録再生方式のVTRと
の互換性がなく、一般に広く普及している低域変
換カラー記録再生方式も一台の装置で任意に選択
して記録再生できるようにすることが望ましい。
そこで、本発明は第1の情報信号が記録された
トラツクと第2の情報信号が記録されたトラツク
を同一トラツク走査期間で別々に、かつ、同時に
記録形成すると共に、夫々の配置を各トラツク走
査期間毎にテープ長手方向上交互に切換えること
により、上記の問題点を解決すると共に、スイツ
チ手段により、低域変換カラー記録再生方式の記
録も行なうことにより上記の要求をも満たした磁
気記録方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 特許請求の範囲第1項記載の磁気記録方法は、
回転体の回転面上の相対向する位置に同じ高さで
取付けられた第1及び第2の回転ヘツドと、回転
体の回転面上の相対向する位置に同じ高さで取付
けられ、かつ、第1及び第2の回転ヘツドの夫々
の取付け位置に対しては回転体の回転方向上夫々
近接され、かつ、回転体の回転軸方向上高さを異
ならしめられて夫々取付けられた第3及び第4の
回転ヘツドとより構成され、上記の回転ヘツドの
うち、第1の情報信号を互いに異なるアジマス角
度のギヤツプを有する第1及び第4の回転ヘツド
に夫々供給すると共に、第2の情報信号を互いに
異なるアジマス角度のギヤツプを有する第2及び
第3の回転ヘツドに供給し、また第1及び第3の
回転ヘツドは互いに同一のアジマス角度のギヤツ
プを有して同時に記録を行ない、第2及び第4の
回転ヘツドは互いに同一アジマス角度のギヤツプ
を有して同時に記録を行なう。
また、特許請求の範囲第2項記載の磁気記録方
法は、前記回転体の直径を前記磁気記録再生装置
で規格化された回転体のそれと同一とし、また磁
気テープ走行停止時のトラツク傾斜角も同一と
し、前記磁気記録再生装置で規格化された所定の
互いに異なるアジマス角度のギヤツプを有し、か
つ、互いにトラツク幅を略等しくされた第1及び
第4の回転ヘツドに第1の情報信号を夫々供給す
ると共に、上記所定の互いに異なるアジマス角度
のギヤツプを有し、かつ、第1及び第4の回転ヘ
ツドと互いにトラツク幅を夫々等しくされた第2
及び第3の回転ヘツドに第2の情報信号を供給し
て記録を行なう。
作 用 或る1トラツク走査期間は互いに同一アジマス
角度のギヤツプを有する該第1及び第3の回転ヘ
ツドにより互いの間に幅広のガードバンドを有す
る第1及び第2のトラツクを別々に、かつ、同時
に形成し、次の1トラツク走査期間は互いに同一
アジマス角度のギヤツプを有する該第2及び第4
の回転ヘツドにより互いに幅広のガードバンドを
有する第3及び第4のトラツクを形成し、以下1
トラツク走査期間毎に互いの間に幅広のガードバ
ンドを有する2本の並列トラツクを順次形成し、
或る1トラツク走査期間に形成された該第2のト
ラツク及び次の1トラツク走査期間に形成された
該第3のトラツクの第1トラツク同士はガードバ
ンドを極めて小又はガードバンドを設けることな
く隣接形成され、次の1トラツク走査期間に形成
された該第4のトラツク及び更に次の1トラツク
走査期間に形成された該第1のトラツクの第2ト
ラツク同士はガードバンドを極めて小又はガード
バンドを設けることなく隣接形成され、更に次の
1トラツク走査期間に形成された該第2及び第3
のトラツクの第3トラツク同士はガードバンドを
極めて小又はガードバンドを設けることなく隣接
形成され、かつ、或る1トラツク走査期間に形成
された該第1のトラツクと該第1トラツク同士間
は幅広のガードバンドを有し、該第1トラツク同
士と該第2トラツク同士間は幅広のガードバンド
を有し、該第2トラツク同士と該第3トラツク同
士間は幅広のガードバンドを有する記録を繰り返
し行う。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図乃至第1
0図の図面と共に説明する。
第1図は本発明方法により記録された磁気テー
プ上のトラツクパターンの一実施例を示す。同図
中、磁気テープ20の上端部にテープ長手方向に
沿つて2本のオーデイオトラツク211及び212
が形成され、またテープ下端部にはテープ長手方
向に沿つて一定周期(例えば1フレーム)のコン
トロールパルスが記録されたコントロールトラツ
ク22が形成される。また、TY1,TY2及びTY3
第1の情報信号である輝度信号が周波数変調され
て1フイールド分ずつ(実際にはこれにオーバー
ラツプ記録期間分が加算される)記録されたトラ
ツク、TC1,TC2及びTC3は第2の情報信号であ
る、例えば2種の色差信号で夫々異なる搬送波を
周波数変調して得た2種の被周波数変調色差信号
が周波数分割多重されて1フイールド分ずつ(実
際にはこれにオーバーラツプ記録期間分が加算さ
れる)記録されたトラツクで、夫々テープ長手方
向に対して傾斜して形成されている。トラツク
TY1とTC1は第1の回転ヘツドHM1と第3の回転ヘ
ツドHS1とにより別々に、かつ、同時に幅広のガ
ードバンドG1を介して形成され、次の1フイー
ルド期間はトラツクTC2とTY2とが第2の回転ヘ
ツドHS2と第4の回転ヘツドHM2とにより別々に、
かつ、同時に幅広のガードバンドG2を介して形
成される。更に次の1フイールド期間はトラツク
TY3とTC3とが上記回転ヘツドHM1とHS1とにより
別々に、かつ、同時に幅広のガードバンドG3
介して形成される。また、トラツクTY2とTY3
の間、及びTC1とTC2との間にはガードバンドは
形成されない(又は極めて小なるガードバンドが
形成される)。
第1図は回転ヘツドHM1,HS1がトラツクTY1
TC1の終端部分にきたとき、回転ヘツドHS2,HM2
が次のトラツクTC2,TY2の始端部分に位置する
ときの状態を示す。
次に本発明における回転ヘツドの配置等につい
て更に詳細に説明するに、第2図は本発明におけ
る回転ヘツドの配置等の一実施例を示す。同図に
示すように、第1の回転ヘツドHM1と第2の回転
ヘツドHS2とは夫々回転ドラム等の回転体の回転
面上180°対向する位置に取付けられており、また
第3の回転ヘツドHS1と第4の回転ヘツドHM2
は上記回転面上180°対向する位置に取付けられ、
かつ、回転ヘツドHM1,HS2に対して距離Cだけ
回転方向に後行する位置で、かつ、上記回転体の
回転軸方向上回転ヘツドHM1,HS2の下端より
45umだけ高い位置に取付けられている。これら
の回転ヘツドHM1,HS1,HM2及びHS2のトラツク
幅は夫々29umと等しく、またそれらのアジマス
角度は現行の低域変換カラー記録再生方式の
VTRにおいて規格化されている回転ヘツドのア
ジマス角度と同一角度に選定されており、よつて
回転ヘツドHM1及びHS1のアジマス角度は夫々例
えば+6°、回転ヘツドHM2及びHS2のアジマス角
度は夫々−6°に選定されている。
また、回転ヘツドHM1に対して回転方向上75°
先行する位置で、かつ、回転ヘツドHM1及びHS2
の下端より27.5um高い位置に音声専用回転ヘツ
ドHA2が取付けられている。また、回転ヘツド
HA2と同じ高さ位置で、かつ180°対向する位置に、
音声専用回転ヘツドHA1が取付けられている。従
つて、回転ヘツドHA1は回転ヘツドHM1に対して
回転方向上255°先行する位置に取付けられてい
る。音声専用回転ヘツドHA1及びHA2は夫々トラ
ツク幅が27umで、HA1のアジマス角度は+30°、
HA2のそれは−30°に夫々選定されている。
第3図Aは回転ヘツドHS1とHM1とを、摺動面
からみたより詳細な図で、それらの距離Cは後述
する如くH並び記録できるような値に設定され
る。回転ヘツドHS1とHM1は第3図Bに示す如く、
単一のヘツドベース23の先端部に接着されてい
る(回転ヘツドHS2とHM2も同様)。
ここで、現行の低域変換カラー記録再生方式の
家庭用VTRでの互換再生を考慮すると、回転ヘ
ツドHM1、HM2、HS1及びHS2が取付けられ、か
つ、磁気テープが180°強の角度範囲に亘つて斜め
に巻回される回転体の直径は上記家庭用VTRの
回転体の直径と同一にする必要があり、また磁気
テープの走行を停止したときの回転ヘツドの走査
トラツク軌跡のテープ長手方向に対する角度(ス
チル傾斜角)も上記家庭用VTRのそれと同一す
る必要がある。これらの条件を満足しても、第1
図図示トラツクパターンを形成するために、家庭
用VTRの標準モード時のテープ走行速度よりも
テープ走行速度を速くし、かつ、H並び記録しよ
うとすると、記録時間が或る特定の値になつてし
まい、逆に記録時間を所望の時間になるようにす
ると、H並び記録できない。しかし、上記の如く
テープ走行速度を速くした場合においても、前記
した上側の回転ヘツドHS1又はHM2と下側の回転
ヘツドHM1又はHS2との距離Cを選定することに
より、H並び記録することが可能である。
例えば、180°対向して取付けられた回転ヘツド
HM1及びHS2、又はHS1及びHM2により1フイール
ド毎に順次に形成されたトラツクのうち、或る1
フイールドで記録されたトラツクの始端が、次の
1フイールドで記録されるトラツクの始端から
2H(ただし、Hは水平走査期間)目の所にトラツ
ク幅方向上位置する場合(以下、これを「2Hず
れたパターン」という)において、前記距離Cを
+0.5Hに選定した場合のトラツクパターンは第
4図に示す如くになり、隣接する2本の同一の情
報信号が記録されたトラツク同士、すなわちTC1
及びTC2あるいはTY2及びTY3の水平同期信号記録
位置(第4図に実線で示す)がトラツク幅方向に
整列するH並び記録ができ、また、隣接する2信
号(例えばC1とC2,Y1とY2)は互いに1フイー
ルド+1.5Hの時間間隔を有する信号である。
これに対し、上記2Hずれたパターンが形成さ
れる場合において、前記距離Cを−0.5Hに選定
した場合、すなわち上側の回転ヘツドHS1,HM2
を下側の回転ヘツドHM1,HS2よりも0.5Hだけ回
転方向に先行させた場合は、第5図に示す如きト
ラツクパターンが形成され、隣接する2本の同一
の情報信号が記録されたトラツクにおいてH並び
記録ができるが、隣接する2信号Y1とY2、ある
いはC1とC2の時間間隔は1フイールド+2.5Hと
なり、第4図に示したトラツクパターンの場合よ
りも1H時間間隔が大となる。再生時にフイール
ド相関性を利用したクロストークキヤンセルを行
なうためには、隣接する2信号はより近似した信
号内容となるよう、1フイールドにできるだけ近
いことが望ましく、よつて前記Cの値は−0.5H
よりも+0.5Hの方が望ましい。すなわち、下側
の回転ヘツドHM1及びHS2を上側の回転ヘツドHS1
及びHM2よりも回転方向上先行する位置に取付け
た方が、H並び記録及びクロストークキヤンセル
の上で有利となる。
また、2Hずれたパターンが形成される場合に
おいて、前記距離Cを+5.5Hに選定した場合の
トラツクパターンは第6図に示す如くになり、H
並び記録ができ、また相隣るトラツクの隣接する
2信号C1及びC2,Y1及びY2は互いに1フイール
ド+3.5Hの時間間隔を有する信号となる。
なお、第4図乃至第6図に示す各トラツクパタ
ーンにおいて、各トラツクの幅は29μm、トラツ
クピツチは77μm、同種の情報信号記録トラツク
間には3μmと僅小なガードバンドが形成されるの
に対し、異なる情報信号記録トラツク間(例えば
TY1とTC1,TC2とTY2,TY3とTC9)には16μmと幅
広のガードバンドが形成される。
本実施例によれば、隣接する異なる情報信号記
録トラツク間には幅広のガードバンドが設けられ
るので、それが同一のアジマス角度のギヤツプを
有する回転ヘツドHM1及びHS1、あるいはHM2
びHS2により同時に、かつ、別々に記録形成され
たトラツクであつても、隣接トラツクからのクロ
ストークは殆ど再生信号に混入しない。一方、隣
接する同種の情報信号記録トラツク間にはガード
バンドが極めて小又はガードバンドがないが、そ
れらは互いに異なるアジマス角度のギヤツプを有
する回転ヘツドHM1及びHM2、あるいはHS1及び
HS2により形成されたものであり、アジマス損失
効果によりクロストークは殆ど生ぜず、しかもH
並び記録によりクロストークの低減ができ、更に
隣接トラツク間にはフイールド相関性のある近似
した信号(輝度信号、色差信号)が記録されてい
るから、フイールド相関性を利用したクロストー
クキヤンセルができ、以上よりASTを使わなく
ともクロストークは問題とならないようにでき
る。
なお上記のY/C分離記録方式に基づく記録を
行なう場合は、第2図に示した音声専用回転ヘツ
ドHA1及びHA2は使用されない。
次に、ロータリートランスへのチャンネル配分
について説明するに、第7図A〜Cは本発明方法
におけるロータリートランス等の構造の第1実施
例を示し、第8図A〜Cはその第2実施例を示
す。第7図C及び第8図Cは夫々下部固定ドラム
組立体25,26を示し、それらは2組のロータ
リートランスを有する。第7図Cにおいて、軸受
27及び28によつて軸支されたモータシヤフト
29はその先端部が下部固定ドラム組立体25の
上方に位置し、前記回転ヘツドHM1、HM2、HS1
HS2が取付けられている上部回転ドラム(図示せ
ず)の回転面の中心部に固定されており、また、
モータシヤフト29はロータ30及びステータ3
1からなるモータにより回転せしめられ、これに
より上部回転ドラム、フライホイール32、回転
コア33R及び34Rが夫々一体的に回転する。
回転コア33R及び34Rは夫々円盤状で、円盤
状の固定コア33S及び34Sに夫々離間対向し
て配設されている。第1のロータリートランスを
構成する回転コア33R及び固定コア33Sは第
2のロータリートランスを構成する回転コア34
R及び固定コア34Sよりも上部に位置し、回転
コア33R及び固定コア33Sの両者が対向する
平面上には夫々第7図Aに示す如く、同心円状に
3つの溝が刻設されており、そのうち真中の溝に
はシヨートリングが埋設され、外側の溝には環状
コイルRY1が埋設され、内側の溝には環状コイル
RY2が埋設されている。
他方、回転コア34R及び固定コア34Sの両
者が対向する平面上には夫々第7図Bに示す如
く、同心円状に5つの溝が形成されており、最外
周の溝には環状コイルRA1、以下内周方向へ環状
コイルRC1、RA2、シヨートリングRS2及び環状
コイルRC2の順で順次各溝に環状に埋設されてい
る。ここで、回転コア33Rの環状コイルRY1
びRY2は各一端が回転ヘツドHM1及びHM2に接続
されている。また、回転コア34Rの環状コイル
RA1及びRA2は回転ヘツドHA1及びHA2に夫々接
続され、環状コイルRC1及びRC2は回転ヘツド
HS1及びHS2に夫々接続されている。回転ヘツド
HM1及びHM2には被周波数変調輝度信号が供給さ
れるのに対し、回転ヘツドHS1及びHS2にはこれ
とは種類が異なる被周波数変調色差信号が供給さ
れるので、クロストークを小さくするため、回転
ヘツドHS1及びHS2は第2の回転コア34Rの環
状コイルRC1及びRC2に接続される。また、シヨ
ートリングRS1により回転ヘツドHM1及びHM2
のクロストークを少なくでき、シヨートリング
RS2により回転ヘツドHS1及びHS2間のクロストー
クを少なくできる。
また、第8図A〜Cに示すロータリートランス
装置の第2実施例では下部固定ドラム組立体26
の上部に配設された第1のロータリートランスを
構成する回転コア35R及び固定コア35Sは
夫々の離間対向する平面上に、第8図Aに示す如
く3つの同心円状の溝が夫々形成され、外周側の
溝から順に環状コイルRY1、シヨートリングRS、
環状コイルRC1が配設されている。なお、第8図
A〜C中、第7図A〜Cと同一構成部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。また、第2の
ロータリートランスを構成する回転コア36R及
び固定コア36Sは、夫々の離間対向する平面上
に、第8図Bに示す如く4つの同心円状の溝が刻
設され、それらには外周より内周にかけて環状コ
イルRA1、RC1、RA2及びRY2の順でコイルが埋
設されている。本実施例も同時に使用する回転ヘ
ツドに接続された環状コイル間にはシヨートリン
グRSか未使用でシヨートしたコイルRA2により
分離されており、クロストークを小さくすること
ができる。
なお、シヨートリングの代りに未使用のコイル
をシヨートさせることにより、シヨートリングと
同様の効果を得ることができる。また、第7図及
び第8図において、使用しているコイルの間に、
シヨートリングか未使用のコイルが入るという条
件で入れ替えを行なつてもよい。
次に、低域変換カラー記録再生方式に基づく記
録を行う場合について説明する。現行の家庭用
VTRにおける標準モード時又は長時間モード時
と同一の走行速度で磁気テープを走行させつつ、
回転ヘツドHM1及びHS2、又はHS1及びHM2により
記録を行なう。また、このときは回転ヘツドHA1
及びHA2も使用される。なお、上側の回転ヘツド
HS1及びHM2と下側の回転ヘツドHM1及びHS2のど
ちらを使用することもできるが、本実施例は下側
の回転ヘツドHM1及びHS2を使用する。これは、
ヘツド間クロストークがわずかにあつた場合で
も、記録への影響をなくすためであり、下側の回
転ヘツドHM1及びHS2を使用することにより、た
とえ上側の回転ヘツドHS1及びHM2へ漏れた情報
信号が記録されても、その記録部分をその後下側
の回転ヘツドHM1及びHS2が走査して記録を行な
うので、上側の回転ヘツドHS1及びHM2による不
要記録部分を消去できるからである。
第9図Aは標準モード時におけるトラツクパタ
ーンを示す。同図A中、磁気テープ40はトラツ
クピツチが58μmとなるような所定の速度で走行
せしめられる。被周波数変調輝度信号とその低域
側の空いている周波数領域を占有する低域変換搬
送色信号とよりなる周波数分割多重信号の1フイ
ールド分がまず回転ヘツドHS2により幅29μmの
トラツク(ビデオトラツク)TS1に記録され始
め、回転ヘツドHS2が75°回転した時点より、その
直前に回転ヘツドHA1により既に被周波数変調音
声信号が記録されてある幅27μmのオーデイオト
ラツクTA1上を走査してオーデイオトラツクTA1
上にトラツクTS1を形成して記録される。ここ
で、オーデイオトラツクTA1には被周波数変調音
声信号が比較的低周波数であるところから磁性層
の深層部分にまで記録されているのに対し、上記
被周波数変調輝度信号は高周波数であり、かつ、
低域変換搬送色信号は未飽和記録であるから、磁
性層の表層部分にしか記録されない。従つて、両
トラツクTS1及びTA1をテープ上の同じ位置に共
存させることができる。
回転ヘツドHS2が105°回転した時点より回転ヘ
ツドHA2によるオーデイオトラツクTA2の記録が
開始され、回転ヘツドHS2が180°回転した時点よ
り回転ヘツドHM1により前記周波数分割多重信号
の次の1フイールド分の記録が開始される。回転
ヘツドHM1はトラツクTA2上に幅29μmのトラツク
TS2を形成する。以下、上記と同様にして回転ヘ
ツドHM1、HS2、HA1及びHA2によりトラツクピツ
チ58μmで周波数分割多重信号記録トラツク及び
オーデイオトラツクが順次に形成されていく。
次に長時間モード時には第9図Bに示す如きト
ラツクパターンが形成される。同図中、磁気テー
プ41はトラツクピツチが19.3μmとなるような
所定の低速度で走行せしめられる。前記周波数分
割多重信号は、回転ヘツドHS2によりトラツク
TL1を形成して記録された後、回転ヘツドHM1
より次のトラツクTL2を形成して記録される。こ
こで、回転ヘツドHS2は幅が29μmであるのに対
し、トラツクピツチが19.3μmなので、幅29μmの
トラツクが形成されても、そのテープ上流側の幅
9.7μm(=29−19.3)の部分は次のトラツクTL2
よつて消去され、TL2が残るから、結局幅19.3μm
の周波数分割多重信号記録トラツクがガードバン
ドなく順次に形成される。なお、トラツクTL1
既に回転ヘツドHA2により磁性層の深層に形成さ
れている幅19.3μmのオーデイオトラツクTA10
の磁性層の表層に形成され、トラツクTL2は既に
回転ヘツドHA1により磁性層の深層に形成されて
いるオーデイオトラツクTA11上の磁性層の表層
に形成される。
なお、本発明により上記の標準モード又は長時
間モードで記録された磁気テープ又は現行の家庭
用VTRで記録された磁気テープを、第2図等に
示した本発明におけるヘツド構成の回転ヘツドを
使用して再生することもでき、その場合スチルモ
ーシヨン再生あるいは高速サーチ時には、回転ヘ
ツドHS1及びHM1、あるいはHM2及びHS2は第10
図にH1、H2→H1′、H2′→H1″、H2″なる走査軌
跡を描き、相隣る2本のトラツクを走査するの
で、2つの回転ヘツドのうち再生出力レベルの大
なる方の回転ヘツドの再生信号を選択するように
切換えることができ、よつてこれによりノイズの
少ない再生信号を得ることができる。この場合、
両回転ヘツドの間隔(前記したC)がHの倍数で
ない場合には、一方の再生信号を遅延することに
より、特殊再生時での画像のブレを防ぐことがで
きる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば第1図に示すトラツクパターン
で記録される第1及び第2の情報信号は一方が輝
度信号で他方は2種の色差信号として説明した
が、一方が輝度信号で他方は2種の色差信号と
音声信号を別々に周波数変調して得た信号からな
る周波数分割多重信号、一方が輝度信号で他方
が2種の色差信号を別々に周波数変調して得た信
号にPCM又は4相DPSK変調又は4相PSK変調
して得た音声信号を周波数分割多重した信号、
一方が複合カラー映像信号で他方が音声信号、
一方が輝度信号で他方が周波数変調された時間間
軸圧縮線順次色差信号に被変調音声信号を周波数
分割多重した信号等々各種の組み合せのいずれで
もよい。また、回転ヘツドHM1とHM2、HS1とHS2
とを共に入れ替えてもよい。更に、各回転ヘツド
のトラツク幅は実施例のものに限定されるもので
はないことは勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、同時に、かつ、
別々に形成する2本のトラツクには互いに異なる
情報信号を幅広のガードバンドを介して形成する
と共に、上記2本のトラツクに記録される情報信
号を1トラツク走査期間毎に交互に切換えるよう
にし、かつ、回転ヘツドを最適な配置関係とした
ので、相隣る2本のトラツクに同種の情報信号が
ガードバンド無く又は極めて小なる幅のガードバ
ンドを介して記録することができ、よつて従来の
Y/C分離記録方式に比し、磁気テープの利用効
率を向上することができ、また同時に形成される
2本の並列トラツクは同一のアジマス角度の回転
ヘツドにより幅広のガードバンドを介して形成さ
れ、一方、相隣る2本の同種の情報信号記録トラ
ツクは互いに異なるアジマス角度の回転ヘツドに
より形成されるので、ASTを使用しなくともク
ロストークの影響の少ない再生をさせることがで
き、特にH並び記録により隣接トラツク間情報に
高い相関性を確保できるから、より一層隣接トラ
ツクのクロストークの影響を視覚的に低減でき、
ASTが不要だから安価に構成できる。
また、回転ヘツドのアジマス角度、回転体の直
径、スチル傾斜角を現行の家庭用VTRと同一の
値に選定したので、現行の家庭用VTRで互換再
生ができるトラツクパターンも形成でき、またそ
の場合は相対向して回転体に取付けられた一対の
回転ヘツドのみを使用すればよいので、回転ヘツ
ドの個数は最小の数で済み安価に構成でき、更に
各回転ヘツドのトラツク幅を略同一としたので、
標準モード記録や長時間モード記録を同じ回転ヘ
ツドを使用して行なえる等の数々の特長を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるトラツクパターンの一実
施例を示す図、第2図は本発明により使用する回
転ヘツドの配置等の一実施例を示す図、第3図
A,Bは近接する2つの回転ヘツドの構成の一例
を示す図、第4図、第5図及び第6図は夫々近接
する2つの回転ヘツド間の距離を夫々+0.5H、−
0.5H及び+5.5Hに選定したときに形成されるト
ラツクパターンの各例を示す図、第7図A〜C及
び第8図A〜Cは夫々本発明で使用するロータリ
ートランスの各実施例を説明する図、第9図A及
びBは本発明により形成される標準モード時及び
長時間モード時におけるトラツクパターンを示す
図、第10図は特殊再生時のヘツド走査軌跡の一
例を示す図、第11図及び第12図は夫々従来記
録方法によるトラツクパターンの各例を示す図、
第13図は第12図図示トラツクパターンを形成
する回転ヘツド配置構成を示す図である。 20,40,41……磁気テープ、25,26
……下部固定ドラム組立体、30……ロータ、3
1……ステータ、33R,34R,35R,36
R……回転コア、33S,34S,35S,36
S……固定コア、HM1……第1の回転ヘツド、
HS2……第2の回転ヘツド、HS1……第3の回転
ヘツド、HM2……第4の回転ヘツド、HA1,HA2
……音声専用回転ヘツド、TY1,TY2,TY3……輝
度信号記録トラツク、TC1,TC2,TC3……色差信
号記録トラツク、RY1、RY2、RC1、RC2
RA1、RA2……環状コイル、RS1、RS2、RS……
シヨートリング、TS1、TS2、TL1、TL2……ビデ
オトラツク、TA1、TA2、TA10、TA11……オーデ
イオトラツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる種類の第1及び第2の情報信号
    を2本のトラツクに別々に、かつ、同時に記録す
    る磁気記録方法において、回転体の回転面上の相
    対向する位置に同じ高さで取付けられた第1及び
    第2の回転ヘツドと、該回転体の回転面上の相対
    向する位置に同じ高さで取付けられると共に、該
    第1及び第2の回転ヘツドの夫々の取付け位置に
    対しては該回転体の回転方向上夫々近接され、か
    つ、該回転体の回転軸方向上高さを異ならしめら
    れて夫々取付けられた第3及び第4の回転ヘツド
    とのうち、第1の情報信号を互いに異なるアジマ
    ス角度のギヤツプを有する該第1及び第4の回転
    ヘツドに夫々供給すると共に、第2の情報信号を
    互いに異なるアジマス角度のギヤツプを有する該
    第2及び第3の回転ヘツドに供給し、或る1トラ
    ツク走査期間は互いに同一アジマス角度のギヤツ
    プを有する該第1及び第3の回転ヘツドにより互
    いの間に幅広のガードバンドを有する第1及び第
    2のトラツクを別々に、かつ、同時に形成し、次
    の1トラツク走査期間は互いに同一アジマス角度
    のギヤツプを有する該第2及び該第4の回転ヘツ
    ドにより互いに幅広のガードバンドを有する第3
    及び第4のトラツクを形成し、或る1トラツク走
    査期間に形成された該第2のトラツク及び次の1
    トラツク走査期間に形成された該第3のトラツク
    の第1トラツク同士はガードバンドを極めて小又
    はガードバンドを設けることなく隣接形成され、
    次の1トラツク走査期間に形成された該第4のト
    ラツク及び更に次の1トラツク走査期間に形成さ
    れた該第1のトラツクの第2トラツク同士はガー
    ドバンドを極めて小又はガードバンドを設けるこ
    となく隣接形成され、更に次の1トラツク走査期
    間に形成された該第2のトラツク及び又更に次の
    1トラツク走査期間に形成された該第3のトラツ
    クの第3トラツク同士はガードバンドを極めて小
    又はガードバンドを設けることなく隣接形成さ
    れ、かつ、或る1トラツク走査期間に形成された
    該第1のトラツクと該第1トラツク同士間は幅広
    のガードバンドを有し、該第1トラツク同士と該
    第2トラツク同士間は幅広のガードバンドを有
    し、該第2トラツク同士と該第3トラツク同士間
    は幅広のガードバンドを有する記録を繰り返し行
    うことを特徴とする磁気記録方法。 2 現行の低域変換カラー記録再生方式の磁気記
    録再生装置で規格化された回転体の直径と同一の
    直径とされた回転体の回転面上に、磁気テープ走
    行停止時のトラツク傾斜角も該磁気記録再生装置
    で規格化された傾斜角と同一となるよう、相対向
    して同じ高さで取付けられた第1及び第2の回転
    ヘツドと、該回転体の回転面上の相対向する位置
    に同じ高さで取付けられると共に、該第1及び第
    2の回転ヘツドの夫々の取付け位置に対しては該
    回転体の回転方向上夫々近接され、かつ、該回転
    体の回転軸方向上高さを異ならしめられて夫々取
    付けられた第3及び第4の回転ヘツドとのうち、
    前記磁気記録再生装置で規格化された所定の互い
    に異なるアジマス角度のギヤツプを有し、かつ、
    互いにトラツク幅を略等しくされた該第1及び第
    4の回転ヘツドに第1の情報信号を夫々供給する
    と共に、上記所定の互いに異なるアジマス角度の
    ギヤツプを有し、かつ、該第1及び第4の回転ヘ
    ツドと互いにトラツク幅を夫々等しくされた該第
    2及び第3の回転ヘツドに第2の情報信号を供給
    し、ある1トラツク走査期間は互いに同一アジマ
    ス角度のギヤツプを有する該第1及び第3の回転
    ヘツドにより互いの間に幅広のガードバンドを有
    する第1及び第2のトラツクを別々に、かつ、同
    時に形成し、次の1トラツク走査期間は互いに同
    一アジマス角度のギヤツプを有する該第2及び第
    4の回転ヘツドにより互いの間に幅広のガードバ
    ンドを有する第3及び第4のトラツクを形成し、
    或る1トラツク走査期間に形成された該第2のト
    ラツク及び次の1トラツク走査期間に形成された
    該第3のトラツクの第1トラツク同士はガードバ
    ンドを極めて小又はガードバンドを設けることな
    く隣接形成され、次の1トラツク走査期間に形成
    された該第4のトラツク及び更に次の1トラツク
    走査期間に形成された該第1のトラツクの第2ト
    ラツク同士はガードバンドを極めて小又はガード
    バンドを設けることなく隣接形成され、更に次の
    1トラツク走査期間に形成された該第2のトラツ
    ク及び又更に次の1トラツク走査期間に形成され
    た該第3のトラツクの第3トラツク同士はガード
    バンドを極めて小又はガードバンドを設けること
    なく隣接形成され、かつ、或る1トラツク走査期
    間に形成された該第1のトラツクと該第1トラツ
    ク同士間は幅広のガードバンドを有し、該第1ト
    ラツク同士と該第2トラツク同士間は幅広のガー
    ドバンドを有し、該第2トラツク同士と該第3ト
    ラツク同士間は幅広のガードバンドを有する記録
    を繰り返し行うことを特徴とする磁気記録方法。 3 磁気テープの走行速度を前記記録再生装置で
    規格化された所定の走行速度とすると共に、該第
    1及び第2の回転ヘツド又は該第3及び第4の回
    転ヘツドを使用して1トラツク走査期間毎に第3
    の情報信号記録されたトラツクを1本ずつ順次に
    形成することを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の磁気記録方法。 4 該第1の回転ヘツドは該第3の回転ヘツドに
    対して、かつ、該第2の回転ヘツドは該第4の回
    転ヘツドに対して夫々相対的に低い高さ位置に取
    付けられ、かつ、該回転体の回転方向上先行して
    取付けられたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の磁気記録方法。
JP60195643A 1985-08-23 1985-09-04 磁気記録方法 Granted JPS6257104A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60195643A JPS6257104A (ja) 1985-09-04 1985-09-04 磁気記録方法
US06/899,544 US4725896A (en) 1985-08-23 1986-08-22 Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape
DE8686306580T DE3679785D1 (de) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes.
DE198686306580T DE224321T1 (de) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes.
EP86306580A EP0224321B1 (en) 1985-08-23 1986-08-26 Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape

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JPS6292697A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号記録再生装置
JPH0750922B2 (ja) * 1985-12-26 1995-05-31 松下電器産業株式会社 磁気記録再生方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916325A (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 Agency Of Ind Science & Technol プラズマcvdによる薄膜の製造方法

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