JPH0546612Y2 - - Google Patents

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JPH0546612Y2
JPH0546612Y2 JP8744787U JP8744787U JPH0546612Y2 JP H0546612 Y2 JPH0546612 Y2 JP H0546612Y2 JP 8744787 U JP8744787 U JP 8744787U JP 8744787 U JP8744787 U JP 8744787U JP H0546612 Y2 JPH0546612 Y2 JP H0546612Y2
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JP
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guide shaft
storage recess
door lock
guide
wedge bumper
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JPS63200075U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ドアロツク本体のボデイにストライ
カの進入溝を形成し、該ストライカの進入溝の一
側の案内壁面の後方位置にウエツジバンパーを収
納する収納凹部を形成し、該収納凹部の前後位置
で前記ウエツジバンパーを前後方向に案内可能に
貫挿する案内軸の前後端をそれぞれ支持して成る
車両用ドアロツク装置に関する。
「従来の技術」 従来の車両用ドアロツク装置としては、実公昭
52−27466号公報および実公昭58−766号公報に開
示されたもの並びに、第4図に示すようなものが
ある。
すなわち、前者の公報に開示したものは、その
後端が上方に折曲された案内軸がウエツジバンパ
ーに貫挿され、その状態でウエツジバンパーを上
方からボデイの収納凹部に嵌入し、ボデイに蓋部
材を上から被せ、蓋部材を案内軸の後端の折曲部
に当接することにより、案内軸を上方へ外れない
ようにして、ウエツジバンパーをボデイ側に装着
したものである。
後者の公報に開示したものは、ウエツジバンパ
ーに上方へ突出する突起部を形成し、突起部に蓋
部材を当接することにより、上方へ外れないよう
にウエツジバンパーをボデイ側に装着したもので
ある。
第4図に示すものは、ボデイ1を背面から穿設
した凹溝2にウエツジバンパー3の案内軸4の前
端5を上方へ移動不能に係止し、案内軸4の後端
6を嵌合孔7に嵌入することにより、ウエツジバ
ンパー3をボデイ1側に装着したものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の車両用ドアロ
ツク装置においては、前者の公報に開示されたも
のでは、ウエツジバンパーの案内軸が上方へ脱落
しないように、蓋部材をボデイに被せるまでの間
案内軸を押えていなければならず、組み付け作業
が煩わしいという問題点がある。
後者の公報に開示されたものでは、前者の公報
のものと同様に、蓋部材をボデイに被せるまでの
間ウエツジバンパーが上方へ外れないように押え
なければならず、組み付け作業が煩わしく、ま
た、ウエツジバンパーが大きくなり装置全体が大
型化するという問題点がある。
第4図に示したものは、前記公報に示すものの
ような問題点はないが、組み付け順序を示す第5
図〜第6図でわかるように、案内軸4を斜めに支
持してから、所定の位置で水平にしてボデイ1に
支持しなければならず、案内軸4の装着の仕方が
複雑で、組立の自動化に適さないとともに、組み
付けが煩わしくかつ非常に時間がかかるという問
題点がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、案内軸が貫挿されたウエツジバ
ンパーを簡単な動作でかつ短時間にボデイの収納
凹部に装着することができるようにして上記問題
点を解決した車両用ドアロツク装置を提供するこ
とにある。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 ドアロツク本体のボデイにストライカの進入溝
を形成し、該ストライカの進入溝の一側の案内壁
面の後方位置にウエツジバンパーを収納する収納
凹部を形成し、該収納凹部の前後位置で前記ウエ
ツジバンパーを前後方向に案内可能に貫挿する案
内軸の前後端をそれぞれ支持して成る車両用ドア
ロツク装置において、 前記収納凹部の前側壁面または後側壁面の少な
くともいずれか一方に、前記案内軸の先端が嵌入
可能の挿入溝を形成すると共に、 該挿入溝の上端に該案内軸と係合可能の弾性を
有すフツク部を形成したことを特徴とする車両用
ドアロツク装置に存する。
「作用」 しかして、ウエツジバンパーに案内軸を貫挿し
たものをボデイに組み付けるには、案内軸を水平
に支持し、ウエツジバンパーを収納凹部の上方へ
移動し、案内軸を水平状態に維持して、下方の収
納凹部へウエツジバンパーを移動する。案内軸の
先端は弾性を有すフツク部の上縁に当接する。
この状態から案内軸を水平状態に維持しかつフ
ツク部を撓ませながらさらに下方へ移動させると
案内軸は挿入溝に嵌入する。挿入溝に嵌入した案
内軸はフツク部により上方へ移動不能に係止され
る。
案内軸が挿入溝に嵌入すれば、ウエツジバンパ
ーはストライカの進入溝の一側の案内壁面の後端
に連続して配設され、上方へ外れることがない。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してい
る。
第2図に示すように、車両用ドアロツク装置1
0はドアロツク本体のボデイ11にストライカの
進入溝12が形成され、ストライカの進入溝12
の一側の案内壁面13の後端14に連続してウエ
ツジバンパー20が配設されて成るものである。
ウエツジバンパー20には案内軸21が前後方
向に貫挿されており、案内軸21にはウエツジバ
ンパー20を前方へ付勢するばね部材24が装着
されている。ばね部材24は、案内軸21の後端
23近傍に一体的に形成されたリング部材25に
より、後端23から後方へ抜け出ないようになつ
ている。
一側の案内壁面13の後方位置には、ウエツジ
バンパー20を収納する収納凹部30が形成され
ている。収納凹部30の底面31にはウエツジバ
ンパー20の側壁に刻設された溝26と嵌合しこ
れを前後方向に案内すると共に、第1図における
左右方向の振れを規制するガイドレール部32が
形成されている。
収納凹部30の後側壁面33には、案内軸21
の後端23が嵌入する嵌合孔34が形成されると
ともに、案内軸21の後端23のリング部材25
を上下方向に案内可能なガイド溝35が形成され
ている。
収納凹部30の前側位置には、一側の案内壁面
13の後端14の部分に相当する一つの立壁36
と他の一つの独立した立壁37とが形成されてお
り、立壁36と立壁37とにより、上方に開口し
た案内軸21の前端22の挿入溝38が形成され
ている。立壁36と立壁37とは、案内軸21の
前端22の径の長さとほぼ同じ間隔で対向してい
る。
立壁37は、収納凹部30が合成樹脂材料で成
形されていることにより弾撥性を有し、立壁37
の上端には立壁36側へ突出したフツク部39が
形成されている。フツク部39は、反対位置に穿
設された嵌合孔34に後端23を嵌入した案内軸
21が水平になるように前端22を係止可能に形
成されている。
立壁37のフツク部39には、立壁36側に下
向き傾斜した傾斜面39aが形成されており、フ
ツク部39の傾斜面39aは案内軸21の前端2
2を挿入溝38に案内するものである。
立壁36の後側壁面36aはウエツジバンパー
20の前方移動を制限するストツパーになつてい
る。
立壁37のフツク部39の下方位置には、フツ
ク部39を形成するための孔31aが収納凹部3
0の底面31に穿設されている。
次に、ウエツジバンパー20をボデイ11に装
着する手順について説明する。
案内軸21の前端22からばね部材24を先
に、ウエツジバンパー20を後から案内軸21に
外嵌したものを用意し、案内軸21を水平にして
その前端22および後端23を支持する。
次に、案内軸21を水平状態に支持しかつばね
部材24を若干撓ませながら、ウエツジバンパー
20を収納凹部30の上方へ位置させ、収納凹部
30の下方へウエツジバンパー20を移動する。
案内軸21の後端23近傍に設けられたリング
部材25は、収納凹部30の後側壁面33に形成
されたガイド溝35に案内されるとともに、案内
軸21の前端22は立壁37のフツク部39の傾
斜面39aに当接し、傾斜面39aにより挿入溝
38へ案内される。
案内軸21を水平状態に維持してさらに下方へ
移動すると、案内軸21の前端22は、フツク部
39の傾斜面39aを押圧し、立壁37は相手側
の立壁36から離れる方向に撓む。
立壁37の弾撥力に抗して、案内軸21を水平
状態に維持してさらに下方へ移動すると、案内軸
21の後端23が嵌合孔34を臨んで位置する。
前後して案内軸21の前端22は、挿入溝38に
嵌り込み立壁37のフツク部39により上方へ移
動不能に係止される。
次に、案内軸21はばね部材24の付勢力で相
対的に軸方向に後退し、案内軸21の後端23が
嵌合孔34に嵌入して、案内軸21の後端23も
上方へ移動不能に係止され、また、収納凹部30
のガイドレール部32とウエツジバンパー20の
溝26も摺動可能に嵌合し、ウエツジバンパー2
0はストライカの進入溝12の一側の案内壁面1
3の後端14に連続して配設され、上方へ外れる
ことがない。
本実施例に係る車両用ドアロツク装置10によ
れば、ウエツジバンパー20の取付け動作を直線
運動からなるものとしたので、組み付けが容易と
なり自動化に適したものとすることができる。
前記実施例においては、一方の立壁をストライ
カの進入溝12の後端14としたものを示した
が、立壁37と対向した形状のものとしてもよ
い。
また、嵌合孔34と立壁36および立壁37と
を相互に反対にして収納凹部30に設けたもので
あつてもよい。
なお、上述実施例では案内軸を係止するため
に、収納凹部の前側にフツク部を後側に嵌合孔を
夫々設けた例を説明したが、後側の嵌合孔を前側
と同じフツク部としてもよく、それにより組付け
性は更に向上する。
「考案の効果」 本考案に係る車両用ドアロツク装置によれば、
ウエツジバンパーをボデイの収納凹部に簡単な動
作で短時間にかつ確実に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図は車両用ドアロツク装置の要部斜視
図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図−
線断面図、第4図〜第6図は従来の実施例を示
しており、第4図は車両用ドアロツク装置の平面
図、第5図および第6図は車両用ドアロツク装置
の作用説明図である。 10……車両用ドアロツク装置、20……ウエ
ツジバンパー、21……案内軸、22……前端、
23……後端、30……収納凹部、34……嵌合
孔、36……立壁、37……立壁、38……挿入
溝、39……フツク部、39a……傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアロツク本体のボデイにストライカの進入溝
    を形成し、該ストライカの進入溝の一側の案内壁
    面の後方位置にウエツジバンパーを収納する収納
    凹部を形成し、該収納凹部の前後位置で前記ウエ
    ツジバンパーを前後方向に案内可能に貫挿する案
    内軸の前後端をそれぞれ支持して成る車両用ドア
    ロツク装置において、 前記収納凹部の前側壁面または後側壁面の少な
    くともいずれか一方に、前記案内軸の先端が嵌入
    可能の挿入溝を形成すると共に、 該挿入溝の上端に該案内軸と係合可能の弾性を
    有すフツク部を形成したことを特徴とする車両用
    ドアロツク装置。
JP8744787U 1987-06-05 1987-06-05 Expired - Lifetime JPH0546612Y2 (ja)

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JP8744787U JPH0546612Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JP8744787U JPH0546612Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JPS63200075U JPS63200075U (ja) 1988-12-22
JPH0546612Y2 true JPH0546612Y2 (ja) 1993-12-07

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