JPH0546528Y2 - - Google Patents

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JPH0546528Y2
JPH0546528Y2 JP6677587U JP6677587U JPH0546528Y2 JP H0546528 Y2 JPH0546528 Y2 JP H0546528Y2 JP 6677587 U JP6677587 U JP 6677587U JP 6677587 U JP6677587 U JP 6677587U JP H0546528 Y2 JPH0546528 Y2 JP H0546528Y2
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JP
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clip
protector
protrusion
hole
wire harness
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JP6677587U
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JPS63173864U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワイヤーハーネスを収容したプロテ
クタを、プロテクタに設けられたクリツプを取付
面に穿設された孔に嵌入して、取付面に係止する
作業を容易ならしめるワイヤーハーネス用プロテ
クタに関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
車両等にワイヤーハーネスを配索する場合、第
4図及び第5図に示すように、ワイヤーハーネス
Wを収容したプロテクタPが用いられる。
プロテクタPは本体1の側面に設けられた薄肉
ヒンジ2を介して蓋3が一体的に設けられ、内部
にワイヤーハーネスWの収容室4が形成される。
本体1の薄肉ヒンジ2の反対側の側面には係合
突起5が突設され、蓋3の側面に設けられた孔6
に係合突起5が嵌入して本体1に蓋3が係止され
る。
又、本体1の外壁面にクリツプ7が立設され、
クリツプ7を取付面Sに穿設された孔8に嵌入し
て係止し、プロテクタPに収容されていたワイヤ
ーハーネスWを取付面Sに支持する構造となつて
いる。
クリツプ7を孔8に嵌入する作業は、クリツプ
7の反対側に位置する作業者が矢印9で示す視線
で孔8を見ながら行われるため、クリツプ7を見
ることができない。
そこで、嵌入作業は、先ずクリツプ7の位置を
目視にて確認しておき、次に、記憶に残るクリツ
プ7の位置を目視する孔8に合わせて嵌入するこ
とになり、詳しくは、クリツプ7の確認工程と孔
8の確認工程との2つの工程が必要であり、しか
も、必ずしもクリツプ7が孔8に一度で円滑に嵌
入されるとは限らない。
しかし、プロテクタの組付作業はできるだけ短
時間で行われることが望ましく、作業者の注意力
や緊張度ができるだけ少ない容易な作業とするこ
とが望まれる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、ク
リツプ7の位置を確認しこれを記憶する手間を省
いて、矢印9方向の視線でもつてそのままプロテ
クタPを取付面Sに組付けることのできるワイヤ
ーハーネス用プロテクタを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内部にワイヤーハーネスを収容した
プロテクタの外壁面に、取付面に穿設された孔に
嵌着されるクリツプを立設したワイヤーハーネス
用プロテクタにおいて、 上記クリツプの反対側の外壁面において上記ク
リツプと同軸の位置に、クリツプ位置表示用の突
起を設けた。
〔作用〕
プロテクタのクリツプの反対面にクリツプと同
軸上のクリツプ位置表示用突起があるため、クリ
ツプ位置表示用突起を目視することによりクリツ
プの位置を知ることができる。
クリツプ位置表示用突起と取付面の孔とは同時
に目視できるため、クリツプ位置表示用突起と取
付面の孔とが重なるようにプロテクタを取付面に
押し当てるだけでプロテクタは円滑に取付面に組
付けられる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に示すように、プロテクタP
は、従来例と同様に、本体1と蓋3とは薄肉ヒン
ジ2を介して一体的に設けられ、内部にワイヤー
ハーネスWを収容した後に本体1側の係合突起5
が蓋3の孔に嵌入されて本体1と蓋3とが係止さ
れる。
プロテクタPには本体1の外周面にクリツプ7
が立設されるが、クリツプ7の反対面、すなわ
ち、蓋3の外壁面にクリツプ7と同軸上に高さの
低い円柱状のクリツプ位置表示用突起10が設け
られる。
本実施例では本体1にクリツプ7を設け、蓋3
にクリツプ位置表示用突起10を設けたが、これ
とは逆に、蓋3にクリツプ7を設け本体1にクリ
ツプ7と同軸をなすクリツプ位置表示用突起10
を設けてもよい。
又、クリツプ位置表示用突起10の形状は、第
3図に示すように、円柱状でなく三角柱状のクリ
ツプ位置表示用突起10Aとしてもよく或は、四
角柱状のクリツプ位置表示用突起10Bとしても
よいが、いずれにしてもクリツプ7と同軸に設け
られなければならない。
プロテクタPを取付面Sに動揺なく取付けるた
めには、プロテクタPに少くとも2個のクリツプ
7を設ける必要があるが、2個のクリツプ7の反
対側にそれぞれクリツプ位置表示用突起10が設
けられる。
クリツプ7が3個以上設けられる場合には、少
くとも両端のクリツプ7の反対面にクリツプ7と
同軸のクリツプ位置表示用突起10が設けられな
ければならない。
以上のように構成されたプロテクタの取付作業
を説明する。
作業者は、第2図の矢印9で示す視線でもつて
取付面SにプロテクタPを取付けるため、取付面
Sの孔8とクリツプ7を同時に見ることはできな
いが、プロテクタPのクリツプ7の反対面に設け
られたクリツプ位置表示用突起10と孔8とは同
時に見ることができる。
クリツプ位置表示用突起10はクリツプ7と同
軸をなすため、クリツプ位置表示用突起10と孔
8とを重ねるようにプロテクタPを取付面に押し
つけると、クリツプ7は孔8に円滑に挿入され
る。
従つて、作業者は従来の作業のようにクリツプ
7を目視してその位置を確め、次に、孔8を目視
して記憶に残つたクリツプ7の位置を孔8に合わ
さなければならない面倒な作業をしなくてもよい
ため、作業の手間が簡便になり、しかも、クリツ
プ7の軸心と孔8との軸心が合わない不具合が発
生する虞れがなくなる。
〔効果〕
本考案は、プロテクタの取付作業が簡便となり
クリツプと取付面との孔とが一致して円滑に組付
けられるため、ワイヤーハーネス配索作業が容易
化し作業時間が短縮される効果がある。
クリツプと同軸上に設けられるクリツプ位置表
示用突起はクリツプ位置表示であるため、クリツ
プ位置表示用突起の高さは低くても差支えなく、
他の機器等と干渉することもなく、又、プロテク
タの製造段階でプロテクタと共にクリツプ位置表
示用突起を成形できるためプロテクタの製造コス
トには影響しないなど不利な点は全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図はプロテクタの縦断面図、第2図は同上の斜視
図、第3図は突起の形状説明用の斜視図、第4図
は従来例におけるプロテクタの縦断面図、第5図
は同上の斜視図である。 P……プロテクタ、S……取付面、W……ワイ
ヤーハーネス、1……本体、3……蓋、7……ク
リツプ、8……孔、10,10A,10B……ク
リツプ位置表示用突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にワイヤーハーネスを収容したプロテクタ
    の外壁面に、取付面に穿設された孔に嵌着される
    クリツプを立設したワイヤーハーネス用プロテク
    タにおいて、 上記クリツプの反対側の外壁面において上記ク
    リツプと同軸の位置に、クリツプ位置表示用の突
    起を設けたことを特徴とするワイヤーハーネス用
    プロテクタ。
JP6677587U 1987-05-06 1987-05-06 Expired - Lifetime JPH0546528Y2 (ja)

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JP6677587U JPH0546528Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JP6677587U JPH0546528Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JPS63173864U JPS63173864U (ja) 1988-11-11
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JP6677587U Expired - Lifetime JPH0546528Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JP6966263B2 (ja) 2017-08-31 2021-11-10 矢崎総業株式会社 プロテクタ

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