JPH0513029Y2 - - Google Patents

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JPH0513029Y2
JPH0513029Y2 JP776086U JP776086U JPH0513029Y2 JP H0513029 Y2 JPH0513029 Y2 JP H0513029Y2 JP 776086 U JP776086 U JP 776086U JP 776086 U JP776086 U JP 776086U JP H0513029 Y2 JPH0513029 Y2 JP H0513029Y2
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JP
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cable
opening
housing
plate
rail
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JP776086U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、多数本のケーブルを開口部から内部
に引き込むようにされた電子機器収納用筺体に関
する。
[考案の技術的背景] 第7図に従来の電子機器収納用筺体を示す。
図中、1は筺体であり、2,3は筺体1の本
体、扉である。本体2の底板4には、ケーブル引
き込み用の開口部5が形成されており、この開口
部5より筺体1内にケーブルを引き込み、筺体1
内に収納された電子機器(図示せず)と外部機器
とを接続する構成となつている。6は開口部5を
塞ぐケーブル導入板である。このケーブル導入板
6はネジ7により底板4に取り付けられている。
一般に、開口部5は、所望のケーブルを引き込む
ことができるように十分大きく形成されている。
そのため、ケーブルを引き込んだ後であつても、
通常は開口部5に大きな隙間が生じ、この隙間か
らねずみ、害虫が筺体1内に侵入する危険性があ
る。そこで、従来は、開口部5を塞ぐケーブル導
入板6を筺体1に取り付けておき、現地における
据付工事の際に、ケーブルの本数、径に応じた穴
部をケーブル導入板6に形成する構成とすること
により、筺体1に大きな隙間が生じることを防止
していた。
[背景技術の問題点] しかしながら上記筺体にあつては、据付工事の
際に、ケーブル導入板6に穴加工を施す必要があ
り、又穴加工を施すためには特殊工具が必要とな
るため、据付工事が非常に煩雑となり、又手間が
かかるという問題を有していた。また、筺体1に
大きな隙間が生じないようにするためには、引き
込まれるケーブルの量と極力一致する穴をケーブ
ル導入板6に形成する必要があるが、このような
穴をケーブル導入板6に形成した場合には穴への
ケーブルの挿入が困難になるという問題もあつ
た。
[考案の目的] 本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、据付工事の際に穴加工用の工具等の特殊
工具を用いる必要がなく、かつ筺体内に容易にケ
ーブルを引き込むことができ、しかも筺体に隙間
が生じることのない電子機器収納用筺体を提供す
ることを目的とする。
[考案の概要] 本考案の電子機器収納用筺体にあつては、ケー
ブルを引き込むための開口部が形成された筺体壁
面に前記開口部を間にして一対のレールが立設さ
れ、このレールには複数の押え板の両端がスライ
ド自在に取り付けられて該複数の押え板は前記開
口部に橋わたされた状態となつており、かつ前記
押え板をレールに固定するための固定手段が設け
られ、前記押え板間には弾力性を有する多孔質の
パツキンが挿入され前記開口部はこのパツキンで
覆われた構成とされ上記目的を達成している。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第6図を参
照して詳述する。
図中、1は電子機器収納用の筺体である。筺体
1の底板4には、従来例と同様、ケーブル10を
引き込むための開口部5が形成されており、本実
施例においては、この開口部5を覆うようにして
ケーブル引込部11が取り付けられている。
このケーブル引込部11は、一対のレール1
2、ケーブル押え板13、固定板14及びパツキ
ン15で構成されている。
レール12は開口部5を間にして底板4に立設
されている。ケーブル押え板13は、第4図に示
すように、幅広の板状部材からなり、その表裏両
面には、浮き出し部17が形成されている。この
浮き出し部17はちどり状に配設されており、こ
の浮き出し部17に束線バンド18等を取り付け
ることにより、ケーブル押え板13の表裏両面
に、種々の径のケーブル10をバンド18で固定
できる(第5図)。また、ケーブル押え板13の
上端部の左右両端は外方に突出しかつL字形に折
り曲げられて引掛部19が形成されており、下端
部20の左右両端は段状に切り欠かれ、下端部2
0は前記開口部5に挿入できる幅となつている。
ケーブル押え板13は、第3図に示すように、
一対のレール12の上端面22に左右の引掛部1
9が支持される。このとき下端部20は開口部5
に挿入された状態となつている。前記固定板14
は、ケーブル押え板13がレール12に取り付け
られた後に、ネジ23によりレール12に固定さ
れる。これにより、引掛部19はレール12の上
端面22と固定板14とで挟持された状態とな
る。この場合に、ネジ23を緩めることにより、
押え板13を自由にレール12に沿つて移動させ
ることができる。
パツキン15は、多孔質かつ弾力性を有するス
ポンジ等の材質よりなり、第6図に示すように、
前記ケーブル押え板13に対応する形状となつて
いる。そして、このパツキン15がケーブル押え
板13間に挿入されることにより、前記開口部5
はパツキン15で塞がれた状態となる。
ケーブル10の引き込み作業は以下のようにし
て行なわれる。
ネジ23を緩め、ケーブル押え板13をスライ
ド自在な状態として、ケーブル押え板13間にケ
ーブル10を挿入する。そして、ケーブル押え板
13の片面或いは両面にケーブル10をバンド1
8で固定する。これにより、ケーブル10はケー
ブル押え板13に保持され、ケーブル10と電子
機器の接続部に無理な力が加わることを防止でき
る。次に、ケーブル押え板13間にパツキン15
を挿入する。そして、ケーブル押え板13をスラ
イドして、ケーブル10にパツキン15を密着さ
せた状態としてネジ23を締めつける。これで引
き込み作業は完了する。
この場合に、パツキン15は柔軟性に富む材質
よりなるため、第1図に示すように、ケーブル押
え板13とケーブル10とに生ずる隙間はパツキ
ン15で埋められる。従つて、筺体1は外部から
密閉され、ネズミ或いは害虫の侵入を防止でき
る。また、パツキン15自体は多孔質の材質より
なるため、エアフイルタの役割をも果たす。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の電子機器収納用
筺体にあつては、据付作業のときに穴あけ作業等
の煩雑な作業を行うことなく容易にケーブルを引
き込むことができ、しかも筺体の密閉状態を保つ
ことができる、また、ケーブルの本数等にかかわ
りなく引込み作業を行えるので、当初はケーブル
の本数が少なく、後にケーブル本数を増加するよ
うな場合でも容易に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を説明する
図であり、第1図は筺体内にケーブルが引き込ま
れた状態を示す要部斜視図、第2図は筺体の全体
斜視図、第3図はケーブル引込部の構造を示す斜
視図、第4図はケーブル押え板を示す斜視図、第
5図はケーブルが固定されたケーブル押え板を示
す斜視図、第6図はパツキンを示す斜視図であ
る。また、第7図は従来の筺体を示す斜視図であ
る。 1……筺体、4……底板、5……開口部、11
……ケーブル引込部、12……レール、13……
ケーブル押え板、14……固定金具、15……パ
ツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルを内部に引き込むための開口部が設け
    られている電子機器収納用筺体において、前記開
    口部が形成された筺体壁面に前記開口部を間にし
    て立設された一対のレールと、両端をスライド自
    在に前記レールに支持され前記開口部に橋わたさ
    れた複数の押え板と、該押え板を前記レールに固
    定する固定手段と、弾力性を有する多孔質の材質
    で形成され前記押え板間に挿入されるパツキンと
    を具備し、前記開口部は前記パツキンで覆われて
    いることを特徴とする電子機器収納用筺体。
JP776086U 1986-01-24 1986-01-24 Expired - Lifetime JPH0513029Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP776086U JPH0513029Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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JP776086U JPH0513029Y2 (ja) 1986-01-24 1986-01-24

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Publication Number Publication Date
JPS62120389U JPS62120389U (ja) 1987-07-30
JPH0513029Y2 true JPH0513029Y2 (ja) 1993-04-06

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ID=30791513

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