JPH0546445B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546445B2 JPH0546445B2 JP16594685A JP16594685A JPH0546445B2 JP H0546445 B2 JPH0546445 B2 JP H0546445B2 JP 16594685 A JP16594685 A JP 16594685A JP 16594685 A JP16594685 A JP 16594685A JP H0546445 B2 JPH0546445 B2 JP H0546445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- locking
- head
- hole
- locking leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はパネルに開設した孔に挿着し、頭部
でその孔を塞ぐと共に、必要に応じ頭部自身或る
いは頭部上面に一体に設けた適宜の保持部でワー
クを上記パネルに対して取付けるプラスチツクで
一体成形したアンカー型クリツプに関する。
でその孔を塞ぐと共に、必要に応じ頭部自身或る
いは頭部上面に一体に設けた適宜の保持部でワー
クを上記パネルに対して取付けるプラスチツクで
一体成形したアンカー型クリツプに関する。
（従来の技術）
上述したアンカー型クリツプは米国特許第
3093874号により公知であつて、これは第６図に
示す様に頭部１と、頭部下面から垂下する中央脚
２と、中央脚の下端左右から斜上向きに張出す
ほゞ三角形状の二本の係止脚３，３を一体に備
え、上記各係止脚３は上部３ａに下部３ｂとは傾
きが逆な係止斜面４を有し、パネルＰの孔５に表
から頭部１の下面がパネルの表面に当接するまで
中央脚２、各係止脚３を押込み、各係止脚の上部
の係止斜面４を孔５の縁に裏から係止して逆抜け
不能に挿着する。
3093874号により公知であつて、これは第６図に
示す様に頭部１と、頭部下面から垂下する中央脚
２と、中央脚の下端左右から斜上向きに張出す
ほゞ三角形状の二本の係止脚３，３を一体に備
え、上記各係止脚３は上部３ａに下部３ｂとは傾
きが逆な係止斜面４を有し、パネルＰの孔５に表
から頭部１の下面がパネルの表面に当接するまで
中央脚２、各係止脚３を押込み、各係止脚の上部
の係止斜面４を孔５の縁に裏から係止して逆抜け
不能に挿着する。
（発明が解決しようとする問題点）
パネルの孔５に中央脚２、各係止脚３を挿着す
る際、各係止脚３は孔５を通過するまで孔の縁で
内向きに押されて撓む（第７図）。各係止脚が内
向きに押されても、各脚の上端が中央脚に当接し
ない第７図Ａの押込みの当初は、比較的に小さい
力で押込むことができる。しかし、その後、各係
止脚の上端が中央脚２の両側に当接して第７図Ｂ
のように突張ると、係止脚の上部と下部の境界部
を突張りに抗して内向きに撓まさねばならないの
で、押込みに大きな力が必要になる。
る際、各係止脚３は孔５を通過するまで孔の縁で
内向きに押されて撓む（第７図）。各係止脚が内
向きに押されても、各脚の上端が中央脚に当接し
ない第７図Ａの押込みの当初は、比較的に小さい
力で押込むことができる。しかし、その後、各係
止脚の上端が中央脚２の両側に当接して第７図Ｂ
のように突張ると、係止脚の上部と下部の境界部
を突張りに抗して内向きに撓まさねばならないの
で、押込みに大きな力が必要になる。
（問題点を解決するための手段）
そこで本発明は上記各係止脚の上部と下部の境
界付近にスリツトを設け、上記上部と下部を簿肉
の可撓部で接続したことを特徴とする。
界付近にスリツトを設け、上記上部と下部を簿肉
の可撓部で接続したことを特徴とする。
（作用）
パネルの孔に中央脚、各係止脚を挿着する際に
各係止脚は孔の縁で押されて内向きに撓み、その
上端が中央脚の各側部に当接すると、その後は各
係止脚の上部は可撓部で曲がり中央脚の各側面に
沿つて上向きに伸びる。又、挿着状態では各係止
脚の係止斜面が孔の縁に裏から係止すると各係止
脚の上部は可撓部で曲つて座屈する。
各係止脚は孔の縁で押されて内向きに撓み、その
上端が中央脚の各側部に当接すると、その後は各
係止脚の上部は可撓部で曲がり中央脚の各側面に
沿つて上向きに伸びる。又、挿着状態では各係止
脚の係止斜面が孔の縁に裏から係止すると各係止
脚の上部は可撓部で曲つて座屈する。
（実施例）
第１〜５図は本発明のクリツプの二つの実施例
を示すもので、前述の第６，７図の従来のクリツ
プと同じ要素には同じ符号を付してある。本発明
は前述した様に各係止脚３の上部３ａと下部３ｂ
の境界付近にスリツト６を設け、これにより上記
上部３ａと下部３ｂを簿肉の可撓部７で接続した
ことを特徴とする。
を示すもので、前述の第６，７図の従来のクリツ
プと同じ要素には同じ符号を付してある。本発明
は前述した様に各係止脚３の上部３ａと下部３ｂ
の境界付近にスリツト６を設け、これにより上記
上部３ａと下部３ｂを簿肉の可撓部７で接続した
ことを特徴とする。
第１〜４図の第１実施例ではスリツト６を内側
から三角形の頂部付近まで設け、三角形の頂部に
可撓部７を形成してある。
から三角形の頂部付近まで設け、三角形の頂部に
可撓部７を形成してある。
これによりパネルＰの孔５に挿着する際、第３
図Ａに示した各係止脚３の上端が中央脚の上部側
面に当接するまでは従来のアンカー型クリツプと
同様に比較的小さい力で押込むことができる。そ
の後、各係止脚の上端が中央脚の上部側面に当接
すると（第３図Ｂ）、各係止脚の可撓部７から上
の上部３ａは中央脚の側部に接して矢印方向に曲
がり、中央脚の側面に沿つて上向きに延び、突張
ることをしない。従つて、係止脚の上端が中央脚
の上部側面に当接しない押込みの当初の比較的小
さい力のまゝで押込むことができる。
図Ａに示した各係止脚３の上端が中央脚の上部側
面に当接するまでは従来のアンカー型クリツプと
同様に比較的小さい力で押込むことができる。そ
の後、各係止脚の上端が中央脚の上部側面に当接
すると（第３図Ｂ）、各係止脚の可撓部７から上
の上部３ａは中央脚の側部に接して矢印方向に曲
がり、中央脚の側面に沿つて上向きに延び、突張
ることをしない。従つて、係止脚の上端が中央脚
の上部側面に当接しない押込みの当初の比較的小
さい力のまゝで押込むことができる。
そして、挿着状態では第４図に示す様に各係止
脚３の係止斜面を有する上部３ａは、係止斜面４
が孔５の縁に裏から係止することにより可撓部７
が折れて内向きに曲がるので引抜きに対する抵抗
力は従来のものより高い。
脚３の係止斜面を有する上部３ａは、係止斜面４
が孔５の縁に裏から係止することにより可撓部７
が折れて内向きに曲がるので引抜きに対する抵抗
力は従来のものより高い。
この実施例では頭部１の上面にパイプ材や棒
材、線材など８を保持する欠円状のホルダ９を一
体に設けたが、第６，７図の従来例に示した様に
頭部１自身が溝形のモール１０を保持するもので
も、その他のワークを保持するホルダを設けても
よい。
材、線材など８を保持する欠円状のホルダ９を一
体に設けたが、第６，７図の従来例に示した様に
頭部１自身が溝形のモール１０を保持するもので
も、その他のワークを保持するホルダを設けても
よい。
第５図の第２実施例はスリツト６を第１実施例
とは逆に三角形の頂部から設けた場合のもので、
機能は第１実施例と同様である。
とは逆に三角形の頂部から設けた場合のもので、
機能は第１実施例と同様である。
（効果）
本発明によれば挿着の際の押込力が小で、それ
でいて挿着状態では引抜きに対し高い抵抗力を有
するアンカー型クリツプを提供できる。
でいて挿着状態では引抜きに対し高い抵抗力を有
するアンカー型クリツプを提供できる。
第１図は本発明のクリツプの一実施例の正面
図、第２図は同上の側面図、第３図Ａは同上の挿
着当初の状態の正面図、第３図Ｂは挿着途中の状
態の正面図、第４図は同じく挿着状態の正面図、
第５図は本発明のクリツプの他の一実施例の正面
図、第６図は従来のクリツプの挿着状態の正面
図、第７図Ａは同上の挿着当初の状態の正面図、
第７図Ｂは挿着途中の状態の正面図で、図中、１
は頭部、２は中央脚、３は係止脚、４は係止斜
面、６はスリツト、７は簿肉の可撓部を示す。
図、第２図は同上の側面図、第３図Ａは同上の挿
着当初の状態の正面図、第３図Ｂは挿着途中の状
態の正面図、第４図は同じく挿着状態の正面図、
第５図は本発明のクリツプの他の一実施例の正面
図、第６図は従来のクリツプの挿着状態の正面
図、第７図Ａは同上の挿着当初の状態の正面図、
第７図Ｂは挿着途中の状態の正面図で、図中、１
は頭部、２は中央脚、３は係止脚、４は係止斜
面、６はスリツト、７は簿肉の可撓部を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 頭部と、上記頭部の下面から垂下する中央脚
と、上記中央脚の下端左右側部から斜上向きに張
出し、上部には下部とは傾きが逆な係止斜面を有
するほゞ三角形状の二本の係止脚を一体に備えた
プラスチツク製のアンカー型クリツプにおいて、 上記各係止脚の上部と下部の境界付近にスリツ
トを設け、上記上部と下部を簿肉の可撓部で接続
したことを特徴とするアンカー型クリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16594685A JPS6228512A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | アンカ−型クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16594685A JPS6228512A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | アンカ−型クリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228512A JPS6228512A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH0546445B2 true JPH0546445B2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=15822021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16594685A Granted JPS6228512A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | アンカ−型クリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228512A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5132328B2 (ja) * | 2008-01-16 | 2013-01-30 | Ｕｄトラックス株式会社 | クリップ |
| FR2944569B1 (fr) * | 2009-04-20 | 2011-04-01 | Raymond A & Cie | Attache a aile nervuree |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16594685A patent/JPS6228512A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228512A (ja) | 1987-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5004194A (en) | Pipe/wire gripping and fixing clamp | |
| JPH0546445B2 (ja) | ||
| JP2810325B2 (ja) | クリップ | |
| KR100229215B1 (ko) | 클립 | |
| JPH0438148Y2 (ja) | ||
| US2159383A (en) | Slip cover installation and fastener for the same | |
| JPH0340313A (ja) | 電気的な導体のための表示担体 | |
| KR840002714Y1 (ko) | 장신구용 조임쇠 | |
| KR200142395Y1 (ko) | 와이어 고정 패스너 | |
| KR100222249B1 (ko) | 와이어 고정용 클립 | |
| JPH0522812U (ja) | ハーネス等のクリツプ | |
| JP2003007371A (ja) | コネクタ固定用クリップ | |
| JPS588972Y2 (ja) | 止め具 | |
| KR19980050871A (ko) | 차량용 와이어링 고정용 클립 | |
| JPH0311499Y2 (ja) | ||
| JPH0119543Y2 (ja) | ||
| JPH0327003Y2 (ja) | ||
| JPH0113897Y2 (ja) | ||
| JPS6347283Y2 (ja) | ||
| JPH074915U (ja) | 弾性支持脚を有する止め具 | |
| JPH0128350Y2 (ja) | ||
| JP2630917B2 (ja) | 棒状物保持具 | |
| JPH032004Y2 (ja) | ||
| JPS6224085Y2 (ja) | ||
| KR200150777Y1 (ko) | 자동차용 와이어링 클립 |