JPH0546439A - 暴走監視装置 - Google Patents

暴走監視装置

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JPH0546439A
JPH0546439A JP3200525A JP20052591A JPH0546439A JP H0546439 A JPH0546439 A JP H0546439A JP 3200525 A JP3200525 A JP 3200525A JP 20052591 A JP20052591 A JP 20052591A JP H0546439 A JPH0546439 A JP H0546439A
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JP
Japan
Prior art keywords
cpu
runaway
program
circuit
processing time
Prior art date
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JP3200525A
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English (en)
Inventor
Tomoji Ito
知二 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3200525A priority Critical patent/JPH0546439A/ja
Publication of JPH0546439A publication Critical patent/JPH0546439A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、最適な基準時間で暴走監視できて誤
警報を防止でき、異常状態の発見が遅れることのない暴
走監視装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、CPU1のアクセス時間を測定して
暴走を監視する暴走監視装置において、CPU1の動作
状態に応じて各々リセットされ、各々異なる時間に設定
されている基準時間に基づいて異常信号を出力する複数
のウォッチドッグタイマ回路11,12と、各ウォッチ
ドッグタイマ回路11,12の出力側にそれぞれ設けら
れた複数のゲート回路13,14と、CPU1によって
処理されるプログラムの処理時間に応じて開状態にすべ
きゲート回路を選択する選択手段15,16とを具備し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUの暴走監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ウォッチドッグタイマ(以下、「WD
T」と呼ぶ)回路を用いて、CPUが暴走しているか否
かを監視する暴走監視装置は従来より知られている、
【0003】このWDT回路は、CPUによる対象プロ
グラムの処理時間、即ち連続する第1アクセスと第2ア
クセスとのインターバル時間を測定し、このインターバ
ル時間が基準時間の下限を下回ったり、又は上限を上回
ったときに異常信号を出力するようになっている。
【0004】ところで、CPUによる各種プログラムの
処理時間は、対象プログラムの種類により異なる。その
ため、異常検出のための基準時間は、全てのプログラム
の処理時間が許容する最大時間に設定されてしまう。例
えば、イニシャライズプログラム処理のように処理時間
が長い場合には、正常に動作しているのにも拘らずWD
T回路から異常信号が誤出力されることがあるからであ
る。ところが、イニシャライズプログラムにも対処可能
な長い基準時間で監視していたのでは、その他の処理時
間の短いプログラムの異常発見が遅れるという欠点があ
った。
【0005】そこで、イニシャライズプログラム処理等
のプログラム処理時間が長いものについては、WDT回
路から異常信号の出力を禁止するようにした暴走監視装
置が考えられている。かかる暴走監視装置の構成例が図
3に示されている。
【0006】この暴走監視装置では、CPU1が一つの
プログラム処理を完了するとバス2を制御し、そのアド
レスバスの制御がアドレスバスインターフェース3を介
してアドレスバスデコード回路4及び5に入力される。
一方のアドレスバスデコード回路4は、プログラム処理
の完了を検出するとWDT回路7にリセット信号を出力
する。他方のアドレスバスデコード回路5は、同様に制
御レジスタ7にリセット信号を出力する。WDT回路7
は基準時間を過ぎてもリセットされなければ、その出力
側に設けられたゲート回路9に対して異常信号を出力す
る。制御レジスタ8は、CPU1から処理時間の長いイ
ニシャライズ処理の実行を知らされたときゲート回路9
を閉じ、他方のアドレスバスデコード回路5からリセッ
ト信号が入力するまでこの状態を保持する。
【0007】従って、この暴走監視装置では、イニシャ
ライズ処理等の非常に長いプログラム処理が行われて
も、その期間は制御レジスタ8によってゲート回路9が
閉じられるので、WDT回路7からゲート回路9に入力
している異常信号は外部へ出力されない。また、通常の
動作時には、イニシャライズ処理まで許容するような長
い基準時間を使わずに暴走監視できるものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た暴走監視装置は、プログラム処理時間が長いものにつ
いては、異常信号の出力を禁止しているので、異常が発
生した場合には制御レジスタ8に対してリセット信号が
出力されずに、異常の発見が遅れる恐れがある。本発明
は以上のような実情に鑑みてなされたもので、個々のプ
ログラムの処理時間に応じてそれぞれ最適な基準時間に
よって暴走監視を行うことのできる信頼性の高い暴走監
視装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明に係る暴走監視装置は、CPUの動作状
態に応じて各々リセットされ、各々異なる時間に設定さ
れている基準時間に基づいて異常信号を出力する複数の
ウォッチドッグタイマ回路と、前記各ウォッチドッグタ
イマ回路の出力側にそれぞれ設けられた複数のゲート回
路と、前記CPUによって処理されるプログラムの処理
時間に応じて開状態にすべきゲート回路を選択する選択
手段とを具備した構成とし、
【0010】第2の発明に係る暴走監視装置は、CPU
の動作状態に応じてリセットされるカウンタと、このカ
ウンタのカウント値と設定されている基準値とを比較し
て異常信号を出力する比較手段と、前記CPUによって
処理されるプログラムの処理時間に応じて前記比較手段
の基準値を書替える基準時間変更手段とを具備した構成
とした。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、複数のウォッチドッグタ
イマ回路により各々異なる基準時間を用いて暴走監視が
行われ、これら各ウォッチドッグタイマ回路の出力側に
それぞれ設けられた複数のゲート回路は、選択手段によ
ってプログラム処理時間に応じて選択されたゲート回路
のみが出力可能な状態にされる。従って、選択されなか
ったゲート回路に接続されている各ウォッチドッグタイ
マ回路の異常信号の出力は禁止され、選択されたウォッ
チドッグタイマ回路による暴走監視が行われる。よっ
て、常に最適な基準時間に設定されているウォッチドッ
グタイマ回路によって監視を行うことができる。
【0012】第2の発明によれば、CPUのアクセス時
間を測定しているカウンタのカウント値と比較して異常
信号を出力するための基準値が、基準時間変更手段によ
ってプログラム処理時間に応じて書替えられる。従っ
て、常に個々のプログラムに応じた基準時間でもって暴
走監視が行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1には、本発明の第1実施例に係る暴走
監視装置の機能ブロックが示されている。なお、図3に
示す装置と同一機能の部分には同一符号を付している。
【0014】本実施例は、一方のアドレスバスデコード
回路5の出力側に、各々異なる基準時間が設定された第
1,第2のWDT回路11,12が設けられ、これら各
WDT回路11,12の出力側にゲート回路13,14
がそれぞれ設けられている。また、データバスインター
フェース4には、第1,第2の制御レジスタ15,16
が接続されている。この第1,第2の制御レジスタ1
5,16は、データバスインターフェース4を介して供
給されるデータを、デコード回路6の出力によって保持
し、それぞれ対応する第1,第2のゲート回路13,1
4を制御する機能を有する。第1,第2のゲート回路1
3,14の出力はオア回路17に入力され、このオア回
路出力が異常信号として出力されるように構成されてい
る。
【0015】以上のように構成された本実施例では、C
PU1の動作状態がアドレスバスデコード回路5で検出
されて、CPU1が一つのプログラム処理を完了する度
に第1,第2のWDT回路11,12に対してリセット
信号を出力する。WDT回路11,12では、各々設定
されている基準時間内にリセット入力があれば異常信号
は出力せず、基準時間内にリセット信号が入力されない
ときに、異常信号を各々対応する第1,第2のゲート回
路13,14に出力する。
【0016】本実施例では、CPU1で順次実行される
各プログラムは、その処理時間に応じて2グループに分
けられ、処理時間の長いほうのプログラム群は第1WD
T回路11で監視され、処理時間の短いほうのプログラ
ム群は第2WDT回路12で監視される。
【0017】このため、第1制御レジスタ15は、処理
時間の長いプログラム群の場合にはゲートを開き、短い
ほうのプログラム群に属している場合には同ゲートを閉
じるように第1ゲート回路13を制御する。また、第2
制御レジスタ16は、処理時間の長いプログラム群の場
合にはゲートを閉じ、短いプログラム群の場合にはゲー
トを開くように第2ゲート回路14を制御する。
【0018】上記ゲート制御を実現するために、第1,
第2の制御レジスタ15,16には、プログラム処理時
間の長短を示すデータがプログラム実行順序に従って下
位アドレスから順に書込まれる。そして、アドレスバス
デコード回路6から出力がある度に、一つづつアドレス
を上げていき、当該アドレスにある長短データに応じて
上記ゲート制御を行う。
【0019】すなわち、前回のプログラム処理が終了し
てアドレスバスデコード回路6から出力があると、第
1,第2の制御レジスタ15,16ではアドレスを一つ
上げる。そのアドレスには、今回実行されるプログラム
の長短データが書き込まれているので、その長短データ
に応じてそれぞれゲート制御を行う。例えば、今回の実
行プログラムが処理時間の長いほうのプログラム群に属
している場合には、第1制御レジスタ15は第1ゲート
回路13を開き、第2制御レジスタ16は第2ゲート回
路14を閉じる。逆に、実行プログラムが短い場合に
は、第1制御レジスタ15は第1ゲート回路13を閉
じ、第2制御レジスタ16は第2ゲート回路14を開け
る。
【0020】この様に本実施例では、実行プログラムの
処理時間が長い場合には、第1制御レジスタ15によっ
て第1ゲート回路13が出力可能な状態にされ、かつ第
2制御レジスタ16によって第2ゲート回路14が閉じ
られて、基準時間が長く設定されている第1WDT回路
11による暴走監視が行われる。また、実行プログラム
の処理時間が短い場合には、第1制御レジスタ15によ
って第1ゲート回路13が閉じられ、かつ第2制御レジ
スタ16によって第2ゲート回路14が出力可能な状態
とされて、基準時間が短く設定されている第2WDT回
路12による暴走監視が行われる。
【0021】従って、本実施例によれば、実行プログラ
ムの処理時間に応じて適当な基準時間に設定されている
WDT回路で暴走監視できるので誤警報を防止できると
共に、いかなる状態においても異常信号の出力を完全に
禁止することがないので異常状態の発見が遅れるといっ
た不都合を防止できる。
【0022】なお、上記第1実施例では、基準時間を長
短の2つ用いる場合について説明したが、WDT回路,
ゲート回路,制御レジスタの組合せを、3組以上設け
て、それぞれ異なる3つ以上の基準時間をそれぞれ選択
して暴走監視を行うように構成することもできる。
【0023】また、上記実施例では、基準時間の上限を
越えたときに異常信号を出力するようにしているが、基
準時間の下限を下回ったときに異常信号を出力するよう
に構成してもよい。次に、図2を参照して本発明の第2
実施例について説明する。
【0024】本実施例は、アドレスバスデコード回路5
の出力によってリセットされるカウンタ20を設け、こ
のカウンタ出力をコンパレータ21の一方の入力端子に
入力すると共に、このコンパレータ21の他方の入力端
子には、基準時間設定回路22からプログラム処理時間
に応じた基準値を設定するように構成されている。
【0025】基準時間設定回路22は、CPU1からデ
ータバスインターフェース4を介してプログラム実行順
序に従って各プログラム処理時間が記憶される。そし
て、そのプログラム処理時間は、アドレスバスデコード
回路6の出力によって順次指定されてその処理時間に応
じた基準値をコンパレータ21に出力するようになって
いる。
【0026】この様に構成された本実施例では、実行す
べきプログラムの処理時間に応じてコンパレータ21の
基準値が順次切替えられる。コンパレータ21では、こ
のようにして設定される基準値と、カウンタ20から入
力されるプログラム処理時間とが比較され、基準値を越
えたときに異常信号が出力される。
【0027】この様な本実施例によれば、プログラム処
理時間に応じて最適な基準時間で暴走監視を行うことが
できると共に、回路規模を大型化することなく基準時間
の数を容易に増加させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、実
行プログラムの処理時間に応じて最適な基準時間で暴走
監視できて誤警報を防止できると共に、異常状態の発見
が遅れるといった不都合を防止できる暴走監視装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る暴走監視装置の機能
ブロック図。
【図2】本発明の第2実施例に係る暴走監視装置の機能
ブロック図。
【図3】従来の暴走監視装置の機能ブロック図。
【符号の説明】
1…CPU、2…バス、11,12…WDT回路、1
3,14…ゲート回路、15,16…制御レジスタ、2
0…カウンタ、21…コンパレータ、22…基準時間設
定回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUのプログラム処理時間を測定して
    該CPUの暴走を監視する暴走監視装置において、 前記CPUの動作状態に応じて各々リセットされ、各々
    異なる時間に設定されている基準時間に基づいて異常信
    号を出力する複数のウォッチドッグタイマ回路と、前記
    各ウォッチドッグタイマ回路の出力側にそれぞれ設けら
    れた複数のゲート回路と、前記CPUによって処理され
    るプログラムの処理時間に応じて開状態にすべきゲート
    回路を選択する選択手段と、を具備したことを特徴とす
    る暴走監視装置。
  2. 【請求項2】 CPUのプログラム処理時間を測定して
    該CPUの暴走を監視する暴走監視装置において、 前記CPUの動作状態に応じてリセットされるカウンタ
    と、このカウンタのカウント値と設定されている基準値
    とを比較して異常信号を出力する比較手段と、前記CP
    Uによって処理されるプログラムの処理時間に応じて前
    記比較手段の基準値を書替える基準時間変更手段と、を
    具備したことを特徴とする暴走監視装置。
JP3200525A 1991-08-09 1991-08-09 暴走監視装置 Pending JPH0546439A (ja)

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JP3200525A JPH0546439A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 暴走監視装置

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JP3200525A JPH0546439A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 暴走監視装置

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JPH0546439A true JPH0546439A (ja) 1993-02-26

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JP3200525A Pending JPH0546439A (ja) 1991-08-09 1991-08-09 暴走監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7975188B2 (en) 2007-03-13 2011-07-05 Nec Corporation Restoration device for BIOS stall failures and method and computer program product for the same

Cited By (1)

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