JPH0546086U - 電子部品の放熱構造 - Google Patents

電子部品の放熱構造

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Publication number
JPH0546086U
JPH0546086U JP10434491U JP10434491U JPH0546086U JP H0546086 U JPH0546086 U JP H0546086U JP 10434491 U JP10434491 U JP 10434491U JP 10434491 U JP10434491 U JP 10434491U JP H0546086 U JPH0546086 U JP H0546086U
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JP
Japan
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electronic component
heat dissipation
dissipation plate
electronic components
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP10434491U
Other languages
English (en)
Inventor
治之 恒松
一 佐藤
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP10434491U priority Critical patent/JPH0546086U/ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付工数を減らすと共に、電子部品を確実に
放熱板に密着固定するようにして、作業時間の短縮と放
熱効果の向上を図る。 【構成】 プリント基板2に直角に取付けられた放熱板
5には、プリント基板2に実装された鍔付きの電子部品
8と両翼に2個の電子部品9、10が配設されている。
ホルダー15は、ねじ孔16aを有する座16と、一対
の押え片17と、先端に折曲部19aを有する回動規制
片19とからなる。押え片17の先端部の高さtは電子
部品9の厚みTよりもやや低く形成され、根元から先端
に下方に傾斜している。また、長さLは電子部品10の
外側端面までの距離lよりも長く形成されている。そし
て、折曲部19aを放熱板5の端縁に係合させ、放熱板
5の下方からねじ20によって、ねじ孔16aに螺合さ
せてホルダー15を放熱板5に取付ける。このとき、押
え片17のスプリングバックによって電子部品9、10
は強固に放熱板5に密着して固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板に実装した電子部品の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の電子部品の放熱構造の一部破断平面図である。 同図において、2は配線パターンが施されたプリント基板で、図示しない装置 筐体のボス等にねじ止めされて、装置内に内蔵されている。 5は平板状の金属部材からなる放熱板で、取付片6が直角に折り曲げ形成され ており、取付片6には、一対の位置決め用長孔6a、6aとねじ孔6bが設けら れており、前記プリント基板2のダボ2aに長孔6aを嵌合させて位置決めをし たのちに、ねじ3をねじ孔6bに螺合させて、プリント基板2に直角に取付けら れている。
【0003】 プリント基板2には、各種電子部品8、9、10および11が実装されており 、これら電子部品のうち、9、10および11は一列に配列されて、放熱板5上 に載置され、鍔付きの電子部品8は取付片6に載置され、ねじ31、32、33 および34によって放熱板5と取付片6にそれぞれ密着して固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電子部品の放熱構造においては、電子部品毎にねじ締めしなけ ればならない構造となっているために、取付工数が増えて作業時間が余計にかか るといった欠点があった。 また、放熱効果を高めるために、電子部品を放熱板に密着させようとして、ね じ締めを強固に行うと、ねじ締めにともなって電子部品がずれ、これによってプ リント基板との実装不良が生じるといった問題があった。
【0005】 したがって、本考案は上記したような従来の欠点あるいは問題点に鑑みてなさ れたものであり、その目的とするところは、取付工数を減らすと共に、電子部品 を確実に放熱板に密着固定するようにして、作業時間の短縮と放熱効果の向上を 図った電子部品の放熱構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る電子部品の放熱構造は、プリント基 板に実装された電子部品をプリント基板にほぼ直角に固定された放熱板に密着し て固定する構造であって、前記放熱板に、取付孔を有する鍔付きの第1の電子部 品と、この第1の電子部品の両翼に複数の第2の電子部品とを配置し、前記取付 孔に対応してねじ孔が形成された座と、この座の両側部から延長され先端部が前 記第2の電子部品の厚みよりもやや低い高さで傾斜し、かつ第2の電子部品の外 側端面より突出した略L字状の押え片と、前記座の前面部から前記押え片とほぼ 直角に延長し先端に折曲部を形成した回動規制片とからなるホルダーを備え、こ のホルダーの回動規制片の折曲部を放熱板の端縁に係合させ、放熱板の下方から ねじを前記第1の電子部品の取付孔に挿通させると共に、ホルダーの座のねじ孔 に螺合させ、座で第1の電子部品を固定すると共に、押え片で前記第2の電子部 品を固定したものである。
【0007】
【作用】
本考案においては、ホルダーによって複数の電子部品が同時に放熱板に固定さ れると共に、ホルダーは、ホルダーの回動規制片によってねじ締め時にずれるこ ともなく、また、押え片のスプリングバックによって、電子部品は放熱板に強固 に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る電子部 品の放熱構造の分解斜視図、図2は同じく側面図である。 これらの図において、従来技術と同一の構成については同一の符号を付し詳細 な説明は省略する。 本考案の特徴とするところは、座16、一対の押え片17および回動規制片1 9とからなる金属製のホルダー15を用いて電子部品8、9および10を同時に 放熱板5に固定した点にある。 すなわち、ホルダー15を構成する座16は、取付孔16aが設けられており 、座16の両側部から一対の略L字状の押え片17が延長形成されており、押え 片17の先端部の高さtは、固定する電子部品9、10の厚みTよりもやや低く 形成され根元部から先端に向かって下方に傾斜を有し、且つ取付孔16aの中心 から先端部までの長さLは、鍔付き電子部品8の中心から電子部品10の外側端 面までの距離lよりも長く形成されている。 また、座16の前面部から延長形成された回動規制片19の先端部は、下方に 折り曲げられ、折曲部19aが形成されている。
【0009】 このように構成されたホルダー15を用いて鍔付きの第1の電子部品8と2個 の第2の電子部品9、10を放熱板5に固定する場合には、第1の電子部品8を 中心として両翼に第2の電子部品9、10を配置するようにこれら電子部品8、 9および10をプリント基板2に実装し、ホルダー15を上方より被せる。 このとき、回動規制片19の折曲部19aを放熱板5の端縁に係合させること により、座16のねじ孔16aと第1の電子部品8の取付孔8bとを位置決めす る。 しかるのち、放熱板5の下方より、ねじ20を取付孔8bに挿通し、ねじ孔1 6aに螺合させる。
【0010】 このとき、回動規制片19の折曲部19aが放熱板5の端縁に係合しているの で、ホルダー15はずれることがなく、プリント基板に実装された電子部品8、 9および10の実装不良は生じない。 螺合し終わってホルダー15を放熱板5に取付けると、先端が下方に傾斜して いた押え片17は、電子部品9、10の表面を押圧することにより水平状態とな り、押え片17に矢印A方向のスプリングバックの力が生じて電子部品9、10 は放熱板5に強固に密着して固定される。しかも、押え片17の先端が電子部品 9、10の外側端面から突出しているので、電子部品9、10の全体に均一な力 が加わる。
【0011】 なお、本実施例においては、ホルダー15の一対の押え片17に各1個づつの 電子部品を固定するようにしたが、これに限定されず、押え片17を延長して2 個以上の複数の電子部品を同時に固定してもよく、また電子部品の高さに合わせ て押え片17の高さを左右で異なるようにすれば、種々の高さの電子部品を同時 に固定できることはいうまでもないことである。 また、ホルダー15は金属製のものを使用して、金属特有のスプリングバック を利用して電子部品9、10を強固に固定したが、このスプリングバックに限定 されず、例えばホルダー15を合成樹脂等の弾性部材で形成して、その弾性変形 の復旧力を利用してもよいことは勿論である。 また、押え片17は板状に形成したが、電子部品9、10の大きさに応じて棒 状としてもよいことは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ホルダーによって複数の電子部品を同時 に固定できるので、取付工数が減り、これにより取付の作業時間の短縮を図るこ とができる。 また、第2の電子部品を固定するホルダーの押え片は、先端部が第2の電子部 品の厚みよりもやや低い高さで傾斜し、かつ第2の電子部品の外側端面より突出 しているので、電子部品全体を均一な力で、且つ強固に放熱板に密着固定するこ とができるので、電子部品の放熱効果を高めることができる。 また、ホルダーには、放熱板の端縁に係合する折曲部を有する回動規制片を設 けたので、電子部品を取付ける際に、電子部品のズレがなく、これにより電子部 品の実装不良を引き起こすことが防止できる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子部品の放熱構造の分解斜視図
である。
【図2】本考案に係る電子部品の放熱構造の側面図であ
る。
【図3】従来の電子部品の放熱構造の一部破断側面図で
ある。
【符号の説明】
2 プリント基板 5 放熱板 8 第1の電子部品 9 第2の電子部品 10 第2の電子部品 15 ホルダー 16 座 17 押え片 19 回動規制片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に実装された電子部品をプ
    リント基板にほぼ直角に固定された放熱板に密着して固
    定する構造であって、前記放熱板に、取付孔を有する鍔
    付きの第1の電子部品と、この第1の電子部品の両翼に
    複数の第2の電子部品とを配置し、前記取付孔に対応し
    てねじ孔が形成された座と、この座の両側部から延長さ
    れ先端部が前記第2の電子部品の厚みよりもやや低い高
    さで傾斜し、かつ第2の電子部品の外側端面より突出し
    た略L字状の押え片と、前記座の前面部から前記押え片
    とほぼ直角に延長し先端に折曲部を形成した回動規制片
    とからなるホルダーを備え、このホルダーの回動規制片
    の折曲部を放熱板の端縁に係合させ、放熱板の下方から
    ねじを前記第1の電子部品の取付孔に挿通させると共
    に、ホルダーの座のねじ孔に螺合させ、座で第1の電子
    部品を固定すると共に、押え片で前記第2の電子部品を
    固定したことを特徴とする電子部品の放熱構造。
JP10434491U 1991-11-25 1991-11-25 電子部品の放熱構造 Pending JPH0546086U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10434491U JPH0546086U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子部品の放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP10434491U JPH0546086U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子部品の放熱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546086U true JPH0546086U (ja) 1993-06-18

Family

ID=14378290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10434491U Pending JPH0546086U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 電子部品の放熱構造

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JP (1) JPH0546086U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9760120B2 (en) 2014-08-29 2017-09-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device, mounting member, and mounting method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9760120B2 (en) 2014-08-29 2017-09-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device, mounting member, and mounting method

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