JPH0546059U - バイモルフ型圧電振動子 - Google Patents

バイモルフ型圧電振動子

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JPH0546059U
JPH0546059U JP9518791U JP9518791U JPH0546059U JP H0546059 U JPH0546059 U JP H0546059U JP 9518791 U JP9518791 U JP 9518791U JP 9518791 U JP9518791 U JP 9518791U JP H0546059 U JPH0546059 U JP H0546059U
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
piezoelectric element
metal plate
type piezoelectric
space
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Application number
JP9518791U
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English (en)
Inventor
俊彦 宇波
純 多保田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産効率の向上を図りつつ、機械的強度の強
化を図ることができるバイモルフ型圧電振動子を提供す
る。 【構成】 対面配置された2枚の圧電素子板2,2と、
これらの間に介装された金属板3とを張り合わせてな
り、これらの一端部が固定支持されるバイモルフ型圧電
振動子1であって、前記圧電素子板2,2それぞれの他
端部外面間には、連結金具5を外嵌していることを特徴
とするものである。そして、この金属板3の端面と連結
金具5の内面との間には空間部6を設けており、あるい
は、この空間部6には絶縁物からなるスペーサを内嵌し
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いわゆる圧電アクチュエータとして用いられるバイモルフ型圧電振 動子(以下、圧電振動子という)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の圧電振動子10としては、図2の斜視図で示すように、同 一長さを有する短冊状とされた2枚の圧電素子板11,11と、これらの間に介 装された同一形状の金属板(シム板)12とを互いに張り合わせてなるものが知 られており、このような構成とされた圧電振動子10はその一端部が固定支持さ れることによって圧電アクチュエータとして機能するようになっている。そして 、この圧電振動子10を構成する各圧電素子板11の内外面それぞれ上には電極 (図示していない)が形成されており、内側電極同士は金属板12を通じて互い に導通接続されている。また、各圧電素子板11の外面上に形成された外側電極 同士はこれらを連結するリード線13によって導通接続されており、このリード 線13と金属板12とはさらに別のリード線14,15を介して電源16に接続 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来構成とされた圧電振動子10においては、圧電素子板11 ,11の外側電極及び金属板12のそれぞれに対してリード線13〜15を取り 付ける必要があり、これらの半田付け作業などに要する手間が多くなるため、生 産効率の向上を図れないという不都合があった。また、この圧電振動子10は、 その一端部のみが固定されて他端部が自由状態で使用されるものであるため、剥 き出しとなった圧電素子板11,11の機械的強度が弱くなってしまい、特に、 その他端部に割れや欠けなどの損傷が発生しやすいという不都合もあった。
【0004】 本考案は、このような不都合に鑑みて創案されたものであって、生産効率の向 上を図りつつ、機械的強度の強化を図ることができる圧電振動子の提供を目的と している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる圧電振動子は、このような目的を達成すべく、金属板を介装し て対面配置された圧電素子板それぞれの他端部外面間に連結金具を外嵌したこと を特徴としている。そして、この金属板の端面と連結金具の内面との間には空間 部を設けており、あるいは、この空間部には絶縁物からなるスペーサを内嵌して いるものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、各圧電素子板に形成された外側電極同士の導通はリード線 に代わる連結金具によって確保されることになる一方、この連結金具と金属板と の絶縁状態はこれらの間に設けられた空間部もしくはこれに内嵌されたスペーサ によって確保されていることになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本実施例にかかる圧電振動子の概略構造を示す斜視図であり、この図1 における符号1は圧電振動子である。
【0009】 圧電振動子1は、互いに同一長さを有する短冊状とされた2枚の圧電素子板2 ,2と、これらの間に介装された金属板(シム板)3とを導電性接着剤などによ って張り合わせたものであり、この金属板3の長さは圧電素子板2のそれぞれよ りも所定寸法だけ短く形成されている。そして、これらの圧電素子板2,2及び 金属板3それぞれの一端部(図では、右側端部)同士は互いに揃え合わされてお り、これらが揃え合わされた一端部が基台4などで固定支持されることによって 圧電振動子1は圧電アクチュエータとして機能するようになっている。
【0010】 また、圧電素子板2,2それぞれの他端部(図では、左側端部)における外面 間には側面視「コ」字状とされた連結金具5が外嵌されており、各圧電素子板2 の外面上に形成された外側電極(図示していない)同士はこの連結金具5を通じ て導通接続されている。なお、この連結金具5と外側電極とは、導電性接着剤な どを用いることによって固着されていることが望ましい。
【0011】 そして、この圧電振動子1においては、その金属板3が圧電素子板2,2のそ れぞれよりも短寸とされているため、この金属板3の他端部側に位置する端面と 連結金具5の内面との間には所定長さの空間部6が設けられていることになり、 この空間部6によって連結金具5と金属板3との絶縁状態が確保されることにな る。なお、ここで、この空間部6に絶縁物からなるスペーサ(図示していない) を内嵌しておいてもよく、このようなスペーサとして機能する絶縁樹脂製のテー プなどを使用する場合には、このテープを圧電素子板2の他端部内面上に予め貼 り付けておくことによって金属板3の位置ずれを防止できるという利点がある。 ところで、この圧電振動子1を構成する各圧電素子板2の内面上に形成された 内側電極(図示していない)同士が金属板3を通じて互いに導通接続されている ことは従来例と同様である。さらに、この圧電振動子1においても、連結金具5 によって導通接続された圧電素子板2,2の外面上に形成された外側電極の一方 及び金属板3のそれぞれは、リード線7,8を介して電源9に接続されている。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案にかかる圧電振動子においては、各圧電素子板に 形成された外側電極同士はリード線に代わる連結金具を通じて導通接続されるこ とになる一方、この連結金具と金属板との絶縁状態はこれらの間に設けられた空 間部もしくはこれに内嵌された絶縁物からなるスペーサによって確保されている ことになる。
【0013】 したがって、本考案によれば、従来例のように、各圧電素子板上の外側電極同 士をリード線によって導通接続する必要がなくなる分だけ半田付け作業などに要 する手間を削減できることになり、生産効率の向上を図ることができる。また、 機械的強度の弱い圧電素子板の他端部同士を連結金具によって連結したことによ り、これらの他端部における損傷の発生を防止して機械的強度の強化を図ること ができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる圧電振動子の概略構造を示す
斜視図である。
【図2】従来例にかかる圧電振動子の概略構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 圧電振動子(バイモルフ型圧電振動子) 2 圧電素子板 3 金属板 5 連結金具 6 空間部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対面配置された2枚の圧電素子板(2,
    2)と、これらの間に介装された金属板(3)とを張り
    合わせてなり、これらの一端部が固定支持されるバイモ
    ルフ型圧電振動子であって、 前記圧電素子板(2,2)それぞれの他端部外面間に
    は、連結金具(5)を外嵌していることを特徴とするバ
    イモルフ型圧電振動子。
  2. 【請求項2】金属板(3)の端面と連結金具(5)の内
    面との間には空間部(6)を設けていることを特徴とす
    る請求項1記載のバイモルフ型圧電振動子。
  3. 【請求項3】空間部(6)には絶縁物からなるスペーサ
    を内嵌していることを特徴とする請求項2記載のバイモ
    ルフ型圧電振動子。
JP9518791U 1991-11-20 1991-11-20 バイモルフ型圧電振動子 Pending JPH0546059U (ja)

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