JPS6143875B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143875B2 JPS6143875B2 JP52154958A JP15495877A JPS6143875B2 JP S6143875 B2 JPS6143875 B2 JP S6143875B2 JP 52154958 A JP52154958 A JP 52154958A JP 15495877 A JP15495877 A JP 15495877A JP S6143875 B2 JPS6143875 B2 JP S6143875B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- internal electrode
- electrode layer
- terminal
- laminated
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- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ゴム又は樹脂中に圧電磁器粉末を分
散した高分子複合圧電材料よりなる圧電層と内部
電極層とで構成された可撓性積層圧電体への端子
取付方法に関するものである。
散した高分子複合圧電材料よりなる圧電層と内部
電極層とで構成された可撓性積層圧電体への端子
取付方法に関するものである。
従来の技術
この種、可撓性積層圧電体は、振動、衝撃等に
対する強度が高く耐久性に富むため、機械的エネ
ルギーを電気的信号に変換する機械電気変換器と
して好適に採用されているが、かかる積層圧電体
に荷重を加えたときに電極層間に生ずる電荷を抽
出するため、各電極層の一部に信号搬送用リード
線を接続する必要がある。この内部電極層へのリ
ード線接続はその構造上難しくまた端子層の肉厚
が薄いほど隣接する電極間を短絡なく接続するこ
とが極めて困難であつた。
対する強度が高く耐久性に富むため、機械的エネ
ルギーを電気的信号に変換する機械電気変換器と
して好適に採用されているが、かかる積層圧電体
に荷重を加えたときに電極層間に生ずる電荷を抽
出するため、各電極層の一部に信号搬送用リード
線を接続する必要がある。この内部電極層へのリ
ード線接続はその構造上難しくまた端子層の肉厚
が薄いほど隣接する電極間を短絡なく接続するこ
とが極めて困難であつた。
この問題を解決するため積層圧電体に、内部電
極層と電気的機械的に接続する端子を取付け該端
子にリード線を接続することがなされていたが、
従来この端子の取付けに際し、予じめ所定の外形
寸法に截断した圧電層と内部電極層を積層すると
きに両者の間に端子の一端部を挾みその上で積層
体を一体結合することによつて取付けられてい
た。
極層と電気的機械的に接続する端子を取付け該端
子にリード線を接続することがなされていたが、
従来この端子の取付けに際し、予じめ所定の外形
寸法に截断した圧電層と内部電極層を積層すると
きに両者の間に端子の一端部を挾みその上で積層
体を一体結合することによつて取付けられてい
た。
発明が解決しようとする問題点
この従来の端子取付方法によれば、圧電層と電
極層との間に端子を単に挾み入れただけのため僅
かなシヨツクで端子が変動したり、脱落する〓惧
があるので積層時やその一体結合時に慎重を要し
作業性が非常に悪く、また圧電体の積層時に端子
を取付ける方法のために積層圧電体を連続成形に
よる量産ができずコストの高騰が免れなかつた。
極層との間に端子を単に挾み入れただけのため僅
かなシヨツクで端子が変動したり、脱落する〓惧
があるので積層時やその一体結合時に慎重を要し
作業性が非常に悪く、また圧電体の積層時に端子
を取付ける方法のために積層圧電体を連続成形に
よる量産ができずコストの高騰が免れなかつた。
問題点を解決するための手段
本発明は、可撓性圧電層と内部電極層とを積層
し一体に結合した後、積層圧電体の任意の側部に
て端子を超音波振動を与えながら内部電極層に圧
入接続すること。
し一体に結合した後、積層圧電体の任意の側部に
て端子を超音波振動を与えながら内部電極層に圧
入接続すること。
作 用
超音波振動による摩擦力軽減効果によつて内部
電極層への端子挿入圧力が小さくなり、更に超音
波振動による発熱効果によつて端子と接触する内
部電極層の部分が溶融し冷却後端子を溶着する。
電極層への端子挿入圧力が小さくなり、更に超音
波振動による発熱効果によつて端子と接触する内
部電極層の部分が溶融し冷却後端子を溶着する。
実施例
第１図は一対の可撓性積層圧電体１，１を内部
電極層２を介して積層し、各圧電層１，１を分極
軸が互いに逆向きになるよう分極したバイモルフ
構造をなす積層圧電体を示す。
電極層２を介して積層し、各圧電層１，１を分極
軸が互いに逆向きになるよう分極したバイモルフ
構造をなす積層圧電体を示す。
可撓性積層圧電体１，１としてはクロロプレン
ゴムやフツ素ゴムなどのゴム基材中にチタン酸ジ
ルコン酸鉛等の圧電磁器粉末を均一に分散してな
るゴム系圧電材料あるいはポリフツ化ビニリデン
や塩化ビニルなどの樹脂基材中に上記圧電磁器粉
末を均一に分散してなる樹脂系圧電材料が用いら
れる。
ゴムやフツ素ゴムなどのゴム基材中にチタン酸ジ
ルコン酸鉛等の圧電磁器粉末を均一に分散してな
るゴム系圧電材料あるいはポリフツ化ビニリデン
や塩化ビニルなどの樹脂基材中に上記圧電磁器粉
末を均一に分散してなる樹脂系圧電材料が用いら
れる。
また、内部電極層２には可撓性導電性を有する
材料、例えば導電ゴム、金属網、金属繊維布等が
好適に用いられる。
材料、例えば導電ゴム、金属網、金属繊維布等が
好適に用いられる。
上記圧電体の積層に当たつて、圧電層として前
述のゴム系圧電材料を用いるときは積層後、加
熱、加圧による加硫処理下で圧電層１，１及びそ
の間に介在された内部電極層２を一体的に強固に
結合することができ、また前述の樹脂系圧電材料
を用いるときには積層後、ホツトプレスによつて
一体的に結合することができる。
述のゴム系圧電材料を用いるときは積層後、加
熱、加圧による加硫処理下で圧電層１，１及びそ
の間に介在された内部電極層２を一体的に強固に
結合することができ、また前述の樹脂系圧電材料
を用いるときには積層後、ホツトプレスによつて
一体的に結合することができる。
なお、第１図中３，３は圧電層１，１の両外面
に被着形成した外部電極層で、導電ゴム、金属シ
ート、蒸着金属等よりなるが、圧電体設置面が金
属等の導電面である場合には省略し得る。
に被着形成した外部電極層で、導電ゴム、金属シ
ート、蒸着金属等よりなるが、圧電体設置面が金
属等の導電面である場合には省略し得る。
次に第２図は本発明に基づくもので、Ｐは第１
図にて説明したように一対の圧電層１，１を内部
電極層２を介して積層してなる可撓性積層圧電体
を示す。４は先端４ａを鋭角にした針状となす端
子で、前記積層圧電体４の一側部より内部電極層
２の肉厚部内あるいは内部電極層と圧電層との積
層面間に超音波振動発生器（図示しない）により
数＋ＫHz程度の超音波振動を与えながら先端４ａ
を圧入して前記内部電極層２と電気的機械的に接
続したものである。５は前記端子４の外端部に固
着したリード線で、圧電体Ｐを加圧したときに生
ずる電位を各種の電気回路装置に搬送するもので
ある。６は外部電極層３，３に共通接続したアー
ス用リード線であるが、必須のものではない。
図にて説明したように一対の圧電層１，１を内部
電極層２を介して積層してなる可撓性積層圧電体
を示す。４は先端４ａを鋭角にした針状となす端
子で、前記積層圧電体４の一側部より内部電極層
２の肉厚部内あるいは内部電極層と圧電層との積
層面間に超音波振動発生器（図示しない）により
数＋ＫHz程度の超音波振動を与えながら先端４ａ
を圧入して前記内部電極層２と電気的機械的に接
続したものである。５は前記端子４の外端部に固
着したリード線で、圧電体Ｐを加圧したときに生
ずる電位を各種の電気回路装置に搬送するもので
ある。６は外部電極層３，３に共通接続したアー
ス用リード線であるが、必須のものではない。
なお、上記実施例は一対の圧電層を内部電極層
を介して積層したものを対象に説明したが、圧電
層のいずれか一方を普通のゴム、プラスチツク等
の如き可撓性絶縁層に代えたもの、複数の圧電層
と同じく複数の内部電極層を交互に積層し、各圧
電層を分極軸が互いに逆向きになるよう分極した
多層圧電体にも本発明を適用し得ることは云うま
でもない。
を介して積層したものを対象に説明したが、圧電
層のいずれか一方を普通のゴム、プラスチツク等
の如き可撓性絶縁層に代えたもの、複数の圧電層
と同じく複数の内部電極層を交互に積層し、各圧
電層を分極軸が互いに逆向きになるよう分極した
多層圧電体にも本発明を適用し得ることは云うま
でもない。
発明の効果
以上の通り、本発明は少なくとも一層以上の内
部電極層を具備する可撓性積層圧電体の側部に内
部電極層と電気的機械的に接続する端子を取付け
るに当たり、積層圧電体の一体結合後において前
記端子を超音波振動を与えながら圧するだけの簡
単な方法によつて圧電体に端子を容易かつ確実に
取付けることができるので、前述した従来方法に
比して作業性を顕著に高めることができ、特に本
発明は積層圧電体の一体結合後において端子を取
付けるので、積層圧電体の連続成形を可能とし、
これを任意の形状寸法に切取つて使用できるため
安価な圧電体を市場に供し得る他、圧電体の任意
の側部に自由に端子を取付けることができるの
で、設置状況によつてリード線の引出し方向が一
定しないような場合でもリード線を容易に接続す
ることができるなど幾多の効果をもたらす。
部電極層を具備する可撓性積層圧電体の側部に内
部電極層と電気的機械的に接続する端子を取付け
るに当たり、積層圧電体の一体結合後において前
記端子を超音波振動を与えながら圧するだけの簡
単な方法によつて圧電体に端子を容易かつ確実に
取付けることができるので、前述した従来方法に
比して作業性を顕著に高めることができ、特に本
発明は積層圧電体の一体結合後において端子を取
付けるので、積層圧電体の連続成形を可能とし、
これを任意の形状寸法に切取つて使用できるため
安価な圧電体を市場に供し得る他、圧電体の任意
の側部に自由に端子を取付けることができるの
で、設置状況によつてリード線の引出し方向が一
定しないような場合でもリード線を容易に接続す
ることができるなど幾多の効果をもたらす。
第１図は可撓性積層圧電体の一例を示す斜視
図、第２図は前記圧電体に本発明方法に基づいて
端子を取付けた態様の要部を示し、Ａは平面図、
ＢはＡ図イ−イ線に沿う断面正面図である。 １……圧電層、２……内部電極層、４……端
子。
図、第２図は前記圧電体に本発明方法に基づいて
端子を取付けた態様の要部を示し、Ａは平面図、
ＢはＡ図イ−イ線に沿う断面正面図である。 １……圧電層、２……内部電極層、４……端
子。
Claims (1)
- １ 少なくとも一層以上の内部電極層を具備する
可撓性積層圧電体の側部に、内部電極層と電気的
機械的に接続する端子を取付ける方法であつて前
記積層圧電体の一体結合後において前記端子を超
音波振動を与えながら圧電体の内部電極層に圧入
接続することを特徴とする可撓性積層圧電体にお
ける端子取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15495877A JPS5487087A (en) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | Flexible laminate piezooelectric element terminal mounting method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15495877A JPS5487087A (en) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | Flexible laminate piezooelectric element terminal mounting method |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60251024A Division JPS61166084A (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 可撓性積層圧電体における端子取付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5487087A JPS5487087A (en) | 1979-07-11 |
| JPS6143875B2 true JPS6143875B2 (ja) | 1986-09-30 |
Family
ID=15595615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15495877A Granted JPS5487087A (en) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | Flexible laminate piezooelectric element terminal mounting method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5487087A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2504142B2 (ja) * | 1988-10-20 | 1996-06-05 | 株式会社村田製作所 | 圧電アクチュエ―タ |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP15495877A patent/JPS5487087A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5487087A (en) | 1979-07-11 |
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