JPH0546047Y2 - - Google Patents

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JPH0546047Y2
JPH0546047Y2 JP1986086125U JP8612586U JPH0546047Y2 JP H0546047 Y2 JPH0546047 Y2 JP H0546047Y2 JP 1986086125 U JP1986086125 U JP 1986086125U JP 8612586 U JP8612586 U JP 8612586U JP H0546047 Y2 JPH0546047 Y2 JP H0546047Y2
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fixing roller
thermistor
fixing
roller
web
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機等において定着ローラの表面に
ウエブ及びサーミスタを接触させ、このサーミス
タが定着ローラの軸方向に対して往復動する定着
装置に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来、この種の定着装置にあつて、トナーを加
熱溶融させて定着するための定着ローラには、加
熱用ハロゲンランプが内蔵されると共に、定着温
度制御用にサーミスタが当接されている。このた
め定着後、定着ローラ上に残留したトナーが前記
サーミスタ上の検温部に付着硬化し、前記定着ロ
ーラ上に被覆された離型材PFA(per
fluoroalkoxyl)の剥離やローラ削れが起こると
いう問題点がある。
これを解決する手段として、従来では残留トナ
ーを除去するためウエブを用いて清掃を行なつて
いるが、微細なトナーまで除去することが不可能
である。また、サーミスタと定着ローラとの摺擦
面積を広くとれば、仮にトナーがサーミスタの検
温部に付着しても、定着ローラに与える影響はな
いとして、サーミスタの往復動装置(実公昭53−
44449号公報)が開示されているが、この従来例
では、付着するトナー量が多くなれば、定着ロー
ラの傷発生時期が早くなり、完全な解決手段では
ない。
したがつて、従来の定着装置では、残留トナー
の付着状態及び使用状態に差があるため、定着ロ
ーラ表面の摩耗、損傷の発生時期に巾があり、約
30000枚以上のコピー枚数の耐久能力しかないと
いう問題があつた。ところで、実開昭59−90963
号に記載されるように、定着ローラ上の清掃を行
なうクリーニングウエブに加えて、サーミスタよ
り上流側に更に清掃部材を設けたものが知られて
いる。
そこで、実公昭53−44449号のものに実開昭59
−90963号を組み合わせたとする。そうすること
で、定着ローラにウエブ、サーミスタ、清掃部材
を接触させ、且つ、サーミスタが定着ロールの軸
方向に移動する定着装置が得られる。
しかしながら、そのような組み合わせにする
と、清掃部材としては、サーミスタの検知面全域
に渡るような大きなものが必要になるという問題
が生じる。
そこで、本考案は従来例の上記した問題点を解
決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、定着ローラ表面の残留トナーを効率良く
除去し、定着ローラ表面の摩擦、損傷を防止し且
つそのために用いられる清掃部材が小さくて済む
ようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案にあつて
は、定着ローラと、この定着ローラ表面に接触し
て温度を検知する温度検知部材と、この温度検知
部材を定着ローラ軸方向に往復動させる移動手段
と、を有する定着装置において、上記温度検知部
材と共に往復動し温度検知部材より上流側の定着
ローラ表面を清掃する清掃部材を設けたことを特
徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本考案においては、温度検
知部材と共に往復動し温度検知部材より上流側の
定着ローラ表面を清掃する清掃部材を設けたこと
により、定着ローラの残留トナーを効率よく除去
し、且つ温度検知部材の位置が変わるにもかかわ
らず、小さな清掃部材で温度検知部材の検知面を
清掃できる。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。第2図は本考案に係る定着装置の一実施例を
適用した加熱定着器の概略図であり、同図におい
て、12は定着ローラ、15は加圧ローラ、21
は記録材Pを両ローラ間に導くガイド、22,2
3は記録材Pがローラに巻き付くのを防止する分
離爪、24,25は記録材Pを送り出す排出ロー
ラを示している。定着ローラ12は、例えばテフ
ロン等の材料の表面層を有していると共に、その
中心に加熱用ハロゲンヒータ14が内蔵されてい
る。また、加圧ローラ15は、例えばゴム等の表
面層を有している。
定着の際、記録材Pは図の右方からガイド21
に沿つて送り込まれ、ローラ12,15間を通る
間に記録材P上の未定着トナーNが加熱定着され
る。その後、記録材Pは分離爪22,23によつ
てローラへの巻付きが防止されて、排出ローラ2
4,25によつて送り出される。
前記定着ローラ12には、記録材P上の未定着
トナーNがオフセツトするのを防止するための離
型液を塗布し、且つオフセツトが生じた時にオフ
セツトしたトナーを除去するために、長尺のウエ
ブ13が同ローラ12の表面を摺擦するように配
置されている。上記ウエブ13は、微速度で回転
する軸29,30に架け渡されていて、多孔性の
ゴムローラ31により適当な圧力で定着ローラ1
2に圧接されている。また、ウエブ13には、オ
フセツト防止剤たとえばシリコンオイルが含浸さ
れていて、このウエブ13は、定着ローラ12の
表面に薄くシリコンオイル層を形成すると同時
に、定着ローラ12の表面にオフセツトしたトナ
ーや汚れをぬぐい去り、又余剰シリコンオイルも
吸い取る役目をしている。トナーをぬぐい去ると
きトナーは軟かくなつているため、容易にウエブ
13にぬぐわれる。また、1は温度検知部材とし
てのサーミスタで、ばね2により定着ローラ12
に圧接されており、定着ローラ12の表面温度は
サーミスタ1によつて検出される。
次に、第1図は本考案に係る定着装置の一実施
例の要部を示す斜視図であり、同図において、8
はワンウエイクラツチで、ワンウエイクラツチ8
が、レバー9に圧入されており、該レバー9はウ
エブモータ11の軸上に嵌着した偏心カム10に
圧接し、ウエブモータ11の回転が減速されて、
カム7に伝達される。一方、サーミスタ1に連結
されている往復軸4は、圧縮コイルばね3の反力
によつて、カム7の斜面7aに押圧され、カム7
が回転することで、サーミスタ1は定着ローラ1
2の回転軸方向に往復動する。ここで、カム7、
往復動軸4、圧縮コイルばね3、往復動軸4に取
付けられると共にサーミスタ1及び清掃部材とし
てのフエルト6を保持する保持部材16、を有し
て移動手段40が構成される。
更に、ウエブ13にて除去しきれなかつた残留
トナーの付着防止を完全にするためには、清掃部
材としてのフエルト6の定着ローラ12の回転方
向においてウエブ13とサーミスタ1との間に配
設すると共に、定着ローラ12の軸方向において
サーミスタ1の位置する定着ローラ12の回転方
向上流側部分に板ばね5によつて圧接してある。
そして、フエルト6はサーミスタ1と共に往復動
する。このようにすることで、残留トナーはウエ
ブ13で除去され、次いで清掃部材であるフエル
ト6により効果的に除去されるため、サーミスタ
1への残留トナーの付着は皆無となる。また、仮
にサーミスタ1に残留トナーが付着しても、サー
ミスタ1が定着ローラ12の広い面積に亘つて摺
擦されているため定着ローラ12に傷が発生する
ことは全くなくなる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、清掃部材としてのフエルトがスポ
ンジ等の他の材質であつてもよく、また、シリコ
ングリース等の離型材を前記フエルトに含浸して
もよい。これにより、残留トナーを一段と効果的
に除去することが可能となる。
(考案の効果) 本考案に係る定着装置は以上の構成及び作用か
らなるもので、温度検知部材と共に往復動し温度
検知部材より上流側の定着ローラ表面を清掃する
清掃部材を設けたことにより、定着ローラの残留
トナーを効率よく除去し定着ローラ表面の摩擦損
傷が防止され、且つ温度検知部材の位置が変わる
にもかかわらず、小さな清掃部材で温度検知部材
の検知面を清掃できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る定着装置の一実施例の要
部を示す斜視図、第2図は同実施例を適用した加
熱定着器の概略図である。 符号の説明、1……サーミスタ、6……フエル
ト(清掃部材)、12……定着ローラ、13……
ウエブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定着ローラと、この定着ローラ表面に接触して
    温度を検知する温度検知部材と、この温度検知部
    材を定着ローラ軸方向に往復動させる移動手段
    と、を有する定着装置において、 上記温度検知部材と共に往復動し温度検知部材
    より上流側の定着ローラ表面を清掃する清掃部材
    を設けたことを特徴とする定着装置。
JP1986086125U 1986-06-06 1986-06-06 Expired - Lifetime JPH0546047Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986086125U JPH0546047Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP1986086125U JPH0546047Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62197163U JPS62197163U (ja) 1987-12-15
JPH0546047Y2 true JPH0546047Y2 (ja) 1993-12-01

Family

ID=30942148

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JP (1) JPH0546047Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344449A (en) * 1976-10-04 1978-04-21 Sumitomo Metal Ind Process for fabricating steel tubes by high frequency welding
JPS5618960B2 (ja) * 1971-09-30 1981-05-02

Family Cites Families (3)

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JPS62197163U (ja) 1987-12-15

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