JPH10293496A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH10293496A
JPH10293496A JP10433597A JP10433597A JPH10293496A JP H10293496 A JPH10293496 A JP H10293496A JP 10433597 A JP10433597 A JP 10433597A JP 10433597 A JP10433597 A JP 10433597A JP H10293496 A JPH10293496 A JP H10293496A
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JP
Japan
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roller
cleaning
cleaning member
fixing
fixing device
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Pending
Application number
JP10433597A
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English (en)
Inventor
Yuzo Kono
雄三 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃部材が直接クリーニングローラと当接す
ることがなくて、両者の摺動抵抗が大きくてクリーニン
グローラがオイル塗布ローラとつれ廻りしなくなるとい
うことがなく、またクリーニングローラを清浄な状態に
して、オイル塗布ローラに対するクリーニング性が劣化
することがない定着装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラと、加圧ローラと、定着ロー
ラに当接するオイル塗布ローラと、オイル塗布ローラと
当接するクリーニングローラと、このクリーニングロー
ラの表面を清掃する清掃部材とを具え、前記清掃部材を
クリーニングローラから離間させる清掃部材離間手段
と、清掃部材をクリーニングローラに当接させる清掃部
材当接手段とを有し、清掃部材当接手段はクリーニング
ローラの外周面に異物が堆積して摩擦計数が増大したと
きに、その回転力によって清掃部材をクリーニングロー
ラに当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、定着ローラと、
加圧ローラとを具えた定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の定着装置の典型的なもの
は、図4に示すようなものであって、1は外周面に離型
層が設けられた定着ローラ、2は加圧ローラ、3はヒー
タ、4はサーミスタ、5は分離爪、6は排紙上ガイド、
7は排紙下ガイド、8は排紙ころ、9は入口下ガイド、
10は転写紙、11は前記離型層と同質で多孔性の表層を具
え、かつオイルが填入されているオイル塗布ローラ、12
はオイル塗布ローラ11に当接してオイル塗布ローラを清
掃する金属製のクリーニングローラ、13はクリーニング
ローラ12に当接するブレード状部材からなる清掃部材、
14は未定着トナー像を示す。
【0003】このようなものにおいて、定着ローラ1は
通常アルミ性の芯部の外周面に、PFA,PTFE等の
フッ素樹脂加工された離型層が設けられており、加圧ロ
ーラ2とのニップ部で加圧加熱されて未定着トナー像14
が転写紙10に定着される。この際定着ローラ1の離型性
が悪いと、一部のトナーが定着ローラ1に付着して微量
オフセットが発生する恐れがある。そこでこれを防止す
るために、定着ローラ1に当接して連れ回りする前記の
ような構成を有するオイル塗布ローラ11を設けて、この
オイル塗布ローラ11でこれに填入されているシリコンオ
イルを定着ローラ1に塗布して、離型性を良好にしてい
る。しかしながら経時使用によって塗布ローラ11の表面
が汚れていって、オイル塗布量が減少し、また塗布ロー
ラ11に付着したトナーが定着ローラ1に再転写して画像
汚れが発生するという問題がある。
【0004】そこでこのような問題を解消するために、
クリーニングローラ12が設けられているのであり、この
クリーニングローラ12がオイル塗布ローラ11に当接し
て、オイル塗布ローラ11に付着したトナー、紙粉等の異
物を清掃して、清浄な状態に保持することができる。し
かしながらクリーニングローラ12は、経時使用によって
これに堆積したトナー、紙粉等の異物がオイル塗布ロー
ラ11に再転移してオイル塗布ローラ11を汚すという問題
がある。このような問題が起こるのは、クリーニングロ
ーラ12がオイル塗布ローラ11との離型性の差を利用し
て、オイル塗布ローラ11から異物を転移しているだけで
あって、異物のクリーニングローラ12に対する結合力が
弱く、またその表面に凹凸が形成されていることによる
ものである。そこでこのようなことを防止するために、
清掃部材13が設けられているのであり、この清掃部材13
はクリーニングローラ12上に補集された異物をそぎ落す
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成であっては、清掃部材13が常時直接クリーニン
グローラ12に当接しているため、摺動抵抗が大きくなる
ために、クリーニングローラ12やオイル塗布ローラ11が
つれ廻りしなくなったり、クリーニングローラ12が金属
製であることから、清浄な状態ではオイル塗布ローラ11
に対するクリーニング性が劣ることとなるという問題が
ある。
【0006】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の定着装置のもつ問題を解消し、清掃部材が直接クリ
ーニングローラと当接することがなくて、両者の摺動抵
抗が大きくてクリーニングローラやオイル塗布ローラが
つれ廻りしなくなるということがなく、またクリーニン
グローラを清浄な状態にして、オイル塗布ローラに対す
るクリーニング性が劣ることのない定着装置を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、定着ローラと、加圧ローラ
と、定着ローラに当接するオイル塗布ローラと、オイル
塗布ローラと当接するクリーニングローラと、このクリ
ーニングローラの表面を清掃する清掃部材とを具えた定
着装置において、請求項1に記載の発明は、前記清掃部
材をクリーニングローラから離間させる清掃部材離間手
段と、清掃部材をクリーニングローラに当接させる清掃
部材当接手段とを有し、清掃部材当接手段はクリーニン
グローラの外周面に異物が堆積して摩擦計数が増大した
ときに、その回転力によって清掃部材をクリーニングロ
ーラに当接させることを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、清掃部材はブレード状部材によって構
成されていることを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、清掃部材は巻取可能なウエブ状部材に
よって構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図面に示す各実施形態において、
前記従来のものと同様の部分には同一の符号を付して説
明を省略し、主として異なる部分について説明する。図
1,2に示すこの発明の第1実施形態において、清掃部
材13は、ブレード状部材によって構成され、クリーニン
グローラ12の表面が清浄又は異物の付着量が少ない場
合、図1に示すように、クリーニングローラ12の外周面
との間に微小間隔wが形成されるように配置されてい
る。
【0011】清掃部材当接手段21はクリーニングローラ
12と当接していて、図示しない機枠に回転可能に支持さ
れている支持軸22に取付けられた回転ローラ23と、支持
軸22に取付けられていて、清掃部材13の下端部が係合す
る屈曲部を有する回動枠24とを有している。ばね材から
なる清掃部材離間手段20は清掃部材13を常時クリーニン
グローラ12から離間する方向に偏倚している。
【0012】この実施形態において、クリーニングロー
ラ12の作動時において、その表面が清浄又は異物の付着
量が少ない場合には、摩擦計数が小さいことからその回
転が図1に示すように、清掃部材当接手段21の回転ロー
ラ23に伝達されることがなく、回動枠24も回動すること
がないので、清掃部材13は清掃部材離間手段20の作動に
よって、クリーニングローラ12との間に微小間隔wを保
持したままとなっている。このようにしてクリーニング
ローラ12が経時使用されてその表面に異物15が図2に示
すように堆積し、その厚さw′が図2に示すように微小
間隔wを超えると、クリーニングローラ12と清掃部材13
との摩擦抵抗が大きくなって、クリーニングローラ12の
回転が清掃部材当接手段21の回転ローラ23に伝達され、
支持軸22及び回動枠24が反時計方向に回動して、回動枠
24の屈曲部が清掃部材13を矢印に示す方向に前進させ、
この清掃部材13によってクリーニングローラ12の表面の
異物が清掃される。
【0013】図3に示す第2実施形態は、清掃部材13が
ウエブ状部材によって構成された点で、第1実施形態と
相違し、清掃部材13が巻出ローラ26と巻取ローラ27との
間に張設されていて、それらの中間に清掃部材13をクリ
ーニングローラ12に押圧する押圧ローラ28が設けられて
いる。この押圧ローラ28は前記と同様のばね材からなる
清掃部材離間手段20によって、常時クリーニングローラ
12から離間する方向に偏倚されていて、図示を省略した
クリーニングローラ12の外周面が異物の付着量が少ない
場合には、清掃部材13との間に微小間隔wが形成される
ようになっている。清掃部材当接手段21は支持軸22に取
付けられた回転ローラ23の支持軸22に取付けられている
回動枠24が、押圧ローラ28の支持軸29を支承している点
で第1実施形態と相違する。
【0014】この実施形態において、クリーニングロー
ラ12の作動時において、清掃部材13は図示しない駆動手
段によって駆動される巻取ローラ27によって巻取られ、
クリーニングローラ12の表面が清浄又は異物の付着量が
少ない場合には、第1実施形態と同様にクリーニングロ
ーラ12の回転が清掃部材当接手段21の回転ローラ23に伝
達されることがないので、清掃部材13がクリーニングロ
ーラ12との間に微小間隔wを保持したままとなってい
る。このようにしてクリーニングローラ12が経時使用さ
れてその表面に異物15が図3に示すように堆積し、その
厚さw′が微小間隔wを超えると、クリーニングローラ
12と清掃部材13との摩擦抵抗が大きくなって、クリーニ
ングローラ12の回転が清掃部材当接手段21の回転ローラ
23に伝達され、支持軸22及び回動枠24が反時計方向に回
動して、回動枠24が押圧ローラ28の支持軸29を矢印に示
す方向に前進させ、この清掃部材13によってクリーニン
グローラ12の表面の異物が清掃される。前記のようにし
て常に清掃部材13の清浄面でクリーニングローラ12を清
掃することとなって、安定した清掃作用を行うことがで
きる。
【0015】
【発明の効果】この発明は上記のようであって、定着ロ
ーラと、加圧ローラと、定着ローラに当接するオイル塗
布ローラと、オイル塗布ローラと当接するクリーニング
ローラと、このクリーニングローラの表面を清掃する清
掃部材とを具えた定着装置において、請求項1に記載の
発明は、前記清掃部材をクリーニングローラから離間さ
せる清掃部材離間手段と、清掃部材をクリーニングロー
ラに当接させる清掃部材当接手段とを有し、清掃部材当
接手段はクリーニングローラの外周面に異物が堆積して
摩擦計数が増大したときに、その回転力によって清掃部
材をクリーニングローラに当接させるので、清掃部材が
直接クリーニングローラと当接することがなくて、両者
の摺動抵抗が大きくてクリーニングローラがオイル塗布
ローラとつれ廻りしなくなるということがなく、またク
リーニングローラを清浄な状態にして、オイル塗布ロー
ラに対するクリーニング性が劣化することがないという
効果がある。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、清掃部材はブレード状部材によって構
成されているので、安価に提供することができるという
効果がある。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、清掃部材は巻取可能なウエブ状部材に
よって構成されているので、常に清掃部材の清浄面でク
リーニングローラを清掃することとなって、安定した清
掃作用を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の清掃部材の不作動時
の状態を示す正面図である。
【図2】同上の清掃部材の作動時の状態を示す正面図で
ある。
【図3】この発明の第2実施形態の図2と同様の正面図
である。
【図4】この発明と同種の従来の定着装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 ヒータ 4 サーミスタ 5 分離爪 6 排紙上ガイド 8 排紙ころ 9 入口下ガイド 10 転写紙 11 オイル塗布ロー
ラ 12 クリーニングローラ 13 清掃部材 14 未定着トナー像 15 異物 17 巻出ローラ 18 巻取ローラ 20 清掃部材離間手段 21 清掃部材当接手
段 22 支持軸 23 回転ローラ 24 回動枠 26 巻出ローラ 27 巻取ローラ 28 押圧ローラ 29 支持軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラと、加圧ローラと、定着ロー
    ラに当接するオイル塗布ローラと、オイル塗布ローラと
    当接するクリーニングローラと、このクリーニングロー
    ラの表面を清掃する清掃部材とを具えた定着装置におい
    て、前記清掃部材をクリーニングローラから離間させる
    清掃部材離間手段と、清掃部材をクリーニングローラに
    当接させる清掃部材当接手段とを有し、清掃部材当接手
    段はクリーニングローラの外周面に異物が堆積して摩擦
    計数が増大したときに、その回転力によって清掃部材を
    クリーニングローラに当接させることを特徴とする定着
    装置。
  2. 【請求項2】 清掃部材はブレード状部材によって構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装
    置。
  3. 【請求項3】 清掃部材は巻取可能なウエブ状部材によ
    って構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    定着装置。
JP10433597A 1997-04-22 1997-04-22 定着装置 Pending JPH10293496A (ja)

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JP10433597A JPH10293496A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 定着装置

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JP10433597A JPH10293496A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 定着装置

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