JPH05158376A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH05158376A
JPH05158376A JP34984991A JP34984991A JPH05158376A JP H05158376 A JPH05158376 A JP H05158376A JP 34984991 A JP34984991 A JP 34984991A JP 34984991 A JP34984991 A JP 34984991A JP H05158376 A JPH05158376 A JP H05158376A
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JP
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roller
fixing
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toner
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Pending
Application number
JP34984991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Takahashi
正義 高橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット量が多く滞溜トナーがある場合で
も、滞溜トナーを除去して記録材および加圧ローラの汚
れを防止することのできる定着装置を提供することを目
的としている。 【構成】 押圧ローラ8を移動可能に配設し、休止時に
該押圧ローラ8を供給ローラ5側に移動させる。その
後、定着時には再び上記押圧ローラ8を元の位置8Aに
戻し、定着動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は離型剤供給あるいはクリ
ーニングのためのクリーニングウェブを具備した定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機等の画像形成装置
においては、定着装置のクリーニング並びに離型剤供給
を目的としてシリコーンオイル等を含浸させた耐熱性の
クリーニングウェブが備えられている。該クリーニング
ウェブは図5に示すようにウェブ供給ローラ5から巻取
りローラ6へ巻取られる途中でウェブ押圧ローラ8によ
り定着ローラ1に所定の圧力で当接しながらクリーニン
グとオイル塗布を行うようになっている。ウェブの駆動
はステッピングモータやソレノイドとワンウェイクラッ
チの組み合せ等で行っている。
【0003】上記定着ローラ1はアルミニウム等の中空
芯金にフッ素樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレ
ン)等の離型性、耐熱性の優れた被覆材を塗布したもの
を用い、内部に具備したハロゲンヒータ3とサーミスタ
(図示せず)等で所定の温度となるように制御されてい
る。上記定着ローラ1の下方に配設された加圧ローラ4
もアルミニウム等の芯金に耐熱性の高いシリコーンゴム
等を被覆しており、所定温度に加熱された定着ローラ1
との圧接部で記録材を挟持搬送することにより記録材上
の現像剤像を定着する。定着後、一部の現像剤(例え
ば、粉体トナー。以下、粉体トナーとする。)は定着さ
れずに定着ローラ上に付着するいわゆるオフセットを発
生させるが、上述したクリーニングウェブ7によってク
リーニングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記録材上の画像比率が高い場合、記録材の表
面が粗い場合、記録材と粉体トナーとの静電吸着力が小
さい場合、あるいは、定着ローラ1からの熱供給が不足
した場合等はオフセット量が多くなり、ウェブ7と定着
ローラ1の当接部にトナーが滞溜することがあった。
【0005】この滞溜したトナーは次の定着時に十分な
熱及び圧力を受けて溶融し、ウェブ7と定着ローラ1の
当接部を擦り抜けて加圧ローラ4を汚したり記録材を汚
す等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決し、オフセッ
ト量が多く滞溜トナーがある場合でも、該滞溜トナーを
除去して記録材及び加圧ローラの汚れを防止することの
できる定着装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、表面が無端移動自在で内部に熱源を有する定着手
段と、該定着手段に圧接して配設された加圧手段と、上
記定着手段に対向するように配設された押圧手段によっ
て上記定着手段表面に所定の圧力分布で当接するように
配設され、該表面のクリーニングを行うクリーニングウ
ェブとを備えた定着装置において、上記クリーニングウ
ェブの当接圧分布あるいは上記定着手段表面に対する当
接位置を可変とするように上記押圧手段を移動自在に取
付け、定着手段停止時に上記押圧手段を所定位置に移動
せしめて上記当接圧分布あるいは当接位置を変更し、上
記押圧手段の上記当接圧分布あるいは当接位置を当初の
位置に戻して定着動作を行うように設定された制御手段
を有していることにより達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、定着手段停止時に押圧手段を
移動することにより、クリーニングウェブの当接圧分布
あるいは定着手段表面に対する当接位置が変更される。
これにより、上記当接位置周辺に滞溜したトナーがあっ
た場合、該トナーに対するクリーニングウェブの圧力を
軽減して該トナーに大きな圧力を加えない。したがっ
て、該トナーは凝集せず、再び押圧手段を元の位置に戻
して定着手段を駆動すれば、上記トナーは該定着手段の
表面上を移動し、クリーニングウェブの面において確実
に除去される。したがって、定着手段表面にトナーを残
留させず良好な定着が行われる。
【0009】
【実施例】本発明の第一実施例ないし第三実施例を図面
に基づいて説明する。
【0010】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
を図1及び図2に基づいて説明する。図1は本発明を電
子写真複写機等における定着装置に適用した第一実施例
装置の概略構成を示す図である。
【0011】図1において1は定着ローラであり、芯金
上にポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂2を被
覆して直径40mmに形成されている。該定着ローラ1
の内部には800wのハロゲンヒータ3が設けられ、サ
ーミスタ(図示せず)等で表面温度を検知することによ
り表面温度が180℃になるように制御されている。一
方、上記定着ローラ1の下方の加圧ローラ4は芯金上に
厚さ5mmのシリコーンゴム層を有して直径32mmに
形成されており、総加重60kgで加圧されて定着ロー
ラ1と間に5mmのニップを形成している。
【0012】また、定着ローラ1の上部には供給ローラ
5側から巻取りローラ6側に巻取られるクリーニングウ
ェブ7が配設されており、A4幅の記録材Pを定着する
毎に0.5mmづつ巻取りローラ6に巻取られる。上記
クリーニングウェブ7は該巻取りローラ6に巻取られる
途中で直径18mmの耐熱性スポンジローラから成る押
圧手段たる押圧ローラ8に押圧されて上記定着ローラ1
の表面に当接しており、該表面のクリーニングを行って
いる。上記押圧ローラ8はクリーニングウェブ7の当接
位置を水平方向に沿って移動させることができるように
中心軸を移動自在に配設されており、定着時には8Aの
位置でクリーニングウェブ7を当接させているが、休止
時には8Bの位置に移動する。8Aの位置は定着ローラ
1の回転中心の鉛直線上にあるが、8Bの位置はそれよ
り水平方向に20°程度ウェブ供給ローラ5側となって
いる。8Aの位置でのニップは5mmであったが8Bの
位置では1mm弱になっている。このように、押圧ロー
ラ8を移動自在としたのは、押圧ローラ8とクリーニン
グウェブ7の当接部に滞溜したトナーに対する加圧力を
軽減するためである。以下、このトナー除去の手法につ
いて説明する。
【0013】図2に押圧ローラ8が上記8Aの位置と8
Bの位置にあるときの圧力分布と、クリーニングウェブ
の移動方向における汚れの分布を示す。図2から明らか
なようにクリーニングウェブは巻取り側程汚れがひど
く、押圧ローラ8が8A位置にあるときは該押圧ローラ
8によって加圧されている範囲のクリーニングウェブに
はほぼ全体的にトナーが付着している。したがって、休
止時に熱と圧力によって溶融ないしは凝集した滞溜トナ
ーがウェブ当接部にあっても十分に除去することができ
ない。
【0014】そこで、本実施例は、休止時に押圧ローラ
8を8Bの位置に移動させ、クリーニングウェブ7の汚
れていない部分または汚れの少ない部分を低い当接圧で
定着ローラ1に当接させることとした。したがって、滞
溜トナーに必要以上の圧力を加えないため、滞溜トナー
が凝集せず、除去が容易となる。
【0015】以上のような本実施例装置を用いてコピー
を行ったところ、画像比率、記録材の種類、その他環境
の変動、コピー枚数等に拘らず、記録材の汚れは発生し
なかった。また、20万枚から30万枚の耐久後も加圧
ローラ4に汚れが発生せず、加圧ローラ4の耐久寿命の
向上を図ることができた。
【0016】なお、押圧ローラの移動方向は、定着ロー
ラの回転方向に沿った方向でも良く、同一の圧力分布で
当接位置を供給ローラ側に移動するだけでも同様の効果
が得られる。また、移動方向は、偏心カム等を用いて鉛
直方向としても良い。
【0017】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
について、図3を用いて説明する。なお、第一実施例と
の共通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0018】本実施例は、図3に示すように押圧ローラ
8の代わりに固定軸9と可動軸10によってクリーニン
グウェブ7を当接させているところが第一実施例と異な
る。
【0019】可動軸10は固定軸9を中心として上方の
10Bの位置と下方の10Aの位置に移動可能であり、
休止時には10Bの位置、定着時には10Aの位置に移
動するように設定されている。したがって、休止時は当
接圧を低くすると同時に当接位置を供給ローラ5側へ移
動させるので滞溜トナーを凝集させない。また、定着時
には十分なニップで圧力を加えながらクリーニングを行
う。
【0020】本実施例ではニップ幅を第一実施例よりも
多くとることができるため、定着ローラへの押圧力を軽
減しても十分なクリーニング性能を保つことができる。
【0021】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
を図4に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0022】本実施例は、図4に示すように押圧ローラ
8の代わりにコの字型のウェブ圧接部材11を用いたと
ころが第一実施例と異なる。休止時に上方の11Bの位
置にウェブ圧接部材11を移動させ、加圧力を軽減する
ところは第一実施例と同様である。本実施例によっても
滞溜トナーの擦り抜けがなく記録材及び加圧ローラの汚
れのない良好な定着を行うことができた。
【0023】以上に説明した第一実施例ないし第三実施
例においては、押圧ローラ8等の移動を休止時常に行う
こととしたが、滞溜トナーが多くなるときのみ行うよう
にしてもよい。つまり、画像比率が高い場合、記録材の
表面が粗い場合、環境条件等で記録材とトナーの吸着力
が不足する場合等に滞溜トナーが多くなるので、以上の
ような条件を検知するセンサーを画像形成装置に設け、
必要な場合にのみウェブ当接位置または圧力分布を変化
させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリーニングウェブの当接圧分布あるいは定着手段表面
に対する当接位置を定着手段停止時に変更し、当接圧を
軽減することとしたので、上記当接位置周辺に滞溜した
トナーがあったとしても、該トナーを凝集させない。そ
して、定着時は上記圧分布あるいは当接位置を元に戻し
て定着を行うので、上記トナーを確実に除去して記録材
や加圧ローラの汚れの発生を防止できる。また、その後
も良好な定着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例装置の概略構成を示す断面
図である。
【図2】図1装置のクリーニングウェブの送り方向にお
ける当接圧分布及び汚れの分布を示す図である。
【図3】本発明の第二実施例装置の概略構成を示す断面
図である。
【図4】本発明の第三実施例装置の概略構成を示す断面
図である。
【図5】従来装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 定着手段(定着ローラ) 3 熱源(ハロゲンヒータ) 4 加圧手段(加圧ローラ) 7 クリーニングウェブ 8 押圧手段(押圧ローラ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が無端移動自在で内部に熱源を有す
    る定着手段と、該定着手段に圧接して配設された加圧手
    段と、上記定着手段に対向するように配設された押圧手
    段によって上記定着手段表面に所定の圧力分布で当接す
    るように配設され、該表面のクリーニングを行うクリー
    ニングウェブとを備えた定着装置において、上記クリー
    ニングウェブの当接圧分布あるいは上記定着手段表面に
    対する当接位置を可変とするように上記押圧手段を移動
    自在に取付け、定着手段停止時に上記押圧手段を所定位
    置に移動せしめて上記当接圧分布あるいは当接位置を変
    更し、上記押圧手段の上記当接圧分布あるいは当接位置
    を当初の位置に戻して定着動作を行うように設定された
    制御手段を有していることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 クリーニングウェブは供給手段から巻取
    り手段へと巻き取り自在となっており、定着手段停止時
    の当接圧分布のピーク位置あるいは当接位置の変更は、
    上記供給手段側に向かって行われることとする請求項1
    に記載の定着装置。
JP34984991A 1991-12-10 1991-12-10 定着装置 Pending JPH05158376A (ja)

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JP34984991A JPH05158376A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 定着装置

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JP34984991A JPH05158376A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 定着装置

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JPH05158376A true JPH05158376A (ja) 1993-06-25

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ID=18406538

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JP34984991A Pending JPH05158376A (ja) 1991-12-10 1991-12-10 定着装置

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JP (1) JPH05158376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169856A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015169856A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 キヤノン株式会社 画像加熱装置

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