JP2003167465A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JP2003167465A JP2003167465A JP2001365184A JP2001365184A JP2003167465A JP 2003167465 A JP2003167465 A JP 2003167465A JP 2001365184 A JP2001365184 A JP 2001365184A JP 2001365184 A JP2001365184 A JP 2001365184A JP 2003167465 A JP2003167465 A JP 2003167465A
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- fixing roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オフセットトナー量が多いときにも十分なク
リーニング性能を発揮でき、且つ定着ローラへ傷を与え
ないクリーニングウェブを具備した定着装置を提供す
る。 【解決手段】 定着ローラ1と加圧ローラ7を加圧接触
させ、定着ローラ1の表面にクリーニングウェブ13を
スポンジ状のシリコンゴムからなるウェブローラ14を
介して加圧接触させ、定着ローラ1の表面を清掃する
際、ウェブローラ14の加圧力を可変とした。
リーニング性能を発揮でき、且つ定着ローラへ傷を与え
ないクリーニングウェブを具備した定着装置を提供す
る。 【解決手段】 定着ローラ1と加圧ローラ7を加圧接触
させ、定着ローラ1の表面にクリーニングウェブ13を
スポンジ状のシリコンゴムからなるウェブローラ14を
介して加圧接触させ、定着ローラ1の表面を清掃する
際、ウェブローラ14の加圧力を可変とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、LBPな
どの画像形成装置において、離型剤供給あるいはクリー
ニングのためのクリーニングウェブを有する定着装置に
関する。
どの画像形成装置において、離型剤供給あるいはクリー
ニングのためのクリーニングウェブを有する定着装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に用いられている熱
加圧定着装置は、図6に示すように、アルミニウム等の
中空の芯金3からなる定着ローラ1を備えている。その
定着ローラ1の内部には加熱のためのヒーター4が内蔵
されている。また、定着ローラ1の離型性を上げるため
に、定着ローラ1の表層を離型層2として例えばフッ素
樹脂系のチューブで被覆したものや、フッ素樹脂系の部
材でコーティングを施したものが用いられる。
加圧定着装置は、図6に示すように、アルミニウム等の
中空の芯金3からなる定着ローラ1を備えている。その
定着ローラ1の内部には加熱のためのヒーター4が内蔵
されている。また、定着ローラ1の離型性を上げるため
に、定着ローラ1の表層を離型層2として例えばフッ素
樹脂系のチューブで被覆したものや、フッ素樹脂系の部
材でコーティングを施したものが用いられる。
【0003】熱加圧定着装置には、定着ローラ1に圧接
されて挟圧搬送するニップ部を形成する加圧ローラ7を
有する。この加圧ローラ7は金属製の芯金8上にゴム弾
性層9を形成し、その表層を離型性の良いフッ素樹脂系
チューブ10を被覆して形成されている。
されて挟圧搬送するニップ部を形成する加圧ローラ7を
有する。この加圧ローラ7は金属製の芯金8上にゴム弾
性層9を形成し、その表層を離型性の良いフッ素樹脂系
チューブ10を被覆して形成されている。
【0004】ニップ部を未定着トナーの載った転写材が
通過する際、ニップ部でトナーは、転写材に熱加圧定着
されて排紙される。定着後、転写材上の一部のトナーは
定着されずに定着ローラ上に付着するいわゆるオフセッ
トを発生させる。
通過する際、ニップ部でトナーは、転写材に熱加圧定着
されて排紙される。定着後、転写材上の一部のトナーは
定着されずに定着ローラ上に付着するいわゆるオフセッ
トを発生させる。
【0005】前記定着装置には、離型剤供給を目的とし
てシリコーンオイル等を含浸させた耐熱性のクリーニン
グウェブ13が備えられている。このクリーニングウェ
ブ13は図6に示すように、ウェブ供給ローラ11から
巻取りローラ12へ巻取られる途中でウェブローラ14
により定着ローラ1に所定の圧力で当接しながら定着ロ
ーラ1上に付着したオフセットトナーのクリーニングと
離型剤であるオイルの塗布を行うようになっている。ク
リーニングウェブ13の駆動はステッピングモータやソ
レノイドとワンウェイクラッチの組み合せ等で行ってい
る。
てシリコーンオイル等を含浸させた耐熱性のクリーニン
グウェブ13が備えられている。このクリーニングウェ
ブ13は図6に示すように、ウェブ供給ローラ11から
巻取りローラ12へ巻取られる途中でウェブローラ14
により定着ローラ1に所定の圧力で当接しながら定着ロ
ーラ1上に付着したオフセットトナーのクリーニングと
離型剤であるオイルの塗布を行うようになっている。ク
リーニングウェブ13の駆動はステッピングモータやソ
レノイドとワンウェイクラッチの組み合せ等で行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年の画像形成装置で
は、高速化が進み、定着ローラの高耐久性が望まれてい
る。しかしながら、毎分60枚以上コピーするような高
速機においては、定着ローラ自身の回転数も多くなり、
ウェブローラ14で圧接されたクリーニングウェブ13
と、定着ローラ1との間の摺擦力が強くなり、従来のよ
うに、一定の圧力でウェブローラ14を圧接することは
定着ローラ1の摩耗が激しくなって定着ローラの寿命を
極端に短くしてしまう。
は、高速化が進み、定着ローラの高耐久性が望まれてい
る。しかしながら、毎分60枚以上コピーするような高
速機においては、定着ローラ自身の回転数も多くなり、
ウェブローラ14で圧接されたクリーニングウェブ13
と、定着ローラ1との間の摺擦力が強くなり、従来のよ
うに、一定の圧力でウェブローラ14を圧接することは
定着ローラ1の摩耗が激しくなって定着ローラの寿命を
極端に短くしてしまう。
【0007】また、紙がジャムした後や、始業時等の朝
早い時(朝一)に電源を入れてすぐコピーする場合や、
連続して転写材を通紙したときなどは、定着ローラ1に
十分に熱が伝わっていないため、連続通紙中に定着ロー
ラ1の表面温度は低下してしまう。
早い時(朝一)に電源を入れてすぐコピーする場合や、
連続して転写材を通紙したときなどは、定着ローラ1に
十分に熱が伝わっていないため、連続通紙中に定着ロー
ラ1の表面温度は低下してしまう。
【0008】さらに、定着ローラ1へのオフセット量
は、定着ローラ1の表面状態に影響され、定着ローラ1
が摩耗されるにつれて悪化することが分かっている。こ
のため、転写材上のトナーに充分に熱が伝わらないとき
には、多量に定着ローラ1にオフセットしてしまい、こ
れが定着ローラ1とクリーニングウェブ13の当接部に
滞留し、この滞留トナーが充分な熱を受けて溶融して当
接部をすり抜け、加圧ローラ7や転写材6を汚してしま
う等の問題点があった。
は、定着ローラ1の表面状態に影響され、定着ローラ1
が摩耗されるにつれて悪化することが分かっている。こ
のため、転写材上のトナーに充分に熱が伝わらないとき
には、多量に定着ローラ1にオフセットしてしまい、こ
れが定着ローラ1とクリーニングウェブ13の当接部に
滞留し、この滞留トナーが充分な熱を受けて溶融して当
接部をすり抜け、加圧ローラ7や転写材6を汚してしま
う等の問題点があった。
【0009】本発明は、前記問題点を解決し、ウェブロ
ーラに圧接されたクリーニングウェブと定着ローラとの
摺擦による定着ローラの表面状態の摩耗を減少させ、ま
た定着ローラの表面温度が低くなる等で多量のオフセッ
トトナーがクリーニングウェブと定着ローラの当接部に
滞留した場合でも、滞留トナーが当接部からすり抜ける
ことを防止したクリーニング装置を具備した定着装置を
提供することを目的としている。
ーラに圧接されたクリーニングウェブと定着ローラとの
摺擦による定着ローラの表面状態の摩耗を減少させ、ま
た定着ローラの表面温度が低くなる等で多量のオフセッ
トトナーがクリーニングウェブと定着ローラの当接部に
滞留した場合でも、滞留トナーが当接部からすり抜ける
ことを防止したクリーニング装置を具備した定着装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、定着ロー
ラと、前記定着ローラに圧接して共に回転する加圧ロー
ラと、前記定着ローラ及び前記加圧ローラの内の少なく
とも定着ローラ側のローラ表面にクリーニングウェブを
押圧部材を介して加圧接触させることによって表面を清
掃するクリーニング機構とを有し、前記両ローラ間にト
ナー像を担持した転写材を通過させ、加熱及び加圧する
ことにより前記トナー像を前記転写材上に定着させる定
着装置において、前記クリーニング機構は、前記押圧部
材の加圧力を可変としたことを特徴とする。
ラと、前記定着ローラに圧接して共に回転する加圧ロー
ラと、前記定着ローラ及び前記加圧ローラの内の少なく
とも定着ローラ側のローラ表面にクリーニングウェブを
押圧部材を介して加圧接触させることによって表面を清
掃するクリーニング機構とを有し、前記両ローラ間にト
ナー像を担持した転写材を通過させ、加熱及び加圧する
ことにより前記トナー像を前記転写材上に定着させる定
着装置において、前記クリーニング機構は、前記押圧部
材の加圧力を可変としたことを特徴とする。
【0011】第2の発明は、上記第1の発明で、前記ク
リーニング機構は、供給ローラと巻取りローラとを有
し、前記クリーニングウェブを前記供給ローラ側から前
記巻取りローラ側に巻き取らせることを特徴とする。
リーニング機構は、供給ローラと巻取りローラとを有
し、前記クリーニングウェブを前記供給ローラ側から前
記巻取りローラ側に巻き取らせることを特徴とする。
【0012】第3の発明は、上記いずれかの発明で、前
記クリーニング機構は、前記クリーニングウェブの移動
方向を前記定着ローラの移動方向に対して逆方向として
いることを特徴とする。
記クリーニング機構は、前記クリーニングウェブの移動
方向を前記定着ローラの移動方向に対して逆方向として
いることを特徴とする。
【0013】第4の発明は、上記第1または第2の発明
で、前記クリーニング機構は、前記クリーニングウェブ
の移動方向を前記定着ローラの移動方向に対して同方向
としていることを特徴とする。
で、前記クリーニング機構は、前記クリーニングウェブ
の移動方向を前記定着ローラの移動方向に対して同方向
としていることを特徴とする。
【0014】第5の発明は、上記いずれかの発明で、前
記押圧部材は、前記クリーニングウェブを前記定着ロー
ラ複数点で押し付けるように形成されていることを特徴
とする。
記押圧部材は、前記クリーニングウェブを前記定着ロー
ラ複数点で押し付けるように形成されていることを特徴
とする。
【0015】第6の発明は、定着ローラと、前記定着ロ
ーラに圧接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ロ
ーラ及び前記加圧ローラの内の少なくとも定着ローラ側
のローラ表面にクリーニングウェブを押圧部材を介して
加圧接触させることによって表面を清掃するクリーニン
グ機構とを有し、前記両ローラ間にトナー像を担持した
転写材を通過させ、加熱及び加圧することにより前記ト
ナー像を前記転写材上に定着させる定着装置において、
前記クリーニング機構は、前記定着ローラの複数箇所に
おいて前記クリーニングウェブの表面と裏面とを反転さ
せて押し付ける複数の押圧部材を有し、前記複数の押圧
部材の内の少なくとも一つの押圧部材の圧接力を可変と
していることを特徴とする。
ーラに圧接して共に回転する加圧ローラと、前記定着ロ
ーラ及び前記加圧ローラの内の少なくとも定着ローラ側
のローラ表面にクリーニングウェブを押圧部材を介して
加圧接触させることによって表面を清掃するクリーニン
グ機構とを有し、前記両ローラ間にトナー像を担持した
転写材を通過させ、加熱及び加圧することにより前記ト
ナー像を前記転写材上に定着させる定着装置において、
前記クリーニング機構は、前記定着ローラの複数箇所に
おいて前記クリーニングウェブの表面と裏面とを反転さ
せて押し付ける複数の押圧部材を有し、前記複数の押圧
部材の内の少なくとも一つの押圧部材の圧接力を可変と
していることを特徴とする。
【0016】第7の発明は、上記いずれかの発明で、前
記定着装置への通紙枚数を検知する枚数検知手段を有
し、前記押圧部材は、前記枚数検知手段によって検知さ
れた通紙枚数に応じて前記定着ローラへのクリーニング
ウェブの当接圧を変化させることを特徴とする。
記定着装置への通紙枚数を検知する枚数検知手段を有
し、前記押圧部材は、前記枚数検知手段によって検知さ
れた通紙枚数に応じて前記定着ローラへのクリーニング
ウェブの当接圧を変化させることを特徴とする。
【0017】第8の発明は、上記第1から第6のいずれ
かの発明で、前記押圧部材は、前記定着ローラへの当接
圧を、使用枚数に応じて連続的に変化させることを特徴
とする。
かの発明で、前記押圧部材は、前記定着ローラへの当接
圧を、使用枚数に応じて連続的に変化させることを特徴
とする。
【0018】第9の発明は、上記第1から第6のいずれ
かの発明で、前記押圧部材は、前記定着ローラへの当接
圧を使用枚数が少ない時は弱く、使用枚数が増えるにつ
れて強くすることを特徴とする。
かの発明で、前記押圧部材は、前記定着ローラへの当接
圧を使用枚数が少ない時は弱く、使用枚数が増えるにつ
れて強くすることを特徴とする。
【0019】第10の発明は、上記第1から第6のいず
れかの発明で、前記定着装置は、前記定着ローラ表面の
温度を検知する温度検知手段を有し、前記押圧部材によ
る前記定着ローラへの当接圧を、前記温度検知手段によ
り検知された定着ローラの表面温度に応じて変化させる
ことを特徴とする。
れかの発明で、前記定着装置は、前記定着ローラ表面の
温度を検知する温度検知手段を有し、前記押圧部材によ
る前記定着ローラへの当接圧を、前記温度検知手段によ
り検知された定着ローラの表面温度に応じて変化させる
ことを特徴とする。
【0020】第11の発明は、上記第10の発明で、前
記押圧部材は、定着ローラの表面温度が低い時には、前
記定着ローラへの当接圧を強めることを特徴とする。
記押圧部材は、定着ローラの表面温度が低い時には、前
記定着ローラへの当接圧を強めることを特徴とする。
【0021】第12の発明は、上記いずれかの発明で、
前記押圧部材は、定着器部位で紙詰まりが起き、コピー
動作が停止した時は、次のコピー動作が始まるまでは、
前記定着ローラへの当接圧を強めることを特徴とする。
前記押圧部材は、定着器部位で紙詰まりが起き、コピー
動作が停止した時は、次のコピー動作が始まるまでは、
前記定着ローラへの当接圧を強めることを特徴とする。
【0022】すなわち、クリーニングウェブを定着ロー
ラに圧接する押圧部材を前記定着ローラに対して移動可
能にし、通紙枚数が少ない時には圧接力を弱く、通紙枚
数が増えるにつれて定着ローラへの圧接力を増加させて
いくことで解決される。
ラに圧接する押圧部材を前記定着ローラに対して移動可
能にし、通紙枚数が少ない時には圧接力を弱く、通紙枚
数が増えるにつれて定着ローラへの圧接力を増加させて
いくことで解決される。
【0023】また、ジャム後や定着ローラ表面温度低下
等によってオフセット量が多くなった時の問題に対して
は、圧接部は定着ローラ表面のクリーニングウェブより
も下流域に当接させたサーミスタによって温調されてお
り、このサーミスタから定着ローラの表面温度を検知
し、表面温度が低下した場合には、クリーニングウェブ
の当接圧を強めることで解決される。
等によってオフセット量が多くなった時の問題に対して
は、圧接部は定着ローラ表面のクリーニングウェブより
も下流域に当接させたサーミスタによって温調されてお
り、このサーミスタから定着ローラの表面温度を検知
し、表面温度が低下した場合には、クリーニングウェブ
の当接圧を強めることで解決される。
【0024】また、通紙枚数の少ない初期の状態の時に
は、定着ローラの表面は非常に滑らかであり、オフセッ
トは起りにくい。このため、定着装置に具備されたクリ
ーニング装置における押圧部材の圧接力を弱くできる。
は、定着ローラの表面は非常に滑らかであり、オフセッ
トは起りにくい。このため、定着装置に具備されたクリ
ーニング装置における押圧部材の圧接力を弱くできる。
【0025】一方、通紙枚数が増え、定着ローラ表面が
初期状態に比べて粗くなると、同じ条件においてもオフ
セット量は初期の定着ローラ状態に比べて悪くなる。そ
こで、本発明によれば、クリーニング装置の押圧部材の
定着ローラ表面への圧接力を通紙枚数の少ない時に比べ
強くすることで、オフセット量が多くなってきても、ク
リーニング能力を損なうことがない。
初期状態に比べて粗くなると、同じ条件においてもオフ
セット量は初期の定着ローラ状態に比べて悪くなる。そ
こで、本発明によれば、クリーニング装置の押圧部材の
定着ローラ表面への圧接力を通紙枚数の少ない時に比べ
強くすることで、オフセット量が多くなってきても、ク
リーニング能力を損なうことがない。
【0026】また、ジャム時や定着ローラの表面温度低
下等によってオフセット量が多くなった時は、クリーニ
ングウェブの当接部材の定着ローラへの当接圧を強める
ことで、滞留トナーのすり抜けを防止し、加圧ローラや
転写材を汚すことがない。
下等によってオフセット量が多くなった時は、クリーニ
ングウェブの当接部材の定着ローラへの当接圧を強める
ことで、滞留トナーのすり抜けを防止し、加圧ローラや
転写材を汚すことがない。
【0027】前記構成によれば、クリーニングウェブの
当接圧を通紙枚数によって、徐々に強めていくことで、
定着ローラ表面の長寿命化を図ることがでる。さらに、
朝一環境下や連続通紙などで定着ローラの表面温度降下
がひどい時には、これに応じた最適の圧接力でクリーニ
ングウェブを定着ローラ表面に当接させることができる
ため、クリーニングウェブから滞留トナーのすり抜けの
防止も可能となる。
当接圧を通紙枚数によって、徐々に強めていくことで、
定着ローラ表面の長寿命化を図ることがでる。さらに、
朝一環境下や連続通紙などで定着ローラの表面温度降下
がひどい時には、これに応じた最適の圧接力でクリーニ
ングウェブを定着ローラ表面に当接させることができる
ため、クリーニングウェブから滞留トナーのすり抜けの
防止も可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】〈第1の実施の形態〉以下に、本
発明の定着装置の実施の形態について図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の定着装置の第1の実施の形
態を示す構成図である。
発明の定着装置の実施の形態について図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の定着装置の第1の実施の形
態を示す構成図である。
【0029】本実施の形態の定着装置は、図1に示すよ
うに、表層に絶縁接着層と離型層2を有する中空の芯金
3からなる定着ローラ1を備える。本実施の形態では離
型層2は絶縁性のPFAチューブからなり、その厚さは
約30μmである。また、芯金3はアルミニウム材製で
その厚さは約12mmである。定着ローラ1の内部には
ヒーター4が配置され、しかも定着ローラ1自体は芯金
3を介して接地されている。
うに、表層に絶縁接着層と離型層2を有する中空の芯金
3からなる定着ローラ1を備える。本実施の形態では離
型層2は絶縁性のPFAチューブからなり、その厚さは
約30μmである。また、芯金3はアルミニウム材製で
その厚さは約12mmである。定着ローラ1の内部には
ヒーター4が配置され、しかも定着ローラ1自体は芯金
3を介して接地されている。
【0030】定着ローラ1の表面には、定着ローラ1に
圧接して定着ローラ1の表面温度を検知しているサーミ
スタ5と、定着後の転写材を定着ローラ1から分離する
ための分離爪6が設けられている。
圧接して定着ローラ1の表面温度を検知しているサーミ
スタ5と、定着後の転写材を定着ローラ1から分離する
ための分離爪6が設けられている。
【0031】定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラ7
は、アルミニウム材製の芯金8をシリコンゴムの弾性層
9が覆っている。ゴム弾性層9の表層は、離型性を高め
るため離型層10で被覆されている。離型層10は絶縁
性のPFAチューブからなり、その厚さは約50μmで
ある。
は、アルミニウム材製の芯金8をシリコンゴムの弾性層
9が覆っている。ゴム弾性層9の表層は、離型性を高め
るため離型層10で被覆されている。離型層10は絶縁
性のPFAチューブからなり、その厚さは約50μmで
ある。
【0032】また、定着ローラ1の上部には、供給ロー
ラ11側から巻取りローラ12側に巻取られるクリーニ
ングウェブ13が配設されており、例えばA4幅の転写
材を定着する毎に0.05mmずつ巻取りローラ12に
巻取られる。このときクリーニングウェブ13の送り方
向を定着ローラ1の回転方向に対して逆方向としてい
る。
ラ11側から巻取りローラ12側に巻取られるクリーニ
ングウェブ13が配設されており、例えばA4幅の転写
材を定着する毎に0.05mmずつ巻取りローラ12に
巻取られる。このときクリーニングウェブ13の送り方
向を定着ローラ1の回転方向に対して逆方向としてい
る。
【0033】前記クリーニングウェブ13は、巻取りロ
ーラ12に巻取られる途中で直径約18mmの耐熱性ス
ポンジローラから成る押圧部材たる所謂バレル構造のウ
ェブローラ14に圧接されて前記定着ローラ1の表面に
当接しており、表面のクリーニング及び離型剤の塗布を
行っている。
ーラ12に巻取られる途中で直径約18mmの耐熱性ス
ポンジローラから成る押圧部材たる所謂バレル構造のウ
ェブローラ14に圧接されて前記定着ローラ1の表面に
当接しており、表面のクリーニング及び離型剤の塗布を
行っている。
【0034】前記ウェブローラ14は、クリーニングウ
ェブ13の当接位置を定着ローラ1の中心側に向けて鉛
直方向に圧接力を変化させることができるように移動自
在に配設されている。すなわち通紙枚数が少ない初期時
は、14Aの位置にウェブローラ14は位置する。この
時、ウェブローラ14は約400gfの圧接力で定着ロ
ーラ1の表面にクリーニングウェブ13を圧接させてい
る。
ェブ13の当接位置を定着ローラ1の中心側に向けて鉛
直方向に圧接力を変化させることができるように移動自
在に配設されている。すなわち通紙枚数が少ない初期時
は、14Aの位置にウェブローラ14は位置する。この
時、ウェブローラ14は約400gfの圧接力で定着ロ
ーラ1の表面にクリーニングウェブ13を圧接させてい
る。
【0035】転写材が通紙するに従い、徐々にウェブロ
ーラ14は、定着ローラ1の中心側に向けて鉛直下方向
に移動していく。これにより、定着ローラ1の表面とウ
ェブローラ14で形成されるウェブニップ幅が増すよう
になっている。これは、例えば、定着装置の出口などに
通紙する転写材の枚数を検知する手段を配置しておき、
このカウンター値を読み取って、クリーニングウェブ1
3の当接圧を増す機構を設ければ可能である。最終的に
ウェブローラ14は、14Aの位置から14Bの位置ま
で移動する。
ーラ14は、定着ローラ1の中心側に向けて鉛直下方向
に移動していく。これにより、定着ローラ1の表面とウ
ェブローラ14で形成されるウェブニップ幅が増すよう
になっている。これは、例えば、定着装置の出口などに
通紙する転写材の枚数を検知する手段を配置しておき、
このカウンター値を読み取って、クリーニングウェブ1
3の当接圧を増す機構を設ければ可能である。最終的に
ウェブローラ14は、14Aの位置から14Bの位置ま
で移動する。
【0036】また、本実施の形態では、クリーニングウ
ェブ13を定着ローラ1に圧接するウェブローラ14
は、温度検知サーミスタ5と不図示の制御回路を介して
連動している。通紙中、定着ローラ1の表面温度が低下
してくるとオフセット量が多くなる。そこで、定着ロー
ラ1の表面が、ある一定の温度以下になると、ウェブロ
ーラ14を定着ローラ1の方向に動かし、クリーニング
ウェブ13の当接圧を強める構成となっている。
ェブ13を定着ローラ1に圧接するウェブローラ14
は、温度検知サーミスタ5と不図示の制御回路を介して
連動している。通紙中、定着ローラ1の表面温度が低下
してくるとオフセット量が多くなる。そこで、定着ロー
ラ1の表面が、ある一定の温度以下になると、ウェブロ
ーラ14を定着ローラ1の方向に動かし、クリーニング
ウェブ13の当接圧を強める構成となっている。
【0037】また前記押圧部材であるウェブローラ14
は、定着器部位で紙詰まりが起き、コピー動作が停止し
た時には、次のコピー動作が始まるまでは、前記定着ロ
ーラ1への当接圧を強める構成となっている。
は、定着器部位で紙詰まりが起き、コピー動作が停止し
た時には、次のコピー動作が始まるまでは、前記定着ロ
ーラ1への当接圧を強める構成となっている。
【0038】次に、定着ローラ1の表面温度とウェブロ
ーラ14の当接圧を変化させ、クリーニングウェブ13
からの滞留トナーのすり抜けの検討の結果を示す。
ーラ14の当接圧を変化させ、クリーニングウェブ13
からの滞留トナーのすり抜けの検討の結果を示す。
【0039】検討は、プロセススピードが約450mm
/sの複写機を用いて定着ローラ1の表面温度を変化さ
せ、各表面温度において、例えばA4サイズの転写材を
5000枚通紙し、クリーニングウェブ13からの滞留
トナーのすり抜け状態を観察した。
/sの複写機を用いて定着ローラ1の表面温度を変化さ
せ、各表面温度において、例えばA4サイズの転写材を
5000枚通紙し、クリーニングウェブ13からの滞留
トナーのすり抜け状態を観察した。
【0040】その結果、図5に示すように、各表面温度
での最適な圧力を見つけることができた。この図5に従
い、本実施の形態の複写機はクリーニングウェブ13を
圧接させる時の初期設定値を約400gfとし、表面温
度が朝一環境下や連続通紙などで下がる場合は、図5に
従って随時圧力を上げる機構を取り付けた。
での最適な圧力を見つけることができた。この図5に従
い、本実施の形態の複写機はクリーニングウェブ13を
圧接させる時の初期設定値を約400gfとし、表面温
度が朝一環境下や連続通紙などで下がる場合は、図5に
従って随時圧力を上げる機構を取り付けた。
【0041】以上のように本実施の形態の定着装置を用
いてコピーを行ったところ、画像比率、転写材の種類、
その他環境の変動、コピー枚数等に拘らず、転写材の汚
れは発生しなかった。また、従来、500万枚程度で定
着ローラの交換を行っていたのに対し、500万枚通紙
後も、定着ローラ1の表面の傷は少なく、定着ローラ1
の耐久寿命を大幅に延ばすことが出来た。
いてコピーを行ったところ、画像比率、転写材の種類、
その他環境の変動、コピー枚数等に拘らず、転写材の汚
れは発生しなかった。また、従来、500万枚程度で定
着ローラの交換を行っていたのに対し、500万枚通紙
後も、定着ローラ1の表面の傷は少なく、定着ローラ1
の耐久寿命を大幅に延ばすことが出来た。
【0042】〈第2の実施の形態〉次に、本発明の第2
の実施の形態について、図2を用いて説明する。なお、
第1の実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説
明を省略する。
の実施の形態について、図2を用いて説明する。なお、
第1の実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説
明を省略する。
【0043】本実施の形態は、図2に示すように、クリ
ーニングウェブ13の送り方向を定着ローラ1の回転方
向に対して順方向としたところが第1の実施の形態と異
なる。本実施の形態によっても転写材及び加圧ローラの
汚れは全く認められなかった。
ーニングウェブ13の送り方向を定着ローラ1の回転方
向に対して順方向としたところが第1の実施の形態と異
なる。本実施の形態によっても転写材及び加圧ローラの
汚れは全く認められなかった。
【0044】〈第3の実施の形態〉次に、本発明の第3
の実施の形態を図3に基づいて説明する。なお、第1の
実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
の実施の形態を図3に基づいて説明する。なお、第1の
実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
【0045】本実施の形態は、クリーニングウェブ13
の表面と裏面とを定着ローラ1に当てるよう定着ローラ
1の2箇所にウェブローラ14−1,14−2を当て、
第1のウエブローラ14−1を第1の実施の形態と同様
に加圧力調節可能とし、第2のウエブローラ14−2を
一定の加圧力で押圧する構成としている点が第1実施の
形態と異なる。
の表面と裏面とを定着ローラ1に当てるよう定着ローラ
1の2箇所にウェブローラ14−1,14−2を当て、
第1のウエブローラ14−1を第1の実施の形態と同様
に加圧力調節可能とし、第2のウエブローラ14−2を
一定の加圧力で押圧する構成としている点が第1実施の
形態と異なる。
【0046】すなわち、前記定着ローラ1の2箇所にお
いて前記クリーニングウェブ13の表面と裏面とを互い
に反転させて押し付けるよう前記定着ローラに対して押
圧部材であるウェブローラ14−1,14−2の2つを
対向配置させている。勿論、両方のウエブローラを共に
圧接力可変とすること、逆に第2のウエブローラ14−
2の圧接力を可変としても良い。
いて前記クリーニングウェブ13の表面と裏面とを互い
に反転させて押し付けるよう前記定着ローラに対して押
圧部材であるウェブローラ14−1,14−2の2つを
対向配置させている。勿論、両方のウエブローラを共に
圧接力可変とすること、逆に第2のウエブローラ14−
2の圧接力を可変としても良い。
【0047】本実施の形態においては、クリーニングウ
ェブ13の両面を使うことができるので、片方の面をオ
イル塗布に有利なウェブ繊維を用い、もう一方の面をク
リーニング能力の高いウェブ繊維を持つようなウェブを
用いるなどすることで、さらにクリーニング能力を向上
させることが出来る。
ェブ13の両面を使うことができるので、片方の面をオ
イル塗布に有利なウェブ繊維を用い、もう一方の面をク
リーニング能力の高いウェブ繊維を持つようなウェブを
用いるなどすることで、さらにクリーニング能力を向上
させることが出来る。
【0048】〈第4の実施の形態〉次に、本発明の第4
の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、第1の
実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
の実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、第1の
実施の形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。
【0049】本実施の形態は、ウェブローラ14の代わ
りにE型のウェブ押圧部材15を用いて前記クリーニン
グウェブ13を前記定着ローラ1の回転方向に沿って3
点で押し付けるようにしたところが上記の各実施の形態
と異なる。
りにE型のウェブ押圧部材15を用いて前記クリーニン
グウェブ13を前記定着ローラ1の回転方向に沿って3
点で押し付けるようにしたところが上記の各実施の形態
と異なる。
【0050】このとき、ウェブ押圧部材15はクリーニ
ングウェブ13の定着ローラ1に対する圧接力を可変と
するように、矢印方向に移動できるようになっている。
ングウェブ13の定着ローラ1に対する圧接力を可変と
するように、矢印方向に移動できるようになっている。
【0051】本実施の形態においても、第1乃至第3の
実施の形態と同様のクリーニング能力が認められた。
実施の形態と同様のクリーニング能力が認められた。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クリーニングウェブの当接圧を通紙枚数によって、徐々
に強めていくことで、定着ローラ表面の長寿命化を図る
ことができた。さらに、朝一環境下や連続通紙などで定
着ローラの表面温度降下がひどい時には、これに応じた
最適の圧接力でクリーニングウェブを定着ローラ表面に
当接させることができるため、クリーニングウェブから
滞留トナーのすり抜けの防止も可能となった。
クリーニングウェブの当接圧を通紙枚数によって、徐々
に強めていくことで、定着ローラ表面の長寿命化を図る
ことができた。さらに、朝一環境下や連続通紙などで定
着ローラの表面温度降下がひどい時には、これに応じた
最適の圧接力でクリーニングウェブを定着ローラ表面に
当接させることができるため、クリーニングウェブから
滞留トナーのすり抜けの防止も可能となった。
【図1】本発明に係る第1の実施の形態における定着装
置を示す構成図
置を示す構成図
【図2】本発明に係る第2の実施の形態における定着装
置を示す構成図
置を示す構成図
【図3】本発明に係る第3の実施の形態における定着装
置を示す構成図
置を示す構成図
【図4】本発明に係る第4の実施の形態における定着装
置を示す構成図
置を示す構成図
【図5】本発明に係る定着ローラの表面温度とウェブロ
ーラの圧力との関係を表形式で示した図
ーラの圧力との関係を表形式で示した図
【図6】従来例における定着装置の一例を示す構成図
1…定着ローラ
2…離型層
3…芯金
4…ヒーター
5…サーミスタ
6…分離爪
7…加圧ローラ
8…芯金
9…ゴム弾性層
10…離型層
11…供給ローラ
12…巻取りローラ
13…クリーニングウェブ
14…ウェブローラ(押圧部材)
15…E型のウェブ押圧部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA12 DA45 DE04 DE07 DE10
ED25
2H033 AA09 AA25 BA30 BA43 BA48
BA51 BA55 BA56 BB03 BB05
BB06 BB13 BB14 BB15 BB18
BB28 CA07 CA39
Claims (12)
- 【請求項1】 定着ローラと、前記定着ローラに圧接し
て共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラ及び前記
加圧ローラの内の少なくとも定着ローラ側のローラ表面
にクリーニングウェブを押圧部材を介して加圧接触させ
ることによって表面を清掃するクリーニング機構とを有
し、前記両ローラ間にトナー像を担持した転写材を通過
させ、加熱及び加圧することにより前記トナー像を前記
転写材上に定着させる定着装置において、 前記クリーニング機構は、前記押圧部材の加圧力を可変
としたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 前記クリーニング機構は、供給ローラと
巻取りローラとを有し、前記クリーニングウェブを前記
供給ローラ側から前記巻取りローラ側に巻き取らせるこ
とを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 【請求項3】 前記クリーニング機構は、前記クリーニ
ングウェブの移動方向を前記定着ローラの移動方向に対
して逆方向としていることを特徴とする請求項1または
2に記載の定着装置。 - 【請求項4】 前記クリーニング機構は、前記クリーニ
ングウェブの移動方向を前記定着ローラの移動方向に対
して同方向としていることを特徴とする請求項1または
2に記載の定着装置。 - 【請求項5】 前記押圧部材は、前記クリーニングウェ
ブを前記定着ローラ複数点で押し付けるように形成され
ていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載の定着装置。 - 【請求項6】 定着ローラと、前記定着ローラに圧接し
て共に回転する加圧ローラと、前記定着ローラ及び前記
加圧ローラの内の少なくとも定着ローラ側のローラ表面
にクリーニングウェブを押圧部材を介して加圧接触させ
ることによって表面を清掃するクリーニング機構とを有
し、前記両ローラ間にトナー像を担持した転写材を通過
させ、加熱及び加圧することにより前記トナー像を前記
転写材上に定着させる定着装置において、 前記クリーニング機構は、前記定着ローラの複数箇所に
おいて前記クリーニングウェブの表面と裏面とを反転さ
せて押し付ける複数の押圧部材を有し、前記複数の押圧
部材の内の少なくとも一つの押圧部材の圧接力を可変と
していることを特徴とする定着装置。 - 【請求項7】 前記定着装置への通紙枚数を検知する枚
数検知手段を有し、前記押圧部材は、前記枚数検知手段
によって検知された通紙枚数に応じて前記定着ローラへ
のクリーニングウェブの当接圧を変化させることを特徴
とする請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置。 - 【請求項8】 前記押圧部材は、前記定着ローラへの当
接圧を、使用枚数に応じて連続的に変化させることを特
徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置。 - 【請求項9】 前記押圧部材は、前記定着ローラへの当
接圧を使用枚数が少ない時は弱く、使用枚数が増えるに
つれて強くすることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の定着装置。 - 【請求項10】 前記定着装置は、前記定着ローラ表面
の温度を検知する温度検知手段を有し、前記押圧部材に
よる前記定着ローラへの当接圧を、前記温度検知手段に
より検知された定着ローラの表面温度に応じて変化させ
ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
定着装置。 - 【請求項11】 前記押圧部材は、定着ローラの表面温
度が低い時には、前記定着ローラへの当接圧を強めるこ
とを特徴とする請求項10に記載の定着装置。 - 【請求項12】 前記押圧部材は、定着器部位で紙詰ま
りが起き、コピー動作が停止した時は、次のコピー動作
が始まるまでは、前記定着ローラへの当接圧を強めるこ
とを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の定
着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365184A JP2003167465A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365184A JP2003167465A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003167465A true JP2003167465A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19175245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001365184A Pending JP2003167465A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003167465A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8073373B2 (en) | 2007-09-07 | 2011-12-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with device for reducing stagnant toner between fixing roller and cleaning web |
US8606156B2 (en) | 2010-03-18 | 2013-12-10 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing unit and image forming apparatus using fixing unit |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001365184A patent/JP2003167465A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8073373B2 (en) | 2007-09-07 | 2011-12-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with device for reducing stagnant toner between fixing roller and cleaning web |
US8606156B2 (en) | 2010-03-18 | 2013-12-10 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing unit and image forming apparatus using fixing unit |
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