JPH0545994Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0545994Y2
JPH0545994Y2 JP7121187U JP7121187U JPH0545994Y2 JP H0545994 Y2 JPH0545994 Y2 JP H0545994Y2 JP 7121187 U JP7121187 U JP 7121187U JP 7121187 U JP7121187 U JP 7121187U JP H0545994 Y2 JPH0545994 Y2 JP H0545994Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
alarm
glass
alarm display
glass edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7121187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63181887U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7121187U priority Critical patent/JPH0545994Y2/ja
Publication of JPS63181887U publication Critical patent/JPS63181887U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0545994Y2 publication Critical patent/JPH0545994Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば機械式の携帯用アラーム時計
等に使用するアラーム設定装置に関する。
(従来の技術) 従来のアラーム設定装置は、一般にケースの裏
側に設けてあるアラーム設定軸を外に引いてアラ
ーム設定を行うようにしてあるが、最近では、ア
ラーム設定を容易にするために、時計の正面側で
アラーム設定ができるようにしたものが提案され
ている(例えば実開昭60−48179号公報)。
これは、第4図示のように、取付け板23に外
枠22とムーブメント21とをねじを用いて固定
し、この取付け板23の上面に文字板24を取り
付けてある。さらに外枠22の窓内には、円形の
前ガラス25を回動自在に嵌合し、前ガラスの内
端外周部をつば状にして外枠から脱落しない状態
に取り付けてある。また文字板24の上方にアラ
ーム設定針26、指針27が回動自在に設けてあ
り、アラーム設定針の先端は前ガラス25の内周
部に係止してある。アラーム用のクリツクは前ガ
ラスのつば状の部分にクリツク用の爪28を設
け、取付け板23の上面に、このクリツク爪に噛
合するクリツク歯23aを刻設してある。従つて
前ガラス25を回してアラーム設定ができるよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例においては、取付け板23に外枠22と
ムーブメント21とをねじを用いて固定するの
で、組み立てに手間がかかり、ねじなどの部品点
数が増加して煩雑であつた。また、取付け板23
の上に文字板24を取り付けて、さらに前ガラス
25の下端外周部が外枠22の内部に進入するよ
うにして脱落防止とクリツクを行うようにしてあ
るため、時計の厚さが大きくなり、組立工数が増
加してしまう。
本考案の目的は、部品点数を少なくして組立性
の向上を図り、コストを低下させることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のアラーム
設定装置は、外ケースと、リングと、アラーム表
示板と、ガラス縁押えと、前ガラスとからなつて
いる。外ケースには、その内周面に開口縁部とク
リツク用凹凸とが一体的に形成してあり、リング
には、係止用爪、クリツク爪、受部及び取付け孔
が一体的に形成してあり、アラーム表示板には、
その外周に突部が一体的に形成してあり、ガラス
縁押えには、フランジ部、筒部及び取付け脚が一
体的に形成してある。そして外ケースの開口縁部
には、リングの係止用爪がスナツプフイツトにて
係合してあり、アラーム表示板は、リングの受部
とガラス縁押えの筒部とにより挟持してあり、ガ
ラス縁押えの取付け脚は、リングの取付け孔にス
ナツプフイツトにて係合してあり、外ケースのク
リツク用凹凸には、リングのクリツク爪が係合し
てあり、前ガラスは、ガラス縁押えに固定してあ
る。このためにガラス縁押えの回転に連動してリ
ング及びアラーム表示板が回転するように構成さ
れている。
(実施例) 以下、本考案の好適な一実施例について図面を
参照して説明する。
第1図において、合成樹脂成形品からできてい
る下ケース1と外ケース2は互いに対向して固定
されるようにしてある。下ケース1の内面(第1
図右面)には、軸支柱1a、支柱1b及び指針用
の支持軸1cなどが一体的に突設してあり、軸支
柱1aおよび支柱1bの高さはすべて同じ高さ
(先端面が同一レベル)に揃えてある。軸支柱1
aにはロータカナ、2番車、3番車などからなる
時計輪列3が組み込んである。支持軸1cの先端
部は時計輪列3の歯車の上端面からやや突出した
状態にしてある。この支持軸1cに分針パイプ、
時針パイプ及びアラーム車7の軸7aがそれぞれ
回転自在に嵌合している。
軸支柱1a及び支柱1bの先端面にはアルミニ
ユーム薄板からなる文字板4を当接している。文
字板4は地板を兼用しており、時計輪列3の軸方
向への移動を規制するようになつている。支持軸
1cに嵌合した分針パイプ、時針パイプ及びアラ
ーム車の軸7aは、文字板4に設けた中心孔から
文字板4の前面へ突出している。
外ケース2の中央部には円形窓が開口し、この
開口内にアラーム設定用のリング5が嵌合して文
字板4前面の外周部に当接している。したがつて
文字板4は、下ケース1から突出する軸支柱1a
及び支柱1bの先端面と、このリング5の下面と
の間で挟持して固定される。
外ケース2の開口縁部2aには、全周に亘つて
係止用の突部が一体的に形成してある。また開口
の内周面には、開口縁部2aの下方に、第2図示
のように、等間隔にそれぞれ72個のクリツク用凹
凸2bが一体的に形成してある。
リング5の外周部上方には、係止用爪5aが形
成してあり、この爪が外ケース2の開口縁部2a
にスナツプフイツトにて係合されることにより、
リング5は離脱不能かつ回転可能となつている。
またリング5の外周部には、クリツク用凹凸2b
に対向する位置に、第2図示のように、このリン
グと一体にかつリングの外周に沿つて薄板のアー
ム状のクリツク爪5bが形成してあり、クリツク
爪5bの先端部外側に、クリツク用凹凸2bに弾
接噛合すべき突起5cが形成してある。クリツク
用凹凸2bと突起5cとの噛合により、リング5
は、12時間/72=10分刻みでクリツクが可能とな
る。
リング5の内周に形成してある受部5dには、
透明板からなるアラーム表示板6が突部6aを介
して載置してある。アラーム表示板6の表面に
は、アラーム設定時刻を指示するための三角形状
の指示マーク6aが刻設してある。またアラーム
表示板6の中心部は、アラーム車7と一体的に形
成されているアラーム車の軸7aに圧入嵌合し、
アラーム表示板6と軸7aとは相対的に回転不能
に連結されている。
ガラス縁押え8は、合成樹脂成形品からなるリ
ング状のもので、アラーム表示板6の上面外周部
と、リング5の上面及び外ケース2の開口の周囲
に被せた状態にして取り付けてある。即ち、ガラ
ス縁押え8は、第1図示のように、フランジ部8
aの内周に筒部8bが垂下する形状を有し、筒部
8bの下端面がアラーム表示板6の表面の外周部
に当接している。したがつてアラーム表示板6
は、リング5の受部5dと筒部8bの下端面との
間で挟持して固定される。
また、第3図示のように、ガラス縁押え8のフ
ランジ部8aには、先端部外側に係止用の突起を
形成してある4組の取付け脚8cが設けてあり、
リング5に設けた取付け孔5e内に弾性変形して
挿入され、これにより両者をスナツプフイツトに
て係合している。更に、フランジ部8aの表面に
は、指で回し易くするための凹部8dが形成して
ある。
リング状のガラス縁押え8の内周に、前ガラス
9が離脱不能に嵌め込んであり、アラーム表示板
6と前ガラス9との間には、分針パイプ及び時針
パイプの先端部に、それぞれの指針10が取り付
けてある。
この実施例の時計の組み立ては、まず下ケース
1に時計部品と共に時計輪列3を組み込んでか
ら、軸支柱1a及び支柱1bの先端面に直接に文
字板4を当接させる。そして下ケース1に固定し
てある外ケース2の開口からリング5を押し込む
と、リング5の係止爪部5aが外ケース2の開口
縁部2aにスナツプフイツトにて係合されて離脱
不能かつ回転可能に取り付けられる。文字板4は
支柱1b等とリンク5とに挟持されて固定され
る。そこで、リング5の受部5dにアラーム表示
板6を載置し、表示板6の中心部をアラーム車の
軸7aに圧入嵌合して表示板6とアラーム車の軸
7aとを相対的に回転不能とする。その後、指針
10を取り付け、最後にガラス縁押え8を取付け
脚8cを取付け孔5eにスナツプフイツトにて係
合させてリング5に取り付けると、アラーム表示
板6はリング5と筒部8bの下端面とに挟持され
て固定される。これによつて組み立てが終了す
る。
このアラーム設定装置を組込んだ時計のアラー
ム設定は、ガラス縁押え8を回せばリング5が連
動回転し、アラーム表示板6、軸7aを介してア
ラーム車7が連動回転してアラーム設定が行われ
るので、アラーム表示板6の指示マーク6aをア
ラーム設定時刻に合わせればよい。
(考案の効果) 以上の通り本考案によれば、リングが外ケース
にスナツプフイツトにて係合し、アラーム表示板
を挿入してアラーム車の軸に圧入し、ガラス縁押
えをリングにスナツプフイツトにて係合すること
により組み立てが完了するので、時計の組み立て
が極めて簡単となり、その手間も少なくなり、部
品点数が減少し、したがつて時計のコストを低下
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の断面
図、第2図は要部の平面図、第3図は第2図−
線拡大断面図、第4図は従来例についての断面
図である。 2……外ケース、2a……開口縁部、2b……
クリツク用凹凸、5……リング、5a……係止用
爪、5b……クリツク爪、5d……受部、5e…
…取付け孔、6……アラーム表示板、6a……突
部、8……ガラス縁押え、8a……フランジ部、
8b……筒部、8c……取付け脚、9……前ガラ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外ケースと、リングと、アラーム表示板と、ガ
    ラス縁押えと、前ガラスとからなり、 上記外ケースには、その内周面に開口縁部とク
    リツク用凹凸とが一体的に形成してあり、 上記リングには、係止用爪、クリツク爪、受部
    及び取付け孔が一体的に形成してあり、 上記アラーム表示板には、その外周に突部が一
    体的に形成してあり、 上記ガラス縁押えには、フランジ部、筒部及び
    取付け脚が一体的に形成してあり、 上記外ケースの上記開口縁部には、上記リング
    の上記係止用爪がスナツプフイツトにて係合して
    おり、 上記アラーム表示板は、上記リングの上記受部
    と上記ガラス縁押えの上記筒部とにより挟持して
    あり、 上記ガラス縁押えの上記取付け脚は、上記リン
    グの上記取付け孔にスナツプフイツトにて係合し
    ており、 上記外ケースの上記クリツク用凹凸には、上記
    リングの上記クリツク爪が係合しており、 上記前ガラスは、上記ガラス縁押えに固定して
    あり、 上記ガラス縁押えの回転に連動して上記リング
    及び上記アラーム表示板が回転する ことを特徴とするアラーム設定装置。
JP7121187U 1987-05-13 1987-05-13 Expired - Lifetime JPH0545994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121187U JPH0545994Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121187U JPH0545994Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63181887U JPS63181887U (ja) 1988-11-24
JPH0545994Y2 true JPH0545994Y2 (ja) 1993-11-30

Family

ID=30913562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7121187U Expired - Lifetime JPH0545994Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0545994Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63181887U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4815053A (en) Rotating-bezel watch
JPS5925035Y2 (ja) スナツプ締め型裏蓋を有する時計
US5822279A (en) Watch case with a rotary rim
US5237546A (en) Timepiece with a rotating bezel
JPH0545994Y2 (ja)
JPH0527022Y2 (ja)
US3090193A (en) Clock housing
JPH0527023Y2 (ja)
JPS5937746Y2 (ja) 時計などの回転リング装置
JPH0241594Y2 (ja)
JPH0580796U (ja) 装飾物品
JPS5819499Y2 (ja) アラ−ム時計の表示リング取付け装置
JPH059668Y2 (ja)
JPH0328394Y2 (ja)
JPH10239454A (ja) 腕時計の回転ベゼル構造
JPS6245189Y2 (ja)
JPH0648459Y2 (ja) 時計における歯車の回転位置規制構造
JPS6219983Y2 (ja)
JP3546907B2 (ja) 時計のベゼル構造
JPH0530151Y2 (ja)
JPH0212627Y2 (ja)
JPH0138547Y2 (ja)
JPS5910632Y2 (ja) 時計の表示パイプ構造
JPH0648458Y2 (ja) 指針式時計
JPH031833Y2 (ja)