JPH0545873Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545873Y2 JPH0545873Y2 JP1987090458U JP9045887U JPH0545873Y2 JP H0545873 Y2 JPH0545873 Y2 JP H0545873Y2 JP 1987090458 U JP1987090458 U JP 1987090458U JP 9045887 U JP9045887 U JP 9045887U JP H0545873 Y2 JPH0545873 Y2 JP H0545873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- sliding
- sliding member
- sleeve
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 description 1
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、支持部材及び被支持部材間に発生す
る振動を減衰させる機能を備えた弾性支持装置に
関する。
る振動を減衰させる機能を備えた弾性支持装置に
関する。
(従来の技術)
支持部材及び被支持部材間に振動が発生する機
械装置においては、ゴム材料等のように、弾性変
形を示す材料により製せられた弾性部材によつて
支持部材及び被支持部材間の振動を減衰させるよ
うになした弾性支持装置が使用されている。
械装置においては、ゴム材料等のように、弾性変
形を示す材料により製せられた弾性部材によつて
支持部材及び被支持部材間の振動を減衰させるよ
うになした弾性支持装置が使用されている。
第2図に示すものは、この種の弾性支持装置の
一例で、ゴム様弾性材料をもつて略円筒形状に製
せられた弾性部材2が被支持部材1に挿入され、
PTFE等の軸受用樹脂材料又は砲金等の軸受用金
属材料をもつて円筒形状に製せられた摺動部材3
が弾性部材2の内周側に結合され、円筒形状を呈
し、摺動部材3に対し揺動自在に挿入されたスリ
ーブ6が、該スリーブ6及び支持部材4を貫通す
る支持軸5を介して支持部材4に結合された構造
を備えて、支持部材4が、支持軸5、スリーブ
6、摺動部材3及び弾性部材2を介して被支持部
材1を支え、弾性部材2が、自己の弾性変形性に
よつて支持部材4及び被支持部材1間に発生する
振動を減衰させるように構成されている。
一例で、ゴム様弾性材料をもつて略円筒形状に製
せられた弾性部材2が被支持部材1に挿入され、
PTFE等の軸受用樹脂材料又は砲金等の軸受用金
属材料をもつて円筒形状に製せられた摺動部材3
が弾性部材2の内周側に結合され、円筒形状を呈
し、摺動部材3に対し揺動自在に挿入されたスリ
ーブ6が、該スリーブ6及び支持部材4を貫通す
る支持軸5を介して支持部材4に結合された構造
を備えて、支持部材4が、支持軸5、スリーブ
6、摺動部材3及び弾性部材2を介して被支持部
材1を支え、弾性部材2が、自己の弾性変形性に
よつて支持部材4及び被支持部材1間に発生する
振動を減衰させるように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記した従来例の弾性支持装置においては、ス
リーブ6と相対的に揺動する摺動部材3の端面
が、支持部材4に形成されて摺動部材3を挟んで
いる径方向面8と摺動するために、摺動部材3の
端面及び支持部材4の径方向面8の接触摺動部か
ら侵入した泥水等が、摺動部材3及びスリーブ6
の摺動接触部を損傷させて著しい機能低下を惹起
させる危険性が大てあつた。
リーブ6と相対的に揺動する摺動部材3の端面
が、支持部材4に形成されて摺動部材3を挟んで
いる径方向面8と摺動するために、摺動部材3の
端面及び支持部材4の径方向面8の接触摺動部か
ら侵入した泥水等が、摺動部材3及びスリーブ6
の摺動接触部を損傷させて著しい機能低下を惹起
させる危険性が大てあつた。
第3図に示すように、略L字様の断面形状を呈
する皿状部材11を支持部材4側に取付けるとと
もに、皿状部材11の内周面及び径方向面と弾性
的に接触するリツプを有するシール部材12を被
支持部材1の端部外側に取付けた密封装置は、上
記した摺動部材3及びスリーブ6の摺動接触部の
損傷防止には有効であるが、部品点数の増加によ
るコスト高及び構造の複雑化を招来すると言う問
題点を伴うものである。
する皿状部材11を支持部材4側に取付けるとと
もに、皿状部材11の内周面及び径方向面と弾性
的に接触するリツプを有するシール部材12を被
支持部材1の端部外側に取付けた密封装置は、上
記した摺動部材3及びスリーブ6の摺動接触部の
損傷防止には有効であるが、部品点数の増加によ
るコスト高及び構造の複雑化を招来すると言う問
題点を伴うものである。
本考案は、部品点数の増加によるコスト高及び
構造の複雑化を伴うことなく、確実なシール機能
を備えた弾性支持装置の構造を提示することを目
的とするものである。
構造の複雑化を伴うことなく、確実なシール機能
を備えた弾性支持装置の構造を提示することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記した従来の技術による弾性支持
装置ににおける問題点を考慮してなされたもの
で、被支持部材に装着されるゴム様弾性材料製弾
性部材に結合された軸受材料製摺動部材の端部に
フランジを付設され、該フランジを内包して前記
弾性部材と一体的に接続された端面シールリツプ
を形成され、前記端面シールリツプを、前記弾性
部材、前記摺動部材及び該摺動部材に挿入された
スリーブを介して前記被支持部材を支える支持部
材側に形成された径方向面と摺動させる構成を備
えるものである。
装置ににおける問題点を考慮してなされたもの
で、被支持部材に装着されるゴム様弾性材料製弾
性部材に結合された軸受材料製摺動部材の端部に
フランジを付設され、該フランジを内包して前記
弾性部材と一体的に接続された端面シールリツプ
を形成され、前記端面シールリツプを、前記弾性
部材、前記摺動部材及び該摺動部材に挿入された
スリーブを介して前記被支持部材を支える支持部
材側に形成された径方向面と摺動させる構成を備
えるものである。
(作用)
上記した構成を備えた本考案による弾性支持装
置においては、被支持部材に装着されたゴム様弾
性部材の端部に一体的に形成された端面シールリ
ツプが、弾性部材、該弾性部材の内周側に結合さ
れた摺動部材及び該摺動部材に挿入されたスリー
ブを介して被支持部材を支える支持部材側に形成
された径方向面との摺動接触により、摺動部材及
びスリーブの摺動接触部への泥水等の侵入を阻止
して該摺動接触部の損傷を防止し、摺動部材の端
部に付設されたフランジが、軸線方向の推力を支
える。
置においては、被支持部材に装着されたゴム様弾
性部材の端部に一体的に形成された端面シールリ
ツプが、弾性部材、該弾性部材の内周側に結合さ
れた摺動部材及び該摺動部材に挿入されたスリー
ブを介して被支持部材を支える支持部材側に形成
された径方向面との摺動接触により、摺動部材及
びスリーブの摺動接触部への泥水等の侵入を阻止
して該摺動接触部の損傷を防止し、摺動部材の端
部に付設されたフランジが、軸線方向の推力を支
える。
(実施例)
第1図の実施例においては、被支持部材1に挿
入されたゴム様弾性材料製弾性部材2の端部に、
弾性部材2と一体成形されて末広がりの円錐形状
を呈する端面シールリツプ7が付され、弾性部材
2、軸受材料をもつて製せられた摺動部材3、摺
動部材3に挿入されたスリーブ6及びスリーブ6
を貫通する支持軸5を介して被支持部材1を支え
ている支持部材4側に形成された後方向面8と弾
性接触している。
入されたゴム様弾性材料製弾性部材2の端部に、
弾性部材2と一体成形されて末広がりの円錐形状
を呈する端面シールリツプ7が付され、弾性部材
2、軸受材料をもつて製せられた摺動部材3、摺
動部材3に挿入されたスリーブ6及びスリーブ6
を貫通する支持軸5を介して被支持部材1を支え
ている支持部材4側に形成された後方向面8と弾
性接触している。
被支持部材1及び支持部材4間に発生した相対
的な姿勢の傾き等に伴う弾性部材3の変形が、端
面シールリツプ7側へ影響を及ぼすことがないよ
うにするために、弾性部材2及び端面シールリツ
プ7間を略遮断するフランジ9が摺動部材3に一
体形成されている。
的な姿勢の傾き等に伴う弾性部材3の変形が、端
面シールリツプ7側へ影響を及ぼすことがないよ
うにするために、弾性部材2及び端面シールリツ
プ7間を略遮断するフランジ9が摺動部材3に一
体形成されている。
(考案の効果)
本考案の弾性支持装置が、上記したように、被
支持部材に装着されるゴム様弾性材料製弾性部材
に結合された軸受材料製摺動部材の端部にフラン
ジを付設され、該フランジを内包して前記弾性部
材と一体的に接続された端面シールリツプを形成
され、該端面シールリツプを、前記弾性部材、前
記摺動部材及び該摺動部材に挿入されたスリーブ
を介して前記被支持部材を支える支持部材側に形
成された径方向面と摺動させる構成を備えている
ことにより、前記摺動部材及び前記スリーブの摺
動接触部への侵入が効果的に阻止され、前記端面
シールリツプに付加される軸線方向の推力を前記
フランジが支えるので、摺動接触部の損傷のおそ
れが解消されて長期間に亘る正常な機能の保持が
期待される。
支持部材に装着されるゴム様弾性材料製弾性部材
に結合された軸受材料製摺動部材の端部にフラン
ジを付設され、該フランジを内包して前記弾性部
材と一体的に接続された端面シールリツプを形成
され、該端面シールリツプを、前記弾性部材、前
記摺動部材及び該摺動部材に挿入されたスリーブ
を介して前記被支持部材を支える支持部材側に形
成された径方向面と摺動させる構成を備えている
ことにより、前記摺動部材及び前記スリーブの摺
動接触部への侵入が効果的に阻止され、前記端面
シールリツプに付加される軸線方向の推力を前記
フランジが支えるので、摺動接触部の損傷のおそ
れが解消されて長期間に亘る正常な機能の保持が
期待される。
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図
は、従来の技術による弾性支持装置の一例の断面
図、第3図は、一部改良された従来の技術による
弾性支持装置の要部断面図である。 1……被支持部材、2……弾性部材、3……摺
動部材、4……支持部材、5……支持軸、6……
スリーブ、7……端面シールリツプ、8……径方
向面、9……フランジ、11……皿状部材、12
……シール部材。
は、従来の技術による弾性支持装置の一例の断面
図、第3図は、一部改良された従来の技術による
弾性支持装置の要部断面図である。 1……被支持部材、2……弾性部材、3……摺
動部材、4……支持部材、5……支持軸、6……
スリーブ、7……端面シールリツプ、8……径方
向面、9……フランジ、11……皿状部材、12
……シール部材。
Claims (1)
- ゴム様弾性材料をもつて略円筒形状に製せら
れ、被支持部材1に挿入される弾性部材2、軸受
材料をもつて略円筒形状に製せられ、前記弾性部
材2の内周側に結合された摺動部材3及び円筒形
状を呈して支持部材4側に結合され、前記摺動部
材3に挿入されるスリーブ6を有し、前記摺動部
材3の端部にフランジ9を付設され、前記フラン
ジ9を内包して前記弾性部材2と一体的に接続さ
れ、前記支持部材4の径方向面8と摺動する端面
シールリツプ7を付されている弾性支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090458U JPH0545873Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090458U JPH0545873Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198847U JPS63198847U (ja) | 1988-12-21 |
JPH0545873Y2 true JPH0545873Y2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=30950341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987090458U Expired - Lifetime JPH0545873Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545873Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146724B2 (ja) * | 1971-09-07 | 1976-12-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146724U (ja) * | 1974-10-07 | 1976-04-07 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP1987090458U patent/JPH0545873Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146724B2 (ja) * | 1971-09-07 | 1976-12-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63198847U (ja) | 1988-12-21 |
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