JPH0545815B2 - - Google Patents
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- JPH0545815B2 JPH0545815B2 JP60074464A JP7446485A JPH0545815B2 JP H0545815 B2 JPH0545815 B2 JP H0545815B2 JP 60074464 A JP60074464 A JP 60074464A JP 7446485 A JP7446485 A JP 7446485A JP H0545815 B2 JPH0545815 B2 JP H0545815B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- annular
- transmission
- gear
- planetary gear
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 43
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各種の荷物を運搬する場合に使用
する遊星歯車式2段変速装置を有する電動チエー
ンブロツクに関するものである。
する遊星歯車式2段変速装置を有する電動チエー
ンブロツクに関するものである。
従来、遊星歯車式2段変速装置の一例として、
特開昭59−231246号公報により公表されているよ
うに、中空入力軸に軸受を介してキヤリヤハブの
円筒体を嵌合し、その円筒体の外側に配置された
支持筒体を有する駆動ハブを、前記中空入力軸に
嵌合固定し、前記キヤリヤハブに複数の遊星歯車
を取付け、その遊星歯車に噛み合う環状太陽歯車
を前記支持筒体の外側に嵌合固定し、各遊星歯車
にリングギヤを噛み合わせた構造のものが知られ
ている。
特開昭59−231246号公報により公表されているよ
うに、中空入力軸に軸受を介してキヤリヤハブの
円筒体を嵌合し、その円筒体の外側に配置された
支持筒体を有する駆動ハブを、前記中空入力軸に
嵌合固定し、前記キヤリヤハブに複数の遊星歯車
を取付け、その遊星歯車に噛み合う環状太陽歯車
を前記支持筒体の外側に嵌合固定し、各遊星歯車
にリングギヤを噛み合わせた構造のものが知られ
ている。
しかし、前記従来の遊星歯車式2段変速装置の
場合は、中空入力軸の外側に軸受を介してキヤリ
ヤハブの円筒体が嵌合され、その円筒体の外側に
駆動ハブの支持筒体が配置され、その支持筒体の
外側に太陽歯車が嵌合固定されているので、太陽
歯車の直径が相当大きくなり、そのため大きな減
速比が得られないという問題がある。
場合は、中空入力軸の外側に軸受を介してキヤリ
ヤハブの円筒体が嵌合され、その円筒体の外側に
駆動ハブの支持筒体が配置され、その支持筒体の
外側に太陽歯車が嵌合固定されているので、太陽
歯車の直径が相当大きくなり、そのため大きな減
速比が得られないという問題がある。
この発明は、減速比を大きくすることができ、
かつ重量バランスが良好である遊星歯車式2段変
速装置を有する電動チエーンブロツクを提供する
ことを目的とするものであつて、この発明の要旨
とするところは、駆動軸2の周囲に太陽歯車1が
形成され、その太陽歯車1に噛み合う遊星歯車3
を支持している環状支持部材4が前記駆動軸2に
回転自在に嵌設され、その環状支持部材4に対す
る着脱自在な連結用結合部を備えている制御部材
5が、前記駆動軸2に回動不能にかつ摺動自在に
嵌設され、前記遊星歯車3に噛み合う内歯歯車6
を備えている環状回転体7に、変速装置フレーム
8に対する着脱自在な制動用結合部が設けられ、
1個の電磁コイル9の励磁と解磁とにより、環状
支持部材4に対する制御部材5の結合および変速
装置フレーム8からの環状回転体7の離反と、変
速装置フレーム8に対する環状回転体7の結合お
よび環状支持部材4からの制御部材5の離反とが
行なわれるように構成され、ロードチエーンを巻
掛けるロードシーブ32を備えている中空従動軸
31に伝動軸30が回転自在に挿通され、中空従
動軸31の一端部から突出している伝動軸30の
一端部は、前記遊星歯車3の軸を支持している継
手部材29に連結され、前記中空従動軸31の他
端部から突出している伝動軸30の他端部と、前
記従動軸31の他端部との間に歯車減速機構が設
けられていることを特徴とする遊星歯車式2段変
速装置を有する電動チエーンブロツクにある。
かつ重量バランスが良好である遊星歯車式2段変
速装置を有する電動チエーンブロツクを提供する
ことを目的とするものであつて、この発明の要旨
とするところは、駆動軸2の周囲に太陽歯車1が
形成され、その太陽歯車1に噛み合う遊星歯車3
を支持している環状支持部材4が前記駆動軸2に
回転自在に嵌設され、その環状支持部材4に対す
る着脱自在な連結用結合部を備えている制御部材
5が、前記駆動軸2に回動不能にかつ摺動自在に
嵌設され、前記遊星歯車3に噛み合う内歯歯車6
を備えている環状回転体7に、変速装置フレーム
8に対する着脱自在な制動用結合部が設けられ、
1個の電磁コイル9の励磁と解磁とにより、環状
支持部材4に対する制御部材5の結合および変速
装置フレーム8からの環状回転体7の離反と、変
速装置フレーム8に対する環状回転体7の結合お
よび環状支持部材4からの制御部材5の離反とが
行なわれるように構成され、ロードチエーンを巻
掛けるロードシーブ32を備えている中空従動軸
31に伝動軸30が回転自在に挿通され、中空従
動軸31の一端部から突出している伝動軸30の
一端部は、前記遊星歯車3の軸を支持している継
手部材29に連結され、前記中空従動軸31の他
端部から突出している伝動軸30の他端部と、前
記従動軸31の他端部との間に歯車減速機構が設
けられていることを特徴とする遊星歯車式2段変
速装置を有する電動チエーンブロツクにある。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示
すものであつて、前後方向(第1図ないし第3図
の左右方向)に延長する駆動軸2の一端部(後端
部)が電磁ブレーキ付き電動機10のロータ軸1
1に連結され、前記駆動軸2の他端側(前部)に
太陽歯車1が形成されると共に、その太陽歯車1
に噛み合う複数の遊星歯車3の軸の一端部(後
部)を回転自在に嵌設した環状支持部材4は、駆
動軸2に対し軸受を介して回転自在に嵌設され、
かつスリーブ12とその一端部に一体に連設され
た環状盤体13とからなる制御部材5は、環状支
持部材4の後方(電磁ブレーキ付き電動機10
側)において駆動軸2に対し摺動自在にかつ回動
不能に嵌設され、さらに前記スリーブ12の外側
に環状回転体7のボスが軸受を介して回転自在に
嵌設され、その環状回転体7には、前記遊星歯車
3に噛み合う内歯歯車6がボルト14により固定
されている。
すものであつて、前後方向(第1図ないし第3図
の左右方向)に延長する駆動軸2の一端部(後端
部)が電磁ブレーキ付き電動機10のロータ軸1
1に連結され、前記駆動軸2の他端側(前部)に
太陽歯車1が形成されると共に、その太陽歯車1
に噛み合う複数の遊星歯車3の軸の一端部(後
部)を回転自在に嵌設した環状支持部材4は、駆
動軸2に対し軸受を介して回転自在に嵌設され、
かつスリーブ12とその一端部に一体に連設され
た環状盤体13とからなる制御部材5は、環状支
持部材4の後方(電磁ブレーキ付き電動機10
側)において駆動軸2に対し摺動自在にかつ回動
不能に嵌設され、さらに前記スリーブ12の外側
に環状回転体7のボスが軸受を介して回転自在に
嵌設され、その環状回転体7には、前記遊星歯車
3に噛み合う内歯歯車6がボルト14により固定
されている。
前記環状支持部材4における外周側の後面に、
前記環状盤体13の外周側前部の摩擦面に対向す
る摩擦板15が固着され、その摩擦板15と摩擦
面とにより着脱自在な連結用結合部が構成され、
また前記環状回転体7における外周側の後面に、
変速装置フレーム8における内側フランジ16の
前部の摩擦面に対向する摩擦板17が固着され、
その摩擦板17と摩擦面とにより着脱自在な制動
用結合部が構成されている。
前記環状盤体13の外周側前部の摩擦面に対向す
る摩擦板15が固着され、その摩擦板15と摩擦
面とにより着脱自在な連結用結合部が構成され、
また前記環状回転体7における外周側の後面に、
変速装置フレーム8における内側フランジ16の
前部の摩擦面に対向する摩擦板17が固着され、
その摩擦板17と摩擦面とにより着脱自在な制動
用結合部が構成されている。
電磁コイル9を保持している環状保持部材18
は内側フランジ16の後面に当接されてボルト1
9により固定され、かつ環状保持部材18の後面
に対向するように配置された磁性材料製環状被吸
引体20の内側に軸受21が嵌合されてスナツプ
リング22により固定され、さらにその軸受21
は前記スリーブ12の後部外周に嵌合され、また
スリーブ12の後端部には軸受21の後部に係合
するスナツプリング23が嵌合係止されている。
は内側フランジ16の後面に当接されてボルト1
9により固定され、かつ環状保持部材18の後面
に対向するように配置された磁性材料製環状被吸
引体20の内側に軸受21が嵌合されてスナツプ
リング22により固定され、さらにその軸受21
は前記スリーブ12の後部外周に嵌合され、また
スリーブ12の後端部には軸受21の後部に係合
するスナツプリング23が嵌合係止されている。
前記環状盤体13と環状回転体7のボスとの間
にスラスト軸受24が介在され、かつ前記スリー
ブ12の中間部外周には、ばね受リング25が嵌
合されると共に、そのばね受リング25の前部に
係合するスナツプリング26が嵌合係止され、前
記軸受21とばね受リング25との間には、連結
用結合部を締付けるためのつる巻きばねからなる
締付用ばね27が介在され、さらに前記環状保持
部材18の前部内周に設けられた係止フランジと
磁性材料製環状被吸引体20との間には、その磁
性材料製環状被吸引体20を電磁コイル9から離
反する方向(後方)に押し戻すためのつる巻きば
ねからなる戻し用ばね28が介在されている。
にスラスト軸受24が介在され、かつ前記スリー
ブ12の中間部外周には、ばね受リング25が嵌
合されると共に、そのばね受リング25の前部に
係合するスナツプリング26が嵌合係止され、前
記軸受21とばね受リング25との間には、連結
用結合部を締付けるためのつる巻きばねからなる
締付用ばね27が介在され、さらに前記環状保持
部材18の前部内周に設けられた係止フランジと
磁性材料製環状被吸引体20との間には、その磁
性材料製環状被吸引体20を電磁コイル9から離
反する方向(後方)に押し戻すためのつる巻きば
ねからなる戻し用ばね28が介在されている。
電動チエーンブロツクのフレーム33により軸
受を介して支承されている中空従動軸31の外側
に、ロードチエーン(図示を省略した)を巻掛け
るロードシーブ32が一体に設けられ、前記中空
従動軸31に伝動軸30が回転自在に挿通され、
かつその中空従動軸31の一端部(後端部)から
突出している伝動軸30の一端部(後端部)に、
前記駆動軸2の他端部(前端部)が軸受を介して
回転自在に嵌合され、さらに前記伝動軸30の一
端部に、前記遊星歯車3の軸の他端部(前部)を
回転自在に嵌設した継手部材29が回転不能に嵌
合されている。
受を介して支承されている中空従動軸31の外側
に、ロードチエーン(図示を省略した)を巻掛け
るロードシーブ32が一体に設けられ、前記中空
従動軸31に伝動軸30が回転自在に挿通され、
かつその中空従動軸31の一端部(後端部)から
突出している伝動軸30の一端部(後端部)に、
前記駆動軸2の他端部(前端部)が軸受を介して
回転自在に嵌合され、さらに前記伝動軸30の一
端部に、前記遊星歯車3の軸の他端部(前部)を
回転自在に嵌設した継手部材29が回転不能に嵌
合されている。
中空従動軸31の他端部の外側に従動歯車34
が嵌合固定され、また前記中空従動軸31の他端
部から突出している伝動軸30の他端部に駆動歯
車35が形成され、その駆動歯車35に噛み合う
中空従動歯車36と前記従動歯車34に噛み合う
中間駆動歯車(図示を省略した)とは中間軸に固
定され、前記駆動歯車35,中間従動歯車36,
中間駆動歯車および従動歯車34により歯車減速
機構が構成されている。
が嵌合固定され、また前記中空従動軸31の他端
部から突出している伝動軸30の他端部に駆動歯
車35が形成され、その駆動歯車35に噛み合う
中空従動歯車36と前記従動歯車34に噛み合う
中間駆動歯車(図示を省略した)とは中間軸に固
定され、前記駆動歯車35,中間従動歯車36,
中間駆動歯車および従動歯車34により歯車減速
機構が構成されている。
前記伝動軸30と中空従動軸31との間には、
吊荷の荷重によりロードシーブ32が逆転するの
を防止するためのメカニカルブレーキ装置が設け
られているが、このメカニカルブレーキ装置を有
する歯車減速機構は公知であるので、その図示お
よび詳細説明を省略する。また電動チエーンブロ
ツクにおけるフレーム33の上部には、ロードシ
ーブ32の上方においてチエーンブロツク支持金
具37がピン38により連結されている。
吊荷の荷重によりロードシーブ32が逆転するの
を防止するためのメカニカルブレーキ装置が設け
られているが、このメカニカルブレーキ装置を有
する歯車減速機構は公知であるので、その図示お
よび詳細説明を省略する。また電動チエーンブロ
ツクにおけるフレーム33の上部には、ロードシ
ーブ32の上方においてチエーンブロツク支持金
具37がピン38により連結されている。
前記実施例の遊星歯車式2段変速装置を有する
電動チエーンブロツクにおいて、電磁コイル9を
解磁すると、第2図に示すように、戻し用ばね2
8により磁性材料製環状被吸引体20が後退位置
に移動され、かつその磁性材料製環状被吸引体2
0により軸受21,スナツプリング23を介して
制御部材5が後退移動されると共に、その制御部
材5によりスラスト軸受24を介して環状回転体
7が後退移動されるので、制御部材5における環
状盤体13の摩擦面が環状支持部材4の摩擦板1
5から離反して、環状支持部材4と制御部材5と
の摩擦結合が解かれ、かつ環状回転体7の摩擦板
17が変速装置フレーム8における内側フランジ
16の摩擦面に押付けられて、環状回転体7と変
速装置フレーム8とが摩擦結合される。
電動チエーンブロツクにおいて、電磁コイル9を
解磁すると、第2図に示すように、戻し用ばね2
8により磁性材料製環状被吸引体20が後退位置
に移動され、かつその磁性材料製環状被吸引体2
0により軸受21,スナツプリング23を介して
制御部材5が後退移動されると共に、その制御部
材5によりスラスト軸受24を介して環状回転体
7が後退移動されるので、制御部材5における環
状盤体13の摩擦面が環状支持部材4の摩擦板1
5から離反して、環状支持部材4と制御部材5と
の摩擦結合が解かれ、かつ環状回転体7の摩擦板
17が変速装置フレーム8における内側フランジ
16の摩擦面に押付けられて、環状回転体7と変
速装置フレーム8とが摩擦結合される。
この状態で電磁ブレーキ付き電動機10が運転
されて駆動軸2が回転されると、駆動軸2により
太陽歯車1を介して遊星歯車3が回転され、その
遊星歯車3は太陽歯車1の周りを旋回し、その遊
星歯車3の軸を支持している環状支持部材4およ
び継手部材29が遊星歯車3の旋回により低速で
回動されるので、駆動軸2の回転は遊星歯車機構
により減速されて伝動軸30に伝達され、その伝
動軸30は低速回転される。
されて駆動軸2が回転されると、駆動軸2により
太陽歯車1を介して遊星歯車3が回転され、その
遊星歯車3は太陽歯車1の周りを旋回し、その遊
星歯車3の軸を支持している環状支持部材4およ
び継手部材29が遊星歯車3の旋回により低速で
回動されるので、駆動軸2の回転は遊星歯車機構
により減速されて伝動軸30に伝達され、その伝
動軸30は低速回転される。
また伝動軸30の回転は、前記歯車減速機構に
よりさらに減速されてロードシーブ32に伝達さ
れる。
よりさらに減速されてロードシーブ32に伝達さ
れる。
次に電磁コイル9を励磁すると、第3図に示す
ように、電磁コイル9により戻し用ばね28の力
に抗して磁性材料製環状被吸引体20が前進位置
に吸引移動され、かつその磁性材料製環状被吸引
体20によりスナツプリング22,締付用ばね2
7,ばね受リング25,スナツプリング26を介
して制御部材5が前進移動されるので、制御部材
5における環状盤体13の摩擦面が環状支持部材
4における摩擦板15に押付けられて、環状支持
部材4と制御部材5とが摩擦結合され、さらに環
状回転体7の摩擦板17が変速装置フレーム8に
おける内側フランジ16の摩擦面から離れるの
で、環状回転体7と変速装置フレーム8との摩擦
結合が解かれる。
ように、電磁コイル9により戻し用ばね28の力
に抗して磁性材料製環状被吸引体20が前進位置
に吸引移動され、かつその磁性材料製環状被吸引
体20によりスナツプリング22,締付用ばね2
7,ばね受リング25,スナツプリング26を介
して制御部材5が前進移動されるので、制御部材
5における環状盤体13の摩擦面が環状支持部材
4における摩擦板15に押付けられて、環状支持
部材4と制御部材5とが摩擦結合され、さらに環
状回転体7の摩擦板17が変速装置フレーム8に
おける内側フランジ16の摩擦面から離れるの
で、環状回転体7と変速装置フレーム8との摩擦
結合が解かれる。
この状態で電磁ブレーキ付き電動機10が運転
されると、駆動軸2により環状支持部材4,制御
部材5,環状回転体7,内歯歯車6,遊星歯車3
および継手部材29が一体となつて回転されるの
で、伝動軸30は高速回転すなわち駆動軸2と同
一速度で回転される。
されると、駆動軸2により環状支持部材4,制御
部材5,環状回転体7,内歯歯車6,遊星歯車3
および継手部材29が一体となつて回転されるの
で、伝動軸30は高速回転すなわち駆動軸2と同
一速度で回転される。
なお前記実施例の場合、駆動軸2は軸長手方向
に移動しないように支承されている。
に移動しないように支承されている。
この発明は前述のように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
以下に記載するような効果を奏する。
遊星歯車式2段変速装置における駆動軸2の周
囲に太陽歯車1が形成されているので、その太陽
歯車1の直径を小さくして、遊星歯車式2段変速
装置の減速比を大きくすることができ、かつ遊星
歯車式2段変速装置により減速された伝動軸30
の回転は、歯車減速機構によりさらに減速されて
ロードシーブ32に伝達されるので、ロードチエ
ーンを巻掛けたロードシーブ32を著しく低速回
転させて、電動チエーンブロツクにより被運搬物
を著しく低速で巻上運搬または巻下運搬すること
ができ、またロードシーブ32を有する中空従動
軸31の一端部の側に遊星歯車式2段変速装置が
配置されると共に、中空従動軸31の他端部の側
に歯車減速機構が配置されているので、電動チエ
ーンブロツクのケーシングにおけるロードシーブ
32の上方付近を吊下支持する場合の重量バラン
スを良くすることができる。
囲に太陽歯車1が形成されているので、その太陽
歯車1の直径を小さくして、遊星歯車式2段変速
装置の減速比を大きくすることができ、かつ遊星
歯車式2段変速装置により減速された伝動軸30
の回転は、歯車減速機構によりさらに減速されて
ロードシーブ32に伝達されるので、ロードチエ
ーンを巻掛けたロードシーブ32を著しく低速回
転させて、電動チエーンブロツクにより被運搬物
を著しく低速で巻上運搬または巻下運搬すること
ができ、またロードシーブ32を有する中空従動
軸31の一端部の側に遊星歯車式2段変速装置が
配置されると共に、中空従動軸31の他端部の側
に歯車減速機構が配置されているので、電動チエ
ーンブロツクのケーシングにおけるロードシーブ
32の上方付近を吊下支持する場合の重量バラン
スを良くすることができる。
図面はこの発明の一実施例を示すものであつ
て、第1図は遊星歯車式2段変速装置を有する電
動チエーンブロツクの一部切欠縦断側面図、第2
図は遊星歯車式2段変速装置が低速回転に切換え
られた状態を示す縦断側面図、第3図は遊星歯車
式2段変速装置が高速回転に切換えられた状態を
示す縦断側面図である。 図において、1は太陽歯車、2は駆動軸、3は
遊星歯車、4は環状支持部材、5は制御部材、6
は内歯歯車、7は環状回転体、8は変速装置フレ
ーム、9は電磁コイル、10は電磁ブレーキ付き
電動機、12はスリーブ、13は環状盤体、15
は摩擦板、16は内側フランジ、17は摩擦板、
18は環状保持部材、20は磁性材料製環状被吸
引体、21は軸受、22および23はスナツプリ
ング、24はスラスト軸受、27は締付用ばね、
28は戻し用ばね、30は伝動軸、31は中空従
動軸、32はロードシーブ、33はフレーム、3
7はチエーンブロツク支持金具である。
て、第1図は遊星歯車式2段変速装置を有する電
動チエーンブロツクの一部切欠縦断側面図、第2
図は遊星歯車式2段変速装置が低速回転に切換え
られた状態を示す縦断側面図、第3図は遊星歯車
式2段変速装置が高速回転に切換えられた状態を
示す縦断側面図である。 図において、1は太陽歯車、2は駆動軸、3は
遊星歯車、4は環状支持部材、5は制御部材、6
は内歯歯車、7は環状回転体、8は変速装置フレ
ーム、9は電磁コイル、10は電磁ブレーキ付き
電動機、12はスリーブ、13は環状盤体、15
は摩擦板、16は内側フランジ、17は摩擦板、
18は環状保持部材、20は磁性材料製環状被吸
引体、21は軸受、22および23はスナツプリ
ング、24はスラスト軸受、27は締付用ばね、
28は戻し用ばね、30は伝動軸、31は中空従
動軸、32はロードシーブ、33はフレーム、3
7はチエーンブロツク支持金具である。
Claims (1)
- 1 駆動軸2の周囲に太陽歯車1が形成され、そ
の太陽歯車1に噛み合う遊星歯車3を支持してい
る環状支持部材4が前記駆動軸2に回転自在に嵌
設され、その環状支持部材4に対する着脱自在な
連結用結合部を備えている制御部材5が、前記駆
動軸2に回動不能にかつ摺動自在に嵌設され、前
記遊星歯車3に噛み合う内歯歯車6を備えている
環状回転体7に、変速装置フレーム8に対する着
脱自在な制動用結合部が設けられ、1個の電磁コ
イル9の励磁と解磁とにより、環状支持部材4に
対する制御部材5の結合および変速装置フレーム
8からの環状回転体7の離反と、変速装置フレー
ム8に対する環状回転体7の結合および環状支持
部材4からの制御部材5の離反とが行なわれるよ
うに構成され、ロードチエーンを巻掛けるロード
シーブ32を備えている中空従動軸31に伝動軸
30が回転自在に挿通され、中空従動軸31の一
端部から突出している伝動軸30の一端部は、前
記遊星歯車3の軸を支持している継手部材29に
連結され、前記中空従動軸31の他端部から突出
している伝動軸30の他端部と、前記従動軸31
の他端部との間に歯車減速機構が設けられている
ことを特徴とする遊星歯車式2段変速装置を有す
る電動チエーンブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60074464A JPS61236950A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 遊星歯車式2段変速装置を有する電動チェーンブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60074464A JPS61236950A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 遊星歯車式2段変速装置を有する電動チェーンブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61236950A JPS61236950A (ja) | 1986-10-22 |
JPH0545815B2 true JPH0545815B2 (ja) | 1993-07-12 |
Family
ID=13548000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60074464A Granted JPS61236950A (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 遊星歯車式2段変速装置を有する電動チェーンブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61236950A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5300848A (en) * | 1989-11-14 | 1994-04-05 | Sunstrand Corporation | Dual permanent magnet generator planetary gear actuator and rotor phase shifting method |
JP4741393B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-08-03 | 株式会社キトー | チェーンブロック |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59231246A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-12-25 | カナデイアン・フラム・リミテツド | 二速度駆動装置 |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP60074464A patent/JPS61236950A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59231246A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-12-25 | カナデイアン・フラム・リミテツド | 二速度駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61236950A (ja) | 1986-10-22 |
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