JP4741393B2 - チェーンブロック - Google Patents

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Description

本発明は、走行レール上を駆動する走行駆動装置を備えたチェーンブロックに関するもので、さらに詳しくは、トロリーフレームをロードシーブの駆動軸で連結したチェーンブロックに関するものである。
従来より天井等に取付けた走行レールに沿って走行車輪で走行するトロリー付きホイストにおいて、トロリーフレーム内にチェーンホイストと、これと所要距離を距てて吊り上げシーブとを設け、チェーンの先端に取付けたフックをチェーンホイストより、吊り上げシーブを介して吊り下げるようにしたものは公知である。(例えば特許文献1参照)
前記トロリー式ホイストは、トロリーフレームの上部に走行レール上を転動する走行車輪を取付け、トロリーフレームの下部の一方にチェーンホイストを、反対側に吊り上げシーブを取付け、チェーンをチェーンホイストから、アイドルシーブを経由して、吊り上げシーブに巻張し、チェーンの先端に取付けたフックを吊り上げシーブから懸垂するように構成されている。
実開昭57−18586号公報
前記した従来装置では、チェーンはアイドルシーブ、吊り上げシーブ等に巻張されるため、さらにチェーンがシーブを複数回通過するため、チェーンの摩耗が促進されるという課題を有し、また、トロリーフレームは相互に剛結合で連結されているため、左右前後の車輪に均等に負荷が掛からず、走行レールに凹凸がある場合には、特定の車輪に負荷が集中し、走行車輪とレール間に過度な摩擦が発生したり、前後、左右に揺れが発生するという課題を有していた。
またさらに、トロリーフレームは複数のシーブを備えているため前後方向に長く、そのため走行方向のデッドスペースが大きく、かつ車輪のホイールベースが大きい為曲線走行時の曲率が大きくなるという課題を有していた。かつまた部品点数が多く、コスト高になるという課題を有していた。
本発明は前記した課題を解決するため、走行レール上を駆動する走行駆動装置を備えたチェーンブロックにおいて、走行レールの左右両側に配設され、走行車輪を軸着した左右トロリーフレームと、前記走行車輪の下方で、トロリーフレーム間に軸装され、ロードシーブを同軸上に軸承した駆動軸を有し、前記駆動軸で前記左右トロリーフレームを前後揺動可能に連結したことを特徴とする。
また、前記左右トロリーフレームの一方のトロリーフレームに走行駆動装置を装着し、他方に巻上げ用駆動装置を装着したことを特徴とする。
本発明は、左右トロリーフレーム間にロードシーブを軸承した駆動軸を軸装し、左右トロリーフレームを前記駆動軸で揺動可能に連結し、両トロリーフレームを駆動軸を中心に揺動可能に連結する構成としたので、各走行車輪には荷重が均等に掛かるため、走行レールの凹凸により走行車輪が上下に変動しても、トロリーフレームは変動に追従して前後に揺動し、変動を吸収するので走行車輪を円滑に駆動することができる。
また、チェーンはロードシーブからアイドルシーブ等を介さず直接懸垂されるので、チェーンの摩耗も従来装置に比して大幅に減少することができる。
また、アイドルシーブを必要としないため、トロリーフレームの走行方向の長さを減少することができるため、走行方向のデッドスペースを減少することができる。
さらにまた、駆動軸をカラーを介してトロリーフレームに軸装すると、走行レールの幅が変更しても、駆動軸に嵌合するカラーの長さを変更することで、容易にトロリーフレーム幅を変更することが可能となる。
本発明の実施の形態について図1〜3を参照して説明する。
図において、1a、1bは走行レール2の下部フランジ2aの左右両側に配設された左右トロリーフレームで、 左右トロリーフレーム1a、1bの前後、両側には、走行レール2の下部フランジ2a上を走行する走行車輪3、駆動車輪3aが装着されている。4は一方のトロリーフレーム1aの側部に取設された巻上げ用ギヤボックス、5は他方のトロリーフレーム1aの側部に取設された走行用ギヤボックス、6はトロリーフレーム1bの側部に取設された制御箱取付ブラケット、6aは制御箱である。7aは左右フレーム1a、1bに軸受8、8を介して軸装され、左右フレーム1a、1bを走行方向前後に揺動可能に連結する駆動軸、7bは駆動軸7aに回転可能に軸承されたロードシーブである。8、8は左右フレーム1a、1bに設けた嵌合孔9a、9aに装着され、駆動軸7aを軸承する軸受、10aは駆動軸7aの軸端に取着されたエンドプレート、10bは駆動軸7aに挿通されるカラー、11は駆動軸7aとスプライン結合しているロードギヤ、11aはロードギヤのボス部、12はロードギヤ11と噛合する減速歯車、13は後記するピニオン14と噛合し、減速歯車12と同軸に軸着された減速歯車、14は巻上げ用モータ16のモータ軸15と同軸上に設けたピニオンである。17は巻上げ用ギヤボックス4に設けた嵌合孔4aとロードギヤ11のボス部11a間に嵌合された軸受、18a、18bは減速歯車12、13の軸を軸支する軸受である。ロードギヤ11、減速歯車12、13、ピニオン14は巻上げ用ギヤボックス4内に装着され、巻上げ用ギヤボックス4の端部は、フレーム1bに設けた嵌合孔9bに嵌合固設される。19は走行用モータ、20はモータ軸、21はモータ軸20の軸端に設けられたピニオン、22はピニオン21に噛合する減速歯車、23aは一端に減速歯車22と他端に後記する駆動歯車23bを回転不能に設けた駆動軸、23bは駆動輪3aを駆動する駆動歯車、24は走行用ギヤボックス5の端部に設けた嵌合孔に嵌合され、駆動軸23aを軸支する軸受である。駆動軸23a、減速歯車22、ピニオン21は走行用ギヤボックス内に装備され、走行用ギヤボックス5の端部は、フレーム1aに設けた嵌合孔9bに嵌合固設される。25はロードシーブ7bに巻装されるロードチェーン、26はフック、27はチェーンガイドである。
本実施の形態では、走行レール2の左右両側に配設されたトロリーフレーム1a、1bは、走行車輪3の下方に設けられ、ロードシーブ7bを軸承した駆動軸7a単独で連結されている。また、駆動軸7aの一端にはカラー10bが設けられ、カラー10bを介して軸受8でトロリーフレーム1a、1bに軸着する構成となっている。前記の通り、本実施の形態では、トロリーフレーム1a、1bは駆動軸7aを中心として揺動可能となっているため、走行車輪3に掛かる荷重は各車輪に平均に分散される。
また、駆動軸7aはカラー10bを介してトロリーフレーム1a、1bに軸装されているので、走行レール2の幅が変更されても、駆動軸7aに嵌合するカラー10bの嵌合長を変更することで、容易にトロリーフレーム1a、1bの幅を変更すること可能となる。
また、ロードチェーン25はロードシーブ7bからアイドルシーブ等を介さず直接懸垂されるので、ロードチェーン25の摩耗を従来装置に比して大幅に減少することができる。
本発明のチェーンブロックは、左右のトロリーフレームを、ロードシーブを軸承した駆動軸単独で揺動可能に連結する構成としたので、走行車輪の走行時に掛かる荷重を分散でき、かつロードチェーンに掛かる摩擦等の発生を低減でき、さらに小型化が可能であるため、工場等に設置される走行式チェーンブロックとして好適である。
本発明のチェーンブロックの正面図。 図1の左側面図。 図1の右側面図。
符号の説明
1a、1b トロリーフレーム
2 走行レール
2a 下部フランジ
3 走行車輪
3a 駆動車輪
4 巻上げ用ギヤボックス
4a 嵌合孔
5 走行用ギヤボックス
6 制御箱取付ブラケット
6a 制御箱
7a 駆動軸
7b ロードシーブ
8 軸受
9a、9b 嵌合孔
10a エンドプレート
10b カラ
11 ロードギヤ
11a ボス部
12 減速歯車
13 減速歯車
14 ピニオン
15 モータ軸
16 巻上げ用モータ
17 軸受
18a、18b 軸受
19 走行用モータ
20 モータジク
21 ピニオン
22 減速歯車
23a 駆動軸
23b 駆動歯車
24 軸受
25 ロードチェーン
26 フック
27 チェーンガイド

Claims (2)

  1. 走行レール上を駆動する走行駆動装置を備えたチェーンブロックにおいて、走行レールの左右両側に配設され、走行車輪を軸着した左右トロリーフレームと、前記走行車輪の下方で、トロリーフレーム間に軸装され、ロードシーブを同軸上に軸承した駆動軸を有し、前記駆動軸で前記左右トロリーフレームを前後揺動可能に連結したことを特徴とするチェーンブロック。
  2. 前記左右トロリーフレームの一方のトロリーフレームに走行駆動装置を装着し、他方に巻上げ用駆動装置を装着したことを特徴とする請求項1記載のチェーンブロック。
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