JPS6338704Y2 - - Google Patents

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JPS6338704Y2
JPS6338704Y2 JP1981069206U JP6920681U JPS6338704Y2 JP S6338704 Y2 JPS6338704 Y2 JP S6338704Y2 JP 1981069206 U JP1981069206 U JP 1981069206U JP 6920681 U JP6920681 U JP 6920681U JP S6338704 Y2 JPS6338704 Y2 JP S6338704Y2
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JP
Japan
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electric motor
rotor shaft
capacity
small
shaft
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JPS57183058U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、小容量電動機と大容量電動機とを
直列に組み合わせた直列複合型電動機に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、小容量電動機と大容量電動機とを組み合
わせた複合型電動機としては、(1)実公昭41−
12651号公報により公表されているように、小容
量電動機のロータ軸と大容量電動機のロータ軸と
が、間隔をおいて平行に配置され、かつ各ロータ
軸の間に中間軸を有する歯車伝動機構が介在され
ている並列複合型電動機、(2)実公昭48−38335号
公報により公表されているように、小容量電動機
のロータ軸と大容量電動機のロータ軸とが、間隔
をおいて平行に配置され、かつ各ロータ軸の間
に、プーリーおよびベルトからなる伝動機構また
はスプロケツトおよびチエーンからなる伝動機構
が介在されている並列複合型電動機が知られてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記(1)、(2)の並列複合型電動機の場合は、小容
量電動機のロータ軸と大容量電動機のロータ軸と
が間隔をおいて平行に配置されているので、複合
型電動機のロータ軸直径方向の寸法が相当大きく
なり、特に前記(1)の並列複合型電動機の場合は、
各ロータ軸の間に中間歯車を支持する中間軸が配
置されているので、ロータ軸直径方向の寸法が著
しく大きくなる。
また前記(2)の並列複合型電動機において、プー
リおよびベルトからなる伝動機構を採用した場合
は、大動力を伝達しようとすると、プーリーとベ
ルトとの間にスリツプが生じるので、大動力を正
確に伝達することができず、またスプロケツトお
よびチエーンからなる伝動機構を採用した場合
も、あまり大きい動力を伝達することができな
い。
(考案の目的、構成〕 この考案は、前述の欠点を排除しかつ他の優れ
た効果をも奏する直列複合型電動機を提供するこ
とを目的とするものであつて、この考案の要旨と
するところは、電磁ブレーキを有する小容量電動
機1のロータ軸2に設けられた小径駆動歯車3
に、側部軸4に固定された大径側部従動歯車5が
噛み合わされ、電磁ブレーキを有する大容量電動
機6のロータ軸7は前記ロータ軸2と同一直線上
において直列に並ぶように配置され、前記大容量
電動機6のロータ軸7に回転自在に嵌設された支
持部材8には、前記側部軸4に固定された側部駆
動歯車9に噛み合う従動歯車10と、大容量電動
機6における電磁ブレーキのブレーキ盤係合部材
11とが設けられていることを特徴とする直列複
合型電動機にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すものであつて、電磁ブレーキを有する小容量電
動機1のケーシング18と電磁ブレーキを有する
大容量電動機6のケーシング19とが、中間ケー
シング20を介してボルト21により締付結合さ
れ、かつ小容量電動機1のロータ軸2と大容量電
動機6のロータ軸7とは同一直線上に位置するよ
うに直列に配置され、前記中間ケーシング20に
より軸受22を介して支承されている側部軸4
に、小容量電動機1のロータ軸2に設けられた小
径駆動歯車3に噛み合う大径側部従動歯車5が固
定されている。
中間ケーシング20内に配置された中空の支持
部材8は、大容量電動機6のロータ軸7および中
間ケーシング20により軸受23,24およびス
ラスト軸受25を介して支承され、前記支持部材
8の一端部に固定された従動歯車10は、前記側
部軸4に一体に設けられた側部駆動歯車9に噛み
合わされ、かつ前記支持部材8の他端部には、前
記大容量電動機6における電磁ブレーキのブレー
キ盤係合部材11が一体に設けられている。
前記小容量電動機1の電磁ブレーキは、ステー
タ26内に配置されてロータ軸2に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体27と、前記ロータ軸2
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体28と、その被吸引体28に固定されたブレ
ーキ盤29と、前記磁力吸引体27および被吸引
体28の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
30と、前記小容量電動機1のケーシング18内
に設けられた截頭円錐状のブレーキ盤係止部31
とにより構成され、前記ブレーキ盤29は前記ブ
レーキ盤係止部31に嵌合する截頭円錐状の摩擦
板32を備えている。
前記大容量電動機6の電磁ブレーキは、ステー
タ33内に配置されてロータ軸7に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体34と、前記ロータ軸7
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体35と、その被吸引体35に固定されたブレ
ーキ盤36と、前記磁力吸引体34および被吸引
体35の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
37と、前記ブレーキ盤係合部材11とにより構
成され、かつそのブレーキ盤係合部材11は截頭
円錐状係合面を有し、さらに前記ブレーキ盤36
はその截頭円錐状係合面に嵌合する截頭円錐状の
摩擦板38を備えている。
中間部ケーシング20内に位置するロータ軸7
の小径軸部39には、皿ばね40、スペーサ4
1、前記軸受23、スリーブ42および弛み止め
金具43が順次嵌挿され、かつ前記小径軸部39
の端部には締付用ナツト44が螺合され、前記弛
み止め金具43はナツト44に係合されている。
また前記大容量電動機6のロータ軸7は、カツプ
リング45を介して減速機またはその他の機械器
具類の回転軸46に連結されている。
前記実施例の直列複合型電動機において、大容
量電動機6の電源をオフにして小容量電動機1の
電源をオンにすると、大容量電動機6の電磁ブレ
ーキがブレーキばね37により結合状態に保持さ
れ、かつ小容量電動機1の電磁ブレーキが電磁吸
引力により解放状態に保持されると共に。ロータ
軸2が回転し、そのロータ軸2の回転は、小径駆
動歯車3、大径側部従動歯車5、側部駆動歯車
9、従動歯車10を介して支持部材8に伝達さ
れ、続いてブレーキ盤係合部材11、ブレーキ盤
36および被吸引体35を介して大容量電動機6
のロータ軸7に伝達され、次いでカツプリング4
5を介して回転軸46に伝達され、小容量電動機
1による低速駆動が行なわれる。
また小容量電動機1の電源をオフにして大容量
電動機6の電源をオンにすると、小容量電動機1
の電磁ブレーキがブレーキばね30により制動状
態に保持され、かつ大容量電動機6の電磁ブレー
キが電磁吸引力により解放されてロータ軸7が回
転し、そのロータ軸7の回転はカツプリング45
を介して回転軸46に伝達され、大容量電動機6
により高速駆動が行なわれる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、電磁ブレーキを有する小容
量電動機1のロータ軸2に設けられた小径駆動歯
車3に、側部軸4に固定された大径側部従動歯車
5が噛み合わされ、電磁ブレーキを有する大容量
電動機6のロータ軸7は前記ロータ軸2と同一直
線上において直列に並ぶように配置され、前記大
容量電動機6のロータ軸7に回転自在に嵌設され
た支持部材8には、前記側部軸4に固定された側
部駆動歯車9に噛み合う従動歯車10と、大容量
電動機6における電磁ブレーキのブレーキ盤係合
部材11とが設けられているので、複合型電動機
のロータ軸直径方向の寸法を著しく小さくするこ
とができ、かつ小容量電動機1のロータ軸2と大
容量電動機6のロータ軸7との間にこれらと別体
の中間軸を設ける必要がなく、従動歯車10およ
びブレーキ盤係合部材11を支持している支持部
材8を、前記ロータ軸7を利用して支承すること
ができ、そのため直列複合型電動機におけるロー
タ軸長手方向の長さを短かくして、直列複合型電
動機を小型軽量化することができ、かつ軸受の数
を少なくできると共に構造を簡略化して低コスト
で製作することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に係る直列複合型電動
機を示すものであつて、第1図は縦断側面図、第
2図および第3図はその一部を拡大して示す縦断
側面図である。 図において、1は小容量電動機、2はロータ
軸、3は小径駆動歯車、4は側部軸、5は大径側
部従動歯車、6は大容量電動機、7はロータ軸、
8は支持部材、9は側部駆動歯車、10は従動歯
車、11はブレーキ盤係合部材、20は中間ケー
シング、23および24は軸受、25はスラスト
軸受、27は磁力吸引体、28は被吸引体、29
はブレーキ盤、30はブレーキばね、31はブレ
ーキ盤係止部、34は磁力吸引体、35は被吸引
体、36はブレーキ盤、37はブレーキばね、4
5はカツプリング、46は回転軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁ブレーキを有する小容量電動機1のロータ
    軸2に設けられた小径駆動歯車3に、側部軸4に
    固定された大径側部従動歯車5が噛み合わされ、
    電磁ブレーキを有する大容量電動機6のロータ軸
    7は前記ロータ軸2と同一直線上において直列に
    並ぶように配置され、前記大容量電動機6のロー
    タ軸7に回転自在に嵌設された支持部材8には、
    前記側部軸4に固定された側部駆動歯車9に噛み
    合う従動歯車10と、大容量電動機6における電
    磁ブレーキのブレーキ盤係合部材11とが設けら
    れていることを特徴とする直列複合型電動機。
JP1981069206U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS6338704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981069206U JPS6338704Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JP1981069206U JPS6338704Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JPS57183058U JPS57183058U (ja) 1982-11-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4112651Y1 (ja) * 1964-11-18 1966-06-15
JPS4838335U (ja) * 1971-09-09 1973-05-11

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